咀嚼過程
2006年01月29日（日）04:29　
３周めはイベントコンプのための捨石にしようと決意し、ロールプレイを放棄して
勝ちに徹することに。

主人公は小島弟。
順調にステ・技能を上げ、各イベントも平行して進め、よしもう少しで工藤クリア…

　母　親　が　見　つ　か　り　ま　し　た　

ガッデムマイソロジー！！
銀剣取っただけで転属かよぅ！
まだ12月なのに…。

[４周め] λ...

朽ち果てる2006年01月27日（金）00:53　 それにしても一回戦から
神奈vs裏葉とはまた、数奇な巡り合わせですね…。
ここの勝者が、みさき先輩の前に立ちはだかる最初の大きな壁と言えるでしょう。

朽ち果てる2006年01月26日（木）23:53　 TVA『ひぐらし』
OPがえい子先生、EDが片霧烈火嬢ですか〜。
オラ本編以外の部分でワクワクしてきたぞ！

というか、どちらもアニメ主題歌は初ですね。
ちょっと意外かも、と感じてしまうのは昨今の垣根の低さゆえなんでしょうか…、
などと『空軋』を聴きながら。

2006年01月26日（木）18:44　
毎夜毎晩続く宴の日々は、唐突に終わりを告げる。
人を超え、神話の登場人物となるその夜に、私は石田と家を得た。

私が人の世から消えてしまっても、帰るべき処はまだ、そこに在る。


　　　愛欲の百合神話・ふたなり地獄変　完



四人は喰いました。
オッケーとりあえず目標達成。
登場キャラの関係で村田と吉田のコンプはならなかったものの、
転属命令＆ののみ参戦。

三周めはどうするかなあ…。
今回のプレイで虐待した小島弟で孤独地獄プレイか、山口母さんで
仲人プレイも捨て難いし、強化型キャラで適当にコンプ増やすのも
いいかもしれない…。
というか、まだ上田と菅原見たことないからな…そっちのセンもありか。

朽ち果てる2006年01月26日（木）02:56　 2006年一月期ドラマ
　　　------------ＧＪ
時効警察
相棒（第四期）
白夜行
神はサイコロを振らない
アンフェア
　　　------------頑張れ
西遊記
小早川伸木の恋
喰いタン
夜王
　　　-----------視聴放棄
輪舞曲
Ns'あおい
　　　　--------裏番組に負け
けものみち
ガチバカ！


こんな感じで。

朽ち果てる2006年01月26日（木）02:46　 『神はサイコロを振らない』
おや、意外といったらアレなんですけども、やっぱり意外に面白い。
小林聡美と山本太郎の好演や武田真治の怪演といった役者陣の良さも
光りますが、何と言っても今作では脚本の水橋文美江から独特の臭みというか
嫌らしさ、説教くささみたいな部分が抜けているのが大きいですね。
プロデューサー・演出からして『光とともに…』チームですから、
ちょっと覚悟していたところがあったんですけども、杞憂でしたかね。

この調子で話を引っ張っていってくれれば楽しめそうです。

2006年01月25日（水）01:41　
女生徒５人を引き連れて闊歩する、ほたてやまでの道のり。
「いつもの」で出てくるデラックス定食。
気分は工藤教授の総回診です。

そんな楽しいお昼時を崩壊させる衝撃の一言は、石田の口から漏れた。

「私…小島のこと…好き…かな？」

昨夜も愛したその唇から男の名前が発せられている。
好きな異性のことを語るその頬は紅潮していた。

取るものもとりあえず、小島を殺しに行く。
叩きのめし、牛乳雑巾を与え、叩きのめし、犬の餌を与え、叩きのめして、
自分が何者であるかを思い出させてやることに一日を費やした。

まったく男という生き物は有害だ。

2006年01月24日（火）15:14　
石田の提案でカラオケに行くと、王様ゲームが勃発。
試験終了の打ち上げということで、隊長の財布から閉店まで貸し切っての
乱痴気騒ぎである。
無論、百合の伝道を目論んでのことであるが。

１Ｒ、竹内が山口にキス。何だかほほえましい光景。
２Ｒ、鈴木が私にキス。この女も気に食わんが獲物である。
３Ｒ、石田が鈴木にキス。百合やよし、許す。
４Ｒ、鈴木が山口に膝枕。勝手にしたまえ、それは対象外だ。
５Ｒ、小島が石田に膝枕。小島、殺す。
６Ｒ、山口が石田にキス。どうみても母娘です。
７Ｒ、竹内が石田の鼻毛を抜く。竹内、お前次の戦闘で単独出撃な。整備だけど。
８Ｒ、私が小島の手を握らされる。石田、ちょっとそこに座りなさい。
９Ｒ、小島が私の手を握る。お前の手を焼き切ってやりたい。
10Ｒ、鈴木が山口の耳に息を吹きかける。好きにしてくれ。
11Ｒ、石田の靴下の匂いを嗅ぐ。英雄（エロイカ）の香り。倒錯。

全体に色事中心の構成になったので、百合帝王はご満悦であった。
善哉善哉。

2006年01月24日（火）15:08　
探偵手帳で調べると、小島弟が石田に熱を上げている。
しかし当の石田はまったく関心がないらしく、切ない関係だ。
笑えるので、小島の前で石田といちゃついてやった。

横目でちらりと小島を見ると睨みつけられたので、とりあえず
因縁を吹っかけて叩きのめしておく。
人の女に色目を使うからこういう目に遭うのだ。
火の国の宝剣受章者をナメるな。

…チンピラプレイ、楽しいー！

2006年01月24日（火）13:15　
お泊りの翌朝、横山が弁当の残骸とおぼしきモノを作ってくれる。
涙を流しながら頬張る、そんな苦痛も甘美。

2006年01月24日（火）03:14　
対嫉妬最終兵器・テレポートパス完成。
性愛の伝道師としては石田あたりにねだって持ってきてもらいたいところだが、
石田・横山に加えて吉田・村田の二正面作戦を展開中で、どこへ行くにも
嫉妬の可能性がついてまわるため、やむなく自力で開発。
ようやくこれで愛し放題（比喩的表現）だ。
この為だけに一週間ほど強化合宿を行った甲斐はある。

もう半月ばかり戦闘はしていない。
上級万翼長の発言力給付を利用して待機申請を出し続けている。
ここは常春学園だ。

2006年01月23日（月）02:43　
横山を植民地化し、石田を併呑した我が帝国は、次なる目標を吉田に定めた。
劣弱なる兵力しか持たぬかの少女を蹂躙すべく、進撃を開始する…！

とか何とか意気込んでいたら、ついに横山と石田が激発した。
実に厄介な事態ではあるが、愛い奴等だ。

2006年01月23日（月）02:32　
待機休養しつつ、石田と水族館デート。
一緒に帰ろうと持ちかけて断られたり、直後に石田から帰ろうと誘われたり
こやつめにははとか言い合ったりじゃれあったりじゃれあったりじゃれあったり
そのまま物語に夢中になったり（比喩的表現）した日曜日。

戦闘？
ははは、そんなものは男どもに任せておけばいい。

2006年01月23日（月）01:59　
貴重な発言力を使って石田をデートに誘おうとしていたら、山口に割り込まれる。

…

石田から（好意を利用して）おもむろに豪華な弁当を譲り受けると、山口を
強引に昼食に誘う。
日の丸弁当をぼそぼそと食う山口の前で三段お重の弁当を優雅にいただく私。
もちろん全部平らげたりはせずに、美味しいところだけを少しづつ味わい、
後は残して蓋を閉じてやる。

見たか山口、これが経済力の差だ、人間関係の差だ！
ははは、食後の茶が美味い！

!マイネリーベ�兇遼徑逎轡好謄爐倭農欧蕕靴さ’修砲覆襪隼廚い泙后�

2006年01月23日（月）01:36　
聖夜を石田と、色々と楽しく過ごす。

…楽しく過ごしたのはいいのだけれど、どうも石田はその後、空先生に
性愛に関する資料を求めたらしい。
復習のつもりか。
そういうところも躾け甲斐があって可愛くはあるのだが、少しアタマが痛い。

…しかし横山に対してはどうフォローしたものか。
釣った魚にも餌をやるのが百合帝国の流儀だ。

2006年01月22日（日）23:07　
真夜中の学校で鈴木にＴＶの話をされる。

不気味だが女は女だ、我が臣となる資格はある。
いずれ網を張ってやろう。

そういえば、山口には酷く嫌われている。
あれは聡い女だ。

朽ち果てる2006年01月22日（日）22:56　 そしてまたGPO。
石田が切なく泣いている。

しるべを与えてやろう、と思う。
どうせ引き返すことなどできない道だ。

朽ち果てる2006年01月22日（日）02:53　 『ムシキング』＃42「再生の時」
んー…？
昨今、これほど不出来な脚本と見事な演出のギャップに苦しんだエピソードも
珍しい、と思わせる奇妙に歪んだ一話。

シリーズ構成のプロットをそのまま垂れ流したようなチグハグな脚本でしたが、
松井亜弥、いったい何があったんでしょうか。
というか37話のみのゲスト脚本だと思ってたんですが、明らかに終盤への
ターニングポイントとなる重要な回でコレは…。

反面、演出／絵コンテの大平直樹はこのブツ切り脚本をよくここまでの
画面に仕立て上げた。素晴らしい。


…しかしまぁ、ちょっと今回のダメージは深刻かもしれませんね…。
最終クール、迷走しなければいいんですが…。

朽ち果てる2006年01月22日（日）01:59　 2006新年新番
練馬大根ブラザーズ
Fate/stay night
かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜
　　　　　　　　　　　　　　　---------(ﾟ∀ﾟ)
陰からマモル！
半分の月がのぼる空
よみがえる空 -Rescue Wings-
あまえないでよっ!! 喝!!
落語天女おゆい
怪 〜ayakashi〜
　　　　　　　　　　---------(´_ゝ｀)
タクティカルロア
マジカノ
鍵姫物語 永久アリス輪舞曲
　　　　　　　　　　----------(;´Д`)
LEMON ANGEL PROJECT


こんなところでしょうか。
話題作が期待値通りだったりそれ以外はそれなりだったりそれ以下だったりと、
まずは低調といえば低調な滑り出しとなりましたが、さてこの中から
大化けする作品が出てくるのでしょうか。

朽ち果てる2006年01月22日（日）01:38　 『あまえないでよっ!! 喝!!』
伏線放置で終了した前シリーズはやはり第二期が前提だったんですねー。
いや、是が非でも続きを観たい作品というわけではないんですが、
ようやくキャラの動かし方がこなれてきたかな、という印象を得た矢先の
最終回でしたから、気になってはいたんですよね。

お色気路線を強化したとおぼしき今シリーズの追加ヒロインは…中の人が
真田アサミですか。
なんというか、この作品はキャラコンセプトと微妙にかみ合わない役者を
使っていくというルールでもあるんでしょうか。
まぁその辺のミスマッチ感が独特の不思議な空気を醸し出しているのも
確かなんですけど。

そんなこんなである種の安定感は保証されている作品ですね。
あとは前作の不満点である舞台設定の活かし方がどうなるか、といった
ところですが、今シリーズでは第一話から物語のメインストリームが
動き出しているんで、その辺りを見守っていきましょう。

2006年01月21日（土）21:03　
石田から、吉田との間を取り持ってほしいと持ちかけられる。
いいぞ、愛憎は渦を巻かなくては面白みに欠けるというもの…！

2006年01月21日（土）20:54　
横山、この世には自分好みの男などいないと語り出す。

…そうだ、それでいい。
お前は男などに見向きもせず、いつまでも私の虜であればいい…。

そこで何気なく異性の話を振ると、恋愛話にシフトされる。
まったく可愛い娘に育ってくれたものだ…！

2006年01月21日（土）20:42　
休日は吉田を公園に誘い出して過ごす。
多少不満そうではあったが、帰りにプライドをくすぐってやったら
あっさりと機嫌を直していたので問題あるまい。

帰りがけに竹内を見かける。
テニスラケットなどという分不相応な物を持ち歩いていたので
猫なで声でおねだりしてみた。

…

ハハハ、女を見る眼がないな少年！
赤子の手を捻るより容易いぞ！

2006年01月21日（土）19:15　
12/8、横山陥落。
甘美なる我が帝国へようこそ…！
クク…生娘は容易いなぁ…！

2006年01月21日（土）16:53　
二周目の編成は

「愛欲の百合神話・ふたなり地獄変」

に改題されました。

朽ち果てる2006年01月21日（土）04:25　 二周目編成。
愛欲の百合神話

シナリオ：神話。
ヒーロー：工藤、ヒロイン：横山。
強敵（とも）：強化型石田、下僕：村田・吉田。
その他大勢：鈴木・竹内・小島・山口。

備考：
人前では魅力以外の訓練をしない。
当面のターゲットは横山。
下僕も絡め錯綜した濃密な人間関係が望ましい。
男はすべからく奴隷であるからして、基本的に貢がせる以外の口は聞かない。

戦闘？　優雅じゃないね。
そういうのは石田に任せておけばいい。

朽ち果てる2006年01月21日（土）03:54　 そして、歩いていく。
空への憧れを捨てきれない少年を引きずるようにして滑走路を駆け抜ける
少女の姿を幻視しつつ、物語はひとまずの幕引き。


少女よ、首輪を掛けよ。

…

一周目、終了〜！
どうやら竹内は無事コンプリートしていた模様。
途中の上層部イベントで消される可能性もあったようで、冷や汗ものです。
クリアランクはＣ。
戦死者は野口・山口・佐藤の三名。
周回時間は３０時間といったところでしょうか。

2006年01月21日（土）03:05　
２月２７日。
その夜の最後まで、二人の物語を。

2006年01月21日（土）01:59　
だが水族館チケットを持って竹内をご飯に誘った鈴木は断罪。
二度の入院では満足できないドＭのようなので、次の戦闘あたりは
三国無双の如く単騎で苛烈に虐め抜かれるのがお似合いだろう。

優秀な整備班の人員を割きたくないので殺しはしないが。
夜叉般若の面。

2006年01月21日（土）01:56　
いつもはサンドイッチしか持ってこない竹内が、お弁当をくれた。
…家事が上がっている。
む…健気だな。

許す！

2006年01月21日（土）01:32　
三連戦の後にようやくできた休日。
竹内との約束をしてある日曜日。
気合を入れて弁当も作った。

…

その日は砲撃の訓練をして過ごした。
もちろん、すっぽかした竹内を粉微塵にするためだ。

2006年01月20日（金）14:52　
バレンタインデー。
しまったここしばらく激戦続きでチョコなど用意していない。
…と焦っていたら、竹内の方から渡される。

気の利くやつだ、ご褒美でもあげようかな…

…

リトルチョコ。

この男…。
顔面を引き攣らせつつ、翌日特製チョコを用意して渡す。

耐えろ、これも多分愛の範疇だ。
でもご褒美はナシ。

2006年01月20日（金）13:41　
誰もいない、朝の学校の屋上。
その手を引いて歩く。

サンボマスターに曰く、世界はそれを愛と呼ぶのだ。

2006年01月20日（金）03:46　
雪の舞う夜の学校の屋上でキスをしてあげる。

翌日、べったりくっついて離れない…。
竹内…君という子は…。
千切れんばかりに振っている尻尾が見えるだけに叱れないのが我が身の甘さ。

次回の編成は血飛沫散る百合帝国にでもしようかな…。

朽ち果てる2006年01月20日（金）02:30　 GPOのつづき。
竹内という男、言葉にすると照れて素っ気ない態度を取ろうとするくせに、
スキンシップは拒まない。
というか、目の前をウロウロしては一緒に訓練しようとか勉強しようとか
朝から晩まで一緒にいようとしてくる。

要するに少年なのだと自分に言い聞かせる。
あれは鬱陶しいのではない、微笑ましいのだ。

戦況は敵の新型にも対応し、順調に推移している。
鈴木と谷口も退院してきた。
最近はキャリアの故障も少ない。

ずっとこんな日が続けばいい。
叶わないことを知りつつみる夢の甘美さよ。

2006年01月19日（木）02:20　
カザリキヌバネドリでわかりが悪ければ、徳川美術館の庖丁正宗でも構わない。
その美しさにただ涙する、それがこころというものだ。

朽ち果てる2006年01月18日（水）14:46　 『半分の月がのぼる空』
『半月』6話＋『しにがみ』6話という、変則的な枠ですねー。
まずは『半月』からスタートです。

橋本紡はデビュー作の『猫目狩り』が個人的に印象最悪だったんで
敬遠気味だったんですけど（それでも『バトルシップガール』までは
読んだんですけどね）、『リバーズ』『半月』と評判いいんですよね…。
さてはて。

そんなわけで原作未見で映像化作品を観賞。
んー、ユキヒロマツシタ監督はやはりトータルコーディネイトというか、
作品全体の色調を統一するのが非常に上手いですね。
ヒロインに高橋美佳子というキャスティングもどうなることかと思いましたが、
作中に落とし込んでみるとよくハマっている。
本編もそうですし、テーマソングにしてもきちんと作品の演出になっている。
この辺りのサジ加減が絶妙ですね。
というかＥＤテーマのラストの一枚絵は反則なんじゃないでしょうか。
物語の基幹にこういう設定を持ってきてる以上、あれはどう考えたって
これ以上なく美しくて悲しい場面なのでは。
こうなると次回予告の浮き方が痛々しいですが、伝統ということで
目を瞑るしかないのでしょうか。勿体無い。
さておき。

ただ第一話の展開を見る限り、おそらくは『マリみて』と同様に、原作において
重要と思われる演出やシーンでも、このアニメ版の色調に合わないと判断された
部分は徹底的に削り取られているんじゃないでしょうか。
もしそうだとすると原作ファンからの風当たりは強そうです。
未見の私としては、この空気を堪能できるだけで満足なんですけども。


しかしまぁ何というか、正直なところを言ってしまえば…。
ユキヒロマツシタ監督で『しにがみ』が観たかったなぁ、などと。
いや望月監督＆吉田玲子の布陣に何ら文句はないんですけどもね。
ただ、望月監督はリリカルに徹しきれないところがあるからなぁ…。

2006年01月18日（水）03:09　
１月最後の日。
きっとロクでもない日になるだろうと思っていたら、案の定招集がかかる。

八戸防衛戦。
敵は市街の目の前、我々と友軍は川向こう。
配置は最悪。
そして我が軍は鈍重をもってなる重装砲撃戦隊である。

石田小隊は全員無傷。
一人でアンフィスバエナ10数体を葬る大戦果を挙げ、
そして我々はまた大敗を喫した。

これのおかげで戦況は800〜900をさまよっている。
…いい加減、上も理解してほしいのだが。

朽ち果てる2006年01月18日（水）01:46　 油川が来た！
非常に懐かしい名前である。
というか正直、誰だお前は…と本気で考えた。

自慢だけして帰っていった。

…そうか。
今度友軍を盾にする作戦でも立ててやろう。

2006年01月18日（水）01:37　
平内攻勢戦はまさに総力戦となった。
敵は新型・アンフィスバエナを前面に、グレーターデーモンを主力として
スキュラが後方支援にあたるという、まさに磐石の布陣。

対する石田組は栄光・光焔の両人型戦車を二台の対空戦闘車がバックアップする、
というか突出して時間を稼ぐ栄光号の後ろから大砲で撃ちまくるという戦術。
ちなみに狙撃手の鈴木は入院中。

目標の第五世代幻獣は何と最後の一匹であった。
激戦１時間、敵は文字通り一兵残さず灰燼に帰した。

95式が一台大破、谷口は中期入院。
戦果に比して損害は軽微。
離脱者が出ても軽微な損害と思えるようになっている。

2006年01月17日（火）01:06　
ちと休憩。
酒をつまみに大絢爛舞踏祭のログを呑みながら泣いている。
誤記ではない。

こういう祭りに完全燃焼するためにゲームをやっているのではないかと、
どっちがメインなのかと、たまに本気で悩む。

2006年01月16日（月）02:19　
現状では戦闘にならないことがハッキリしているため、休養申請で
窮状を耐え忍ぶことにする。

さすがに部隊の惨状を察したか、にわかに陳情ブームが巻き起こっている。
ウォードレスや弾薬、果ては岩崎が光焔号を持ってきた。
素晴らしい。
既存の74式に加えて新型の栄光号重装型、95式と補充。
ようやく新生石田組、運用の目処が立ってきた。
定期試験が終われば、また戦場に出ることになるだろう。

試験は首席で終了した。

2006年01月16日（月）00:17　
1月10日、浸透突破作戦。
友軍の真正面に配置されたスキュラ雲を振りきれず、佐藤が死亡。
キャリアは74式を残して全滅の憂き目を見た。

作戦としては大成功、部隊としては最悪という、先日の戦闘とは
正反対の結果となった。

車両４台と熟練戦車兵一名を喪失した穴は大きい。
立て直しまでは相当の時間を要するだろう。
繰上げは鈴木、整備新任は小島航。

2006年01月15日（日）23:36　
精鋭部隊と位置づけられた石田小隊に与えられた次なる任務は、機動防御作戦。
敵はスキュラ部隊を軸にコボルトとキメラの混成地上軍。

友軍と共に奮戦し多大なる戦果を挙げるも、結果的には防御拠点の80％を
喪失する惨敗となる。
与えられた評価は最低レベル。
それはまだいい、いいのだが…なぜ無傷だった95式対空車がスクラップなのだ…。
しかも二台 orz

追い討ちをかけるかのように翌日、学校では指揮官への不信ムードが蔓延している。
ブチきれた石田隊長は隊員へのフォローを放棄。

…発言力4000使って代替車両を用意した隊長の苦労も知らずに！
もうお前らなんか知らんもんね！
ここは仲良しクラブじゃない、自分たちが生き残るために戦う前線部隊だっつーの！

まぁ、だからこそ無能なリーダーにはついていけないわけなんだけどもね…。

2006年01月15日（日）20:06　
友軍の援護に駆りだされた大晦日も暮れ、元旦。
もちろん独りだ。

74式を中心とした車両部隊に再編された新生石田小隊は順調に稼動している。
問題ない。

一月二日。
竹内にデートをすっぽかされる。
問題ない。殺す。

…と思ったら場所を間違えていたらしい。
すまん。

2006年01月15日（日）18:59　
修理も陳情も追いつかぬまま、八戸市街攻略戦に回される。
前線は友軍部隊と前回の作戦で無傷だった竹内の93式任せで指揮に専念。
新人は後方待機。
何より戦車が来ていない。

2006年01月15日（日）18:41　
遺品から佐藤宛の手紙が出てくる。
ゴッドスピード、山口葉月。

2006年01月15日（日）18:35　
空いた穴はアリサと佐藤が埋めることになった。
欠員補充で横山と村田の二名が加わった。

こうして戦争は続く。

2006年01月15日（日）18:22　
12月27日。

敵の大部隊に包囲される。
見渡す限りの敵、敵、敵。
友軍とも分断された、絶望的な配置。

キメラが、ゴブリンのように群れを成して迫り来る。
その後ろからはミノが、ゴルゴーンが、蟻一匹も通さぬとばかりに押し寄せる。

これが前線。
後方のお遊戯任務とは違う、地獄。

野口はヘリごと消し炭になった。
山口母さんはミノの拳に潰され、処置を施す間もなく息を引き取った。

戦死者ニ名。

2006年01月15日（日）17:28　
気がつけば聖夜、無論デキる女は孤独であった。
なんとまぁ猛烈に士気が下がる。

竹内の甲斐性ナシ！（八つ当たり
もうお前とは遊んでやらん、と絶縁状を叩きつけるつもりで話しかけても
出てくるのは空軍に入りたかったなどという愚痴ばかり。
絶縁状の代わりに右ストレートを叩き込んでやろうかと拳を固めていたら
いいタイミングで幻獣出現。
命冥加なやつだ。

2006年01月15日（日）07:54　
竹内との初デートは公園で読書コース。
照れと期待を両天秤に乗せた実に微笑ましいものだった気もするが、
しかしデート終了と同時に幻獣出現という見事にお約束な展開の前に
一切の印象が消し飛んでしまった。

物語的に補完するならば、我らが石田小隊長、まだしばらくは恋より仕事を
優先せざるを得ないのかと苦笑して溜息をひとつ、両の頬をぴしゃりと叩いて
上げた顔には、既にいつもの不敵な笑みが浮かんでいた…といったところか。

行くぞ竹内グズグズするな、此処は我らが戦場ぞ。

2006年01月15日（日）07:24　
小競り合いを繰り返していたアリサと鈴木の間で、ついに紛争が勃発、
ジャガイモを賭けての大勝負！

…おまえらさぁ、賭けるものが違うだろ…。

2006年01月15日（日）06:51　
馬面野口と電波鈴木が百翼長に昇進する。
どうにもキナ臭い感じがしたので、対抗して万翼長に。

調子に乗るなよ野口。

2006年01月15日（日）05:53　
98式ショックの影でこっそりウォードレスを駄目にしていた竹内から
日曜のデートに誘われる。
てめえの尻拭いで開発技能上げたりしてるのが見えねえのか、と言いたいのを
ぐっとこらえて快諾。
たまには息抜きも必要だ。
そう、たとえ相手がこんな冴えない垂れ目であっても。

2006年01月15日（日）05:23　
突破作戦、再び。
拡大マップでの命令の出し方を覚えた以上、もはや我らに負けはない。
歩兵どもを率いて進撃あるのみ。

…って真正面からミノとキメラの混成部隊と遭遇、乱戦になる。

結果としては全員突破の大勝利となったが、98式偵察車がおシャカに。
せっかく得た発言力が丸々消し飛ぶ事態を前に、初勝利に浸る余裕もない…。

2006年01月15日（日）04:35　
山口母さんを昼飯に誘う。
…母さん、ただひたすら水を飲んでいる。
気まずい食卓を終えて、そそくさと立ち去ろうとすると母さんが一言。

「7000円、貸してくれませんか？」

不憫すぎるので無担保で貸し付けてやる。
返済は任意だ。

教室への帰り際に振り返ると、母さんは一心にうどんを啜っていた。
涙が止まらない。

2006年01月15日（日）03:35　
月曜日、ペンギンと出会う。

…正直、一目惚れ。
しかし他の隊員の手前、見なかったフリを決め込む。

2006年01月15日（日）03:02　
土曜日。
授業を終えると同時にサイレンが鳴り響く。

実戦だ。

任されたのは浸透突破作戦。
支援補給車も随伴しているため弾薬は十二分。
ゴブリンを蹴散らしつつ問題なく突破ラインへ到達、いざコマンドを入力！
意気揚々と眺める画面には…

　大　敗　北　

の文字が…。
小隊長が最初に突破したらダメなのね…orz

オマケに竹内の92式を失う。
初陣は記録的大失敗に終わった。

2006年01月15日（日）02:45　
道端で拾ったジャガイモ60kgを背負って歩いていたら、小島先生が靴下を(ry

上申：青森は飢えている。

2006年01月15日（日）02:40　
朝、アリサが十翼長に昇進した。
手の早い女だ。

昼、アリサが全員を昼飯に誘った。
快諾したのは私と電波鈴木だけだった。

皆…この正直者め！(* ´∀｀) σ)Д｀)

2006年01月15日（日）02:31　
ゴミ箱から拾ったリンゴ100kgを背負って歩いていると、電波鈴木が
執拗にストーキングしてくるようになった。
鬱陶しいので話を聞いてやると、どうしてもコレが欲しいらしい。
無論、一言の元に断る。
これは我が小隊の大切な予備食料である。
貴様如き胡散臭い輩に渡せるものか。

すると電波鈴木から再度の交渉が。
内心で辟易していると、やはりリンゴをよこせという。
しつこいヤツだ。

「また今度に―――」

…しかし、今度の鈴木は一味違った。

「この脱ぎたて靴下と交換でどうですか」
「よかろう。」

思わず即答してしまった。
おのれ策士め。

2006年01月15日（日）02:11　
模擬戦ではとりあえず戦車に乗って敵歩兵軍団を蹴散らす。
キャタピラーとおおがらすの如き戦力差。
蹂躙とは正にこのことか。
そりゃあ油川君も怒るだろう。

朽ち果てる2006年01月15日（日）01:35　 GPO
…とりあえずオーソドックスに石田で開始。
電波少女っぽい鈴木が、外見通りいきなり介入されていてビビる。
かと思えば食客王・岩崎には安産のお守りを渡され、馬面の野口からは
挨拶もそこそこに靴下を所望される。

…青森も変態の巣窟だ！

朽ち果てる2006年01月14日（土）05:58　 とまぁ、
そんなこんなで私の中における植田佳奈の位置づけは豊口めぐみと
非常に良く似ている。
この二人の轍を追い続けているのが門脇舞ではないかと思う。
福圓美里は途中で脇道に抜けてしまった。
生天目仁美は下道で渋滞を回避して先に行った。
清水愛ともまた別のルートだ。
ちなみに中原麻衣とはかなり立ち位置を異にしている。
能登とは対極のような気がする。
まるで関係ないがさすがに伸びないだろうと踏んでいた新谷良子に
芽が出ようとしている気配があることには驚いている。
ところで松来未祐は今年こそ来るんじゃないかと予感しているが
毎年そう思っているような。
対して白石涼子は非常に順調だ。
新井里美はみゆみゆコースへご案内か。
広橋涼は今年辺りもう一皮向けてもいいんじゃないか。
このままだと野中藍と同じ道を辿る気がする。
そういえば小林沙苗は下半期おとなしかったな。
千葉紗子は相変わらず伸び悩んでいるように感じる。
しかし野川さくらは伸びなくてもこなれてきたし元気だ。事務所が。
それを言ったら高橋美佳子はいつも実力より一段上の役柄で
無理をしているような印象だが何をやってもそんな感じで不思議。
反面、真田アサミはようやく自分の立ち位置が掴めた感じ。
そう考えるとやはり二世代下の沢城、恐ろしい子…！
ストライクゾーン狭すぎる小清水はむしろ歳相応なのか。
千和と釘宮には今年も存分に活躍してほしい。
ﾅﾁｬｰﾝは変わらず独自路線での暴走を期待している。
そんな田中理恵の迷いが悪い方に転ばなければいいと願う06年。

どうだこれだけ並べれば大抵の若手は網羅しただろう。
途中から趣旨が変わっているのには気がつかないフリをした。
ああそういえば水樹奈々と静様を素で忘れていた。
で、山本麻里安の不死鳥の如き復活ﾏﾀﾞｰ?

朽ち果てる2006年01月14日（土）05:37　 ところで、
2005年に最も伸びた若手女性声優を一人挙げろと言われたら、
私は植田佳奈を選ぶ。

植田は2004年からこちら、大きなムーブメントの中心に放り込まれることで、
ようやく自分のクセを長所として押し出すことができるようになっていった。
『マリみて』を転機として『学園アリス』で開花、05年に入って『ぺとぺとさん』
『なのはA's』と重要な役どころを（方言という足がかりを得ながら）こなした
その結実が、今回の『かしまし』なのだろうと思う。

正直、03年辺りまでは好きではないというより苦手な部類ですらあった。

朽ち果てる2006年01月14日（土）05:24　 で、
OVAなんぞ観とらんでさっさと本編に手をつけろよ愚図、と私の心の第一野党が
大変な剣幕で攻勢をかけているものの、与党側はいつも通りどこ吹く風、首相の
圧倒的な支持率を盾に知らん顔を決め込む構え。

そんなこんなで気になっているのが来週発売の『RULE of ROSE』だったり。
怖いのが苦手と公言しているわりに興味津々なのは、恋に恋する女学生の心理と
同様の構造だとご想像いただければわかりがよろしい。よろしいんだってば。

朽ち果てる2006年01月14日（土）04:22　 『GPO』
…の、ゲーム同梱未放映話DVDを観たんで、アニメ版の話。

白の章はつまらなかったけど、緑の章は面白くないんだよなぁ。
この差は結構大きい。
いや、どっちもダメなんだけれども、問題の質として。

朽ち果てる2006年01月14日（土）02:31　 大谷育江、体調不良のため一時休業。
一日も早いご快癒を祈念しております。

朽ち果てる2006年01月14日（土）02:17　 『LEMON ANGEL PROJECT』
'`,､('∀`) '`,､
冗談は企画だけにしてくれよビッチ。
第一話を観るのにこれだけ忍耐を必要とする作品も久々です。

元凶は主演のしほの涼。
この声を20分強も聴き続けるのは、さすがに苦痛以外の
何者でもありません。
素人なら素人らしく、素直な声の出し方をしてくれさえすれば
まだイラつかずに済むんですが、妙なクセや鬱陶しい節回しが
ついてるもんだから聴くに堪えません。
せめて芝居の真似事をしようとするのをやめてくれませんかね…。

魅力に乏しい台詞回しや意図が曖昧な構成、抑揚の無い演出…。
確かに見回せばそこら中に転がっている要素ではありますが、
それが（しほの涼を神輿に担いで）まとめて押し寄せくるとなると
もはや暴力的ですらあります。
作画だけが突出しているのがまた苛立ちを助長しますね…。
ＤＶＤはINTERNATIONAL EDITIONとでも題して全編英語吹き替え、
字幕バージョンで売り出せば、まだ資本回収の見込みもあるかも
しれません。
門脇舞キャラだけトーキーにするとか。
もう全部山崎バニラに任せるとか。

ave糞の呪いを蟲師の分まで背負ってくれると考えれば
存在意義としては十二分ですが、貴重なマンパワーを
ドブに棄てるような真似は好ましくないでしょう。

いっそ子安と津田健、長島雄一だけ残して違うアニメにしませんか。

朽ち果てる2006年01月14日（土）01:17　 『怪 〜ayakashi〜』
おお麗しき天野喜孝の世界。
これがノイタミナ枠の迷走の始まりなのかどうかは脇に置いておくとして、
まずはＯＰの天野絵を見ているだけで楽しめたりします。

構成としては小中色はわりと薄め、非常に無難な運びなんですけど、
ひとつ気になったのは、ちょこまかと変わる視点を画面でもテキストでも
フォローしようとしていないこと。
恐怖の東映ローテが炸裂しそうな動画と合わせて不安要素ではあります。

朽ち果てる2006年01月14日（土）00:45　 『かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜』
宇宙船が突っ込んできてハヤタ状態の主人公が超技術で性転換させられた…とか、
水谷優子な女教師が独りで浮きまくった言動を繰り返したりとか、その辺が
あかほりさとる要素なんだろうか。

まぁ最近の花田十輝は仕事が安定してるんで（ついでに言えばあかほりの
あしらい方も熟知しているだろうし）、この魅力的ながら難しい素材も
割と上手くさばいてくれそうな気はします。
第一話にしては構成がわかり辛い部分もありましたけど。

主人公が女性化した途端に露骨に淫乱な顔を垣間見せた堀江キャラや
みちるの転生体が素直に成長したようなツインテールゆかりん、
わけしり顔で状況を引っかき回す荒鷲メガネッ娘…と、ひとまずの
キャラ立てには成功していますので、次は「あかほりパート(仮)」とでも
いうべきトンデモ部分の浮き方をどう抑えていくか、がとりあえずの
課題でしょうか。
作画は非常に高いレベルでしたので、ここを維持できるようなら
期待しても良さそうです。

朽ち果てる2006年01月14日（土）00:32　 『時効警察』
金曜ナイトドラマ枠、いつも通りの強さを発揮してきましたねー。

今作も非常に油断ならない作りというか、画面中にこれでもかと
小ネタが詰め込まれており、一瞬も目が離せません。
気を緩めた隙にシュールな掛け合いが展開される脚本、あまつさえ
それに応えてネジが外れたような独特の怪演を繰り広げる役者陣。
まったく色んな意味で見ごたえのある作品です。

それにしても豊原功補、電車男に続いて非常にオイシい役どころですが…、
こっちのイメージを定着させていいんだろうか。
楽しいけど。

朽ち果てる2006年01月12日（木）03:11　 『落語天女おゆい』
いかにもな石田キャラに、はいはい石田石田とか言いながら
しっかり喰いつく俺ガイル。
後藤沙緒里は今まで聴いた中で一番マトモな演技をしてるかもしれない。

さておき。
設定から何から、充分にネタ先行な筈なんですけど、案外と作ってあるな、
というのが第一印象でしょうか。
ゴミ同然の基本設定を上手くいなして、笑えるレベルに昇華しようと
努力しているというか。
様式とパターンに逃げるようになったら見限りますが、なんというか、
まだ勝負は投げてないといった感じ。

とはいえ、目黒の秋刀魚の笑いどころはそこじゃないだろ、とも。
ちゃんと監修しようよ落語協会。


で。
何はともあれ、これだけは言っておかなきゃならないんだけども、

生え際前進してる歌丸師匠ﾓｴｽ。

朽ち果てる2006年01月12日（木）03:10　 『陰からマモル！』
今のところ金月色は薄め、その代わりふじもと色も薄め。
非常に無難な感じに中和されてますね。

阿智太郎原作はもうツッコむ方がバカをみる、脳から要らない力を
抜いてリラックスするための一冊といったテイストですから、あえて
これを下敷きにニッチな層を狙っていくようなことはせずに、ユルい
空気を素直に押し出していくんでしょうか。
作画も大崩れは無さそうですし、この調子で演出の方向性が
変わらなければ予想外に楽しめそうです。

まぁ、金月：ふじもとのバランスがどう転ぶかで劇的に評価の
変化しそうな作品ではありますが。

あとは私市淳、久々のレギュラーが主役か。超頑張れ。

朽ち果てる2006年01月11日（水）13:15　 『タクティカルロア』
構成・脚本が兵頭一歩とのことで、このいかにもダメそうな設定を
どう暴走させるのかちょっと興味深かったんですけど、監督が昨今ネタばかり
提供しているふじもとよしたかという時点で覚悟しておくべきでしたかね…。
この作画でぷちえろを展開されても困るんですが。

キャラにしても妙に強引かつ表面的なところでキャラ付けがされてますし、
数に対する処理能力が追いついてないなぁ、という印象を受けました。
ダメならダメで、いっそもっと突き抜けてほしいものではあります。

朽ち果てる2006年01月11日（水）02:22　 『Fate/stay night』
ＯＰの『Disillusion』、カッコイイなぁ。
いいアレンジです。
というかアレンジというのが小粋。

とにかく作画には一片の隙無しといったクオリティでしたねー。
この点については素直に称賛したいです。
素晴らしい。
ジェネオン乾坤一擲の予算投入が結実、というのは斜に構えすぎか。

で、最大の問題と思われた脚本・構成に関しては…映像的にも台詞的にも
モノスゴい情報量を叩き込んできてるのはわかるんですが、原作は
いうまでもなくその辺り偏執的ですらあるんで、取捨選択が最大の難事。
その意味ではまだ様子見、といったところでしょうか。

それにしても時系列順にギル様との因縁からスタートしたのは意外でした。
セイバーとの契約は２話に持ち越しですか。
放映の１・２話を合わせて真の第一話…、といった感じで捉えると
丁度いいんでしょうかね。
しかしそうなるとますますどういう構成を取るのか判らなくなるなぁ…。
弓兄貴の優遇されっぷりやら士郎の正義の味方云々な語りを見てる限り、
ＵＢＷを切り捨てるってことはなさそうなんですけども、とりあえず
桜の出番の無さからするとＨＦは微妙と判断。
まぁ２クールですから、この先どう転ぶかといったところ。

キャストに関しては、まずまず違和感なく聴けたかな。
跡部様なアーチャー兄貴には予想通り惚れた。
ただ、藤ねえの声は…どうなんでしょうイトミキ。
キャラ的には（聖杯戦争が始まっていない今しかないとばかりに）
大活躍してたんですけどね…。

朽ち果てる2006年01月11日（水）02:21　 『よみがえる空 -Rescue Wings-』
作画は安定してますし、硬派は硬派なんですが…。
いや地味な演出とか、抑え気味の脚本とか、そういうのは構わないというか
むしろ大歓迎なんですけども…。
ちょっと揺れた、おい新人現場を見にくるか、ハイ第一話終了、では。
タイトル「初めての仕事」って、仕事してないから。
着任の挨拶も仕事だけどさ。

ツカミというものをまったく意識せず、主人公以外のキャラを見せる気も、
大事件を起こして次回以降のヒキにすることも考えていないかのような
第一話には、ＧＰＭ行軍歌の悪夢再来かと不安を覚えずにはいられません。
製作側が渋いことと平坦であることを混同していないよう祈りつつ。

朽ち果てる2006年01月11日（水）02:21　 『おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ』
はい、これぞナベシン、これぞ浦沢！
デフォルトでアタマおかしい連中(誉め言葉）が深夜だからって
悪ノリして好き勝手やったら電波に乗せられるかどうか瀬戸際な
作品になっちゃった、といった感じ。

玄田哲章にイカされる森久保とか、もう見てらんない！
俺に代われ！（死んでみようぜ
あ、次回予告の後ろでバックから触手宇宙人に犯される玄田哲章は
別に代わっていただかなくて結構です。

って書いてる私がアタマかわいそう気味な人みたいですよ！？
まぁ第一話のタイトルが「俺の練馬大根をおさわりください」ですからね！
色々とお察しください！

あとは役者陣がどこまでこのテンションを噛み砕けるか、ですねー。
それとジャニーズ他、関係各所に通報されないことｗ

朽ち果てる2006年01月11日（水）00:52　 『アンフェア』
役者と演出は面白いですねー。
今のところ脚本が壊滅的につまらないのはチカラの無い原作を
下敷きにしているからだと言い聞かせつつ、オリジナルな展開に
入ってからの加速に期待。

朽ち果てる2006年01月11日（水）00:46　 『Ns'あおい』
ダメだこりゃ…。
脚本・演出のあらゆるパート、そのすべてにおいて既存の医療系作品の
縮小再生産でしかないのも致命的ですが、それ以上に石原さとみが
社会に出ているようには見えない。
まるで中学生の職業体験日記のようでした。

朽ち果てる2006年01月11日（水）00:38　 『西遊記』
ビックリするほど安っぽい…のは別に構わないですし、中華四千年の歴史に
頭からガソリンかけて火をつけるかのような適当考証も覚悟してましたけど、
しかしそれにしたって一番の見どころが冒頭のキムタク戦ってのは第一話として
どうなんでしょう。むしろ正しいのか。
三度の殺陣シーンが後になるほどショボかったのは本当に正しいのか。
むむ。

んー、バラエティの一コーナーとしては面白いと思います。
ドラマとして云々…というレベルではまぁ、ないですね。

朽ち果てる2006年01月10日（火）12:18　 桜庭一樹『推定少女』
わたしのことは誰にもわからない。

そういう当たり前のことに気付くための言葉が純文学なら、そういう
当たり前のことから逃げて逃げて逃げ続けるのがジュヴナイルだ。

そんな乱暴なカテゴライズを、くそくらえとばかりに後ろ足で砂をかけたり
デザートイーグルで粉微塵に吹き飛ばしたりする物語。

というのは嘘でみんな死にました。


解決するはずのない問題から逃げ続けているから、逃げるのをやめたって
問題は解決しない。それはずっとまとわりつく。
慣れは磨耗だ。

そうして少女は死んでいく、なんていうとこれはもう少女を外側からしか
観られない人間の言葉でしかないわけだけど。

それでも少女と女性はやっぱり別の生き物です。
というお話。違うか。

朽ち果てる2006年01月10日（火）00:53　 2005アニメ大賞
　大賞
『陰陽大戦記』

☆金賞☆
『ＡＩＲ』
『巌窟王』
『レジェンズ 甦る竜王伝説』


★銀賞★
『スクールランブル』
『まほらば』
『ハチミツとクローバー』
『フタコイオルタナティブ』
『魔法少女リリカルなのはA's』
『ぱにぽにだっしゅ！』
『かみちゅ！』
『MONSTER』
『苺ましまろ』
『フルメタル・パニック！ the Second Raid』
『舞-HiME』


評：
『陰陽』は決して完璧な作品ではありません。
伝説に残るような作画も、人生観を揺るがすようなシナリオもありません。
しかし、昨年放映されたアニメ作品の中で、これを越えたと思える作品は、
不思議と思い当たらないのです。
４クールという時間にしっかりと意味を持たせた、そういう作品でした。

『ＡＩＲ』はもう文句なく素晴らしい作品なのですが、私にとっては
やはりあくまでも追体験ツール以上にはなり得ないのです。
『巌窟王』はその試みはともかくとして、骨太な物語性に惹かれました。
『レジェンズ』はやはり大地監督らしい、「楽しませる」ことに特化した
良作でした。

以下、銀賞は並び順通りの評価ですね。
各論についてはそれぞれの作品の項に譲りますが、幾つか補足を。
『フタコイ』の位置に関しては私自身のアンテナ感度の問題ですね。
十二分に頂を狙えた作品だったと思います。
『苺ましまろ』は放映中も楽しんでいたのですが、終了後しばらくしてから
じわじわと禁断症状というか、発作的に観たくなる衝動に駆られるように
なりました。
伸恵の視線や表情を見直すと新たな発見があったりして、侮れない作品です。


総括としては、平均的なレベルは高く粒揃いではあるものの、反面、
伝説にまで突き抜けた作品には恵まれなかった年、といえるでしょうか。

朽ち果てる2006年01月10日（火）00:49　 『SHUFFLE！』最終回
最終回のＥＤロール演出がちょっと心憎い。
ああいうの好きなんですよ、言葉少なな後日談。
そして、

やっぱり
ひと美おねえさんは
えろい
な

さておき。

いや、亜沙先輩ＥＤは相当に意外というか、セオリーからいけば
見果てぬ夢・土見ラバーズハーレムＥＤか、ファンディスクで
公式確定したネリネルートで落ち着くと思ってたんですけどね、当初は。
正直、原作プレイヤーにとっても一見さんにとっても予想外の
流れだったんではないでしょうか。
とはいえ他のヒロイン達も使い捨てにされたわけではなく、それぞれの
お当番回に数話を費やすという贅沢な時間の使い方で見せ場を作って
いましたし、最終回の雰囲気は準ハーレムといったところですし、
それなりの立場は保障されていたわけですが。
エロゲ／ギャルゲ原作モノの王道であるドタバタラブコメ路線を
序盤で切り捨ててシリアスモードに移行したのは、そういう意味でも
正解だったと思います。

反面、弊害としては主人公がそれぞれのルート確定直前までフラグを
立てまくった挙句に亜沙先輩に走ったために、結ばれることでしか
補完され得ない心情、といった部分が置き去りにされた印象が
あることですかね。
過去の傷から流れ出す血は止めたけれども、痕を癒すことまではせずに
立ち去ったというか。

それが顕著だったのは楓ですかねー。
本作最大のトピックであることに異論を待たない21話の際限ない狂気が、
楓編の終幕である22話においては急速に鳴りを潜めてしまっている。
それ自体は（黒楓さまの血沸き肉踊る大活躍への期待は置いておくとして）
構成としては仕方のない部分だと思うんですけど、しかし主人公が
それをもって楓の負の部分が落ち着きを見せたと判断し、安心して
亜沙先輩とくっつく、という流れは片手落ちだと感じるんですよね。
アレは休火山ですよ。
火口に蓋をしてハイおしまい、では済まない。
構成として楓の暴走が落ち着く、というのであれば、物語の内部では
それを自然な流れとして見せなければならない。
その辺りが少しなおざりになっていたんではないかな、と。

とはいえ、波はあったものの一定以上の水準を保持した作画といい、
全体として浮つかない色調の語り口といい、それなりに、と言わず
結構なレベルで楽しませてもらったのは確かです。
同系統の他作品と比較すれば誇っていい内容だったのではないでしょうか。

朽ち果てる2006年01月07日（土）23:09　 『鍵姫物語 永久アリス輪舞曲』

…ゴメン、『マジカノ』はまだ全然マシだった。
15秒に一回のペースでＴＶに火をつけてやりたくなる衝動に
駆られながらの第一話でした。
そうだよねえ、やっぱり萌えアニメってこうでなくっちゃ！

…これでたとえば、第一話が丸々ちょっと頭がかわいそう気味な主人公の
妄想なんかであればまだ良かったんですが、どうやら本気で
このちょいエロ薔薇人形な物語を展開させるようです。
そこら辺の流行りモノを継ぎ接ぎしたような世界設定はともかくとして、
あらゆる登場人物の言動や心情が一から十まで理解不能なレベルで
展開されるのはある意味でスゴいですね。
これぞ超展開、と眩暈に似た感動すら覚える構成も見事です。

とはいえまぁ、介錯大先生の原作にしっかりした土台を期待するほうが
間違っているというのは異論を挟む余地も無い決定事項ですから、これは
視聴する段階で覚悟しておくべきことだったかもしれません。

それにしても、電波・変態大集合といった感のある第一話のラストに
子安キャラをもってきたのは大正解ですね。
視聴断念の判子を押そうとする手がピタリと止まりましたよ。
やっぱり子安は最高に変態だなぁ（誉め言葉）。

どう考えても消化しきれない数のキャラを詰め込んだＥＤとか、
ネタとしてなかなか歯応えのある作品ですね…。

朽ち果てる2006年01月07日（土）23:09　 『マジカノ』初回
アタマいたいなぁ…。
脚本家は軽く脳が膿んでるんじゃないかと思わせる中身の無さですが、
第一話から最低ヒロイン決定戦を繰り広げる辺りは新鮮でした。
文字通りの醜態を惜しげもなく晒す姿に涙を禁じえません。

とりあえず無駄にテンション高いのはいいんですが、見事なまでに
観賞後に残るものがありませんね。

朽ち果てる2006年01月05日（木）13:42　 2005アニソン大賞
大賞
『ぼくらの時間』 eufonius （『フタコイ オルタナティブ』ED）

☆金賞☆
『甲賀忍法帖』 陰陽座 （『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』OP）
『創聖のアクエリオン』 AKINO （『創聖のアクエリオン』OP1）
『ETERNAL BLAZE』 水樹奈々 （『魔法少女リリカルなのはA's』OP）

★銀賞★
『偶然天使』 極上生徒会執行部 （『極上生徒会』ED1）
『大事 ♥ Da・I・Ji』 佐伯美愛・白石涼子 （『まほらば』OP）
『僕のスピードで』 米倉千尋 （『まほらば』ED）
『秘密基地』 高田梢枝 （『交響詩篇エウレカセブン』ED1）
『輝く君へ』 麻帆良学園中等部2-A かなかな組 （『魔法先生ネギま！』ED1）
『聖少女領域』 ALI PROJECT （『ローゼンメイデン トロイメント』OP）
『夜明け生まれ来る少女』 高橋洋子 （『灼眼のシャナ』ED）
『いちごコンプリート』 千葉紗子・折笠富美子・川澄綾子・能登麻美子 （『苺ましまろ』OP）


番外：
『阿修羅姫』 ALI PROJECT （PS2『舞HiME 運命の系統樹』テーマソング）
『Peace of mind』 angela （『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』ED）


評：
『ぼくらの時間』と『甲賀忍法帖』は本当に僅差といった感じですね。
どちらも作品と見事に調和した素晴らしいアニソンでした。
人形を使った柔らかい実写映像と、放映中に物語に合わせて数パターンが
使い分けられていた点、その辺りで『ぼくらの時間』に軍配が上がったと
いうところです。

『創世のアクエリオン』は正々堂々、真っ向勝負といった貫禄のある曲ですね。
特にサビのインパクトは抜群で、ここ数年を見渡しても随一と言っていいでしょう。
話題性も高く、作品はロクに観ていなくともこのサビだけは歌える、という人も
多いのではないでしょうか。

『ETERNAL BLAZE』は昨年の『innocent starter』に続いて水樹奈々自身の
手による詞ですが、前回残念と評した部分を一気に払拭しましたね。
疾走感に満ちた曲調と合わせた世界を展開しながら、核にはしっかりと
『なのは』という物語を内包しています。

『偶然天使』はボーカルの五人（田村ゆかり・生天目仁美・野田順子・
清水香里・沢城みゆき）の声質バランスの良さが際立っていますね。
非常にエンディングテーマらしい曲で、観賞後の余韻を爽やかに締めてくれる
一曲です。

『大事 ♥ Da・I・Ji』は作品との調和・映像とのシンクロに恵まれましたね。
柔らかく暖かい詞も『まほらば』という作品のもつ雰囲気をしっかりと
表現できています。
ＥＤテーマである『僕のスピードで』 もきちんと作品を見据えて作られた曲、
といった印象で、ＯＰの『大事〜』と対になって見事に作品全体の空気を
下支えしています。
キングレコードの森山敦プロデューサーが関わった作品は最近、こういった
くすぐりが非常に上手いですね。

『秘密基地』は（その後の展開を見るに）ソニー側の一方的なタイアップと
いった側面の強い『エウレカ』のOP/EDソングにおいて唯一、テーマソングと
言っていい曲でしょう。
ボーイ・ミーツ・ガール未満の少年心理は序盤のレントンと、或いはその
回想的な切り口は中盤以降のホランドと良くシンクロしています。

『輝く君へ』は極めて明確にキャラソンであることを押し出しながら、
しっかりとＥＤテーマとしての役割を果たしていました。
個々の歌唱力不足が玉に瑕ですが、合唱部分は白を基調にした映像と相まって
素直な余韻を醸し出してくれました。

『聖少女領域』は前シリーズに続いて『ローゼン』世界を見事に彩っています。
今作では映像の妖しさにも拍車がかかり、これぞテーマソング、といった色合いで
作品への導入部を盛り上げていますね。

『夜明け生まれ来る少女』はその迫力に満ちた歌唱と、少女応援歌というより
少女軍歌といった風情の力強い詞でインパクトに溢れた曲ですね。
サビでモノクロからカラーへと色調を変えることで炎髪灼眼を表現した映像も
アイデアの勝利といったところでしょうか。

『いちごコンプリート』は能天気で脱力するような詞と曲調で見事に作品の
カラーを表していますね。
ある意味で極めて正統派のアニソンといえます。


番外の『阿修羅姫』はALI PROJECT以外には創り得ず、また詠えない世界ですね。
アニメ版と比較してかなりシビアな状況になるゲーム版の哀しくも美しい空気を
これ以上ないかたちで具現化した名曲です。

同じく番外の『Peace of mind』は年内ギリギリ滑り込みで放映された、
『ファフナー』スペシャル版のＥＤテーマですが…いや、これは見事。
（色々とゴタついた本編と違って）非常に高い完成度で悲劇を描いた作品の
世界観を掬い上げつつ、しっかりと本編へ繋ぐ詞を見せてもらいました。


次点は『みちゆき』『至純花』『少年よ』『君は僕に似ている』『アカギ』
『生きてこそ』『熱唱!!らぶげナイトフィーバー』といったところ。
個人的な好みだけでいえば『�鏑縫戰ぅ咫次戞悒襦璽廖拱佞蠅盖鵑欧燭い箸海�
でしょうか。


今年の特徴はなんと言ってもＥＤテーマの大健闘ですね。
ＯＰ/ＥＤテーマは一対でアニメの演出であるという認識が拡がることを祈りつつ。

朽ち果てる2006年01月04日（水）23:56　 『古畑任三郎 FINAL』
イチロー…完璧超人か。
掛け合いの際の呼吸というか、お互いの間の掴み方以外は殆ど完璧と言っていい。

朽ち果てる2006年01月04日（水）14:52　 『Paradise Kiss』最終回
ハマケンパラダイス。
ジョージというか浜田賢二のエロボイスにめいっぱい鼻の下を伸ばしながら
観るのが、この作品の正しい鑑賞法です。
いやマジで。
山田優には慣れで対処。

にしても最終回、単体としてのクオリティはともかくとして、ストーリーの
流れとしては果たして機能してるんだろうかという疑問は残りますね…。
ここにきて急に全キャラの志向が将来への展望、ではなぁ。
まぁサブタイトルは「未来」ですし、出来としては水準以上なんで何となく
誤魔化されたい気にもなりますけど、うぅん。

青春時代のはずなのにキャラがまるで青春してないような気がする構成は、
まず原作からして対象顧客が少女マンガ読者層や大きなお友達ではないんで、
これでいいんだとは思いますが。
しかしこれだけ狙いを絞りながら、いわゆるオサレ系に転んでいないのが
この枠の匙加減の絶妙なところですね…。

全体としては、まぁこの「ノイタミナ」枠の、枠としての期待に対しては
応えられたんではないかと。
作画のベクトルは重要なシーンは偏執的に気合を入れるけどもそれ以外は
もう徹底的に捨てにかかる完全キメ打ち方式で、これは正解だったと思います。
特にコンテストシーンのドレスは圧巻。
見せ方で迫力を損なっているのが相当アレでしたけど、描き込みは異様。

しかしまぁなんというか、これって矢沢あい作品じゃなくて小林治作品ですよね…。
最終回なんか原作至上主義者はどれだけ憤慨するのかな、とか思いましたけど、
良く考えたらとうの昔に脱落してて全話観てるわけがないか。


あ、そういえばこれだけは言っておかなきゃならないんだけど、

「決まってるじゃない。
　あなたのドレスのパターンを引くのよ」

イザベラ最高な。

朽ち果てる2006年01月04日（水）02:12　 『マイネリーベ�供�
ヤバい、没落システムはヤバい…。
これを考えた人間もこれで喜ぶ人間も絶対に病んでるよ…。

　オ　ラ　、　ワ　ク　ワ　ク　し　て　き　た　ぞ　

朽ち果てる2006年01月04日（水）01:58　 『ＡＲＩＡ』最終回
第二期の製作が決定済みということで、まずは小休止といったところ。

原作厨の印象としては…うぅん、少しばかり個々のキャラに焦点を
合わせすぎてしまったかなぁ、という感じでしょうか。
音楽面は望みうる中でも最高の出来、当初は不安視していたキャストに
関しても１クールを通してすっかり馴染んだ感じだっただけに、、
これを残念と言ってしまうのは贅沢が過ぎるでしょうか。

とはいえ、ネオ＝ヴェネツィアという特別な空間に漂う時間の流れ方を、
もっとこう、なんというか勿体無い形で堪能させてほしかったかな、と。
それぞれのエピソードを当たり前のようにこなしてしまったというか、
キャラが動けば物語が進むのは当たり前ですし、そもそもそれを主眼に
置かなければ物語なんて成立しないのは重々承知の上で、それでもやはり
物語とは別の位相で実際にネオ＝ヴェネツィアを歩いているかのように
錯覚させる作品が『ARIA』であるという幻想を、私はこのアニメ版に
抱いていたんですよね。

朽ち果てる2006年01月04日（水）01:57　 『ラムネ』最終回
最後に劇的なイベントを持ってきちゃったか…ちょっと残念かな。
こういう大きな起伏（どころか、小さな波乱すら）無しに
のんべんだらりと進んでいくのが、この作品の不思議な
魅力だったんですけどね。

静かな、というわけではなく、といって平坦というわけでもなく、
ただゆらりゆらりと日々が流れていく中で、もう殆ど成熟しきった
互いの心情が垣間見える…最後までそういう作品であれば、なんて
残念に思ってしまうのはまぁ、身勝手というものですね。
もっとも、そんな新婚ダイアリーみたいな作品に需要があるかは
大いに疑問が持たれるところではあります。

朽ち果てる2006年01月04日（水）01:57　 『ToHeart2』最終回
いつまでもテンションの上がりきらない脚本と間延びしきった演出は
中盤以降に多少は改善されたものの、それでも及第点をあげるには
まだちょっと下駄を履かせないと…といったところ。
始終低空飛行だった作画レベルも相まって、粗製濫造萌えアニメとの
謗りは免れ得ないかな、と。

予算面が直撃する作画パワーの向上はともかく、もう少しだけでも
物語を紡ぐということを大事にしてもらいたいところでした。
まぁＵ局深夜といえばこういうクオリティが標準的だった時代も
ありましたけどね…。

朽ち果てる2006年01月03日（火）21:26　 『ガン×ソード』最終回
馬鹿がトランスしたインテリを叩き斬る話。
「痛快娯楽復讐劇」とのコピーだったんですけども、比率としては
痛快１：娯楽４：復讐５くらいだったような…主人公であるヴァンを
軸にして観れば、の話ですが。
というか、ヴァンはヒーローでもなければダークヒーローでもない、
単なるアヴェンジャー（兼バカ）なので、ここに感情移入しようとすると
正直、今二つくらいノリきれない部分があるとは思います。

とはいえ視点を変えればこの作品はバカパラダイス。
アツいバカと怪しいバカと喧しいバカと電波なバカが織り成す馬鹿絵巻を
堪能するにはもってこいの作品でありました。
カイジ最高。エルドラ万歳。

朽ち果てる2006年01月03日（火）21:25　 『魔法少女リリカルなのはA's』最終回
うん、良かったですね。
前シリーズの長所を引き継ぎ好評だった部分を強化した、満足のいく
続編であったと思います。
今作は構成が素直というか、魔法少女モノのフォーマットを初手から
捨て去っていましたね。
続編である以上、建前を気にする必要がなくなったということでしょう。

…なんて、微妙にトーンが低いのはやはり、驚愕をもって迎えられた
前シリーズを遥かに凌ぐ大傑作を期待してしまった部分があったりは
するのですが。

とはいえ、充分以上に燃えて泣ける良作であった点には全く異論ありません。
バトルシーンに関しては音楽・演出共に期待通りの出来でしたし、
キャラの魅力や台詞回しも都築脚本独特の温かさに満ちたものでした。

特に終盤は名エピソード揃いでした。
第11話、フェイトが出会った幻想世界の哀しさは前シリーズからの設定を
上手く活かしていたからこそのものですし、第12話の対ラスボス最終形態、
全員がそれぞれ名乗りをあげながらの全力全開、最大魔法乱舞による
息もつかせぬ撃破シーンは、2005年全体を通しても最大級に燃える場面だと
断言して構わない出来でした。
最終回を丸ごとエピローグにしたのも、この優しい物語の終わりに
心地よい余韻を残す、いい時間の使い方だったと思います。

こうしてみるまでもなく、今作に対する微妙な冷静さというのは単純に
過度の期待が感動の緩衝材になったというだけの話ですね。
その意味で勿体無かったのはむしろこちらの心構えということでしょう。

朽ち果てる2006年01月03日（火）21:24　 『ぱにぽにだっしゅ！』最終回
もう何が何だかｗ
脚本からコンテ、背景のラクガキまで合わせたらとてもじゃないけど
把握しきれない量のパロで埋め尽くされております。
シュールにして力押し、起も承も転も結すらも保証されないその
ノーフューチャーっぷりを全26話に渡って維持し続けたというのは
文句なしに異形 偉業です。
実際、こんな無茶苦茶なパワーを持った作品にお目にかかれることは
（少なくとも今後数年以内には）ないでしょう。

キャストも正に適材適所、各々の持ち味をきっちりと活かしたり
きっちりと無駄遣いしたりきっちりと暴走させたりで皆様、本当に
お疲れ様でした。
拍手。

朽ち果てる2006年01月02日（月）22:44　 『銀盤カレイドスコープ』最終回
最終回にしてクレジットに演出：Alan Smi Theeの文字が。
高松監督、ついにキレちゃったんですかね…。

全編通して非常に低調な作画と終始それに足を引っ張られ続けた演出、
コメディに傾きすぎる脚本、原作を壮大に無視した展開…、と
誉められる要素がなかなか見当たらないように感じられるこの作品ですが、
役者陣の好演もあって個人的には憎めないんですよね…。
タズサとピートのコメディタッチな恋愛物語として再構成されていた辺りも、
（原作の尊重という概念に堅く目を瞑れば）１クールのまとまりとしては
決して悪くなかったですし。

予算、時間、人員…何が足りなかったのか、すべてが足りなかったのか、
その辺りは考えるべくもありませんが、ビジュアルパワー的な問題さえ
解決できていれば、もしかしたら作品自体には充分に化けるポテンシャルが
あったんじゃないか、などと思うにつけて勿体無い作品だったな、と。
まぁ、それが一番難しいのはわかってるんですけどね…。

朽ち果てる2006年01月02日（月）22:42　 『Ｄ．Ｃ．〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』最終回
力に振り回された愚かな子供が報いを受ける物語。
こう書くと寓話のようだ。

かつて初音島に咲いていた偉大な桜の魔法は、かの島に住まう
あらゆる人々にそれぞれの奇跡を提供した。
それは取りも直さず、各々の幸福は各々が形づくれという意思であり、
平等なスタートラインは用意するが順位は勝手に競い合えという叱咤だ。
実際のところ、己が願った桜の奇跡によって幸福を得た者もいれば、
苦悩や孤独を背負うことになった者もいた。
与えられたのは機会であって結果ではない。

翻るに、アイシアによって咲いた桜の魔法は、アイシアただ一人の
願いを叶えた。
アイシアの望んだ立ち位置を、アイシアの考えたそれぞれの幸福を、
アイシアの夢想した手前勝手な世界の形を具現化した。
それは言うまでもなく、歪んでいる。


…というわけで、反音夢派としてはシチュ自体に異論があるわけでは
ないのだけれど、しかし事ほど左様にその基盤があまりにも脆弱では
支持するわけにもいかず、と痛し痒しな終盤でありました。

それにしても、こういう風に話を持ってくるならもう少しお当番回に
力を入れられなかったものだろうか、とは思いますね。
主人公を取り巻く美少女たち、正しくその全員が主人公を指向している、
という異様さを異様として描くなら、前提として一対一の関係を（ある程度
自然に）強調できるお当番回でしっかりと印象づけておかなければいけない。
本作はそこが弱かったですね。
特に新キャラ群のそれは殆どアイシアが介在してましたから、純一を
取り巻く状況が曖昧になってしまっていた。
軸に純一と音夢の関係の再構築を据える、さくらに全体を俯瞰させる、
アイシアには引っ掻き回させる、そういう風に組み立てられたなら、
もう少し脇キャラの立ち位置を練りこめそうなのに、どうしてそこで
視点をアイシア中心にするかなぁ、と。

はぐれ魔術師を狩るために協会から派遣された始末屋の如き風格を漂わせる
さくらの厳しさにしても、その視線は純一（と、その向こう側にいる音夢）
ではなく、常にアイシアを見据えていて、彼女を相手取るためだけに帰ってきたと
視聴者に強く感じさせる、その辺のさじ加減も何というか、後半クールに漂う
主人公置いてきぼり感を助長している気がするんですよね。
じゃあ純一は何のためにそこにいるの？　っていう。

かといって、この２クールをアイシアの成長物語としたかったのだとしたら、
これはもう論外です。
前シリーズが存在する第二期作品でそれをやることの是非はさておくとしても、
根源的な問題としてアイシアは一切成長していません。
最終回に至ってようやく挫折と反省を知っただけで、それをして成長とは
断じて言えないでしょう。

結局のところ、そういう視点のブレというか、主題と手法のミスマッチというか、
全体像を見定めない構成のマズさが目に付いた、残念な作品ですね。

朽ち果てる2006年01月02日（月）04:36　 皆殺しネタバレ
!イリーは「ありえない…」の辺り、もう少し踏み込めそうな感じもある。
!治療薬とか研究成果とか、その辺が本当に彼の業績なのか微妙かも。
!鷹野父もそれっぽい遺書を遺してるし、もしかしたらスゴい小物かもしれない、彼。

!そうなると34号マニュアルの根拠だのが全部崩れるわけで、東京も鷹野の
!手の上でいい感じに踊ってるなぁ、という。

朽ち果てる2006年01月02日（月）03:11　 前作感想より抜粋
!>持ち越しの謎は大災害、イリーの態度(と最期)、うじ湧き病の真相、
!>ループそのものの構造、祟りの正体、親父の見た二人(梨花＆誰？)、
!>梨花とオヤシロさまと100年生きてるフレデリカ（仮）の関係、山狗、
!>時報ことトミー殺しの真相、鷹野の真意、悟史の行方、園崎の関与、
!>やっぱり今回も出てこなかったリサ、くらいですかね…？

!今回はさすがに公式発表で解答編になると言われていただけあって、
!上の謎も相当数が明らかにされましたね。
!まだ残っているのは「親父の見た二人（なぜ羽入が見えたのか？）」、
!「悟史の行方」くらいですか。
!一方で新しく出てきた謎は鷹野の動機の詳細、冒頭と終わりの「私」、
!そして何より羽入は一体ナンなのか、といったところでしょうか。

さてはて。

朽ち果てる2006年01月02日（月）01:29　 『皆殺し編』
ああ、「皆殺し編」でありました。

って…ああもう…！

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