朽ち果てる2009年03月31日(火)00:54
2009年1月期アニメ最終回
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とらドラ!:9 素晴らしい。 正にこの一言に尽きる。 少年と少女の温さと棘とを描きながら全力で走り抜けた作品。 キャラクタでは川嶋亜美の立ち居地が特に絶妙で、中盤以降は全キャラの 感情バランスと視聴者のテンションコントロールを一手に引き受けていた。
CLANNAD 〜AFTER STORY〜:8 驚くべき投げっぱなしに何の説明も付け加えなかったのは流石に原作村の住人たる身でも 驚かされたが、描かれるべき勘所を外さない作りは讃えられるべき。
ネットゴーストPIPOPA:8 世界を覆う何もかもが善意によって覆され、光に包まれて閉幕した。 これが物語というものだ。素晴らしい。 木村真一郎&山田靖智コンビの集大成にして最高傑作といっても過言ではない。 最終回のOP全員合唱は感涙。
WHITE ALBUM:7A その悉くがダウナー系の薬物をキメているかのような登場人物群の、 棘と冷笑に満ちた世界観が首尾一貫していて逆に心地よい。 正に痒いところに手が届く悪意。 破滅と詠嘆の萌芽を山ほど抱えたまま第二期に続くようで、実に楽しみ。
明日のよいち!:7B 美少女キャラを魅力的に描くという一点に集約された力の入れ方は効果的だった。 全体にストーリーは極めてどうでもよかったが、鷲津&鳥谷のキャラの崩し方は 毎回微笑ましかった。
絶対可憐チルドレン:7A 『ハヤテ』スタッフそのままに、熟練の呼吸で作られたテンポの良さが際立った。 楽しく騒々しく後に引かない、良質のエンターテイメントだった。
空を見上げる少女の瞳に映る世界: 視聴中止。 | | |