咀嚼過程
朽ち果てる2009年06月29日(月)00:26  『フープメン』
あー、終わっちゃうのか…。
明らかにジャンプのカラーではなかったし仕方ないかと思う反面、とても残念。

主人公・雄歩のどこまでも地に足の着いた内面描写と、それを全部剥がした後の
一枚づつ自分の殻を破っていくカタルシスは素晴らしかった。
どこか他誌で、それなりのスパンで話をまとめてみてほしいなあ。

『サトー君(仮)だ』
『「今ごろ出てきてワシのおかげじゃ的なコト言ってんじゃねー!! 神!!」みてーな』

朽ち果てる2009年06月26日(金)23:10  『スマイル』最終回
5:
今期、というよりも近年稀に見る駄作。
つまらない作品、面白くない作品はとりたてて珍しくないが、
ここまでの駄作にはそうお目にかかれない。

松本の女々しい泣き芸が鬱陶しいのはある程度演出だ、仕方ないとしよう。
新垣のどこまでも薄っぺらい失語症(っぽい何か)の演技に対する苛立ちも
我慢できないことはない。

だが脚本の宅間孝行はいかなるベクトルにおいても擁護し得ない。
徹頭徹尾、「話の軸がないのが軸」とでも言わんばかりの迷走ぶり。
外国人への偏見と差別も、純真な青年の直面する社会との対立も、
暴力的な支配が生み出す悲劇も、或いは裁判員制度の問題点も、
詰め込むだけ詰め込んで掘り下げず、結果として何一つとして描けなかった。
主人公である早川ビトが主体的に事態を打開できたことは結局のところ、ない。
最後まで馬鹿が馬鹿ゆえに追い詰められ周囲に迷惑をかけ続けるだけの、
文字通り「話にならない」脚本だった。

ラスト2話を篠崎絵里子に交代しても焼け石に水。
既に最悪の状況はそれ以上に悪化しなかったが、まるで良くもならなかった。

朽ち果てる2009年06月18日(木)16:39  『School Rumble Z』
ああ…これで完全に終わったんだなあ。
お嬢派の自分としては何かこう、読んでいて普通に泣けるのがキメェ。

朽ち果てる2009年06月18日(木)00:19  『遊戯王5D's』#63 「最強の地縛神! ウィラコチャラスカ!」
鈴木やすゆきとは思えない迫力の篭った脚本だった。
芝居の熱も相まってクロウ、そしてジャックというキャラの造型を
余すところなく表現できていた。

朽ち果てる2009年06月16日(火)23:37  『アイシールド21』最終回
…完全に出オチだった花梨、最終回に出してもらえて良かったなあ。

正直、作品としてのピークが関東大会の王城戦、或いはその前後の
神龍寺・白秋戦であったことは否めない。
あの頃は本当に密度の高い、熱の篭もった素晴らしい作品だった。
それ以降はクリスマスボウル、世界戦と坂を転げ落ちるように質が落ちていって、
米国戦最後の数話でようやく往時の熱を少し取り戻したかという印象。
これがジャンプ編集体制の弊害なのか、それとも稲垣理一郎の才に陰りが
見られただけなのかは分からない。
ただ終盤になって全体的な評価を落とした作品の代表例となることは確かだろう。

朽ち果てる2009年06月15日(月)15:17  2009年6月期アニメ
9--


8--
侍戦隊シンケンジャー
リストランテ・パラディーゾ
はじめの一歩 New Challenger

7A--
宇宙をかける少女
戦国BASARA
バスカッシュ!
けいおん!
真マジンガー 衝撃!Z編
蒼天航路
東のエデン
銀魂
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
初恋限定。
夏のあらし!
Phantom 〜Requiem for the Phantom〜

7B--
家庭教師ヒットマンREBORN!
ワンピース
遊戯王5D's
鋼殻のレギオス
BLEACH
クイーンズブレイド 流浪の戦士
ハヤテのごとく!!
戦場のヴァルキュリア
クロスゲーム
咲-Saki-
ティアーズ・トゥ・ティアラ

7C--
グイン・サーガ
花咲ける青少年
シャングリ・ラ
忘念のザムド
獣の奏者エリン
仮面ライダーディケイド
アスラクライン
ナルト 疾風伝
ケロロ軍曹

7D--
07-GHOST
PandoraHearts
黒神 The Animation
名探偵コナン


視聴打ち切り―――

朽ち果てる2009年06月14日(日)02:06  『バスカッシュ!』板垣監督降板。
明らかに一般ウケしなそうな絵面と話運びを画面に落とし込む、
その力業で生み出される熱量は純粋に素晴らしかった。
メインスタッフも多く入れ替わるという話だけれど、シリーズ構成の
佐藤竜雄はどうなるんだろう。

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