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朽ち果てる2007年10月18日（木）02:09
10月期ドラマ短評1
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『ガリレオ』…7A
素直に面白い。
お金をかけられる枠で、真っ当にお金をかけて作られている。
『暴れん坊ママ』…7C
上戸彩は間違った使われ方をすることが多い。
この作品もそうなりかねない危険を秘めている。
「ママ」として成長することと社会性を獲得させることは別物だと理解できているかどうか。
『3年B組金八先生 第8期』…7D
小山内先生の参加していない金八は無価値だ。
清水有生脚本の下で、エンターテイメントではなく単なる教育ドラマに堕している。
『ドリーム☆アゲイン』…7B
イロモノかと思いきや、案外と楽しめた。
渡邉睦月の脚本は概ね酷いが、キャストの力でカバーできる範囲で留まれれば。
『有閑倶楽部』…7B
なぜ魅録が主人公。なぜ赤西。なぜ。なぜ。
様々な疑問はあるが、まあ漫画原作のドラマ化ではなく『イケパラ』のような
設定だけ借りた別物と割り切ればそれなりに見られる。
キャストにもすぐに慣れた。
…が、一つ疑問が。
清四郎が宇宙人の化けた偽者に摩り替わっているのに、どうして誰一人として
気づかないのだろうか？
それともこれは最終回に向けた壮大な伏線なのか。ううむ。
『スワンの馬鹿！』…7B
主人公とライバルに挟まれる役に芦名星とは。
雰囲気は面白いが、この先しっかりと踏ん張れるのかが心配。
作品としては河野圭太のいやらしい演出もあって安定感がある。
『働きマン』…7B
原作をしっかりと再現しようとしているのは好感。
…なのだが、演出まで漫画チックにしなくてもいいようには思う。
『医龍2』…7A
初回から2時間半の特別枠と、相当に気合が入っている。
内容的にもそれに見合うだけのしっかりした脚本で、いっそ一回限りのSPと言われても
納得してしまいそう。
『歌姫』…7B
長瀬がいるというだけで、バカキャラだというだけで、もう何も心配いらない気がする。
相武紗季も頑張っている。
あとはノスタルジーに訴えかけるだけではない痛快なストーリーを期待したい。
『モップガール』…7B
まあ、とりあえず土屋アンナにテーマソングを歌わせたらいいと思う。
…例の設定を下敷きにして、独自の味を出していければいいのだけれども、
現状ではキャストに頼った凡百の脚本。
このままだと単なる劣化版の烙印が避けられない。 | | |