咀嚼過程
朽ち果てる2005年10月30日(日)18:51  そうか…!
桜の持つ各属性…、先輩キャラとしてみた場合にそれはとてつもない威力を
発揮する!
弟クンのおかげでそれに気付けたが…主人公の設定に従属する、リバーシブルな
プレイスタンスが裏目に出たか…!
いやむしろそうであればこそ、これを魅力と感じることもできるのか…。

深いな(業が)!

朽ち果てる2005年10月30日(日)15:06  ほろう
あー成程、そういう仕掛けなわけねー、そりゃファンディスクだわ正しく。
…なんて、したり顔で頷いてる場合ではなく!

ライダーさんが!
ライダーさんの一挙一動が!
この溢れるリビドーが暴発して死ぬ!
ちょ…その…いっそ殺せ! 

朽ち果てる2005年10月29日(土)02:13  2005秋新番
<みたい>

ARIA
魔法少女リリカルなのはA's
舞-乙HiME
蟲師

闘牌伝説アカギ
灼眼のシャナ
ガンパレード・オーケストラ
ローゼンメイデン トロイメント
BLOOD+

Paradise Kiss
銀盤カレイドスコープ
BLACK CAT
ラムネ
ノエイン もうひとりの君へ
Canvas2 〜虹色のスケッチ〜
CLUSTER EDGE
アニマル横町

IGPX
ソルティレイ
地獄少女
Angel Heart
ToHeart2
韋駄天翔
はっぴぃセブン 〜ざ・テレビまんが〜

capeta
格闘美神 武龍

<ぜんぜん>

まだ『かりん』やら『ウィード』やら始まっていませんが、こんなところで。

朽ち果てる2005年10月29日(土)01:59  『蟲師』
確かに『蟲師』でありながら、現在のアニメ技術でしかできない見せ方をする。
巧いなぁ。圧倒的に巧い。
長濱博史、初の監督作品ですが…いや、さすがの演出力というか。
静かに、綺麗に、ちょっとばかしグロく、何よりも幽玄に。
素晴らしい。


いまのところはavexの呪いも効果を及ぼしてはいないようで、さてこのまま
足を引っ張ることなくいってほしいものですが。

朽ち果てる2005年10月29日(土)01:21  elf新作『AVキング』
…なんだろう、安心してる自分がいたりして。
もうブランドバリューなんて欠片も残ってないことにようやく気付けたのか。
そうだよ、過去の栄光にすがるったって、エロゲ会社なんだよ?

…とまぁそんなこんなで、ようやく変な憑き物が落ちたかと思わせる、
妙な気負いも無意味なコダワリも感じられないタイトルが出てきましたね。

朽ち果てる2005年10月28日(金)11:45  『地獄少女』
正直、こんなんで地獄に落とされたら堪らんよな…。(加害者の理屈

というか、この手の物語ってのは呪う側への感情移入がカギですからねー。
コイツは死んでもしょうがないだろー、むしろ死ね! くらいの憤りが
反動でカタルシスになるわけで。

まぁビジネスとしての復讐稼業であれば相手の動機なんざどうだって
構わないのではありましょうが、なら人間ドラマ的に心情を掘り下げないと
いかんわけで、それをしないのは物語としてはどうなのかなぁ。
…ああいや、むしろ理不尽だからこそ呪いでありホラーなのか。
その辺理解して首尾一貫させるか、中途半端にぼやかすかで評価が
大きく変わってきそうではあります。

ま、そんなこんなは置いといて能登の黒髪美少女に「いっぺん死んでみる?」と
言われるのが楽しい人向けの作品ですね。
つまり私は適合者というわけだ!

…音楽はやたらめったらカッコいいんですけどね。

朽ち果てる2005年10月28日(金)02:08  『舞-乙HiME』
ぶぶ漬け! ぶぶ漬け!
いやっほーぅ! ぶぶ漬け最高ー!

もう何というかぶぶ漬けに一から十まで持っていかれた、ぶぶ漬け野郎的には
言うことなしの初手でした。
素晴らしい。

…ええと、それはさておき。
スターシステムの世界観だと色々な遊びができるんで、作り手としては
実に楽しそうですねー。
旧作キャラ(の転生だかそっくりさんだか同一存在だか)のポジショニングといい、
受け手側としてもそういう「遊び」の部分を楽しみつつ観るのが正しいスタイルと
言えるでしょう。

全体から、前作が売れたから自由にやりたいことをやらせてもらえるんだ!
うわあ楽しい!
…という空気が漂ってくるのは、その辺りが内輪ノリとして鼻についてしまうか
二次創作的なお祭りとして同調するか、というところで綺麗に真っ二つに
分かれてしまいそうな気もしますが。

朽ち果てる2005年10月28日(金)01:02  TVA『ラムネ』
OPを観ただけでお腹いっぱいになりそうな雰囲気ではありましたが。

ほのぼのとした中にも電波を含んだヤドカニ伝説と直後の信長インパクト、
そして間髪入れずに展開される圧倒的なバカップルぶりに押し流されて
あれよあれよという内に終わってしまった初回でした。
ワンテンポずれたコメディが逆にシュールな味を醸し出してますね。
ウザいという概念を3周くらいして突き抜けてしまったというか。

しかしこの第一話、何がスゴいといって、まるで方向性を定める気配が無い、
という点ではないでしょうか。
主人公がいて、ヒロインがいて、基本的な設定がこうで、キャラの配置はこうで、
恋に落ちたり波乱があったり、というストーリーのベクトルはこんな感じで…、
というセオリーで言えば初回で描くべきそんなこんなを頭からガン無視して
尺を丸々使いきってストーリーではなくエピソードを描くというのは、ある種
新鮮ではありますが、さて息継ぎ無しでどこまで行けますか。

最後までこのテンションを貫き通すのだとしたら、それはそれで興味深いんですけども。

朽ち果てる2005年10月27日(木)22:26  『リトルバスターズ』
ふむ。
何はともあれシナリオ担当。

朽ち果てる2005年10月27日(木)21:58  『ローゼンメイデン トロイメント』
アリプロのOPも、アイキャッチのジングルも、その他様々な部分で
前シリーズを踏襲しての新シリーズ、未見の視聴者は完全に切り捨てる
方針ですねー。
第一話にして(夢枕ながら)銀様も登場。
薔薇水晶が後藤沙緒里、金糸雀は志村由美という部分に若干不安が残るものの、
まずは期待の高まる第二期スタートです。

それにしても、更に磨きのかかったのり姉ちゃんのエロさにはもう
どうしたらいいのか。
TLSS初プレイ時、るり姉に欲情するあまり開始5分で中断せざるを
得なくなったことを思い出します。(そろそろ死んだ方が

朽ち果てる2005年10月27日(木)21:57  『イリスのアトリエ エターナルマナ』
アトリエシリーズ第6弾、初の男性主人公作品です。
クリアまでのプレイ時間は63時間でしたが、最後の20時間ほどは
アイテムコンプに血道を上げていましたから、純粋にクリアするだけなら
40時間超といったところでしょうか。

まず特筆すべきは魅力に溢れたキャラクターでしょう。
台詞回しは勿論、バリエーション豊かに動き回るSDキャラで表現された
イベント演出で時に楽しく騒がしく、時には切なく物悲しく、多彩な表情を
見せてくれます。
また、メインストーリーとは直接関係の無い、街の道具屋さんやパン屋さんと
いったサブキャラたちも極めて魅力的に描かれています。
特に魔法道具屋のビオラ関連のイベントは実に作り込まれており、これを
完遂しないことには、たとえEDを見たといってもクリアしたとは言えないと
断言しても構わないほどです。
4以降のシリーズ人気キャラである幽霊のパメラさんもしっかり登場します。

ストーリー展開は典型的なボーイ・ミーツ・ガールで、成り行きで少女と
行動を共にすることになった少年が、やがて少女の秘密を知り、彼女を
護ろうとする決意が世界を救うことに繋がっていく…という王道の骨子ですが、
キャラクターたちの魅力と豊富なサブイベントの数々で飽きさせません。
というか豊富すぎるサブイベントを追いかけるうちにいつの間にかストーリーが
進んでいく、といった印象でしょうか。
無数のイベントをこなしてアイテムコンプを成し遂げ、遂に「星と月の杖」を
作り上げた瞬間はさすがに感慨深いものがありました。

システム的にはアトリエシリーズの新機軸ということもあって、
調合という概念を既存のRPG体系に組み込んでいる関係で
かなり独特の操作が多くなっていますが、その都度チュートリアルが
挿入されるためそれほど戸惑うことはありません。
調合システム自体はこれまでシリーズを重ねるごとに複雑化してきましたが、
今回はそれを大胆にオミットし、ブレンド調合を廃止しています。

難点を挙げるとすれば、若干エンカウント率が高めに感じる点と、
戦闘シーンそのもののテンポが悪くなりがちなことでしょうか。
敵味方の攻撃にそれぞれアクションや演出が入るのはともかく、
台詞があって、攻撃対象のところまで移動して、攻撃し、戻って、
場合によっては攻撃後の演出まであって、となるとさすがに時々
イラつくことがあります。
敵が数多く出現した時など、強敵であるかどうかとは別のところで
ウンザリするのは確かです。

これまでのアトリエシリーズから大きく方針を変更して「調合SLG、
RPG要素もありますよ」的なゲームから本格RPGへと舵を取った作品と
いうことで違和感を感じていた部分はあったんですが、全くの杞憂でした。
シリーズのウリの一つである音楽の良さも健在ですし、素朴でゆったりとした
独特の世界観、アトリエシリーズのカラーともいうべき雰囲気もそのままで、
何よりプレイしていて純粋に楽しいゲームでした。

朽ち果てる2005年10月27日(木)21:55  『ゾイド タクティクス』
古くはファミコン時代から続くゾイド系戦術SLG、最新作です。
プレイ時間は13時間ほど。
全26ステージ、ストーリー分岐は一箇所で無印アニメ版と
バトルストーリー版に分かれ、途中からは基本的にバトストを
なぞりながらネオゼネバス打倒までを描きます。

第一印象としては非常に大味というか、無印アニメの序盤ストーリーを
ダイジェストのテキストと一枚絵だけで展開させるシナリオパート、
ざっくりとした練りこみの足りないSLGパート、と正直なところ
久々に地雷を踏んだかと思わざるを得ませんでした。

ところが、シナリオ分岐でバトルストーリールートに移行した途端に
ガラリと印象が変わりましたね。
そこまでのやる気の無いテキストから一転、バトストファン必見の
熱い展開や台詞回しが頻発する佳作に化けました。
…まぁ化けても佳作なんですけども。
キャラクターも、バンやフィーネといった面々はあっという間に
フェードアウトしてしまい、主役はクレイジー・アーサーや
レイ・グレッグといったアニメ版には影も形も出なかったけれど
ゾイド史的には極めて重要な役割を果たす面子に入れ替わります。

…といった感じでそれなりに評価のできるシナリオですが、反面、
SLGパートの出来は惨憺たるものです。
ゲームデザインという概念があるのかどうかも怪しいところ、と
いっても決して過言ではありません。

まずこのゲーム、敵味方共に基本回避率が非常に低く設計されています。
特殊なスキル等を除けばどんなゾイドを使っても最低60%前後の
被弾率が確保されるため、ただでさえ極端に低耐久力・高火力で
標準的なユニットでも3〜4撃で致命傷となるバランスの上では
軽装系・飛行系のユニットは極端に不利になります。
この時点でユニット選択の幅は大幅に狭められ、結果として戦場は
特定ゾイドによる大火力域での潰し合いになります。
火力重視の豪快なバランスはデザインとして許容できますが、しかし
それを考えていたのならば、回避率の振れ幅をもっと大きくして
ユニットの差別化を図るべきだったのではないでしょうか。
また、移動力の低さとMAP兵器の射程の大きさもバランス悪化の
一因といえるでしょう。
各種数値の練りこみの浅さ、システム周りのレスポンスの悪さも
さることながら、基本的な設計部分できちんと考えて作られたようには
思えなかったのが残念です。

また、戦闘画面のやる気のなさも印象悪化を助長しています。
単純な共通モーションでしか動かないユニット、異様にテンポの悪い攻防、
CVをつけることに意味があるのかと思わせるほどに個性の無い
攻撃時の台詞…。
いやもう、モルガを撃破して「総員退避ー!」と叫ばれたときの
脱力感といったら。

バトスト系ゾイド図鑑のオマケにSLGがついているといった印象は
どうしても拭いきれませんでしたが、バトストファンであれば
堪えられないことはない…といったところでしょうか。

朽ち果てる2005年10月27日(木)21:40  『ムシキング』 #30「理想の森」
で、うって変わって妙に取ってつけたようなお行儀の良さが目立つ第30話。
端的に言ってハズレ回なのだけれど、この世界の文法に沿って解釈するなら
問題は深刻だろう。
子供たちはまだいいが、大人は残らずニートの集団だ。
その上、現実逃避用の思想までバッチリ身につけている。

モニカ婆さんが存命の内に後継の指導者が育つかどうかがポイントだろうと
思っていたら、なんと婆さんまた旅に出るという。
これはダメだ。
復興というのは何よりも熱意と行動力が必要なのに、よりにもよって
その二つがすっぽりと抜け落ちた集団だけを残していけばどうなるか、
火を見るよりも明らかだ。
今は死生観を踏み躙られたショックで強い理念を持った指導者の言葉に
隷属しているが、要が抜けてはそれも続かない。
彼らはそう遠くない日に復興を放棄して移住するだろう。
そして緩慢な死を期待しながらのんべんだらりと暮らす日々に戻るのだ。

そういえば、そうして幸せそうなまま木々に潰されて光になっていく
コミュニティが描かれたことがあった。
かくして森の民は順調にその数を減らしていく。

朽ち果てる2005年10月27日(木)03:04  『ムシキング』 #29「野イバラの墓」
グルムという人は、要するに「ムシを大事にしていたらヒトのコミュニティから
追放された、だから余計にムシを大事にしていたら今度はヒトがムシを迫害した、
だからヒトが憎くなった」という人だった。
結局のところ、自分と仲間、という単位で肯定してくれる集団があれば、
それがどこであろうと構わなかったのだろう。

社会との齟齬から逃げ出した先が社会を蹂躙する集団だったのが彼の不幸。
逃げるだけなら人口密度の薄くなっていくこの星の片隅でムシとだけ
暮らしていればよかった。
それをせず、誰かに受け入れられたがったのが彼の愚かさ。

だからアクティオンは死んだ。

朽ち果てる2005年10月23日(日)12:30  『吉永さん家のガーゴイル』アニメ化
鈴木行監督、吉岡たかを脚本の黄金コンビとのことで。
プロデューサーに名を連ねているあかほりが自分で書こうとさえしなければ、
つまり吉岡世界観に任せることができれば、『ハピレス』『DearS』でみられた
あの独特の芯が通った安定感を期待して良さそうです。

朽ち果てる2005年10月23日(日)12:27  『妖獣戦記A.D.2048 〜真・説・序・章〜』
…D.O.という会社は…。
広崎悠意が離れた今、原画を変えればいいというものではないでしょうに。
elfもここも、つくづく末期だ。

朽ち果てる2005年10月21日(金)15:05  『着信アリ』
お、こういう方向できますか。
だからこの枠からは目を離せない。

それぞれの事件には現実的な犯人がいるのに、それを繋ぐ糸が見えない。
黒幕がいるのか、それとも本当に呪いの仕業なのか。
…あれ、これって『ひぐらし』の構図じゃないか。
一種のパターンといえばパターンではあるので、あとは見せ方の問題と
真相の描き方ですね。

菊川怜はしばらく見ない内に普通の演技ができるようになりましたねー。
キャラ的には尖った部分が押し出されてますけど、演出と隣の石黒賢による
フォローで上手く回っているという印象です。

とりあえず今期イチオシ。

朽ち果てる2005年10月21日(金)15:04  『ブラザー☆ビート』
玉さま、もこみち、中尾明慶キュン…ってなぁ、田中美佐子と赤井英和の夫婦から
どうDNA組み換えしたらこの三人が生まれてくるんだよっ!

…とまぁ、そんなツッコミを無効にする「終盤で実は全員血が繋がっていなかったことが
判明するけど家族の絆は永遠に不滅です」的な展開を期待する毎日です。

にしても、全員が全員やかましい作品だなぁ…。
唯一の常識人っぽかった中尾も第三話にして確変起こしそうですし。

朽ち果てる2005年10月21日(金)15:04  『あいのうた』
この面子、このテンションで安易にシリアスな方向に持っていかずに
話をまとめられるのは岡田惠和しかいないという感すらある作品ですね。
日テレのこの枠は当たりハズレが激しいんですが、まずは順調なスタートと
言ってよさそうです。

それにしても菅野はこういうダメ人間をやらせると際限が無いなぁ…。

朽ち果てる2005年10月21日(金)15:04  『鬼嫁日記』
『アットホーム・ダッド』と同じ街を舞台に、永井&滝沢沙織の二人も
夫婦になって登場という仕掛けは面白いですね。

あとは観月ありさ扮する早苗を、序盤の段階で嫌味になりすぎないように、
憎めないキャラとして描けるかどうか、ですかね。
その辺はゴリを嫁に隷属しているようにみせながら逆襲の機会を窺う男として
配置することである程度は相殺できているようですけど。

朽ち果てる2005年10月21日(金)15:03  『危険なアネキ』
ついにドラマ界にも姉ブームが。(断じて違う
そして弟の方がツンデレ(そこから離れろ

姦しいながら、楽しく観られる作品ですねー。
それにしても森山未來はインターンと言われても違和感があるなぁ…。
いや実年齢は25だかなんですけども、未だに高校生で通りそうだし。

朽ち果てる2005年10月21日(金)15:03  『Paradise Kiss』
流行に乗った矢沢あい作品のアニメ化なのかと思っていたら、なんだ、
『BECK』の第二期が始まったんですね。

…半分本気で。
もうこれでもかというくらい小林治監督の色が強く出ていて、もはや原作が
何であろうとあまり影響が無いんじゃないかとすら思えます。

あとは山田優が成長してくれるかどうかにかかってるかなぁ。
ノイズ無しで普通に聞こえるように立って喋ってもらえないだろうか。
演技云々以前の問題として。

あ、それとジョージには愛ってヤツを見せてもらいたい。(マリオ大好きっ娘

朽ち果てる2005年10月21日(金)15:02  『ノエイン もうひとりの君へ』
第一話では評価しづらい作品ですねー。
世界設定の謎ばら撒き系の初手でしたが、その割にはキャラそれぞれの
動かし方(…と、ついでに崩し方まで)を大盤振る舞いしていました。
加えてアツい演出の戦闘シーンもありましたし、いったいどれを主軸にして
進めていくのか、まだ判別がつかない感じです。

…とか何とか思ってたら、第二話がものスゴいことに…。
キャラ作画がまるで別作品かリメイクの如く変貌していたんですけど…。

朽ち果てる2005年10月21日(金)15:02  『苺ましまろ』最終回
最終回シリーズ、というか後半になってからずっと顕著だったのが、
やっぱりこの作品は伸恵姉ちゃんが主人公なんだなぁ、ということ。
時には慈しみを、時には怒りを、そして時にはヤバい眼で4人を見守る、
その視点の据え方こそがこのアニメの肝ですね。

過ぎ去っていった輝かしい季節。
あの頃はもう戻らない。
けれどその中を生きる少女達はそれをまだ知らずに走っている。
そんな感じの。
してみると、EDテーマの『クラス・メイト』を美羽役の折笠富美子が
歌っているのも象徴的といえるかもしれません。


キャラクターの見せ方としては、最後まで細部の「仕草」に
こだわっていたのが印象的ですね。
エピソードの構成そのものよりも、そういったガジェットに
注力していたのは成功だったと思います。

あとは美羽のアホっぷりによって醸し出されるテンポの良さ。
もう5分に一回(いい意味で)コイツ殴りてぇ…、と思わせる
キャラクタの生成はそれだけで勝利を意味しています。

朽ち果てる2005年10月21日(金)15:01  『ツバサ クロニクル』最終回
おや、終わってしまった。
とはいえ半年後の第二期開始が告知されてからの最終回とのことで、
まぁNHKお得意の中断製作方式ですね。

エピソードはあくまで原作に忠実に、アクションと作画演出で
けれん味たっぷりにキャラの魅力を押し出していく方向性は
悪くなかったのではないでしょうか。
というか、この原作と真下監督の組み合わせではそれ以外に
やりようがないとも言えますけども。

脚本に暴走させなかった分、近年の真下作品にみられる摩訶不思議な
(そして作品の出来とは一切関係の無い)魅力が薄かったのは確かですが。

朽ち果てる2005年10月18日(火)21:51  『イリスのアトリエ アレンジトラック DECIETFUL WINGS』
ここで埼玉最終兵器とは…!
ちょうど『イリスのアトリエ』プレイ中でその音楽に酔いしれていた身としては
正しく僥倖。

朽ち果てる2005年10月18日(火)21:43  『DRAMAGIX SEIYU ENERGY RAY−レイ−』
アニメ化と同時進行で声優出演による実写ドラマ。

出演:野川さくら/宮崎羽衣

…もういい、もういいんだ野川さくら。もう頑張らなくていい。

朽ち果てる2005年10月18日(火)15:47  『エウレカセブン』 #26「モーニング・グローリー」
いやぁ…素晴らしかった。
ここまでの鬱屈した流れの反動がそのままカタルシスになったというか。
EDは『秘密基地』でしたし、「つづく」は二人で締めましたし、
やっぱりボーイ・ミーツ・ガールはこうでなくっちゃ!

朽ち果てる2005年10月15日(土)23:18  I've in 日本武道館
生「美しく生きたい」、生「Around the mind」、生「birthday eve」、トドメに
生「FUCK ME」!
ついでに生折戸伸治と生レニーハート!

最後列から2番目という、ものスゴい席ではありましたが…あの場に
いられたことを幸運と言わずして何といいましょうか。
I'veとしては初のライブ、殆どの曲が初お披露目だったにもかかわらず
圧倒的に統制の取れたサイリウム&クラップ。
先行販売含めて初日完売というチケット入手条件が幸いしたか、最後列付近も
盛り下がることなく素晴らしい熱気。
選曲、構成、余韻…。

完璧、の一言。
えい子先生万歳。

朽ち果てる2005年10月15日(土)03:51  『舞-HiME Side-B 愛と死の輪舞』
著者・ナカガワヒロユキ氏の中の人は海猫沢めろん氏だそうで…って
中川が本名らしいので逆ですね。
まぁ何にせよ、ちょっと読みたい。

朽ち果てる2005年10月12日(水)02:42  うわあノスタルジィ。
蠅声の王

死にます。
というかこの、いかにもオイシい散り様を見せつけそうな萌えオヤジに
黄泉路の道連れにされる中ボスの周りで巻き添えを食う雑魚の役回りを
振られます。(本当)(本当!?)

いや皆さん、ゲームブックですよゲームブック!
双葉社ファミコン冒険ゲームブックのコンプまであと6冊に迫った私への、
神様がくれたご褒美ですか!?

しかも大槻涼樹氏の新ブランド!
こりゃあまぁ、画像の貼り付けくらいしないと罰が当たろうってもんですよ。

朽ち果てる2005年10月10日(月)22:26  『銀盤カレイドスコープ』
OPテーマがやたらと短いのはどういう意図なんだろう…。
いやいいんですけど別に。

んー、原作の上っ面部分を掬い取って映像化するのは別に構わないんですけど、
そこに作画がまるっきりついてきていない、となると問題は深刻です。
原作がタズサの一人称を採り、競技としての魅力を前面に出したのは
フィギュアの美しさを文章で描写しようとするリスクを極力避ける為ですが、
アニメ化する以上、そこは避けて通れない部分なわけで。

小杉十郎太の高島コーチとか、キャスト的には面白いところを
突いてきてるんですけど、さてどうなりますか。
コメディのテンポで誤魔化すにも限界がありますからねぇ。

朽ち果てる2005年10月10日(月)22:25  『Blood+』
うん、まぁ地上波でこの映像を流せるのはこの枠だけでしょう。
とは言っても、この物語が作れるのがここだけというわけではありませんが、
まぁそこはそれ。
一から十までお金と人をかけてあるなぁ、と感嘆しきりの第一話でした。
インパクトといい作画クオリティといい、話題の商品のツカミとしては
完璧と言っていいと思います。


あ、そういえば『BLOOD the LAST VANPIRE』って観た筈なんですけど
全然ストーリーが思い出せないんですよね。
シーンの断片は浮かぶんですが。

朽ち果てる2005年10月10日(月)22:25  『ソルティレイ』
んー、詰め込みすぎ。
まぁ実際のところそれほどの情報量ではない単純な筋回しなんだけども、
整理の仕方が悪いというか。
やりたいことだけ先走りすぎて、伝えるということに気が回っていない感じ。

親父が娘の代替品を見出すという一種のパターンに対してこういう切り口、
こういう方向性で進めていきますよ、というメッセージが見えてこないのが
ツラいですね。
その辺が非常に曖昧というか、むしろ視聴者側の視点を誘導しようという気が
あるのかどうか疑いたくなってしまいます。

構成の木村暢には正直まったく期待が持てないので、平池監督の手腕が問われる
ところではあるんですが…。

朽ち果てる2005年10月10日(月)22:24  『BLACK CAT』
ありゃ、案外とネタ臭さが薄い。
ツッコミどころは山のように用意されていましたが、もっとこう、
天然モノのボケ倒しを期待していたんですけど。
それはさておき。

原作からはかなり大胆に構成の再構築をするみたいですね。
まぁ原作をそのままなぞっても今更感は漂うわけですが、しかし
OPからすると星の使徒編をメインに据える気満点な感じなのに
ここからどうやってそこまで持っていくんでしょう。
まさか3クールや4クール枠を取っているわけでもないでしょうに。

のんびり掃除屋稼業、といった辺りは全部オミットしてトレインの
復讐譚を軸に据えるんでしょうか。
そうなるとまるで別物になりかねませんが。
まぁそれならそれで原案・矢吹健太朗と割りきればいいだけの話、
なんですけども。

個人的には異様な頭身のイヴっちをどうしてくれるんだという
憤りもなくはないですが、まぁ世界観そのものを大転換させるなら
その辺の引っかかりも呑み込めるというものです。
サムシング吉松のEDロールには素直に爆笑。

あ、それと三木はやっぱりこうでなきゃね。
ナチュラルに気が触れててステキ。

朽ち果てる2005年10月10日(月)22:23  『IGPX』
今のところ、キャラへの感情移入がしづらいのがウィークポイントですね。
主人公チームを型から外したかったというのは判りますが、それが良い方に
作用しているかというと、かなり微妙な部分ではあります。
まぁこの手の作品では主人公側よりも悪役というか、ワル系のライバルキャラが
どう化けるかがポイントになることが多いんですが、その点キャストは
中井和哉に藤原啓治ということで受け皿としては完璧、後は転がし方次第、
といったところなんですけど…。

…肝心の脚本が、なぁ。
本郷監督自らが筆を執っての初回でしたが、何だってこんなにこなれてない
台詞回しをさせるんだろう。
商業戦略上、海外展開を視野に入れてのキャラデザやら構成になるというのは
理解もできますが、いくら何でも言葉が美しくない。

それと気になった点として、IGPXというレースそのものの魅力を初回で
全く伝えようという気がないのにはどういう考えがあるのかな、と。
ライバルチーム全キャラの紹介なんか後回しにしても、もっとレースシーンを
前面に押し出した方が初回のインパクトとしては大きいと思うんですが、
その辺りも海外向けの戦略なんでしょうか。さて。

世界観のポテンシャルとしては高いものがあると思いますが、このままの
状態が続くようだと厳しいかもしれません。
社運賭けてやってます、という熱気が今ひとつ伝わってきませんでした。

朽ち果てる2005年10月10日(月)22:23  『ARIA the ANIMATION』
肝心要の背景美術がもう本当に素晴らしかった。
ネオ・ヴェネツィアはこれほどまでに美しい。

いやもう、ほとんどそれだけで及第点をあげたいくらいなのだけれど、
加えて予想外の要素として、音楽がもう問答無用に良かった。
その場でサントラを買いに走りたくなりましたよ。
11/23の発売が非常に楽しみです。

唯一の不安材料だった灯里の声に関しても、まずはハードルクリアと
いったところで一安心。
その他のキャストは事前発表の段階で鉄板、といったところでしたが
期待以上の安定感でした。大原さやか万歳。

コメディパートとリリカルな部分の融合に関してもさすがに名手・
佐藤順一監督といった印象で、まず文句のつけようがない出来でした。


動く社長が悶え転げるほど可愛かったのも嬉しい誤算。

朽ち果てる2005年10月10日(月)05:20  こんな夢
デュランダル議長が片肘ついてモニターを眺めながら、
ふむ、レイのテロメアを短くしたのは失敗だったな…、
とか何とかいいながら「つよくてニューゲーム」を選んで
ああでもないこうでもないと唸りながら頑張ってフラグを立てる、
そんなデス種。

きっとジブリール関係のイベントは何度もこなしたから
最後までミスりようがないんだろうなぁ。
もう少しでクリアだ頑張れ議長。

…何だかんだ言って、終わられると寂しいんだよなぁ…(´・ω・`)

2005年10月08日(土)06:42 
やっぱり
ゆあきんは
たのしそうだ

朽ち果てる2005年10月08日(土)05:28  眠れない夜は
お酒に浸りながら東方アレンジを聴くのがいい。
泣き疲れて眠れる。

それにしても『妖蝶乱舞』の「幽雅に咲かせ、墨染の桜〜Border of Life」、
4'30からの展開に込められた物語は綺麗だ。

朽ち果てる2005年10月07日(金)23:52  『魔法少女リリカルなのはA's』
新房監督から草川啓造新監督にバトンタッチということで、
さてどうなることかと気を揉んでいましたが…杞憂でしたね。

今シリーズはバトルに重きを置くとの言葉通り、第一話から
容赦なく躊躇なく燃えるシチュエーションの数々が目白押し。
新キャラである敵魔法少女の持つ鉄槌が変形、ハンマーの片側が
ロケットブースターとなって回転・加速からの痛恨の一撃が
なのはの障壁をブチ抜く一瞬なんてまさに鼻血モノでしたよ。
これこそ『なのは』!

都築脚本の優しい破壊力にもますます磨きがかかって、今期第一の
注目作がまずは順調なスタートを切りましたね。


ところで、tvkだと『ぺとぺとさん』最終回から植田佳奈による
大阪弁キャラが続いたのにはちょっと笑いました。転生。

朽ち果てる2005年10月07日(金)23:30  『ぺとぺとさん』最終回
最終回はやたら作画が良かったなぁ。
いや、いいことなんですけども。

なんというか、素晴らしかった。
私はまごうかたなき原作信者ですが、このアニメ版が良作たり得たのは
原作の持つ力のおかげだったとは思いません。
キャスト・スタッフそれぞれが自分のできることを精一杯成し遂げてくれた、
そこに尽きると考えています。
ちゃんと原作を読み込んで、無理をせず、背伸びせず、できる範囲のことを
しっかりとこなしてくれたというか。
キャラがものを考えている、ということを考えてくれた、というか。
きちんと仕事をする、というのはこういうことなのだな、と。

失礼な話、それほど名の知られたスタッフではありませんでしたし、
正直なところ放映開始前にはかなり不安視していました。
今となっては我が身の不明を心からお詫びしたいです。

朽ち果てる2005年10月07日(金)02:41  『灼眼のシャナ』
渡辺高志監督というところに一抹の不安を、小林靖子脚本というところに
一縷の希望を抱いて妙な綱渡り気分でしたが、なかなかどうして。
作画・演出共に高レベルでした。

反面、普段は漢字で書かれている山のような量の造語をそのまま発音されると
非常にイメージしづらい、というメディア間の構造的欠陥は予想以上に
大きかったんですけども。
グゼノトモガラ、と言われるのと「紅世の徒」と書いてあるのでは
理解に天と地の差が出ますからねぇ。
まぁその辺りのフォローは次回にやるでしょうが。

それにしても平井さんというキャラを(ほんのちょっとでも)描いたのは
この後に響いてきますね。
佐藤・田中のキャラ的な配置換えといったオリジナル要素と合わせて
この先どういうアレンジを入れてくるのか、まずは構成・小林靖子の
お手並み拝見、といったところでしょうか。

OP・EDテーマはどちらも素晴らしい出来でした。
ところでOPにはカムシンだの出てましたし、シャナがいきなり
天目一個の話とかしてましたけど、2クールと思われる枠で
どこまでやる気なんでしょうかね。
まぁ原作のストーリーラインをそのままなぞるのかどうかも
判らないんですけども。

朽ち果てる2005年10月07日(金)02:40  『格闘美神 武龍』
ファイティングビューティ伝説ってのはどうなのか。
それはさておき。

こりゃヒドい、と一言でいえてしまう作品。
初回にして果てしなく崩壊寸前な作画とアクションにまるっきり
迫力のない演出、おそらくは原作を弄っているのだろうけど余りにも
物凄いトバし方をしている脚本、とどこを取っても落第点。
『エアマスター』と『一騎当千』を足して不純物を適当に混ぜ、
15で割ったくらいのクオリティ、と言えば判りやすいでしょうか。

CVだけが突出して濃いのが涙を誘います。
毛蘭が山崎和佳奈だ、なんてネタを仕込んでも無駄なくらい、どこにも
見るべき点が無いですねー。

テレ東規制の変化を知らせてくれたのが唯一の功績でしょうか。
ぱんつ。

朽ち果てる2005年10月07日(金)02:34  『Canvas2 〜虹色のスケッチ〜』
川崎逸朗と吉田玲子という、独特の個性を放つ二人がエロゲ原作モノを
手がけるとどうなるのか、実に興味深い作品です。
川崎監督といえば『L/R』は見事なまでに黒歴史でしたが、
まぁそこはそれで。

とりあえず初回はほのぼの甘々なキャラ紹介からオーソドックスに
スタートするのかと思わせておいて、いきなりビリビリ漂っている
不穏な空気に何だか心がときめきます。

どいつもこいつもトラウマ持ちみたいな病人集団の中心にいる
病んだ主人公ということで、まずギャルゲ系の王道とは一線を画す初手。
忌まわしい過去だの抱えた問題だのはお当番回にしか発揮されないのが
常道ですから、普段から病気の匂いをプンプンさせているのが新鮮です。
今後も期待していきたいと思います。

朽ち果てる2005年10月07日(金)00:44  『エウレカセブン』 #24「パラダイス・ロスト」
もう何というか、指一本すらも動かせないほど雁字搦めに縛られて
目の前に置かれた時限爆弾のカウントダウンを眺めているような。
辛いエピソードでした。

小杉十郎太も久川綾も、ズルいよなぁ。

朽ち果てる2005年10月07日(金)00:05  木曜地獄
0:00-1:30 WOWOW トリニティ・SHUFFLE・ガイバー
0:50-1:20 フジ パラキス
1:15-2:15 tvk ノエイン・なのは
1:25-2:25 TBS 黒猫・ローゼン
1:30-2:00 TX  舞乙
2:40-3:10 朝日 ソルティ

…いい加減無理があることは、わかるな?

というか、どう頑張っても定時では『舞-乙HiME』をリアルタイム視聴するしか
方法がないこの状況を何とかして…。
この上にそれぞれの時刻ズレがあるともう大混乱。

朽ち果てる2005年10月06日(木)21:05  『ガンパレード・オーケストラ』
過去にアニメ化されたアルファ作品と同様、世界の謎関係はとりあえず
脇に置いといて、単品で楽しむタイプの作品ですね。
OPの若本様でツカミはOK。

GPM世界を理解しているのが前提の作りですが、その点を除けば
初回としては素晴らしかったと思います。
学徒動員の烏合の衆は徹底的に鍛え直さないと精神的にも能力的にも
とにかく使えないという描写や、幻獣との絶望的な戦力差といった
GPM世界に不可欠な世界観を実に良く表現していました。

まぁ、何だって後方の青森なんかに人型戦車が4機だか5機だか
配置されてるんじゃ、とかツッコむのは現状では野暮というものでしょう。
そのうち説明されれば御の字です。

ゲーム版のCMに大注目していたのは秘密。

朽ち果てる2005年10月06日(木)21:04  『闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才』
いやこれ、クセ強すぎw
…というか、あの絵をよく動かしたなぁ…。
福本作品のアニメ化にあたって何が求められているか、それを
見事に理解した作りですね。

VAP枠は永遠に不滅です。
番組末の妙な企画も限りない胡散臭さが漂っていて◎。

朽ち果てる2005年10月06日(木)21:02  『CLUSTER EDGE』
『舞Hi-ME』の商業的成功で萌えは商売になると踏んだサンライズが、
『ガンダムW』のノウハウを活かしてBL市場に投入する商品、と
いった印象ですね。池田監督ですし。
キャストが見事に狙い澄ました感じでちょっと笑いました。
まぁそこに胡坐をかかず、物語として成立させてくれれば何ら問題は
ありませんが、EDテーマを聞く限りではちょっと怪しげな空気も。

第一話としては、主人公とヒロイン(ぇ の因縁作り、謎の単語ばら撒き、
主人公能力発動、世界観の枠をある程度見せる…と、とにかく
初回でやるべきことをぜんぶやった、というところでしょうか。
爆発力には欠けますが、失点の少ない見せ方だったと思います。

朽ち果てる2005年10月06日(木)21:01  『アニマル横町』
主人公、幼稚園児だったのか…。
物凄いツッコミ能力を持つ幼児ですね。

毒の方向性としては明らかに大きな御友達向けの内輪ウケ狙いで、
その辺りあざといと感じるかどうかは意見の分かれるところでしょうが
少なくとも本来のりぼん購買層とは狙いが重なっていないでしょう。
『マイメロ』のサンリオに続く、寛容すぎるスポンサーです。
それでいいのか。

朽ち果てる2005年10月06日(木)21:01  『capeta』
声。何はさておき声が。
何だって子供の役に子供を使う、なんていう愚策を採ったんだろう。
メインキャラ三人がこれではとにかくマトモに観ようという気力が
失せます。

演出にも特に見るべきところは無いようですし、視聴継続はちょっと
厳しいかもしれません。

朽ち果てる2005年10月06日(木)21:00  『Angel Heart』
地味…。
ひたすらもっさりした演出が観ていて重いですね。

CVが旧シリーズから変わらず、というか厳密にはパラレルワールド
らしいんで『シティハンター』の続編ではないんですけど、ともあれ
なんというか、痛し痒しというか。
本来であれば異論なくセールスポイントになり得る筈なんですけども、
何しろこの、疾走感や爽快感が欠片ほども感じられない鬱設定ですからね…。

話が動き出せば少しはマシになるでしょうか。

朽ち果てる2005年10月06日(木)20:19  『はっぴぃセブン 〜ざ・テレビまんが〜』
原作未読。
ポップなOPテーマには惹かれました。

次から次へと出てくるキャラが突然SD化したり、無闇に
濃いめの記号で塗り固められていたり、キャストがいかにも
それっぽかったりと、観ていると何だか精神に対して非常に
大きな負荷がかかっているような気がしてくる作品ですが、
そこはまぁ萌えアニメの初回というのはこういうものだと
割り切って、或いは大切な何かから目を反らして、頑張って
観続けることが肝要なのかもしれません。

なぜ頑張ってまで観続けるのかは疑問に思った方が負けです。
きっと。

…化けるのかなぁ。

朽ち果てる2005年10月06日(木)20:18  TVA『To Heart2』
『こみパ』の須藤監督ということで暗雲漂っていたアニメ化ですが、
なんというか、不安が的中してしまったというか…。

初回にして既にあまりパッとしない作画は事前発表の時点で
半ば諦めていた部分ですが、山口宏の脚本が予想を大きく下回って
冴えないのが何より痛いですね。
何だってこんなに気合入ってないんだ…。


ってか、たま姉の出番が予告だけってどういう了見よ?
…結局はそこなのか。

朽ち果てる2005年10月06日(木)20:15  『韋駄天翔』
30本近い新番組が始まるという、嫌がらせのような10月期改編の新作第一弾です。

まったく予備知識ナシでの視聴。
…なるほど、人気の無い荒地で子供たちが自転車に乗って喧嘩する話か。
PTAが喰い付きそうな話だ、と思っていたら。

唐突に世紀末でヒャッハーな異世界に放り出されるわ、いきなり
荒くれ者とバトルすることになるわ、メットを被ると変身するわで、
あれよあれよという間に全く違う様相を呈するストーリーに
なってしまってビックリ。

浜名監督、最後までコートに立っていた方の勝ちというルールの
裏テニス作品に続いて、相手を(文字通りの意味で)斃した方が
勝ちという新時代MTBレース作品を手がけるんですね。

演出も悪くないし、実はちょっと面白いかもしれない。

朽ち果てる2005年10月06日(木)18:25  『冥色の隷姫』
数千のゴブリンで4人の勇者様ご一行を削り倒したりする戦略級SLGです。
プレイ時間は初回・声アリで25時間ほどでした。

特筆すべき点として、とにかくテキストが素晴らしいということを
まず挙げておかねばなりません。
大時代的で重厚な表現を連ねることで、エウシュリー作品の
統一世界観を踏まえつつ、邪悪な魔術師が主人公であるという
今作独自のカラーを強く打ち出すことに成功しています。

ラストバトルに続くイベントがあまり盛り上がりを見せない点や
エンディングが唐突だったりする点など、シナリオ構成としては
微妙な部分もありますが、そこはゲーム自体の自由度の高さに
起因するところでもありますし、戦略級のSLGとしてはまず
妥当なところであったかと思います。

Hシーンはメインキャラ・サブキャラ含めてほぼ完全に凌辱一色、
尺も長く、大変に素晴らしい出来となっています。
凌辱とは即ち高嶺の花を摘み取る反動のカタルシスであり、
その意味で対象キャラが主人公の前に立ちふさがる強国の騎士で
あったり姫であったり指導者であったりする本作はまさに磐石の
足場を築いているといっても過言ではなく、苦戦の末に得た凌辱は
正しく甘露と言えます。
そこに重々しく、かつツボを心得たテキストが加われば最早
無敵とすら感じられます。

システムとしては独特なものが多く、チュートリアルのプレイは必須と
言ってもいいでしょう。
難易度は苦戦しながらもどうにか勝てる程度でバランスが保たれています。
ただし一部、必勝法ともいえる戦略があるため、効率プレイに走ると
途端に味気なくなってしまう危険も孕んでいます。
その意味では初回プレイ時に攻略サイトを参考にしてはいけない作品と
言えます。

朽ち果てる2005年10月06日(木)18:24  『あかほり外道アワーらぶげ』最終回
狙い澄ましたポイントへ打ち込まれた脚本と、過剰すぎる作画パワー。
首謀者であるあかほりさとる関連の過去ネタを始めとして、
アニラジ周辺やらの声ヲタ的なムダ知識は必須という、
それぞれのエピソードにこれでもかと詰め込まれたネタの数々を
理解できればできるほど楽しめる作品でしたね。
商品として極めて優秀であったと思います。

あかほり自らてがけた最終回シリーズがさっぱり面白くないのは
ある意味当然なので、気にしない方向で。

朽ち果てる2005年10月06日(木)18:22  『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』最終回
一年間を通して界隈の話題をさらい続け、その集大成とも言える
最終回でも大爆笑シーンを多数用意してくれた、まさに最上級の
エンターテイメント作品でした。
両澤千晶の脳を攪拌して採取した上澄みを煮詰めてぶち撒けたような
凄まじい展開はもはや脱帽の一言です。

気に入らない権力者はテロリズムで打破してしまえ!
美形は正義! 力こそ全て! 民衆?シラネ

…なんと潔い主張でしょう。
兎にも角にも、色々な意味で圧倒的な注目を集めるに相応しい作品で
あったことだけは疑いようもありません。

朽ち果てる2005年10月06日(木)18:22  『ハチミツとクローバー』最終回
素晴らしい。
先の展開を把握した上で、明確な意図を持って演出を取捨選択する、
そのサジ加減がカサヰ監督と黒田洋介のおそらくは最も気を遣った
一点であり、そしてそれが見事に結実した繊細な画面でした。

キャスト・作画・脚本・演出、どれを取っても文句のつけようがない、
完璧なアニメ化だったと言っていいでしょう。

下手に独自の展開や設定を挿入したりせず、といって原作をただ
なぞるのでもなく、演出と脚本によって焦点を拡散させることなく
一個の作品として昇華させたという意味で、原作モノの理想形と
いっても過言ではありません。
拍手。

朽ち果てる2005年10月06日(木)18:21  『創聖のアクエリオン』最終回
どうせ最終回は宗教哲学じみたことをやるのだろうな、と思っていたら
本当にやってしまった。
まぁ予想済みだっただけに適当にスルーしたんですけども、その辺りを
差し引いても最終回としての盛り上がりには欠けていたかな、と。
クライマックスと呼ぶにはあまりにもタメというか伏線の弱さが痛かった。

何しろ20話過ぎまで、

喧嘩する→敵出現→苦戦する→司令がわけのわからない事をもっともらしく言う→
必殺技を編み出す→大勝利→和解→次回に続く→何事もなかったかのように喧嘩→
以下ループ

…を繰り返してきたわけで、そのツケが回ってきたというか。
いや、そのフォーマット自体は、それはそれで悪くないんですけど、
しかし、ならばキャラクターの心情の変化を物語のメインストリームに
織り込もうとしてはいけなかった。
定型化したフォーマットの中で一話ごとにリセットされる人間関係を
延々と見せ付けられてきた側としては、終盤になって急に苦悩や鬱屈が
蓄積しているような顔をされても、悪い冗談としか映らないわけです。

そもそもがこのキャラデザ・この作画でスーパーロボットな展開を
繰り広げるギャップが楽しい作品でしたから、シリアスシーンの比重が
大きくなるにつれて物語全体の魅力がトーンダウンしていった面もあります。

カタルシスには欠けますが、全体として美麗な作画と馬鹿ノリで
楽しむ分にはそれなりの作品であったとは思います。

朽ち果てる2005年10月02日(日)19:51  『雪の女王』 #19「マッチ売りの少女」
うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ

キャストと作画の力で救いようのない物語が余計救えなくなってしまった…。
大谷育江と京田尚子でコレはキツいって…。

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