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やったこと
[WORK]VCCI対策
[WORK]VCCI測定
[WORK]治具準備
[WORK]工場対応
[WORK]製品出荷準備
兎に角、劇烈に忙しい。半端ぢゃなく忙しい。
緊急関係が二つも重なって死にそう。
精神的にも追い詰められる場面が随所にあって気が全く休まらん。
支えて下さっている人が何人もいるので何とか年度末までは持ちそう。
朝8時に部品来るって言うから早く会社来たのに部品が来てねぇし。(怒)
来たのは8時50分頃。(怒)(怒)
部材来たので評価開始。
問題となっていた箇所はクリア。
ただ、全く別の箇所が規定値。
今日測定行かにゃならんし明後日出荷なので山梨の工場を含め関係者一同が大騒ぎ。
当然、当事者のオレが一番焦っていた。
どうも共振しているっぽい。データシートからぢゃ読み取れんかった。
社内中で情報が駆け巡り、もう一つ上のランクのフィルタが届く。
その際、貴重なアドバイスを受けた。結果的にこれが功を奏した形になる。
微妙にヤヴァイ箇所はあったけど会社の電界強度計が規定値より4dB程高い値を示す傾向にあること、15秒ルールがあることで何とか通りそうな見通しが立った。
さらに対処策として特性の違うフィルタを実装した製品を持って行き、第1希望が駄目なら次に行くことを社内的にOKを貰う。
さらに品質保証部からも測定費用のことは心配するなと言われる。
1200、津久井の測定サイトへ行く。当然、運転オレぢゃない。
測定サイトに着いて設置しようとして心臓止まりそうなる。
重要アイテムであるSTPケーブルを忘れた。
後が無い状況下での大失態。
すかさず、Tさんが会社に連絡。直後、測定サイトに本社品質保証部から電話が入いり。
測定サイトにあるケーブルを貸してもらう算段をつけて頂いた。
偶然にも幸いサイトで使っていたケーブルがSTPであったので助かった。
サイトと品質保証部に大感謝。
ビクビクしながら雑音端子電圧の試験結果を待つ。
結果、予想通りの箇所で大きなノイズが出ていたけど規格範囲内に収まっていた。
放射電界の方は前回、余裕だったんで見え筋ではあったが結果が出るまでは不安。
こっちは10dB以上のマージンを確保して問題無し。
今回は勉強になった。ノイズフィルタは奥が深い。
製品を撤収して1620帰社。
帰社すると例の量産ラインの治具の件で所長(とっつぁん)が五月蝿いので月曜日の昼間には用意するように動く。
その後、立ち会い検査について工場サイトから頻繁に問い合わせが入る。
合間を縫って別件の製品出荷準備。
2345撤収。
工場の階段昇っていたら妙にフラフラするので万歩計見たら2万歩越えていた。さもありなん。
「情報システムの理解不足は、国に重大な影響を及ぼす」、情報処理学会が見解表明
WORDとEXCELの使い方を教えるのが日本の情報教育。
そー言えば奥村センセが電子文書での日本語の書き方について面白い事MLで言ってたっけ。
渋谷女子高生が新解釈☆モジュールはフランスの都市!!/Tech総研
『FFTH』の件もそうだが、女子こーせに電子回路系の用語を質問すること自体が間違っていると思うに100ガバス。
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毒電波関係<違う
VCCI測定が終って帰り際、ちょいと技術的に聞きたかった点があったので測定員の方に聞く。
「VCCIにおける雑音端子電圧測定時のバンド幅は何Hzですか」との質問に対して、「9KHz〜10KHzだと思います」という答えが返って来た。
さらに「それってVCCI規定に載っていますか?今日、規定集見たんですけど見当りませんでした」とさらに質問。
すると規約集を見ながら「VCCIの規定ではなくシスプリの方で決っているみたいですね」と。
「シスプリ?」。
脳が瞬間的に
あっちの方 に反応していまい、脳内に可憐の顔と桑谷夏子の声が響いた。<駄目過ぎ
当然ここで言うシスプリはアレでない。CISPR(国際無線障害特別委員会)という国際機関。
正確には「シスプル」らしい。
あと、
2002年から事実上無期延期となっている通信ポート伝導妨害波の測定 ついて最新動向を知りたかったので教えてもらった。
どうやら欧米において廃止の方向で検討されているとのこと。
ただ、独逸だか英吉利が廃止に難色を示しているらしいけど遅かれ早かれ廃止される見込。
VCCI(日本)は国際規格に右にならえなので欧米に追従するので廃止だろうと。
うーむ。結局、通信ポート伝導妨害波測定は規格だけつくって実行がなされなかったまま廃止される憂き目っぽい。
まぁ、設計する側からしてみれば考えることが1つ少くなるので良いのだが...