モノ喰へ人々物語感想雑記

咀嚼過程

朽ち果てる2006年07月30日（日）17:46　 2次予選第4組

レイジングハート＆スターブライト、揃って本戦進出。
お前らなぁ…ｗ

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朽ち果てる2006年07月29日（土）00:12　『黒い太陽』

う～ん。
爽快感の欠片もない話なのに、深みが感じられない。
今のところ、どっちを向いて観たらいいのか判然としないという感じ。

樫田正剛の脚本ではこの状況の打開は難しそうなんですが、さて。

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朽ち果てる2006年07月27日（木）23:18　『妖逆門』

7/31放送予定分、逆遠野で雷信とかがり登場。
これを見逃す手は無い。

OVAは速水奨と鶴ひろみだったっけ…。

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朽ち果てる2006年07月24日（月）02:20　『ガンパレード・オーケストラ緑の章 vol.4』

４続きで。
いやそういうわけでもないけれど。

「下を見てモノ喋んじゃねえよ。アレよりマシなんて話は、俺たちはしてねえ。
　俺様が、良いか悪いかの話だ。
　アレよりマシかどうかなんて、下見た話はしてねえ。」

芝村テキストは心地いいなぁ。
それにしても山崎たくみの英吏は全編にわたって艶っぽい。
特にエステルとの絡みはたまらない。

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朽ち果てる2006年07月24日（月）03:47　それにしても、

この真夜中に『ギャグマンガ日和』の第２話を５回ばかり繰り返して観ている俺は
脳が腐ってるんじゃなかろうか。

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朽ち果てる2006年07月23日（日）00:26　『おとぎ銃士赤ずきん』＃4

変身するとゴスゴスした衣装に大剣持ちというグレーテルのデザインって
胸キュン？

それにしても草太が白雪よりグレーテルを信用しようとした、っていうのは
やっぱり赤ずきんやら白雪やらは迷惑な客人、というよりあくまでも「おとぎの国」の
住人であって、日常的な認識の地続きにないっていうことなんでしょうかね。
転校生ってのは特殊な属性ではあっても別次元の存在ではない、と。

アニメ観てる最中に地震があったら、そっちへの対処が優先される感じ。
違うか。

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朽ち果てる2006年07月23日（日）15:41　『ハチクロⅡ』＃4

杉田オンステージ。
真山の変態段位を（ストーカー行為がどうこうということではなく）読み違えていた。
自分の膝を決定的に潰さない範囲で抱き石を増やしていくその匙加減からは
天才的な変態嗅覚が見て取れる。

「頼むよ…、ちゃんと生きようとしてくれよ…！」

安易に心中などしてやるものか、永遠の喪失を存分に、受け容れ難い幸福を
チラつかされる苦痛を充分に、互いが互いの生き地獄を演出する悦楽を
心ゆくまで堪能し尽くすこの道の果てでしか、お前に終末など与えない。
さあ行こう、さあ行こう。

変態の粋を極めた名人芸である。
真山恐るべし。

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朽ち果てる2006年07月23日（日）04:06　６月最後の日

敵の奇襲を受け、包囲される。
ミノタウロスの大群を前に、キャリアが成す術もなく破壊されていく。
無策。
その一言に尽きる会戦。

我々は、いやこの期に及んで卑怯な物言いはやめよう、私は、忘れていたのだ。
この島が戦場だということを。

蔵野みずほが重傷を負い、病院へ搬送された。

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2006年07月23日（日）03:20　

中山千恵ぞーに言いがかりをつけられる。
お前なぞ喰うかっ！

…しかしクラス全員は永野のことを喰う男だとみなしていたらしい。
イジメか！イジメなのか！？

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朽ち果てる2006年07月23日（日）02:49　黒い月観測作戦

…成る程、青森とは状況が違う。

しかしそんな浪漫と切なさに溢れた作戦とはまったく関係なく、
我らが主人公たる永野は目をつけた眼鏡委員長とデートに勤しむのであった。

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朽ち果てる2006年07月23日（日）01:29　修学旅行

熊本見学。

…せっかくの温泉にイベントＣＧが無いことに絶望した！

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朽ち果てる2006年07月22日（土）23:50　日曜日

ショタ刑事（本名：マギー・オノ）に連れ回された挙句、今日のはデートだと
既成事実化された瞬間を田上に目撃される。

常夏オトコ祭りじゃー！

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朽ち果てる2006年07月22日（土）23:09　第一印象

今回、久々のガンオケということもあって編成としては特に縛りを設けず、
常夏の島に相応しいだらだらプレイを心がけようと決意する（色々と日本語がおかしい）。

主人公は永野、漢には「アッー」、女にはすべて「惚れた！」、
ガキには「(ﾟдﾟ )ﾊｧ?」という方針で。
ちなみに中山千恵ぞーは生物学上、ガキに分類されている。

その甲斐あってか、初日から大塚にストーキングされる。
何となく大変なことに発展しそうな予感がしたので、とりあえず一緒に訓練して
獣欲を発散させてやることに。
おのれ常夏。

翌朝、目を覚ますとそこには筋肉教師がいた。
なんだここは生き地獄か。

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朽ち果てる2006年07月22日（土）22:18　 in 父島

ＯＰ３曲の中では『太陽に手を伸ばせ』が一番かな。

ってそういうことは緑の章をやってから言いましょうよ！

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朽ち果てる2006年07月21日（金）00:39　劇場版『時をかける少女』

恋に至るお話。
綺麗で小さな物語。
構成美。

それは、小さな小さな世界の変革の、ただそれだけを描いた物語で。
それでも、まっすぐな青春はやはり、憧憬の対象なのだなぁ、と。

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朽ち果てる2006年07月17日（月）03:03　アニメ最萌2006

予選から盛大にヒートアップしてますねえ。
去年は200票前後が予選トップ通過ラインだったのに、今年は500票前後で
トップ通過、200票では本戦進出もままならないという状況。
ハルヒ勢を中心に４桁得票まで見られるという過熱ぶりは、予選での持ち票が
一人５票から８票に増えたとはいえ、明らかに規模の拡大を示しています。
最萌最後の砦として成功を祈りたいところですが、勢いがありすぎるのも
少し怖い気がしますね。

去年の二大勢力、なのはとローゼンは依然として衰えを知りませんし、
意外やゾイドと極上、舞HiMEの各陣営も強い結束を維持しています。
そこへぶつかっていくのが（色々な意味で）非常に勢いの強いハルヒとFate。
後ろから様子を伺うのはシャナ・ぱにぽに・ARIA・ひぐらしといったところでしょうか。

炎上しない程度の激戦を期待したいところですが、この新規タイトルを見ると
それがなかなか難しい注文に思えてしまうのが心配なところ。
運営サイドの皆さんには、この先幾度となく訪れるであろう難局を一致団結して
乗り切っていただきたいですね。

…え？
ああ、葉鍵最萌２は細々とやらせてもらってますんで…はい。
ブロックベスト８戦でも基本はまったり進行で。
萌え文で成熟しきった愛というよりネタを語り合うのも、また乙なものなのです。

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朽ち果てる2006年07月16日（日）17:51　月例変動

『ゼーガペイン』、さらに加速。
ようやく展開を始めた『.hack//Roots』もじわじわ追い上げるか。
対して『スクラン二学期』は微妙に失速。
原作における停滞期を演出でカバーできていないのが痛い。
『ARIA the NATURAL』は作画の唐突な乱れが不安材料か。
その他の上位陣、独走の『シムーン』と追撃の『ホスト部』は安定。

後方集団では、自家中毒に陥っていた『エア・ギア』『ストパニ』が
遅きに失してはいるものの、やっとトンネルを脱しかけている感が。

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朽ち果てる2006年07月16日（日）17:45　 2006 7月期新作アニメ

↑―――たいへんよろしい。

コヨーテラグライムショー
ハチミツとクローバーⅡ
風人物語
僕等がいた

Ｎ・Ｈ・Ｋにようこそ！
ちょこッとSister

ゼロの使い魔
おとぎ銃士赤ずきん
となグラ！
つよきす Cool×Sweet
出ましたっ！パワパフガールズＺ
無敵看板娘

貧乏姉妹物語
恋する惑星アンジェリーク～心のめざめる時～
まもって！ロリポップ
内閣権力犯罪強制取締官財前丈太郎

↓―――超がんばりましょう。

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朽ち果てる2006年07月16日（日）17:39　『ちょこッとSister』

はるまとちょこの距離感を、まずはしっかりと地に足の着いた演出で
描き出した良質の初回といったところ。
キャラを可愛く見せようという意思と、それを売ろうという意図。
両方がしっかりと感じられるのには好感が持てます。

原作と比較すると、はるまの視点がかなり意図的に強調されていますね。
主人公へのダイレクトな感情移入を狙うのではなくワンクッション
挟むことで、ちょこという存在の異質感を取り払うというか。
ヤングアニマル読者層から開放された雑破業の筆が冴え渡った、
非常に効果的な導入だと思います。

作画体制さえ維持できればかなり期待できるのではないでしょうか。

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朽ち果てる2006年07月16日（日）17:38　『まもって！ロリポップ』

薄い世界観、唐突な展開、凡庸な台詞回し、既にしてクオリティの怪しい作画、
ひたすらセンスの古い演出…。
どれを取ってもパッとしないというか、何のウリも見えてこないというか。
'90年代前半あたりに放映された作品の再放送を観ているようです。

キャストにしたところで、Cloverの面子も成長しつつあるとはいえ
まとめて持ってこられるとさすがにまだツラいものがありますし、
画面を引き締めるだけの力を持ったベテランがまったく見当たらないのも
深刻な不安材料ですね。

視聴継続には非常に厳しいラインの作品です。

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朽ち果てる2006年07月15日（土）20:02　 2006 7月期新ドラマ

↑おいしい

下北サンデーズ
マイ☆ボスマイ☆ヒーロー
結婚できない男

タイヨウのうた
花嫁は厄年ッ！

ダンドリ。
レガッタ
サプリ

↓まずい

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朽ち果てる2006年07月15日（土）19:57　『タイヨウのうた』

「あー、早くハタチになりてえなぁ…」

それはひょっとしてギャグで（ｒｙ
山田孝之、そういうことを口走る前に脇と脛を剃りなさい。
貫禄出てますよ。

第一話をみる限りでは沢尻エリカの演技力、というか表情の作り方と、
雨音薫というキャラクターそのものの描かれ方に不安が残りますね。
画面の作り方や演出はいいんだけれども、台詞回しがところどころで
滑っているのも修正が必要な点。

それと口パクはもう少し上手くやってくれないモンだろうか。

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朽ち果てる2006年07月15日（土）19:56　『レガッタ～君といた永遠～』

相武紗季、フラれフラれてようやく彼氏を掴んだと思ったら、
今度は冒頭で男が死んでしまった。
どれだけ男運のない役づいているのか。さておき。

松田翔太を八木のポジションに置いたのは明らかに失敗ですね。
あそこにはもっと軽くて顔のいい生意気坊主タイプのジャニ若手あたりを
配置すべき。
松田の顔では画面が重すぎて、もこみちの発するベクトルのはっきりしない
空気を、ネガティブな方へ引きずってしまっています。
今のところ（意外と言ってはなんだけれども）若槻千夏がいい緩衝材に
なっているので助かっていますが、この先に予想される展開を考えると
厳しいものがあると思います。

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朽ち果てる2006年07月15日（土）19:55　『吾輩は主婦である』最終回

本田博太郎、ラス１にして登場。
万雷の拍手の中で退場していくシーンから影の主役を称える意図が
ストレートに伝わってくる、実に心地のいい最終回でした。

その代わり吾輩のメカニズムやら新しい行き先なんかは全部まとめて
投げっぱなし。
くどくど説明されても興ざめしそうなパートはうっちゃってしまえ！
…という思い切りの良さがステキ。

クドカン初の昼帯ということで、開始当初こそ手探りでやっている感が
ありましたが、エンジンがかかってきた中盤以降はキャラをそれこそ
無駄に濃い方向で立たせて軽妙な掛け合いで引っ張るいつものパワーが
戻ってきましたし、更にその会話中に伏線をしっかりと張っておいて
メインストーリーと絡ませていく独特の技法が１日30分の尺、また
週５話の枠中で効果的に機能していたあたり、流石というしかありません。

みどり、たかし、ちよこ、小松、朝野、やすこ、ひろし、ゆきお…他にも
多くのキャラクターをしっかりと配置しておきながら、それぞれの魅力を
十二分に引き出す技量は当代随一。
お馴染みのクドカンファミリーをはじめとしたキャスト陣も、時に
暴走スレスレのパワー溢れる脚本にしっかりと応えていました。
特に文字通り八面六臂の大活躍を見せた斉藤由貴には惜しみない拍手を。

クドカンそっくりの高橋一生を出したり、尾美としのりをイボリーならぬ
飯堀さん役で出演させたりとセルフパロディも満載で、実に楽しい40回でした。
お見事。

そして騒音おばさんはやり過ぎ。最高。

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朽ち果てる2006年07月15日（土）19:54　『貧乏姉妹物語』＃3

すべての状況、あらゆる小道具が主人公姉妹の絆を協調するために
存在しているわりに、肝心の絆の描き方が陳腐に過ぎて空回りしているのが
観ていてツラいというか観ているのがツラいというか、な本作ですが、
進藤尚美演じる金髪ロング糸目黒ストというエロス満載の新キャラがために
見限れずにいる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

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朽ち果てる2006年07月15日（土）19:48　『恋する惑星アンジェリーク～心のめざめる時～』

「でも、なんだかおかしいと思わない？
　これだけ様々な星から、容姿端麗、成績優秀な美少女ばかり選ばれてくるなんて」

頭を抱えたくなるような説明台詞の数々が…。
元々がツッコミ待ちのような設定、大真面目に出せば出すほど滑稽な色合いを
帯びてくるんですが、そういったギャップを笑いどころとして設定するでもなく、
ネタとして楽しむ前に痛々しく感じられてしまいます。

作画は頑張っているんですが、脚本と演出のセンスが徹頭徹尾
ズレているようではどうにもなりません。
島田満もすっかり過去の人になってしまったのだなぁ、と思うと
悲しいものがあるのですけれど。
監督の工藤進には一切期待ができないんで、化ける目も無さそうですね…。

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朽ち果てる2006年07月15日（土）13:46　本日の成果

極大１、大４、中１２、小無数。
素晴らしき哉、雷雨！

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朽ち果てる2006年07月13日（木）22:55　『下北サンデーズ』

上戸彩が自分のことを「冷静な若者」と評していても
悪い冗談にしか聞こえない、というのはさておき。

ツカミのメタなモノローグから随所に仕込まれた小ネタまで、
さすがの堤演出が光ります。
脚本のテンポも良く、キャストの色を上手く引き出していますね。
佐々木蔵之介が独特の空気を作り上げたところに古田新太を
登場させて場を一気に混沌へと落とし込むタイミングも絶妙。

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朽ち果てる2006年07月13日（木）21:01　『ダンドリ。』

いい最終回だった。
手堅くまとまっていたのと引き換えに、突き抜けたところが見当たらない。
次回からのお当番回で、あまりにもステレオタイプな方向のキャラ立てから
脱却できるかがカギか。

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朽ち果てる2006年07月13日（木）21:01　『Ｎ・Ｈ・Ｋにようこそ！』

Ａパートで常時かかっている、パール兄弟の手になるＢＧＭの煩わしさが
ある意味で実にコンセプトに対して忠実というか、世界観を端的に表していて
素晴らしい。
主演の小泉豊も良い。
ブラウン管のこちら側にまとわりついてくるような、ぐちゃぐちゃと
くぐもった低い声がたまらない。

視聴者にいい意味で不快感を与えなければならないという矛盾した命題を
まずは綺麗にこなしてきた初回、という印象を、ＥＤテーマとして流れてくる
『踊る赤ちゃん人間』が一気に突き破る役割を果たしているのも見事。

それにしても牧野由依、岬が異常に可愛いのは彼女の功績が大きいんだけれども、
初手から脳内劇場でオナニーさせられてるのはどうなんだ。
チャレンジブルにも程があるだろう。

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朽ち果てる2006年07月13日（木）20:59　『コヨーテラグライムショー』

機械美少女軍団が繰り広げる大虐殺に立ち向かう綺麗なお姉さん、という
構図を一発で引っ繰り返す大塚明夫、最高。
というか沢海陽子とバーチャル夫婦喧嘩するお話ですか。

ufotable初のオリジナル作品ということで、大きな期待がよせられた
初回でしたが、いや、見事にその期待に応えてくれたといったところ。
『フタコイ』のセルフパロディなども織り込みつつ、素晴らしい作画と
アクション、渋いキャスティングで楽しませてもらいました。

今期開始の作品中では抜群のスタートダッシュ、今後も期待できそうです。

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朽ち果てる2006年07月13日（木）20:58　『無敵看板娘』

生天目仁美の聞き分けは苦手だ。
すごく素直に耳に入ってくる声質なのだけれど、素直すぎて聴いた瞬間に
ああこれは生天目だ、と判断することが難しい。
というわけで今回も非常に苦労したという、どうでもいい話。

しかし小清水はようやく芝居が固まりかけている今、こういう作品には
出ないほうがいいような気もする。

さておき。
原作のとりとめのないテンションをとりとめのないまま映像化したと
いったところで、もう少し演出的に緩急をつけてほしかったかな、と。
キャラが出揃うまでは我慢の時間か。

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朽ち果てる2006年07月13日（木）20:58　『僕等がいた』

原作未読。

うわあ、オールドファッション大地丙太郎。
コメディ色を徹底して抑えている分、間の取り方、空気の作り方の
上手さが光ります。
ストーリーとしては古き良き少女漫画の血を引いている作品といった印象で、
地に足の着いた演出が実に心地よい。

キャストとしてはいわゆるファミリーがほとんど出ていないのが逆に新鮮かも。
今のところは松山さんくらい？

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朽ち果てる2006年07月13日（木）12:56　『ストロベリー・パニック！』＃14

EDテーマとそのPV映像が変わってしまったことに深い憤りを覚える自分がいる。
だがそんな俺がいま感じている感情は精神的疾患の一種だ。
しずめる方法は誰かが知っている。誰かに任せろ。

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朽ち果てる2006年07月13日（木）10:07　『彩雲国物語』＃7「よく泳ぐ者は溺れる」

「覚悟をしておいてくださいね。いつか絶対、殺しに行きます」

…なんか物凄い違和感があるんですが。
これ、原作通りの台詞回しなのかなぁ…。

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朽ち果てる2006年07月13日（木）03:07　何度でも繰り返すが、

原作をリスペクトした駄作と原作に対するリスペクトの欠片もない凡作では
後者のほうが圧倒的に優れている。

原作をリスペクトした良作と原作に対するリスペクトの欠片もない良作ならば、
目に見えるかたちでのリスペクトが評価基準として組み込まれている場合においても、
またそれを度外視する場合においても、まったくの等価だ。

もっとも前者と後者が同時に提示されることは殆どあり得ないが。

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朽ち果てる2006年07月12日（水）13:45　『吾輩は主婦である』＃38

あー、何だろう。
漱石ゆかりの地巡り、泣ける。
これまでやな書房だったりマンションだったりジャンバルジャンだったりと
基本的にクローズドスペースで展開されてただけに、外を歩いている新鮮さと
違和感が妙にシュール。

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朽ち果てる2006年07月11日（火）00:13　って

http://www.makai.jp/

アーサーｗｗｗ

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朽ち果てる2006年07月10日（月）22:09　『サプリ』

脚本が明らかにパワー不足。
メインストリームは既存の枠から一歩も出ない範囲で展開されているわりに、
キャラ個々のレベルでは余計な動かし方が多く、魅力を損なっている。
ストーリーには期待するなと声高に主張するかのような初回ですが、
今後はせめて瑛太・亀梨というオイシいキャストを活かす方向性で期待したい。
仕事で失敗しておいてサボった挙句に逆ギレする亀梨には、さすがに
ちょっと魅力を感じられない。

…と思ったら脚本、金子ありさだった。
相変わらず、救いようのないバカを描かせたら天下一品。
それ以外の何も描けないのがちょっとした欠点だけど。

原作未読にもかかわらず、おかざき真里に同情したくなってしまう。

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朽ち果てる2006年07月10日（月）02:34　『神様家族』＃8 承前

そんな中でも広橋涼が今年に入ってよく伸びていることを改めて証明するように
爽やかな芝居をしていたのは好印象。

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朽ち果てる2006年07月10日（月）22:08　『となグラ！』

さあや最高。
以上。
いやもうホントにそれだけでもいいんですけども。歌ってるし。
これでお姉さんが制服で出てきた日には耐えられないかもしれない。
いやむしろ耐えるな俺。落ち着け。そしてその前に悶え苦しんで死ね。

というわけで。
明るく健全な萌エロアニメということで、ひとまずは作画も
好調のようですし、あとはこちらがこの路線に慣れる（＝飽きる）前に
刺激をエスカレートさせていくか、あるいは新しい方向性に
シフトさせていくタイミングが勝負の分かれ目でしょう。

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朽ち果てる2006年07月10日（月）22:07　『ハチミツとクローバーⅡ』

＃1は総集編、＃2が実質の初回ですね。

監督交代ということで第一期からニュアンスを変えてきた部分というのは
まだ明確に感じ取れませんが、番組構成をみる限りはそういったところを
感じさせないように作っている印象ですね。

黒田洋介が調子を落とし気味なのが気になりますが、反面、キャスト陣の
成長は大きなプラス材料といえるでしょう。
『ノエイン』を経た工藤晴香もそうですが、杉田智和と高橋美佳子は
この３クールでしっかりと足場を固めたというか、安定感が大きく増して
実に無理のない芝居ができるようになっています。

今回は１クール12話ということで、観ているこちらとしても落としどころを
予想するのが難しい部分ではあるんですが、さて長井監督のお手並み拝見。

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朽ち果てる2006年07月10日（月）01:59　『神様家族』＃8「たいせつなおともだち」

観ながら頭を抱えてしまった。
勿体無い。勿体無いにも程がある。

おそらく5～8話が原作２巻の「発育少女」編なのだろうけど、構成が悪すぎる。
6、7話は明らかに圧縮するべきだし、8話は逆にあからさまに尺が足りていない。
ルルが短冊を見て全てを思い出す辺りを7話のヒキにするくらいで丁度良かったし、
あるいはさらに踏み込む手もあっただろうに。
クレジットをみる限り、シリーズ構成にあたる役職が見当たらないのだけれど、
それでも脚本会議がないわけじゃないだろうに、一体全体どうしたらこんな
行き当たりばったりな構成になるのかと余計な心配をしてしまうくらいに拙い。

病室での説得、歩道橋を登る愛、背中の文字、落下、救助、キス、天界、
歴史改変とそれこそ怒涛のように見せ場が用意されていたにもかかわらず
緩急をつけずに流してしまった演出も致命的。

そもそも文章媒体と違って、写真が出た段階で（あるいは遅くとも愛の回想で
ああいう出し方をすれば）ルルが人形であるということは一目瞭然なのだから、
歩道橋での再会シーンの流れではそれを踏まえたタメをつくるべきだった。
愛の母親登場をカットするなり、原作から多少構成を弄っても良かった部分だろう。
駆け出しの坂井史世の未熟さを責めるわけではないけれど（そもそもベテランが
担当した筈の7話までに消化していなければならなかったエピソードが多すぎる）、
１～４話までに比べて完成度の低さが目に付いてしまったのが残念。
理想的に映像化されていれば、いわゆる「泣き」の部分では非常に高い
ポテンシャルを発揮しただろうエピソードだけに、余計に勿体無さが募る。

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朽ち果てる2006年07月09日（日）23:26　武道館

初手でMASKからRumbring Heartsへ繋ぐとは思わなかった…。
他に予想外だったのはPlanet Danceとr.o.r/sが復活してのCandy Lie、
あとはヒメムラサキと乙女のポリシーか。
特に乙女のポリシーはまったくの想定外で嬉しいハプニング。
しかし直純、電光石火の恋はどうにかついていったけど、タイアップ無しの
シングル曲とかはさすがに判らんよ…orz

個人的な最燃は、強制燃焼させられるＪＡＭを除けば、美しければそれでいい→
あんなに一緒だったのに、と繋いだ石川智晶パートかも。
シムーン信者として、というか他で聞けそうにないので一期一会感が。
あんなに～は一応予想してたけど、会場があそこまで盛り上がるとは思わなかった。
皆、なんだかんだで種観てるからなぁ。

最萌は無論アリカ様のＴシャツ姿と片倉生演奏とドラッグクイーンのおネエ様方な。
黄色い声を振り絞れ！
それにしてもハレ晴れユカイ一曲で全体を混沌に陥れたハルヒ３人娘というか
ハルヒフィーバーはスゴいな、と。
まさかむらこさんを武道館で見る日が来ようとは。

とりあえずSKILLのコールで武道館を震わせる一体感は異常（褒め言葉）。
めざせ！ポケモンマスターのコールがキレイに揃うのも異常（わりと褒め言葉）。
コールといえばＷＩＬＬが見事に揃ってたのは俺を泣かす罠ですか。
これと『あんなに～』は正直ちょっと泣いてましたよ。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）23:52　『ひまわりっ！』最終回

ああ、最後まで「つまらない」と「面白くない」の狭間を
いったりきたりする作品でした…。

根本的なキャラ造形に問題があるというか、「～並に」やら
「私の情報によれば」やらといった、極めてどうでもいい
台詞回しを始めとした各種の行動パターンに縛られて各々を
自由に動かせなかったというか。

キャラをひたすらパターンに従って動かすのはコメディとして
一つの手段ではあるんですが、であればこそ初期配置をしっかりと
練りこまなければいけないところを、それぞれをまったく
噛み合わない場所に置いていては話になりません。

作画は美麗とはいえないものの予想に反して大崩れをみせなかっただけに、
影山監督や脚本・演出スタッフには猛省を促したいところです。
主演の松本華奈が戦犯にならないレベルの失策。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）23:52　『RAY THE ANIMATION』最終回

ラスボスは変態さんでした。
そりゃもう徹底的に変態さんでした。

ガタイのいい中年がランニングに半ズボン、スニーカーという
壮絶な出で立ちで、苦労の末にクローニングしたママに膝枕されて
実に幸せそうです。
しかも自分の死後にママが悲しむといけない、という理由で
自分のクローンも作っていました。

そりゃ殺したくもなるよね！
でも変態のクローンはやっぱり先天的に変態でした。

…いや、それでいいのか？というお話。
色々と詰め込んだはいいけれど、その全てがまったく別の方向性で
暴走した挙句に空中分解してしまったという感じ。

野川さくらと宮崎羽衣による芸幅の伸張限界への挑戦は
興味深く観ていましたが。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）23:03　『花嫁は厄年ッ！』

岩下志麻の迫力ときたら！
最近貫禄のつき始めた篠原ですが、さすがに圧倒されてますねー。

基本はコメディですが、要石の如き重量感を漂わせる岩下のおかげで
ただ軽いだけではない作品になりそうです。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）20:10　『シムーン　異薔薇戦争　封印のリ・マージョン』

一瞬『鋳薔薇戦争』に見えてママ噴いた。

さておき、タクティカルSLG+ADVとか。
まぁそこしかない、という感じではありますが、やはりシナリオが肝ですね。
システムはまぁ、我慢できる程度にもっさり感を抑えてくれれば、それで。
作りこもうと思えば嫌というほど作りこめる題材だとは思いますが、
期待値はあまり高く設定しないほうがよさそうですしねえ。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）18:46　『涼宮ハルヒの憂鬱』最終回

素晴らしい。
その一言で充分、という気がします。

賛否両論を巻き起こした放映順のシャッフルという奇策も、商業的には
話題づくりという面で大成功でしたし、終わってみれば最終回を『憂鬱』の
ラストシーンで締めるという構成は非常に充足感がありました。

作画・演出に関しては京アニ伝説いまだ継続中といったところで、
表情から仕草まで、一片の隙なく構築された問答無用のハイクオリティ。
不安要素だったキャストもそれぞれが早期にキャラを自分のものに
していった感じで、今ではすっかりイメージが定着していますね。

あらゆる方面で話題沸騰の本作もこれにてひとまず終了。
『消失』をメインとするであろう第二期に当然期待が集まるところですが、
今はただ、拍手を。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）18:39　『NARUTO』＃192「いの絶叫！ポッチャリ♥パラダイス」

ナルトを観て面白いと思ったのは何クールぶりだろうか。

お色気の術に関して非常に興味深いデータが得られたのも収穫だ。
しかしこのままではハーレムの術など大変なことになってしまうので、
ナルトは自来也先生の著作を読み込んで精進するように。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）16:54　『ゼロの使い魔』

定型のツンデレ、類型的なキャラ配置、あまりパッとしないキャラデザ…と
不安要素は山積していますが、それら全てを蹴散らす釘宮の破壊力は抜群。
ひとつの課題としては、周辺のキャラを魅力的な方向で立てていけるかですね。

『シャナ』っぽさを消そうとするどころか強力に押し出していくのは
岩崎監督ならではの戦略なんだろうとは思いますが、この人のやり方は
あんまり肌に合わないことが多いんだよなぁ…。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）16:54　『内閣権力犯罪強制取締官財前丈太郎』

頑張ってるじゃないですか！
でもGUN道の足元にも到達してません！

…一発ギャグとしては面白かったですよ。
一発で充分というか、もう視聴打ち切りますけど。
三井秀樹の脚本にあまりにもやる気がないとか、大森英敏のセンスが
凄まじいとか、そういうことを言える段階に達していません。

酷い原作をさらに凄惨な形で映像化したといったところ。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）16:53　『つよきす Cool×Sweet』

はじめに言っておきますが、私は原作に特段の思い入れがありません。
むしろ期待値とのズレから原作に対してはやや否定的なスタンスにあり、
木村真一郎＆山田靖智の組み合わせに関しては信者といってもいい視点から
モノを言っています。
従って原作がどう再構築されて原形を留めなかろうと、そのこと自体をもって
マイナスポイントとは考えない立場にあります。
!ダブルスタンダード万歳！

で、初回。
作画には今ひとつ恵まれていない感じもありますが、キムシン監督的な
世界観を構築しようと試行錯誤してるなぁ、という印象。
一人称視点としての主人公を女性に変更した以上、キャラクター同士の
関係性を大幅に練り直すという思惑が見て取れます。
ハーレムもののノウハウは『まぶらほ』での蓄積がありますが、
さてその辺りどう処理してきますか。
とはいえ横の関係を熟成させる手腕にはまったく不安のない
木村＆山田コンビのこと、今後に期待です。

キャストに関してはよっぴーの麻績村以外はまずまずの滑り出し、
といったところ。
しかし、おみむらは相変わらずというか…声質だけを武器にしていて
芝居が一向に上向きませんね。

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朽ち果てる2006年07月06日（木）16:52　『おとぎ銃士赤ずきん』

石山監督的に、主人公は初回で蜘蛛に襲われないと気が済まないのか。
さておき。

土曜の朝っぱらから堂々と大きなお友達向けの作品を放映することの
是非は脇に置いておくとしても、３クール予定の作品として世界観を
作り込むことと、ヲタ向け或いは子供向けの作品としての、ある種の
わかり易さをどのように同居させるかが注目だったんですが…。
現状ではそれらの要素が単に混在しているといった感じで、まだまだ
馴染みきっていないな、という印象ですね。
滑り出しの弱さは石山監督の悪癖なんでしょうか。

にしても、幼馴染役の釘宮のエロさは異常。
教育に良くないですよ！バッチこーい！

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朽ち果てる2006年07月05日（水）23:19　『錬金３級まじかる？ぽか～ん』最終回

ああ、何だよまじぽかのくせに、オチない話で泣かせようとしやがってー。
くそう。
そして最終回にして明かされるＯＰ映像の秘密。
平田雄三、執念の作画にそんな衝撃の真実が！

若手をメインに据えたキャスト、特に大きな流れのないストーリー、
脱力系の萌えアニメを標榜している…と聞いた時点では、まったく
収拾がつかなくなる駄作をイメージしてしまったものですが、
本作はその辺り、まとまりのある空気を醸し出していましたね。

気合を抜いて観られる佳作。

「いいじゃんそれで。ここにちゃんとあるってわかってれば、それでいいじゃん。」

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朽ち果てる2006年07月05日（水）23:18　『西の善き魔女』最終回

ダイジェスト版というか謎の再編集版。
いやマジで。
これじゃフィリエルが逆ハーレムを形成して、その中からお気に入りをチョイスして
別荘でいちゃいちゃするまでの華麗な道のりを描いた物語ですよ。
「金の糸紡げば」を除いても新書７巻という分量の原作が１クールという枠に
収まりきらないのはわかりきっていたことで、その課題をどうクリアするのかに
注目していたんですが…最悪に近い形で提示された感じです。

演出としては逆ハーレムにＢＬを絡めた辺りにスポットを当てるという
わりと世界設定を気にしなくてもいい感じに方向付けられていたんで、
いっそもう竜退治の近辺からオリジナルに入って、賢者とか言い出さずに
締めてしまっても良かったような気さえします。
作画が全編通して実に良質だっただけに、残念でなりません。

!ま、みんな原作読もうよ、という信者の妄言。

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朽ち果てる2006年07月05日（水）02:28　『神様家族』＃4「天使の涙輝く翼の先に…」

あ、ヤバい。本気で面白い。

技巧的な台詞回しとファンタジックな構成。
見事なまでにジュヴナイル。
エンジェルショップへ入ってから佐間太郎が神様を名乗るまでの
一言一句が綺麗な流れの中にあったという感じ。
素晴らしい。

いい最終回だった！という感じでしたけど、実際どうなんだろう。
いや、後半なんかマジ泣き入ってたんですが。
原作は未読なんですけど、ここで１巻終了なんでしょうかね。
ルーレットの伏線なんかは後の話だったのを構成上３話に持ってきたとか、
そういう印象を受けました。

!というか成田良美、こういうのが書けるなら普段から書いていただきたい。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）23:57　『弁護士のくず』最終回

「俺もあっち出たかったなぁ。」

他局、他局！ｗ
最後までメタな小ネタを入れ込んでくるサービス精神には敬服します。

裁判で勝つためならどんな手も使う「弁護士のくず」九頭元人。
（ＴＢＳ公式より）

…というコピーから想像されるような、ダークだったりダーティだったりする
弁護士像とは一味違う、おちゃらけ系のキャラクターを物凄い怪演で
表現してみせた豊川悦司に拍手を。

毎回の結論をマンネリ化させず、人間模様の裏表を鋭く抉ったり、かと思えば
安易に踏み込むことを慎重に回避したりと、九頭というキャラクター同様に
のらりくらりとつかみきれない脚本と演出の勝利。

これでもかとアピールしていた続編製作への意欲に期待したいところです。
それにしても、放映時間カブらせるなら、どちらかを早めに切れるような作品に
してほしいところですね…。
いや、良作が多く出てくること自体はもちろん大歓迎なんですけどね。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）23:56　『医龍』最終回

二度にわたるバチスタ手術をシリーズの中心に据えて、前半も
後半も間延びさせないという構成は面白い。
チーム・ドラゴンが完成するまでの描き方も漫画的でユニークでしたし、
主人公側に関しては実に楽しめたんですが…。

霧島の片付け方はそれでいいのか。
トラウマにしても結末にしても中途半端に過ぎるというか。
どうにも当て馬的に用意された感が鼻についてしまったのが残念。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）23:55　『ブスの瞳に恋してる』最終回

収まるべきところに収まった、と。
いや、実話を基にした原作があるんだから当たり前なんですけども。

全体に軽めのテイストながら、キャストの力で要所を締めていたりして、
なかなか楽しく観られました。
最終回辺りは渡辺哲の顔芸で物語を構成していたような感もありますが。

それにしても、主人公の性癖をどう設定しようと構わないんですが、
（というか事実がそうなんで変更しようのない部分ではあるんですが）
そこに説得力を持たせるという点に関してはもう少し頑張ってほしかったかなぁ。

笑いが好き→人生で一番大切なのは笑い→一緒に笑える人が好き→　　→見て笑える人が好き

…どうにもミッシングリンクがあるような気がします。
劇中でも言葉を尽くしていたとは思いますが、やっぱり脚本側でも
消化しきれていなかったんじゃないかなぁ、という印象。
美幸にしても、ジューシーの口車に乗せられて惚れたようなところが
ありましたし…。
ま、きっかけなんてどうでもいい、という描き方なのかもしれませんが。

そういえば中盤辺りですっかり存在を忘れられていたエビちゃんが、
ラスト付近で妙にオイシいところを持っていったのには笑いました。
旬っていいなぁ。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）23:09　『結婚できない男』

頑固で偏屈で皮肉屋だけど、独りの誕生日にコンビニでバースデーケーキを
買っちゃう阿部寛が愛しい。
つうか初手から生尻かよ！

相手役に国仲はちょっと力不足かなー…と思ってたんですが、夏川との関係を
下手な対立軸として設定せずに、一つ捻って奇妙な友情としたおかげで、
今のところ上手く機能してますね。
さすがは『アットホームダッド』組、阿部寛の活かし方を心得ています。
この先も期待大。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）00:34　『ARIA The NATURAL』＃12Ｂ「その夜光鈴の光は…」

二週間溜めてしまった…さておき。

作画と美術と効果が炸裂。
儚い、と麗しい、を両輪にした夏の美。

で、思う。
そろそろアイちゃんのフォーマットは忘れてもいい頃なんじゃないか。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）00:06　そういえば

荒川眞嗣キャラといえば『雪割りの花』を思い出しますね…。
フル回転の関島眞頼節が全編に圧倒的な息苦しさをもたらした
怪作でした。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）00:05　『風人物語』

製作は2004年とのことですが、初見。

キャラデザに荒川眞嗣、美術監督に小林七郎。
ビジュアル、ストーリー、音響。
あらゆるコンセプトの中心に「風」を据え、世界観が実に気持ちよく
統一された作品ですね。

じんのひろあきといえば我が心の名画『櫻の園』の脚本ということで
その方向でも期待。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）00:04　『出ましたっ！パワパフガールズＺ』

前作、といってかどうかは微妙ですが、ともあれ旧作のバタ臭さを
徹底的に消して東映ドレッシングで強引に和えた、という感じ。
とりあえず変身ヒロインものの初回としてキャラクターを可愛らしく描く、という
一点突破戦術は成功していましたね。
とにかくバンクはエロい。

初手からところどころではっちゃけてた浦沢脚本の暴発に期待。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）00:02　『女子高生 GIRL'S HIGH』最終回

いや、それ風俗ｗｗｗ
という最終回。
「バカ、果てしなくバカ。」というサブタイトル通りの突き抜けた
アタマの悪さが清々しい。

アームスの作画パワーが脆弱なのを当初から見越していたというか、
ほとんど出演声優へのセクハラに近い脚本も含めて、少ないリソースを
うまく活かした作品でしたね。
比較的早いタイミングでコンセプトをエロからバカへとシフトさせて、
エロ目当てで寄ってきた客を逃がさないという戦略は正解ですし、
バカを前面に押し出すことで嫌悪感なく下品さを楽しむことができました。
その前段階として＃5.6で清水愛と浅野真澄を対峙させるシリアスな
エピソードを持ってきた辺りも、シリーズ構成として上手い。

また、梅津泰臣が手がけたＥＤアニメは圧巻。
meg rockのポップな歌声に乗せた、シャープにしてユルい独特の空気は
これだけで一つの世界観を構成しています。

正直、放映開始前の期待を大きく超えた、観ていて実に愉快な作品でした。
拍手。

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朽ち果てる2006年07月04日（火）00:01　『魔界戦記ディスガイア』最終回

序盤は作品の体をなしていません。
いや本当に。
中盤以降、エトナとフロンの掛け合いがマシになってきたというか、
笹本優子と半場友恵が間を掴んできたことで芝居のテンポ自体は
多少良くなりましたが、低調を通り越して常時崩壊気味だった作画と
それに引きずられるようにしてやる気のない演出は、終盤に至って
ようやく上向いてきたところで物語自体が終わってしまったために、
改善されたという感じはついに受けませんでした。

ただ、＃11「赤い月の照らす夜」だけは秀逸でしたね。
抑えた演出から気合の乗った芝居、物語のまとめ方まで、この出来が
全編で発揮されていれば充分に良作と言えるレベルだったんですが。

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朽ち果てる2006年07月03日（月）13:53　『美しい罠』

櫻井淳子さんの悪女役、まぁ見逃す手はありません。
変身を遂げた瞬間は沢木と一緒に息を飲みましたよ。

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朽ち果てる2006年07月02日（日）19:04　『BLACK LAGOON』最終回

全編通して、非常にクオリティの高い作品でした。
素晴らしい。
全話の構成・脚本を兼任した片渕須直監督には心からの拍手を。

…うん、ただまぁ最終回じゃありませんよねコレ。
つうかダッチとベニーには出番さえありませんでしたし…。
ストーリーのアツさやアクションの質といった面で、どう考えても
盛り上がりのピークが8～10話のロベルタ編にあったというのは
構成としてはやはりマイナスです。

とはいえ、スラング満載の脚本とけれん味に溢れた演出、
圧倒的なアクションは今期随一の迫力でした。
役者陣も進境著しい豊口めぐみと浪川大輔を中心として、
脇には磯部勉、平田広明、小山茉美と芸達者をずらりと並べる
隙無しの布陣。
時に渋く、時に激しい芝居の応酬はまさに圧巻でした。

こうなると否が応でも第二期への期待が高まらざるを得ませんが、
さて次は放送コードとの戦いということになるのでしょうか。

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朽ち果てる2006年07月02日（日）19:03　『貧乏姉妹物語』

原作未読。

あー、これはちょっと期待はずれですね。
特に目に付くのは脚本の酷さ。
シナリオとしてもテキストとしても及第点の遥か下という状態では
お涙頂戴のテンプレートも空回りするだけです。

いささか使い古された感はあるものの、扱いよう次第で
化ける可能性はある、高いポテンシャルを秘めた素材では
あったと思うんですが、残念です。

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朽ち果てる2006年07月02日（日）19:02　『アテンションプリーズ』最終回

うーん、せっかく特色として機能していた主人公の無茶なキャラ付けを
自ら放棄することで凡百の職業訓練モノに堕してしまった、といったところ。
破天荒で型破りな存在が型に嵌まっていく過程を観て何が楽しいものか、と。
キャストはそれなりに魅力的だったんですが、製作コンセプトの方で
台無しにしてしまったという感じ。

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朽ち果てる2006年07月02日（日）19:02　『吉永さん家のガーゴイル』最終回

うん、鈴木行＆吉岡たかをコンビとして申し分のない仕事。
原作から映像化するにあたって必要と思われるテイストを抽出する手腕、
その取捨選択の確かさは見事です。
世界観全体を覆う温かみを個々のキャラクターがしっかりと支えていて、
観ていて非常に安心感のあるシリーズでした。
素晴らしい。

ただラスト２話に関しては少し悪い面が出てしまったかもしれません。
全体として１話あたりの密度が高いというか、一つのエピソードに
詰め込めるだけ詰め込む傾向があったんですけど、最終回シリーズに
関してはそれが行き過ぎたというか、詰め込みすぎてついにオチなかった、
という感じでしょうか。

そういえばＣＶに旧ケイエスエス系統の配役が何人か見られたのには
鈴木監督作品（というか大宮Ｐ＆飯塚Ｄ組）の変わらないカラーと相まって、
ちょっと懐かしい気分になりました。

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朽ち果てる2006年07月02日（日）19:01　『リングにかけろ１日米決戦編』

第一期よりあからさまに無茶さが増した対米戦ですが、うーん、
個々のエピソード単位で尺に合わない回が多かったというか、
激しい間延びが度々目につきました。
作画パワーにしても低空飛行のまま据え置きといったところで、
全体としてはちょっと消化不良の感が漂いますね。

影道編への伏線は嫌というほど張ってありますが、もし第三期を
製作するならこの辺りは最低限改善してほしいところです。

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朽ち果てる2006年07月02日（日）19:01　『Soul Link』最終回

エピローグを長く取ったおかげで（ついでにお茶目に〆た若本様のおかげもあって）
最終回単体としては、それなりに後味良く仕上がっていますね。
とはいえ全体としては、率直に言って極めて低調な作品でした。

脚本・演出・作画に関して褒めるべき点は見当たりません。
ＣＶに関してもベテラン勢が今ひとつ振るわず、手塚ちはるが孤軍奮闘していた
という印象があります。
久々にまきいづみの声をＴＶで聴けたくらいが収穫でしょうか。

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朽ち果てる2006年07月01日（土）16:22　「冒険はまだ続く。」

物語性の強い言葉。
ジダンはやはり英雄だ。

…それはともかく、メルヘヴン＃64「小雪の仮面」。
本当に武上大先生が書いたのか、と思わず疑ってしまうような
作品精神をしっかり汲み取った脚本に驚く。
というか、この一連のオリジナルエピソードシリーズはどれも
それなりに観られるレベルなんだけれども、一体スタッフ陣に
何があったんでしょう。
伝説的な酷さを誇ったゾンネンズ編と同じ作品とは思えない。

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