咀嚼過程
朽ち果てる2004年01月31日(Sat)03:07　 ところで『奥様は魔女』
米倉涼子はサマンサっぽくは全然ないけれど、すごく魔女っぽい。

朽ち果てる2004年01月31日(Sat)02:44　 来年の大河…
『義経』、主演タッキーでヒロインが上戸彩…。

正直、キャスト的にはすごく期待ができるんですよ。
２人ともポテンシャルは非常に大きいと思ってます。
いやホントに。

…ＮＨＫでなければ、ね。
はっきり言って大河のディレクターに使いこなせるとは思えない。
精々が『Ｓ．Ｏ．Ｓ』的な見せ方しか考えていないような気がする。

『魔女の条件』があれほどどうしようもなかったのに『僕だけのマドンナ』がそこそこ
観られるものになったというのを局や時間帯の問題としてしか捉えられないのがＮＨＫ、
大河のプロデュース陣であり、ドラマの「芯」を永遠不変のものとして崇め、役者とは
演技力だけが問われる商売だと信仰している狂信者としか思えないのが昨今の
大河製作チーム。
同じ局の11時帯ドラマはあれだけ素直な秀作を連発しているのに。

いや『新選組！』は今のところ、とてもおもしろいのだけれども。
ビバ三谷幸喜。

いとしき友はいずこに
この身は露と消えても
忘れはせぬ　熱き思い
誠の名に集いし　遠い日を
あの旗に託した夢を

流山で捕らえられ、処刑を前にした近藤の回想をイメージした詞とか。
おのれ三谷、毎回ＯＰで泣かせる気か。
年々失速までの期間が短くなっている大河、ここらで一発（主に脚本とキャストの力で）
喝を入れてやってくださいな。

朽ち果てる2004年01月31日(Sat)01:05　 『明日のナージャ』最終回
まぁ、何と言うか…金春智子が悪いのか、小清水亜美の起用に根源的な問題があったのか、
はたまた私の感覚がいささか常軌を逸しているのか。
…いや、この際ナージャというキャラクターに対するあれやこれやは置いておきましょう。

シナリオ的には、良作はほとんど成田好美の手になるものでした。
正直ちょっと意外でしたが。
対照的にルージュ・ドゥ・ルーンこと大和屋暁、K・Y・グリーンこと栗山緑の２人に
ついては、極めて不作だったと言わざるを得ません。
大和屋は昨今の量産体勢に入ってからこっち、右肩下がりですね…。
栗山はキャラを最後まで掴みかねていたのか、どうにも詰めが甘いというか。
あ、そういえば影山由美はいつも通りマイペースに佳作を書き続けてましたね。
金春は正直、さようなら。

そして嘆息しか漏れないのが演出陣。
スポット演出の山内・細田を除けば、岩井隆央の孤軍奮闘というよりありません。
他は全滅。

エピソード単位では素晴らしい回も多くありました。
シリーズ通しても、楽しめはしました、まぁそれも認めましょう。
しかし面白かったか、必見の作品であるか、語り継がれるべき点はあったか…という点から
すれば、正直、否、否、否。
残り11話の段階でダンデライオン一座を完全に切り捨てたのは、シリーズ構成の
ハンドリングミスというより、プロット段階での致命的な欠陥だったと思います。
ナージャ個人の運命に物語の焦点を絞るのであればもっと早い段階で離別すべき
でしたし、ロードムービー的な描き方で欧州全土に広がった人間関係を中心として
物語を紡ぐつもりであれば、１クールを残してレギュラーの大半を削るのは冒険です。
さらにそれを最終回まで活用できないのでは、もはや愚策でしかないとさえ言えます。

金春智子ひとりを戦犯として責めるつもりはありませんが、はっきり言ってこの物語に
流れというものが感じられないのは否めません。
せっかく一年という、現在のアニメ製作環境では非常に貴重な時間が与えられたというのに、
それが至るところで寸断されている。

キャラクターにしても同様です。
スポットが当たったときだけ別人になる人物像。
それぞれの邂逅や経験を経ても、次回登場時にはもうリセットされたような描かれ方。
先の展開を踏まえた配置もビジョンも無く、使い捨てそのものです。

私にとってローズマリー嬢が魅力的に映ったのは、そんなキャラクターたちの中でひとり
出会いを通して変わり、様々な経験を経て成長していったからであり、同様にスペイン編に
惹きつけられるのは、時間の経過、人物の錯綜、そういった要素が物語の展開と結びついて
いるという、ごく当たり前のことがその他のエピソード群では成されていなかったからに
他なりません。

私は生き様が見たい、死に様が見たい、物語が見たいのです。
それを提示できたのがスペイン編でありローズマリーであり、また突出した才能による
演出であり、そしてそれだけだった、と。
通してみれば、凡作以上、佳作未満。
そんな印象の作品でありました。

ベストエピソードは何といっても＃28「危険なプリンセス」でしょう。
悪夢の如き演出暴走、＃8「折れた翼と恋の涙」も素晴らしかったですし、細田守演出の
各話や五十嵐監督自ら出馬の回も珠玉なのですが、やはり全体のターニングポイント、
キーでありトリガーであり自爆スイッチであったこの回を。
ローズマリー嬢、記念すべき初登場のエピソード。
この時はまさか後半の主役に踊り出るとは予想もつかなかったサイコなキャラでした。

しかし、視聴率でみるとこれがシリーズ中でワースト、その次のスペイン編最終回、
＃29「すばらしき人生！光と影を見た男」がブービーを記録しているというのも
なかなかツボをついた話です。
スペイン編は概して視聴率が極めて悪かった模様。

ベストキャラは言わずと知れたローズマリー嬢。
彼女なら知恵と才覚と女を武器に、20世紀の裏街道を強く凛々しく堂々と生き抜いて
くれることでしょう。
屍山血河の上に築かれる戦争の世紀を、美しくも艶やかに咲き誇っていただきたい。

朽ち果てる2004年01月31日(Sat)00:28　 嗚呼、何処へ逝く
我らがイリュージョンが物凄くダメっぽいベクトルで加速していく…(;´Д`)

朽ち果てる2004年01月30日(Fri)03:08　 『逆転裁判３』
まず、これだけは。
…面白かった！

今作でなるほどくんの前に立ちはだかるのは、シリーズ最凶の「犯人」と最高の「漢」。
逆転に次ぐ逆転の最終話は、まさにシリーズの集大成。
とても気持ちよく終われました。
素晴らしいの一言。

シナリオ的にみた今作の最大の特徴といえば、やはり各話ごと、またシリーズ通しての
リンク感の重視、これに尽きるでしょう。
これまでにもゲストキャラクターが再登場することはありましたが、モチーフやネタ、
伏線が後の話に響いてくるというのは見られませんでしたから。
夢のタッグや意外な対決もあったりして、前作・前々作のプレイヤーを喜ばせてくれます。

元々ほとんど文句のつけようが無いプレイアビリティ、問われるのはシナリオの質でしたが、
今作のポイントはプレイヤーとキャラクターの認識の差異をこれまで以上に上手く
利用した点にあるのではないでしょうか。
これまでもコロンボ方式（真犯人が最初に判っている）の事件は幾つかありましたが、
今回はそれをさらにひねって、あっと驚く展開を見せてくれます。
!ムクイサトコさんとか。
ただし、ミステリとして認識するのは御法度ですね。
これは２時間サスペンスです。

で、こっから一応ネタバレ。
!えーと、クラインのお家騒動、チヒロ・マヨイの母親探し…と、これでシリーズの
!伏線はぜんぶ使い切っちゃったわけで…これからどうするんでしょ？
!何事もなかったように第４弾というのもイイですけど、さらに目先を変えた展開も
!ちょっと見てみたいかも。『サクラ３』とか『ミステリート』みたいに。

!しかし、今回のラストときた日には…そりゃ泣くってあの写真は…｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
!『まほうのびん』って、やっぱりクラインの壺のことなんですかねぇ…。

まさに期待を裏切らない見事なデキ。
タクシューマジック、最後まで魅せていただきました。
拍手。

「……いいか、まるほどう。
　これだけは、言っておくぜ。
　オレは決して、アンタを認めたわけじゃねえ。
　アンタは、いつもそうだ。
　……事件のウラを理解せず、その場しのぎの弁護をして……
　カンジンなところで、キレイなお姉さんが現れて、助けてくれる。
　……そんなヤツに、一人前ヅラはさせねえ。
　今度こそ……！
　キサマの力でかかってきな」

「オトコが泣くのは……すべてを終えたときだけ、だぜ」

朽ち果てる2004年01月29日(Thu)02:15　 本を
読むのですよ！　それはもう浴びるほどにっ！

…と決意したら翌日が『Fate』発売日…＿|￣|○
クリア時間がオフィシャル予告で６０時間てヽ(´ー`)ノ

というかまぁ1/30は、ちぇりーそふと解散作の『KYRIE』や『黒の断章』SS逆移植版、
忘れちゃいけない我らがイリュージョンの『尾行３』なんかも出る、超激戦区ですな。
…サンプルが極めて偏ってますが。

明日中に『逆転裁判３』終わるかな…｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

朽ち果てる2004年01月29日(Thu)01:59　 『十兵衛ちゃん2』 ＃4「ずっと帰らぬ父だった」
ああ、これはもう第一期シリーズを観て少しでも面白いと思った人間は全員、
膝を正して観る義務があるなぁ。

もちろん第二期から観はじめたって十二分に楽しめるとは思います、けども。
鮎之介の手を取るかどうかのあたりとか、鳥肌立つほどの名シーンなんですけど、
正直今作から入ってきた人からしてみたら、わかりづらい部分だと思いますし。

朽ち果てる2004年01月27日(Tue)02:24　 久坂宗次神の
パクノダを鑑賞して、ああそういえば彼女、『Ｈ×Ｈ』においては異彩を放つほどに
「物語をもった女」であったなぁ、と。

朽ち果てる2004年01月26日(Mon)22:34　 ライアーソフト『Forest』
シナリオ陣に茗荷屋甚六マスターｷﾃﾀ━━(Д゜(○=(ﾟ∀ﾟ)=○)Д゜)━━━!!

うむ。
買い。

朽ち果てる2004年01月26日(Mon)03:21　 『雫リニューアル』
…が、気がつかない間に発売されていた模様＿|￣|○

しかし発売週だというのに該当スレ一本も使い切らないあたりが葉鍵板の現状を
よく表してますな…。

朽ち果てる2004年01月26日(Mon)02:34　 『光と水のダフネ』
面白いか？ と訊かれれば即座に否と答えますし、面白くなる可能性は高いか？ と
訊かれれば無論、否と言うでしょう。

しかし、ならば視聴を打ち切るか？ と問われたら、私はこう応えます―――
もう少し作画が崩れたら、と。

朽ち果てる2004年01月26日(Mon)01:57　 『微塵の月』
が、お蔵入りとか…その上、池田修一氏は退社て…。
あー、どうせ買っても積むだけだったとは思うんですけど、ただまぁ名作（に、なる
可能性をごく僅かにでも秘めた卵）がひとつ、陽の目を見ることなく消えていくのは、
なかなかに切ないですな。

『Prismaticallization』はまぁ、少なくとも現状ではノベル系ＡＤＶゲームという
媒体でしか表現し得ない、特異かつ魅惑的な世界であったことは確かですし。
ただシナリオ構成としてはともかく、テキストとしては非常にアレな部分が多いのも
また確かなんですけどね。
!そして森藤卓弥大先生の言動については当時から現在に至るまで弁護の余地はないと
!考えてますが…。
確かシンプルシリーズのラインナップに入ってましたし、1500円で昔を偲びますかねー。
…積むだけか。

朽ち果てる2004年01月26日(Mon)01:40　 『仮面ライダー剣』
剣と書いてブレイドと読む、と。
今回は古代トランプに怪人を封印していくお話ですねー。

…えー、基本設定が（少なくとも第１話の段階では）まったく説明されないとか、
まだ主人公の顔も覚えてないのにやたらめったら登場するキャラの相関関係が
サッパリ判らないとか、まぁそういうことはいいんですよ（いいのか。
お子様はてれびくんとか小学○年生とか、大きいお友達はおとなしくＯＨＰ見るとか
それぞれ等身大のメディアで補完できるわけですからね。
どうせ平成ライダーってこういうものだと思ってますし、それは白倉Ｐが替わろうが
井上センセイが抜けようが変わらない部分でしょう。

問題は、カメラアイがぐらぐら揺れるので観てて酔う、と。
うぅ、微妙に頭痛がイタい…。

朽ち果てる2004年01月26日(Mon)01:29　 今日の逆転裁判３
須々木マコも復活━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!
…わりとどうでもよかったり(´_ゝ｀)

「エガオとメシを運ぶ」っていうフレーズは好きですけど。

朽ち果てる2004年01月25日(Sun)19:26　 『クラッシュギアニトロ』最終回
GEAR is beautiful！

そのコンセプトを貫き通した作品でした。
後半、ワールドチャンピオンシップ編はもうそれ以外を語っていないと言ってもいい。

主人公・勝はまったく苦悩しません。
描かれるのは、彼の周囲のファイターたちの成長。
マルコ、アロラ、ＺＤ、ＴＢ、ヒデ、国府田、由宇。

好敵手がいて、ギアファイトがあって、だから楽しいんだと、ただひたすらにそれだけを
叫びつづけた一年、アミノテツロー監督らしい良作でした。


ベストエピソードは＃49「3強激突！　最後の決戦！！！」と言いたいところですけど、
やっぱり後半全部ですかね。
ハズレなしの良作揃いです。

ベストキャラはもちろん国府田猛。

♪国府田の「こ」の字は孤独の「こ」
　一人で寂しい子
　誰もかまっちゃくれない子〜

一年を通してもっとも変わり、見事に成長していった漢です。

朽ち果てる2004年01月25日(Sun)19:18　 『爆竜戦隊アバレンジャー』　＃48「ファイナルアバレゲーム」
壬琴先生、夕陽に散るの巻。
トップが言った通り、貴方は我々を十二分にときめかせてくれましたよ！
安らかにお眠りください。

いやホントに、會川昇渾身の力作だか冗談だか判然としない、無闇な勢いに溢れた
名エピソードでありました。
さらば、ときめきの白眉。

「感じるぜ…アイツらのダイノガッツが…そして、俺のダイノガッツが！！
　―――ときめくぜ！」

朽ち果てる2004年01月24日(Sat)16:49　 『逆転裁判３』
第１話が前後編の長丁場…しかも見事な逆転で、かつヒキも強い。
このあたりのバランス感覚は見事としか言いようがありませんな…って！

霧緒さんｷﾀ─ｗｗﾍ√ﾚｖｖ〜(ﾟ∀ﾟ)─ｗｗﾍ√ﾚｖｖ〜─ !!
鎖骨くっきりルックｷﾀ━━(Д゜(○=(ﾟ∀ﾟ)=○)Д゜)━━━!!
トドメに笑顔ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━( ﾟ∀)━( 　ﾟ)━(　　)━(ﾟ 　)━(∀ﾟ )━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!!!

ひゃっほう！
今夜はと言わず、今から祝杯だ！

朽ち果てる2004年01月24日(Sat)01:44　 腐女子の真価というのは
その作品が本来持つ侵食力を無視して（あるいは大きく逸脱させて）他の物語への
融合を果たさせてしまうという、その一点にあるのではないだろうか…とすら思える。

朽ち果てる2004年01月22日(Thu)15:00　 ジョージ、キミってやつは…
どうしてそう余計なことばかり一所懸命なんだ。
ＴＨＧ、大いに結構じゃないか。
ルール上禁止されているなら仕方ないが、プロにまで規制を強要する必要がどこにある？

ドラッグを使って一流の作品を生み出すアーティストと使わずに二流の作品しか
生み出せないアーティスト、存在価値は比べるべくもないというのに。
私は金を出してお遊戯を見たいわけじゃないんだ。

朽ち果てる2004年01月22日(Thu)03:10　 と、まぁどうでもいいんですけど
「すべて閣下の仕業」って…三谷幸喜、やっぱり天才。
このフレーズだけで、正直もうゴメンナサイですよ。
競馬で言うならこないだの有馬のクリスエス、４コーナー周ったあたりの体勢。

さぁ音読せよ、すべて閣下の仕業。

朽ち果てる2004年01月22日(Thu)02:34　 OVA『サクラ大戦 エコール･ド・巴里』
世間では相当悪評高いみたいですけど…え？
結構普通に面白かったのって俺だけ？ っていうか、スゲェ今更？

2巻『黒猫と悪女』なんか、もうけれん味溢れる脚本と演出で蝶サイコーだったんですけど。
ダンディ迫水vs無敵の悪魔ロベリア…もうどっちでもいいから抱いて！（ぇー

愚民どものウサギ小屋を犠牲にしてでも巴里の悪魔を仕留めるのだと官僚的な発想で
迫り来るグラン・マの手先の巴里市警っていうか軍用装備の特殊部隊相手にひたすら
超能力バトルを繰り広げるロベリアさん。
ダウンタウンを破壊しながら爆走するロベリアさん（と仏蘭西軍）。
磁力兵器で壁に叩きつけられようと電子レンジ兵器で身体の内から炙られようと、
挙句には生身に魚雷をまとめてブチ込まれても、α外伝の大帝ゴールか貴様は！ と
ツッコミたくなるような圧倒的生命力で立ち上がる我らがロベリアさん。
終に迫水の弾丸に貫かれ、夕陽をバックに擱坐するその様は、神か悪魔か魔神皇帝…。

女子供はスッ込んでろ！ 唇に火の酒だよマスター！
…な渋さの第2巻「黒猫と悪女」、とりあえずエロ強いロベリアさんが好きで好きで
堪らない方々は必見ですよ。
あと迫水閣下の流し目で目がハートになっちゃう俺みたいなヒトとかな。
すべて閣下の仕業。
しかし他の面子にはまるで出番が無いという諸刃の剣。

「J'ai passe une excellente soiree. A bientot―.」
（↑訳はこちら http://www2.sega.co.jp/bbs/article/s/sakura/430/gypmuy/rqyzly.html）

朽ち果てる2004年01月22日(Thu)02:19　 ��(´Д｀ )
『銀河乞食軍団』の野田昌宏がトリビアとあるあるとミリオネアの製作会社の社長…。
常識だったのか…？

朽ち果てる2004年01月22日(Thu)02:03　 いや、あのですね。
プリンセス＝ローズマリーとしての揚々たる前途と決意についてはワタクシ、
何ひとつとして異論など無いのですよ。
ワタクシの中のおんぷ(の未来)像とも重なる部分が大きいですし、そういう意味でも
違和感は感じないのです。

ただ、ただひとえに、この事態の中核であり元凶、Heart of Maelstrom、災禍の中心たる
ナージャというあの小娘が、癇に障って仕方がないと、それだけのことなのです。

朽ち果てる2004年01月22日(Thu)01:27　 『マリア様がみてる』＃3「月とロザリオ」
カレー来ない…(ﾉД`)ｸﾞｽﾝ

とカレー派にしてみればすわラーメン党の謀略かと浮き足立つシーンをはじめとして、
原作におけるコミカルなパートをひたすらバッサリ斬り捨ててるのがこのアニメ化の
特徴ですが、これは商品化としては最適の解だという気はしますね。

原作既読者の批判を最小限に留めると同時に、先行するイメージとしての『マリみて』
世界観を新規参入者に叩きつけるという課題に対して、1クールという制約の内では
これしか選択肢が無かったとさえ思います。

しかしまぁ、柏木先輩の好きしょタイムカットはともかくとしてカレーは欲しかった。

……ふ、触れませんよ！？
祥子さまのサービスなんてサービスなんてさささささｊｆ；あいおあｐじｈｐちｇふぁｒ

朽ち果てる2004年01月20日(Tue)03:40　 『二人の時』
『二人の時』の位置付けは、おそらくこの先も不動です。
この曲がなければ、恋愛SLGが大流行し泣きゲーが生まれ鬱ゲーに派生し萌えを端から
端まで喰らい尽くすという、現在に至る一連の狂騒は存在しなかったでしょう。

もしもPCE版『ときメモ』に収録された歌がOPの『ときめき』だけだったとしたら、
「コナミが狂った」という徒花が一輪だけ咲いて収束したと、私はそう確信しています。

『ときめき』は本編の内容を余すところなく表現した、素晴らしいOPソングです。
ひたすら甘ったるく、どこまでも青春で、しかし張り詰めていない、そういう曲です。
そして、それだけの曲です。
『ときメモ』とはそういうゲームであり、そしてそれだけのゲームだった、はずでした。

それを、『二人の時』というエンディングテーマが、物語へと昇華してしまった。
恋愛SLGという手軽なスタイル、イベントのコマ送りの中に物語を見せられるという
壮大な幻想、偉大な理想、あるいは甚大な妄想を植え付けてしまった。
１０年前に物語を愛していた、多くの少年たちに。
そして１０年前に物語を志していた、一握りの青少年に。

種は発芽し、生長し、開花し、繚乱たるこの１０年を作り上げました。
それだけの影響力が、この曲の存在にはあった。

作詞：ときめき作詞実行委員会、作曲：めたるゆーき、歌：金月真美（藤崎詩織）の、
この組み合わせ、この時代が生んだ奇跡。
それが、『二人の時』なのです。

朽ち果てる2004年01月20日(Tue)02:22　 私自身以外にはまったくもってどうでもいいことですが。
アニソンにゲームやらその辺を加えると、オールタイムベストは

1： 二人の時　金月真美 （ときめきメモリアル ED）
2： 鳥の詩　Lia （ＡＩＲ OP）
3： For フルーツバスケット　岡崎律子 (フルーツバスケット OP)
4： 同じ空の下で　KOTOKO （家族計画 OP）
5： -輪舞- revolution　奥井雅美 (少女革命ウテナ OP)

6： 風に負けないハートのかたち　日向裕羅 （とらいあんぐるハート2 OP/ED）
7： Kiss the Future　SHIHO （未来にキスを OP）
8： Dearest　松澤由美 (機動戦艦ナデシコ The prince of darkness)
9： birthday eve　SHIHO （Sense Off ED）
10： 手のひらの宇宙　岩男潤子 (KEY THE METAL IDOL 最終話ED)

こんな感じになりますね。
あくまでも作品本体との融合を重視した、主題歌としてみた場合のランキングですけど。
個人的な好みを重視すると相当変動があります。

しかし、やはりこうなるとゲームソングが強いですね。
特にエロゲー。
主題歌だけで商業的に戦えるほどのマーケットがないぶん各種の制約が非常に小さい
ですし、併せて主題歌だけでも一旦話題になれば燎原の火の如きプロモーションに
なり得るエロゲ市場の現況が、名曲を（そして迷曲や冥曲を）生み出す原動力となって
いるということでしょう。

作品のプロデュース側と製作責任者、そして各パートの距離が近いというのは強いです。
シナリオライター作詞の曲が主題歌になるというのは、アニソンではあまり見られない
ですから。

とはいえまぁ、このランキングから見えるのは精々、私が泣きゲーが大好きな重度の
エロゲ患者でバ鍵ッ子で元長信者で、尚且つI’veにハマる程度の薄い音楽しか聴かない
典型的なキモオタライフスタイルを堅持しているということくらいなんですけど。
ついでに言うなら、2001年あたりから止まっているんじゃないか私の時計は、と。

朽ち果てる2004年01月19日(Mon)02:19　 明日のナージャ＃49「あきらめない！真実の力」
豚には豚のやり方があると、そういうことか。
　
　
麗しや、ナージャ＝アップルフィールド。
!その胸に輝くのは、栄光ある大英帝国の片隅で夜闇に乗じて悦楽と銅貨を交換する
!婢が貧民窟の薄汚い便所で貴女をひり出した祝いにと馴染みの女衒から掠め取った
!得体の知れない酒瓶の欠片では、最早ないのですね。
芳しや、ナージャ＝アップルフィールド。
!だらしなく開いた口から止め処なく垂れ流される唾液の色に吐き気を催すことも、
!弛んだ肉を彩るかさぶたのような垢に塗れて愉悦に歪んだそのかんばせから漂う
!栗の花の香りを楽しむことも、爛れた病を広められてしまった哀れで賤しい男たちの
!行く末を案じて涙することも、今や赦されないのですね。
ああ、ああ、ナージャ＝アップルフィールド！


ローズマリーと蔑まれる我らがナージャ＝プレミンジャーの道程に永遠の祝福を！

朽ち果てる2004年01月18日(Sun)17:49　 『仮面ライダー555』最終回
ひたすら迂闊なキャラたちが右往左往する日常…でしたね。
…まぁ、平成ライダーの最終回というのは概してアレなので、こんなものかなー…
という気はします。
ラストさえ覚悟していれば、わりと楽しめました。

ふと気がつけば、ＤＱＮ主人公としてデビューを飾ったイヌタクが平成シリーズでも
五代くん＠オダギリジョーに次ぐ主人公っぷりを発揮してたりするのが意外かも。
最後までストーリーの核に絡んでましたしね…って当たり前なんだけど。
ヒロインのはずだった真理は終盤に入るとものスゴい勢いで蚊帳の外でしたから。

今作の問題は敵味方の入れ替わりやベルト争奪戦ネタをあまりに多用しすぎて、
ストーリーの骨子がグダグダになってしまった点というか、根本的にプロットと
呼べるような流れが存在しなかったあたりにあるのかなー、と。
キャラ勢ぞろい＞騙されてベルト争奪戦＞新キャラ登場＞騙されてベルト争奪戦＞…
の繰り返しでした。

死に方も、引っ張ったわりにみんなあっさりしたものでしたし。
ちゃんと死に際に見せ場を作れたのって澤田と結花さんくらい？
村上社長はまぁ、死に様は良かったんですけど。
そこまでの流れがあまりにもざくっとしすぎていたのが残念。
草加なんて、アレだけ憎まれ役を引っ張って木場に首ぽきんですからねー。

ベストエピソードは＃44「最後のメール」かなぁ。
シリーズ中盤以降、唯一当初の構成通りに用意されていたエピソードという気がします。
そのわりには結花さんが死なねばならない理由ってのがあんまり前後の文脈でフォロー
されてなかったような気もするんですが。
その辺の構成ミス（…だと思うけど）で割を喰ったのは草加も同じですね。
肝心の木場さんの苦悩と葛藤があんまり伝わってこなかったからなぁ…。
まるで洗脳でもされたかのように、いきなり人が変わっちゃいましたからねー。
ま、この後のグダグダに巻き込まれるよりは、あそこで散っていくのが物語としては
美しかったですし、いいんですけど。

次点で＃7,8「夢の守り人」。
海堂さんがこの後でヘタレ街道を爆走しなければベストだったんですけどねぇ。
あるいは、彼の漢を吸い上げるかのように株を上げたデルタ三原くんにもっと
見せ場があれば。
徹頭徹尾、弱かったですからね…しかし今となっては彼がエビ姐さんから人類を守る
最後の砦という罠。

ベストキャラはやっぱり泣き虫琢磨さんでしょう。
彼のどの辺が上の上なのか、村上社長に小１時間ほど問い詰めたくなる小物ぶり。
最後の最後まで笑わせてくれるイカしたキャラでした。
イエーツの詩集はどこいった。
結局エビ姐さんから独立して生き延びてるし。
彼に絡むときは幼児プレイ推奨ｗ

まぁ、ボクらの合言葉は井上ﾁﾈってことで。
責任は彼に被ってもらうのが平成ライダーシリーズの慣例ですからね！（違
グダグダなストーリーラインと段々と馴染んでいくキャラ作りが氏の持ち味ですけど、
今回は全50話の構成脚本、すべて自身の手になるものですからねー。
批判が通常より割増されるのも覚悟の上と考えれば、まぁ顔出しもご愛嬌…かな？

朽ち果てる2004年01月17日(Sat)21:23　 ＳＲＣ『無限のトリプル』
ＯＰに代表されるように、圧倒的なビジュアル力をもった作品ですねー。
ストーリーの方は現在6話までということで、まだ評価も何もといったところですが。
何故か外伝の4.5話に一番リキが入っていたように思えるのは気のせいでしょうか。

朽ち果てる2004年01月17日(Sat)06:39　 ぐえ
CooRie解散…というかボーカルのセルフユニット化とな。

発展的解消というヤツですか…。
ジャンプで言えば第一部完にして次回作を永遠にお待ちください。

朽ち果てる2004年01月17日(Sat)06:15　 『一騎当千』
http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.php?id=enjoyjapan_26&nid=3428&work=list&st=&sw=&cp=2

やっぱりこういうこと言い出す人っているんだなぁ…。
ＭＳ少女みたいなもので、あそこまで元ネタを捻じ曲げれば笑うか呆れるか無視するか…が
対応の選択肢としては全てだと思ってましたが、やはり本場ではキレたがる害基地お歴々も
いらっしゃるんですね。

ま、記事の内容より付いたコメントのほうがオモシロかったりするんですけど。

朽ち果てる2004年01月16日(Fri)02:55　 実験
ググってみる。
「佐々井夕奈」…239件。
「佐々井夕奈 ねーちん」…77件。

対して、
「ねーちん 銀色」…730件。
「ねーちん ねこねこ」…836件。

ちなみに「佐々井夕菜」…79件。

…そりゃあアレだ。
ねーちんが朝奈と夕奈のどっちだったかド忘れしても仕方がないってことだ。うん。

…と自己弁護。

朽ち果てる2004年01月16日(Fri)02:38　 それにしても、
そろそろ「萌え」という概念は喰い尽したのではなかろうか。
餓鬼であり修羅たる我々は。

朽ち果てる2004年01月16日(Fri)02:30　 『本気！ samdhana』３巻
ヤングチャンピオンはさすがにその辺で読めないので、コミックス頼りな『本気！』。
ああもう、『サンダーナ』になってから名文句の大盤振る舞いでどうしたらいいやら。

綱、充、ネコちゃんと梨花・すばる、それぞれのラインと西戎会との戦争…その全部を
並行させた、とても200ページ弱とは思えない濃密な一冊でありました。

朽ち果てる2004年01月15日(Thu)22:13　 ドラマ『エースをねらえ！』
「テレビ朝日開局45周年ドラマ」って…そんな冠は付けない方がｗ
このすぐ後の時間帯にはフジの45周年記念ドラマとして『白い巨塔』が控えてるだけに。

で、上戸彩の運動神経について湧き上がる根源的な疑念をぐっと堪えながらの第１話。
結論：マキはイイ奴だなぁ…｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
演出はまぁ、予想通りというか相当に微妙。

お蝶夫人はかなり現実的なラインで妥協しましたねー。
そして教生にしか見えない藤堂さん＠ハムテル。

音羽先輩役の金子さやかの明らかに意地悪な先輩の演技が楽しくなってきちゃった的な
トランス状態の台詞回しがとっても素敵。
特に試合のあたりの目つきと声の震え、蝶サイコー。

朽ち果てる2004年01月15日(Thu)21:53　 ＳＲＣ『送還直前即興曲Ｒ』
序盤は会話が少しぎこちないかな、と思われる部分が目に付きましたが、そのあたりは
中盤以降、どんどん物語が加速度を増すにつれて解消されていきました。
ただ各論で言えば6話付近、アルクの過去話あたりで少し伏線がクドかったかもしれません。

盛り上げ方は非常に上手いですね。
特にストーリーの流れにあわせたＢＧＭの使い方が秀逸です。
それだけに、ところどころに見られる句点の抜けが勿体無い。
そのあたりの詰めの甘さと単語レベルでの言葉の選び方に気をつければ、さらに上質の
シナリオを描ける作者さんだと思います。

朽ち果てる2004年01月14日(Wed)03:39　 『マーブル・ファンタズム』
に触発されて、またぞろＳＲＣ熱が再燃。
1年半ほどのブランクを埋めるように、話題作を山ほど(σ゜д゜)σｹﾞｯﾂ!!
midi探しなんかに懐かしさを感じてみたりして。

その過程でたいへん興味深いサイトに出会う。
いやもうこれがホントに、googleのキャッシュ以外でこんな文章にお目にかかるとは
思わなかったというか、現役でこのノリを続けているというのは素晴らしいというか、
むしろ芸。
調べてみたら、（この極めて狭い世界では）わりあい有名だった方だとか。
なるほどなるほど、さもありなん…。

だってなぁ。
毒舌批評がウリて…アナタいま2004年ですヨ？
笑いすぎて腹筋がイタくなるほど堪能させていただきました。
おのれＳＲＣ、意外な側面でも(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ

朽ち果てる2004年01月14日(Wed)00:22　 『モンキーターン』
この枠の作画というのは、何か伝統的に満足な出来であってはならない掟でも
あるのでしょうか？
原作からして淡白な絵柄ではあるんですけど、それにしても。

もっとも最大の問題は作画脚本が云々ではなく、これを観て競艇の魅力が伝わるのか
どうかという、その一点にかかっているわけですが。

微妙すぎるというか二線半級というか…なあたりの名前がずらりと並ぶエンドロールを
観てﾆﾔﾆﾔするのも楽しみ方のひとつではあると思いますけどね。

朽ち果てる2004年01月13日(Tue)00:33　 『超変身コス∞プレイヤー』
さぁさぁさぁ、荒川センセイと愉快な仲間たちがまたまたヤってくれそうですよ？

『くるみ』『りぜる』の前2作を経て、もはやターゲットたる我等の準備は万端！
波乱万丈のストーリーや奇想天外な激動の展開、感涙にうち震えるエピソードなど
刺身のツマほどにも期待しておりません！
ただただアタマの悪い萌えシチュだけを追求していただきたいっ！
不安は作画のクオリティだけ！

朽ち果てる2004年01月13日(Tue)00:01　 で、2003年ドラマ
大賞…『僕の生きる道』

金賞…
『STAND UP!!』
『ウォーターボーイズ』
『白い巨塔』
『マンハッタンラブストーリー』

銀賞…
『最後の弁護人』
『マルサ！！』
『ぼくの魔法使い』
『Dr.コトー診療所』
『共犯者』
『ビギナー』
『TRICK』

番外…
『ザ・ホワイトハウス2』
『夜桜お染』

ってところですねー。
Have a good die.

朽ち果てる2004年01月12日(Mon)23:31　 アニソンオールタイムベスト
1：(-) For フルーツバスケット　岡崎律子 (フルーツバスケット OP)
2：(-) -輪舞- revolution　奥井雅美 (少女革命ウテナ OP)
3：(-) Dearest　松澤由美 (機動戦艦ナデシコ The prince of darkness)
4：(-) 手のひらの宇宙　岩男潤子 (KEY THE METAL IDOL 最終話ED)
5：(初) tune the rainbow　坂本真綾 （ラーゼフォン多元変奏曲）

6：(↓) 太陽の花　奥井雅美 (アキハバラ電脳組 ED)
7：(↓) 水の星へ愛をこめて　森口博子 (機動戦士Ζガンダム OP2)
8：(↓) Successful Mission　林原めぐみ (セイバーマリオネットJ OP)
9：(↓) 君は流れ星　西村知美 (がんばれ！キッカーズ OP)
10：(↓) 瞬の色をかえて　奥土居美可 (火魅子伝 ED)


フルバはもう岡崎律子の世界と作品世界の美しい融合なので別格としても、
キング系というか大月系がベスト10中に５曲と圧倒的な強さ。
フルバ以外の４曲は、すべて96-98年の発表ですか。
この頃が私にとってのキングレコード・スターチャイルドレーベル最盛期ですね。
あるいは、いわゆる大月商法にとっての。

これは別に私が、奥井雅美の歌唱力は高すぎるぜ上手くて死ぬぜだとか、林原めぐみの
詞のメッセージ性はトンでもねぇぜ思わず明日からもガンバっちまいたくなるぜだとか、
そういうことを評価した結果では全然なくて、ひとえに当時のキング系、というか
大月プロデュースアニメのOP／ED曲が「主題歌」であることを許されていた、非常に
希少なアニソンだからでしょう。

アニソンが劇伴から脱却した一個の歌であることを認められて以降、タイアップ作品からも
独立した商品としての価値を確立する以前、作品演出の一環であり得たひどく短い期間の、
ひどく特殊な（歪な、と言い換えても構いませんけど）製作環境で生み出された、
それは作詞作曲歌い手個々人の才能とかそういうものとはおそらく一切の関わりなく、
まさに「あの時代」によって誕生させられた歌だからこその輝きなのかなぁ、と。
ま、自分にエネルギーというか気力、オタ的なベクトルのパワーが満ち溢れていた
時代の煌きにすがっているという見方もできるんでしょうが。

何かと批判が多く功績を称えられることは少ないですし、またその批判の大半には
同意すらしますが、それでも私はこの一点のみをもってしても、大月俊倫という人物は
評価に値すると考えています。
オタ向けアニメ・声優ラジオに幾多の徒花を咲かせ天井知らずの売上を記録した
時代の寵児、ともいいますけどね。
!どうでもいいけど「大月俊倫」でググっても1010件。ちょっと意外。

朽ち果てる2004年01月12日(Mon)23:27　 『乱歩Ｒ』
乱歩に敬意を表したのか、猟奇な世界観なのは良いのですが…。
肝心の趣向にひねりが効いていないというか。

猟奇はインパクトではなくてシチュエーションですよ。
今後もこの路線で行くなら、もっとからめ手から、じわじわと怖気が立つような演出が
ほしいかなぁ、と。

朽ち果てる2004年01月12日(Mon)21:34　 『プライド』
古い。サムい。イタい。
野島伸司、もう徹底的にダメぽ…(;´Д`)
あと５年くらいすれば一回りして笑えるかもしれない。
と、思ってたら40分くらいで大爆笑できました。
だって奥さん不倫未遂＞コーチあぼーん。て…スゴいよ野島さん！

アップだけで繋ぐ演出も相当終わってましたけど…。
月９の枠と木村拓哉が勿体無い、というのが初回の感想。
そして次はありません。

朽ち果てる2004年01月12日(Mon)17:48　 『電光超特急ヒカリアン』
えー、再放送の＃14「日はまた昇る」をたまたま観てたのですけど…。

いきなりシリアス系のナレーションが入ったと思ったら記憶喪失の女たらしな隊員が
同僚とキスしてたり蜂の巣にされて死にたくねぇよと呟きながら動力が落ちるロボがいたり
基地が破壊されたり悪役がやっぱり２頭身ロボで千葉繁だったりクラスメイトの女の子は
宇宙の愛を司る存在とか名乗った挙句に戦いが一件落着したらチャイナで出前に来たりと、
もはやネタなのかマジなのか判断不能な混沌空間が其処に。

夢オチかと思ったらそうでもないし、奥が深いぞヒカリアン。

朽ち果てる2004年01月11日(Sun)22:55　 だらだらと2003年を
振り返って俺大賞でも。

まずゲームは…比較対照できるほどプレイしてねぇ��(´Д｀ )
徹頭徹尾ROだったからなぁ…サボってることも多いけど。

で、アニソン・特撮ソング部門。

大賞…『tune the rainbow』 坂本真綾 （ラーゼフォン多元変奏曲）

金賞…
『烈の瞬』 ジャパハリネット（エアマスター OP）
『明日へのbrilliant road』 angela（宇宙のステルヴィア OP）
『やさしい午後』 みなを（D・N・ANGEL ED2）
『Dive in the Sky』 酒井ミキオ（ΠΛΑΝΗΤΕΣ-プラネテス OP）
『S・U・K・I』 Funta（ぽぽたん ED）

銀賞…
『流れ星☆』 CooRie（成恵の世界 OP）
『1st Priority』 メロキュア（ストラトス・フォー OP）
『The end of the world』 angela（宇宙のステルヴィア ED2）
『Guri Guri』 佐藤裕美（グリーングリーン OP）
『月蝕グランギニョル』 ALI PROJECT（AVENGER OP）
『マーブル』 望月久代・西村ちなみ・田中理恵・千葉紗子（円盤皇女ワるきゅーレ十二月の夜想曲 ED）
『教えてせんせいさん』 Bottle fairy（瓶詰妖精〜Bottle Fairy〜 OP）
『Second Flight』 KOTOKO・佐藤裕美（おねがい☆ツインズ OP）
『JustiΦ's』 ISSA （仮面ライダー５５５ OP）
『We are the One〜僕らはひとつ〜』 串田アキラ・森の木児童合唱団（爆竜戦隊アバレンジャー ED）
『地球 Merry-Go-Round』 植田佳奈 （住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー ED）

といったところでしょうか。
『tune the rainbow』の独走という感。
詞・曲単体での美しさ、遥を主体とした劇場版の世界観とのシンクロ、あらゆる点で
群を抜いています。

追随するのは『明日へのbrilliant road』あたりですけど、最後までOPアニメが
アレだったのが残念。
『The end of the world』も歌詞と本編内容とのシンクロは良かったんですけど、
やはりED映像が本日のハイライト、ではどうにも。

映像とのシンクロでいえば『Dive in the Sky』がチギっているでしょう。
主題歌としての本編との相性、映像とのシンクロ、どちらも極めて高レベルでした。
完成されすぎていて爆発力が薄いのが難点ですが。
次点で『S・U・K・I』。
これと『やさしい午後』や『マーブル』あたりは非常に地味なんですが、ハズレ回でも
継続視聴のモチベーションを低下させない不思議な中毒性があります。
EDテーマとしての役割を見事に果たしていると言えるでしょう。

対して『烈の瞬』『Guri Guri』は、まさに主題歌。
オープニングで強烈にコンセプトを叩きつけるタイプの曲ですね。

『月蝕グランギニョル』と『教えてせんせいさん』は2003年電波アニソンガチンコ
一騎討ちといったところですか。
真逆のベクトルを持った曲なんですが。
アバレンジャーのEDもなかなかキてます、特に映像が。
まぁアレは作品自体がなかなかどうして名にし負う大アバレっぷりというか何と言うか、
かなり好き勝手してるわけですが…。

『流れ星☆』は曲のリズムと映像のテンポが絶妙な折り合い。
『地球 Merry-Go-Round』も同様ですが、ベクトルとしては逆。
こちらはユルい映像と適度な脱力感が心地よい曲です。

『JustiΦ's』『1st Priority』は世界観の大きな詞が○。
これで本編との相乗効果が狙えれば、もっと印象に強かったでしょう。
『Second Flight』は正直、題材の素晴らしさをコラボの微妙さで損ねてしまって
いるのではないだろうか、と。
確かに話題作りには大きな効果があったと思いますけど、勿体無い。

朽ち果てる2004年01月11日(Sun)21:44　 『遊戯王DM』
正直、ドーマ編を最後に番組自体が終わるかと思ってたんですけど、何事もなかった
ように新展開が始まりましたね。
まぁ、この無茶さ加減がアニメ遊戯王のいいところなんですけど。

放映開始当初は前シリーズから製作・キャスト総入れ替えで始まったことも（ついでに
遊戯の中の人が名優・緒方恵美からジャニーズjrの風間俊介きゅんへ、という落差も）
あって散々こき下ろされてましたね…かく言う私も批判組でした。

しかし、今となっては声を大にして言わせていただきたい！
あらゆる『遊戯王』のメディアミックス展開（含む原作）の中で、最も優れている作品は
このTVA『遊戯王 デュエルモンスターズ』であると！

だって「この星の心の闇」なんていう言葉を使用したのは、おそらく天地開闢以来を
見渡してもこの作品が初めてですよ！

果てしない社長賛歌も実に素晴らしいんですけどね！
「その目を見開き、胸に刻め！ この俺のデュエルを！！」
「俺の屍を越えてゆけ…」

朽ち果てる2004年01月11日(Sun)03:53　 そういえばWJのドラマCD
『いちご100％』と『ジャガーさん』らしいですが。

『いちご』は無難というか何と言うか、流行の路線で手堅くまとめてきましたね。

綾：能登麻美子
つかさ：豊口めぐみ
さつき：小林沙苗
唯：水樹奈々

…と。
つかさとさつきは入れ替わった方がイメージしやすいんですけど、まぁこんなものですか。

逆にジャガーさんは…

ジャガー：藤原啓治
ピヨ彦：金丸淳一
ハマー：小西克幸
高菜：笠木泉
ポギー：真殿光昭
ビリーなど：上田祐司

…もうどこからツッコんでいいやら！
うわ声質低ッ年齢不詳ッと驚きながらイメージした途端に不思議マッチング、
もはや他の声ではキャスティング不能と化す藤原ジャガーとか。
その声で拙者って阿弥陀丸の立場はどうなるんだ小西ハマーとか。
うわスゲェってかむしろ懐かしいの域なんだけどマミ美かよ高菜さん！とか。
「など」ってなんだ上田。とか。

うわ聴きてぇ。
ただ書店扱いのCDなんで、まずプレス少なそうなんですよね…。

朽ち果てる2004年01月10日(Sat)01:25　 『真タロ』
こと、『真･運命のタロット8 <<吊るされた男>>、そして…』が遂に刊行の見通しとなったようで。
前巻から5年か…伝説級とはいかないまでも、相当待たされたほうですよね？

しかし布教しづらい作品なんですよね、これ…。
『運タロ』は5巻から急加速して尻上がりに面白くなっていくんですけど、
最初の3巻くらいまでは正直なところ、信者でも激しく時間の無駄感が。
いつもの甘ったるいティーンズハート文庫、それ以上でも以下でもない。

でもね。
とりあえず<<月>>とのフェーデまでは我慢して読んでみてくれ、と。
そのあたりから物語が急に転調、ティーンズハートでは規格外のバケモノになりますから。
テーマは「定められた運命の改変」、ギミックは時間移動。
改変派、保持派、双方様々な思惑をもって時間軸を行き来し、衝突する…。
そこから生み出される複雑な因縁と人物の相関関係、張り巡らされた伏線が魅力です。

しかし『運タロ』は絶版の罠。
といって『真タロ』から読んでも理解不能ですしね…。

そして『<<吊るされた男>>』、THの3月新刊リストに入ってないという噂が…((((( ﾟДﾟ)))))

朽ち果てる2004年01月09日(Fri)02:45　 ＴＶＡ『エリア88』
思いっきり原作未読の人間を置き去りにしてますね…。
ってまぁどうせ信者か軍オタしか観ないだろうという、AVEXと製作サイドの読みは
極めて正しいとは思いますけど。

ちょっとCGがアレで、ドッグファイトシーンがフライトシミュのリプレイみたいに
なってしまってたのはご愛嬌…かな？
音的にはエンジン音やらローター音が大きめに響いていて、極めて殺伐とした雰囲気が
よく出てたんですけどね。
全12話ということで、人気のあるエピソードをスポットでやっていくんでしょうか。

…と思ったら、次回はボリスですか。
順番にやってたら砂漠基地が壊滅する前に終わっちゃいそうな悪寒…。

朽ち果てる2004年01月09日(Fri)02:39　 『超重神グラヴィオンツヴァイ』
ぼくに足りなかったのはサンドマン様の命令だったんだヽ( ´ー`)ノ

観ればわかりますが、相変わらず主役は彼。
今日も今日とて意味も無くキメキメです、もういっそ抱いてー！

ま、前シリーズからしてストーリーがどうのこうのという作品ではありませんからねー。
今作もそのテイストに一切の変わり無し。
麗しのサンドマン様とその下僕たちの、けれん味溢れる活劇を楽しむお話です。

朽ち果てる2004年01月08日(Thu)02:20　 ＴＶＡ『ごくせん』
む、密かにマッドハウスでＶＡＰ枠が復活ですな。
派手さは無くとも手堅く決めるこの枠、今回はドラマ化で話題を呼んだ作品からの
逆輸入（←違う）というイロモノで、さてどう出ますか。

…困った。
正直、油断してました。
この枠のお家芸、地味だけどしっかりした作り込みで滲み出るオモシロさが今作にも
しっかりと受け継がれています。

いや、これはダークホース。

朽ち果てる2004年01月08日(Thu)02:00　 『十兵衛ちゃん2 シベリア柳生の逆襲』
小猿が岩坪理恵からナメピーこと新子夏代になってる��(´Д｀ )
何故だ！？
ＮＨＫのおじゃる丸ＯＨＰで漢字が間違っているのがマズかったのかっ！？（ぇ

自由の小西→堀江に関しては違和感があまり無かったというか、堀江由衣専用菜の花自由に
しっかりチューニングされてますね。
大地マジック。
さすがに番長路線の面白キャラに成り下がった先輩の扱いは、演技も含めてかなりどうかと
思いましたけどｗ

とりあえず大地丙太郎にハズレ無し、の伝説は健在っぽいかと。

朽ち果てる2004年01月08日(Thu)01:31　 TVA『マリア様がみてる』
遂にｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━( ﾟ∀)━( 　ﾟ)━(　　)━(　　)━(｡ 　)━(Ａ｡ )━(｡Ａ｡)━━!!!!
語るべきこと既に無し、ただ踊れッ！

(;´Д`)ﾊｧﾊｧ　(;´　　Д`)ﾊｧﾊｧ　(;´　　　Д　`)ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ　:.` ;:.･∵　ﾟ　д:.`


えーと、このペースだと大体3話で1巻分のストーリーをこなしていくのかな？
…おお、48話も放映できますよ！（いやそれは

朽ち果てる2004年01月07日(Wed)00:18　 『Avenger』最終回
　ど　う　す　れ　ば　い　い　ん　だ

えーと…序盤も、中盤も、そしてもちろん終盤も見事に何ひとつ盛り上がることなく
終わってしまったんですが。
本編はOPとEDのアリプロ曲ですか？
むしろ新番組予告が本編でありそこまでは壮大な前座ですか？

ベストキャラもベストエピソードも、選ぶべくもなく。
うぅむ、どうして最後まで観つづけてしまったんでしょう。

朽ち果てる2004年01月07日(Wed)00:10　 『マンハッタンラブストーリー』最終回
あらゆる意味で破天荒、すでに不条理の域に近づきつつあるクドカン脚本がすべて。
というか、この世界観にしっかりついてきてる役者陣がコワい。
松岡も小泉今日子も尾美としのりも、誰ひとりとして脱落することなく暴走を続けて
最後まで駆け抜けてしまいましたね…。

朽ち果てる2004年01月06日(Tue)23:56　 2004年1月新ドラマ
『ファイヤーボーイズ 〜め組の大悟〜』

役者陣を原作のイメージから外れてもこの面子で揃えたのは正解でしたね。
どれもこれも濃い味の顔で、ド迫力の現場の絵に負けず映えています。

初回、まずは気合の入った出来で見ごたえ十分。
あとはこの作り込みをどこまで続けられるかでしょう。


『僕と彼女と彼女の生きる道』

さて、期待作というか問題作の登場ですね。
『僕の生きる道』の世界というのはやっぱり橋部脚本よりも星護演出によるところが
大きいと信仰している身としては、微妙に不安だったり。

で、とりあえず初回。
これは母性で同情しながら観るか、それとも父性をもって憤慨しながら観るかで、
受ける印象が大きく違ってくるでしょうね。
かなり明確な色を持った作品であることは間違いないんで、受け手が気合を入れないと
ツラいかもしれません。

朽ち果てる2004年01月02日(Fri)01:47　 GOLDREAM vol.2＆3
いやぁ、まさか元旦の午前３時に『めざせ！一番！！』を大合唱しようとは。
ものすごく久々の方がゲスト出演されたり、殆ど憶えてないくらい過去の曲が
聴けたりと、基本的にまったりとした良いイベントでありました。

深夜、Ｍ×Ｍパートが終わって以降のＦＣパートや長時間休憩での中だるみ、
締めが少し拍子抜け気味な構成、といくつかの反省点はあったかとも思いますが、
とにもかくにも今は第一部から通して13時間の長丁場を無事に終えたということで
お疲れさまでした、と。

今回は年越しということもあってか座席が相当数空いていたのが気になりますが、
できるならば是非またこういった機会を作っていただきたいと思います。
!…まぁ、年越しなんていう特殊な状況だからこその企画ともいえるんですけど…。

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