咀嚼過程
朽ち果てる2007年03月31日(土)17:53  『天保異聞 妖奇士』最終回
いや、どうも完全に一般ウケを捨て去った5話辺りから急速に面白くなっていった。
面白くなったんだけど、当然ながら人気の方は反比例して急落してしまった。
放映枠を間違えたとしか言えないが、しかしどこでやろうがウケない話だし、
そもそも4クールもの枠は深夜じゃ確保できない。
立ち行かないものだ。

會川昇には一年かけて徹底的に現世否定と物語の肯定を突き詰めてほしかったんだけどなあ。
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朽ち果てる2007年03月25日(日)22:50  『MAR -メルヘヴン-』最終回
いや、2年目に入ってから化けましたね。
ファントム-アルヴィス-ロランの演出過剰な描き方やロコとシャトンのコメディリリーフ、
ディアナとスノウ、ドロシー、現実世界とメルヘヴンの関係。

原作で酷いダイジェスト展開にされていた最終盤を、ゲーム版設定の逆輸入と
キャラ付けの見直しで再構築してのけた手際は見事でした。
奥脇雅晴から川口敬一郎に監督が交代した時期はちょっと定かではないんですが、
おそらく大きな要因の一つであったと思います。

作画・脚本・演出と特に突出して素晴らしいパートがあったわけではないんですが、
限られた人員と予算の中で打てる手をすべて打ち、できる限り精一杯のことをした、
というのがありありと伝わってきました。二年目限定で。

ただ残念だったのは、やはり主人公ギンタ役・くまいもとこの病気療養による降板ですね。
『ガッシュ』といい、何かサンデー原作のアニメには呪いでもかかっているんでしょうか。
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朽ち果てる2007年03月25日(日)04:50  『京四郎と永遠の空』最終回
口からポエムを吐くへんないきものが天然記念物に指定されますが、それを狙う
悪漢ども(これも口からポエムを吐いて暴れるへんないきものたち)に攫われたりする内に
オリから逃げ出して行方がわからなくなったから、さあ大変。
しかし気がつけば飼い主も口からポエムを吐くへんないきものになっていました。
友達や兄弟はきちんと選びましょう。

…という寓話。
美少年は美少女をキープしても刺されないという教訓つき。
成田剣最高。


しかし、何が一番笑ったかって、公式サイトの

「神無月の巫女」「円盤皇女ワるきゅーレ」の原作者・スタッフが辿り着いた凄絶なる愛の物語。
スペクタクル学園ロマンス巨編!!


これに敵うものはない。
凄絶なる愛の物語!
いや凄絶さも愛もスペクタクルも学園もロマンスも巨編も用意はされてたみたいですけど、
全部バラバラに、しかも無理やり押し込まれてたもんだから、蓋を開けた途端に
天空高く飛び去っていきましたよ?
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朽ち果てる2007年03月25日(日)04:32  『妖奇士』#24
やんごとなき方々関連のネタも容赦なし!
さすが會川昇! 俺たちにできな(ry

そしてOVA化…無念がありありと浮き出ております。
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朽ち果てる2007年03月23日(金)00:11  『ヒミツの花園』最終回
対してこちらは、アホさ加減を上手く使った好例。
釈をはじめ、四人兄弟が適役揃いで楽しく観られた。
山本裕典も終盤にきてそのキャラクターをよく活かしていた。
真矢みきの全編通したテンションの高い演技も印象に強い。

ただ最初は面白い役かと思われた松岡璃奈子は、結果的に一人負けというか
実に損な役回りを押し付けられたなあ。
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コメント
  • 初美(2007/03/23 12:15)
    「来ちゃった」って言われた時には(って私にじゃないけど)可愛すぎてどうしてくれようかと思った。あの本郷奏多くんの可愛さは表彰してあげたいくらい!!で、あの人刑事だったのね(笑)
  • 白(2007/03/23 14:46)
    「まだまだだね」は反則だw

朽ち果てる2007年03月23日(金)15:07  『まなびストレート』#11「わたしにもみえるよ」
いい最終回だった。
うん、手放しで素晴らしい。

学園長の「たしかに見た目は去年とあまり変わり映えがしないけれど、」という視点なんかも、
常に青春を羨望する金月節全開でたまらない。

…ラス前だけど。
それにしても金月龍之介作詞というと、『ヒカリ』が思い出されます。
我が心の名曲よ!
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朽ち果てる2007年03月22日(木)22:50  『拝啓、父上様』最終回
主人公をアホ気味に設定して話を回すのは常道だが、アホ過ぎて視聴者に
不快感を与えるレベルにしてどうする。
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朽ち果てる2007年03月22日(木)22:25  スクイズ、TVアニメ化
まあ、話題性にだけは事欠かないなw
鮮血の結末に期待が高まるばかり、と異口同音に唱えられているのが目に浮かぶよう。
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朽ち果てる2007年03月22日(木)20:58  『パンプキン・シザーズ』最終回
第二期を見据えた最終回。
作画は概ね好調、役者陣も好演していた。
原作はそれほど評価していないので、まずまず上出来の映像化だったとは思う。

ただラストシリーズはいくらなんでも脚本が間延びしすぎ。
解放によるカタルシスを前提とした作りなら、主人公組が主に内的要因で
鬱屈した状態を4,5話も引っ張るのは良手とはいえない。
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朽ち果てる2007年03月22日(木)20:55  『華麗なる一族』最終回
リメイクということでストーリーラインは分かっていたし、あとは最後まで
お金をかけきれるかどうかが焦点だと思っていた。
結論から言えば、よく頑張った方だ。
途中、特にラス前の裁判シーンなんかは明らかに息切れがみられたけれど。
重厚なドラマ作りという点では映像面で軽さが目立ったのが残念。
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朽ち果てる2007年03月22日(木)20:46  『RED GARDEN』最終回
少女たちの苦悩と生き様を描いた部分は素晴らしかった。
棒っきれで野獣化したおっさんをタコ殴りにして殺す様とその後の後悔やら
躊躇やらは最高といっていい。

プレスコ方式の収録で存分に実力を発揮した沢城、中盤以降を支配した子安を
始めとした役者陣の芝居も良かった。
特に新谷良子がこれほどやれるとは思っていなかっただけに、嬉しい驚きがあった。

この際、泥縄式なストーリーラインに関しては目を瞑ろう。
呪いの書も、二つの一族の対立も、すべては少女たちを演出するための
小道具に過ぎないのだから。
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朽ち果てる2007年03月20日(火)21:58  ルルル文庫には
失望した!
ひかわ玲子、霜島ケイ、榎木洋子では、目新しさも何もないじゃないか!
しかもひかわはクリセニアン年代記、霜島は封殺鬼シリーズの新刊?
アホかと。
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朽ち果てる2007年03月19日(月)22:57  三話続けば本物だ。
声を大にして言おう。
『サムライうさぎ』は面白い。
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コメント
  • yu-ji(2007/03/19 23:06)
    俺も思うけどじゃんぷだからなぁ・・・
  • 白(2007/03/20 15:00)
    ユンボルも10週で突き抜けたしねえ…

朽ち果てる2007年03月18日(日)05:30  『海洋レストラン☆海猫亭』
軽い気持ちで手ぇ出したら、6時間から持ってかれる…
このサークルの作品は麻薬やで…正味の話…

というわけで。
『レミュオールの錬金術師』のシステムをベースにした同人サークル「犬と猫」の新作です。
今回はシェアウェアとはいえ、¥1000でこれだけ遊べるのは驚異。
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朽ち果てる2007年03月18日(日)03:26  『月面兎兵器ミーナ』#10
最強クラスのキャラ(川澄綾子)が若い芽(井上麻里奈)を取り込んで
売り出し中(伊藤静)を蹴落とす話。

恐るべし、川澄!
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朽ち果てる2007年03月18日(日)00:19  初めて覗いた
福井裕佳梨ブログにぜくやんが出ていたのにはBALLS噴いた。
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朽ち果てる2007年03月17日(土)22:49  『ガガガ文庫』
ローンチタイトルが異様にニッチで笑った。
動向が注目されていた中村九郎に、うだるちんが『オモイデ教』の再構築、
極めつけには田中ロミオときた。

こうなると対になるルルル文庫の方にも期待したくなるな。
皆川ゆかとかどうだろう。
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朽ち果てる2007年03月14日(水)23:05  『ハケンの品格』最終回
過去一年を通じてのベスト・ツンデレはアニメでもマンガでもゲームでもなく、ここにあった!
いや、既に旬の過ぎたテンプレートには頼らない、見事なツンデレでした。

物語の作りとしては主人公をスーパーマンにしたことで彼女が派遣社員である意味が
失われてしまったわけですが、コメディとしては上出来の部類。
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朽ち果てる2007年03月13日(火)23:34  『妖逆門』#49「オレたちの光」
ここで『ソラミミ妖逆門』か!
思えばこの歌が流れてる内はきみどりがほとんど出てこなかったけど、
今改めて歌詞を見るとぐっと胸にこみ上げるものがあるというか。

挿入歌にも『メビウス』がかかったりして、ベタであり王道な盛り上げが泣かせるなあ。
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朽ち果てる2007年03月13日(火)00:32  『聖なるかな』
延びよった…orz
『リーズ』もいまだに正式なアナウンスがないし…。

いいもん、4月は『逆転裁判4』があればそれで耐えられるもん…。
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朽ち果てる2007年03月10日(土)18:17  『天保異聞 妖奇士』説二十二「帰ってこないヨッパライ」
あらゆる意味でダメだこりゃ…。
こういうのはDVDの映像特典にでも収録しとけってのw

「面白かったな。あの馬鹿騒ぎは」

…いや、自虐ネタは…。
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朽ち果てる2007年03月08日(木)14:28  『妖逆門』#48「きみどりとねいど」
脚本・演出とも最高潮、まさにクライマックス!
向日葵の花弁が風に舞って、表日本のぷれい屋たちと個魔が再会する流れなんか
アツすぎる。

あくまで三志郎と正人の対立の中できみどりの救済を図るようで、残り話数からしても
ようやく取りこぼしのあった一部の行動原理を捨てる決断ができたと思っていいのかな。
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