日記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2011年9月1日(木) 久々に

 今週は余裕があるみたい。
 こんなの、新しい職場になって以来じゃないかしら…ん?

 と、いうわけで、とりあえず月曜日は会社から走って帰りました。20k弱分。
 今期初めて20k走ったけど…夜とはいえ、結構暑いからバテるね…(>_<)
 でも、結構走れてうれしかったですよ。走っている間は、色々なことを、
 すっきりとしながら考えられるのが嬉しくてね。

 で、最近はよくあさぽんの事を考えるわけですよ。
 これもまぁ、自分の中で余裕が出てきた証かな、と思うわけですが、それと同時に、
 余裕が出てきて先ず考えるのが、あさぽんの事なワケだから、なんつーか…困ったもんだな、俺(笑
 考えて、なんか答えが出るわけでもないし、出るようなことを考えているわけでもないんだけど、
 なぜか、自分自身の走り方と、あさぽんの生き様を対比しながら走ってるんだよね。
 不思議なもんだ…

 でも、20k走るとなると、2時間もぶっ通しで考えているわけで、そうなると、
 一人の女性のことをこんなにずっと長く考えていることなんか普通無いから、本当に不思議な感じだ…。

 だからなんだ?といわれても困るんだけどね(苦笑
 自分でもなんだかさっぱり分からんのだし(苦笑


 最近、パンテーンのCMの夏帆を見ると、あさぽんに見えてしょうがない。
 なぜだ…?

2011年9月1日(木) 

 世界陸上マラソン女子、そして北海道マラソンが終わった。
 世界陸上は赤羽選手が頑張ったけど、それ以外はちょっと残念な結果に。
 男子ともども、スピードが足りない現実を突きつけられてしまった。
 駅伝のスピード感で42kを引っ張る練習が足りないんだね…これは、実業団の運営と、
 マラソンの標準があってないからだろうか…難しい問題だ。

 そして、道マラ。
 もう、なんともいえないドラマが待っていました。40k過ぎてからの逆転劇は、
 まさにマラソンという競技のすべてを物語っていたと言っても過言じゃないでしょう。
 自分をどのステージに乗せて、そこで42k踊り続けられるか。42k終わったあとに、
 余力が残っていてもいけないわけです。そのさじ加減が実に難しい。40kまで大丈夫でも、
 その後の2kで状態が急変するのです。これが、マラソンの怖さ…どのステージに上っても、
 この怖さは潜んでいるみたいですね。



 3月22日3月24日に書いた加納選手。
 「現在の環境ではオリンピックは目指せない」と、クラブチームを退会したそうです。

 世界陸上は切ない結果になり、その後、彼女なりに色々考えたのでしょう。
 彼女は元々人見知り的なところがあり、クラブで一般ランナーをコーチするのは、
 ちょっと苦手みたいなことをちょくちょくコメントしていましたし、そういうのをしながら、
 自分の練習を続けていく環境になじめなかったところがあるのでしょう…。

 クラブ会員が運営費を出し、エリートランナーを支え、エリートはクラブ会員に、
 コーチングという形でリターンを与えるというスキームは一見、美しく見えます。
 でも、これはクラブ会員とエリートの環境が近くなってしまうという点があります。
 これはいいことでもあると同時に、集中力だとか、貪欲さとか、責任感とかいう環境とは違って、
 選手のモチベーションを保つには難しい環境なのかもしれず、そういう意味で、
 本当の意味でのトップ選手を生む土俵には至っていないのかもしれませんね。
 選手の経済面での生活環境の安定性というのも、どうなのか…??

 確かに、SWACは良い選手がいて、レベルも非常に高いものの、道マラ見ても、
 上位には入るけど1位にはならない…というような展開が多い気がします。

 加納選手はどうなるのか…応援せずにはいられません。頑張れ!

2011年9月5日(月) sakusaku

『“厳しい人”と言われるより、“優しい人”と言われたい。
 でも“優しい人”の明細が「なまぬるい」「適当」「見て見ぬふり」「いい加減」
 が羅列するばかりでは、いざという時に自分のことを信じてもらえないじゃないか、
 という意識が働く。ただ、「信じてもらいたいから厳しく…」というのも、
 相手にしたら、何とも厄介な明細だ。』
 −from sakusaku web site, 2011−

 今年度の始まりあたりから、TVKでやっているsakusakuが気に入って、毎日見ている。
 前から気になっていたのだけど、見るチャンスがあって、見てみたらハマッた。

 ハマる、というのは面白い現象で、大きな理由があると思う。
 それこそ「面白い」とかじゃなくて、もっと深い理由が。ずっと、それが何なのか、
 考えていたのだけど、やっと分かった。上の文章がその理由。

 つまり、自分と同じ感性なのだ。
 この文章が、この番組のプロデューサーにとって何を対象にしているのか、
 いまいち分からない点はあるのだけど、自分が今、あさぽん他(他、も重要)に抱いている、
 そんな感情にそっくりシンクロするような内容だったから。感性が一緒なんだよね。

 最後の言葉も身に染みる。
『自分が大切にしていることなら何でも教えてあげるよ。
 基本、自分はあなたのことが好きだ。』

 …ね(^^;

2011年9月8日(木) 内示日

 今日は内示日だった。サラリーマンの一大事だ。
 今回は、自分は直接関係ないものの、誰かが動けば自分の仕事も変わるので、
 それはそれでドキドキだったりする。で。今回は隣人が異動で、仕事が倍増することに。
 まーあいい、仕事があるうちが華さ、なんて開き直ったりするわけだ。

 しかし、サラリーマンってのはすごいもんだ。
 会社の命ひとつで、全然違う仕事と向き合い、パフォーマンスを発揮するのだから。
 そこが、専門職や欧米の感覚とちがうとこだよなー、と、思うわけだ。

 ま、いずれにせよ、頑張るということだ。
 なかなか余裕は出てこないが、絞り出すようなスキルも身に付けていかないとね。

2011年9月14日(水) 強行ワイハ行〜

 さて、掲示板のほうには書きましたが、ハワイに行ってきました。
 急に夏休みをとることになり、いきなりどーしろっていうんじゃ、って思ったんすが、
 自分がしたいこと、っていうものを冷静に考えてみたら
「海外のレースに出たい」
 ということだったんで、探してみたらハワイのレースがあった、と(^^;

 つーても、超急に決まったので、メールで問い合わせてみたら出走OKってことで、
 もう、いろいろ考える前に行っちまえ、と(笑)こういうとき、ハワイと日本は、
 ほとんど時差がないから便利ね。曜日の違いはあるけど…。

 休み&レースが決まってすぐ、航空券と宿を手配。ここは慣れたモン。
 ESTAは、今年もうアメリカ行く予定(=ただ単にいつか行くと思っていた)で、
 手配してあったのでそれを使う、と。で、出立。この時点でハワイって、
 どれぐらいかかるのかとかそういう知識なし(爆)ま、飛行機乗れば着くでしょう。

 翌日22時の飛行機に乗り込む。
 成田では硬焼きそばとビール2杯で酔っ払い、乗ったらすぐ睡眠(爆
 ま、仕事で疲れてたしね…って、おきて6時間。って、まだ着いてないことに驚く。
 3時間ぐらいで到着するもんだと思ってた…グアムと同じぐらいで。
 でも、俺はグアムは絶対に行かないのさ…名前聞くだけで嫌な事を思い出すし。

 そして、ハワイ到着。疲れた…8時間もかかったよ…。
 これなら欧州来れたじゃん…LAのほうが近いし…ま、来ちゃったもんはしょうがない。
 早速ワイキキまで移動してチェックイン&ホテル内でインターネットを立ち上げ。
 まだ日本を離れて9時間しか経過してないけど、やたらと日本が恋しくなる。
 ネットを見ては
「おお、日本ではいまこんなことが起こっているのか!」
 なんて思ったりする。知ってるくせにね。

 落ち着く暇もなく、ホテルを飛び出してタクシーに乗り、レースの事前登録へ。
 日本でも、たまーに前日登録のレースがあるが、2日前登録のレースは珍しい。
 20分ほど走って某トライアスロンショップに行き、登録。すると、
「今日、チップ持ってくるの忘れたから、当日ね〜」
 とか言っている。意味ねぇーじゃん、来た(苦笑)ま、アメリカらしいね。
 ゼッケンだけもらって、待たせていたタクシーに乗ってホテルに帰る。

 シャワーをあびたら疲れがどっと出てきた。眠いけど腹が減ったので、
 安全なレッドロブスターまで行ってカニを食う。美味い&ビールが染みるぅぅ。
 やっぱり酔ってホテルに帰るとそのままバタンキュー。

 翌朝、起きたら10時(爆
 ぎゃー、寝過ごした。あわててホテルを出て、ダイヤモンドヘッドに向かう。
 トレイルを急ぎ足でのぼり、明日へのウォームアップにするつもりだったのだ。
 しかし、路線バスに乗ったら乗り過ごして遠くのモールまで行ってしまい、
 結局1時間ぐらいタイムロス(涙)登って降りたらもう1時。途中、登山者が倒れて、
 目の前の登山道にレスキューヘリがやってきて救助していたのが印象的だった…。
 レスキューっぷりが実にアメリカっぽかったな…。しかし、ホバリングのせいで、
 砂埃がすごく、体中が砂まみれになっちったよ…ツイてない。

 下山後、やっぱり鉄板なihopでワッフルを食い、午後は海水浴に。
 目の前がビーチなのはいいね。海で泳ぐのは、実は小3時以来。海のショッパさに驚いたり。
 2時間ほどビーチにて午後5時。レンタカーを貰いに行って、ホテル戻って飯を食い、
 やっぱり眠くなって睡眠。

 翌朝はいよいよレース。
 5時50分集合、ハーフは6時、5kは6時20分出走なので、4時起き5時に出立。
 5kに出るので、買っておいたチーズ蒸しパンを1つだけ走りながら食う。
 google mapだと36分で到着となっていたが、ちょっと迷ったりして到着したのは、
 6時5分前。あぶないあぶない。すぐにチップを受け取り、ハーフのスタートを見る。
 開会式では、アメリカ(9/11から10年)、日本(3/11から半年)に祈りを、とのことで、
 がんばって走らねばなぁ、と思う。

 号砲まで時間があるが、ふらふらしていたら現地の学生と思しき男2女3の団体に声をかけられ、
 写真を撮ってくれと言われる。この団体、みんなルックスが良く、ビバリーヒルズ青春白書みたいで、
 自分の中で「白書連中」と呼ぶことに。まぁ、今後かかわることもないだろう、と思っていたら、
 意外といろいろ絡んでくることになったり…。

 6時20分、号砲。
 入賞を狙い前のほうからスタート。5kなら頑張れるだろう。
 数名、めっちゃ速いのが飛び出していくが、こちらは5分/K弱ペースで入る。
 入る、ってか感覚的なもんだが…まぁ、それぐらいだろう。なにしろ、
 田舎の草レースっぽいので、キロ表示がない…し、朝なのに暑くて訳がわからん。

 走ったことない風景なので、ペースも分からないが、沿道からの声援に応えながら進む。
 目の前を走っていた小6ぐらいの男の子が落ちてきた。思わず、
「ほら、頑張れ!まだまだいけるぞー」
 と声をかける(英語で)。相手は結構へばっていたけど、が、頑張ります、みたいに言って、
 追い抜かした自分に食いついてくる。しかし小6でこのペースはすごいな。
 このほかにも、小1ぐらいの子も5kのレースに出ていたり、アメリカの感覚は、
 やっぱり日本とどっか違う…。ちなみにこの小6の彼、タイムは25分でした。
 めちゃくちゃ速いやん!

 折り返しが近づいてきたのか、反対側に人が見え出した。
 そんなにいないはずなので数えてみると6名。俺は7位らしい。うーむ…。
 全体での入賞は無理だが、年代別ならどうにかなりそうな位置だ。頑張ろう。
 給水で水を2カップもらい、頭にぶっ掛ける。気合が入った。あと半分、頑張ろう。

 しかし、今年はあまり足が叩けておらず、あまり足の調子が思わしくない。
 いつもなら後半延びるのが俺なのだが、今回は早くもへばってきており…うーむ…。
 淡々と走るしかない状態になり…早くもゴールが見えてきた。直線なので、
 見えてくるんだが近づいてこない…微妙すぎる…。動揺していたら、
 先ほどの白書連中の男1に追い抜かれた…あう、8位じゃん…。

 で、そのまま見せ場なく、8位でゴール。ま、見せ場なんていつもないけど(苦笑
 タイムは24分10秒ちょっと。えー…遅いじゃん…。いつもの皇居より遅い(苦笑
(後で距離を測ってみたら、5.1k強ぐらいあって、多分23分50秒ぐらいでしょう)
 ゴール後、オシボリと水とオレンジを貰い、少し休む。見せ場なかったなー、
 でも、異国で走れたし、おそらく一桁台の順位だし、いいところもあったなー、と感傷に浸る。
 早速張り出された順位表を見るとやっぱり8位で、30−34の年齢別では暫定1位。
 おおお、やっぱり!こりゃよかった(^^ ま、24分で優勝ってのもどうかと思うけど…。
 俺のレースの5kタイムでは、フルマラソンの入りの次ぐらいに遅いし…ね…。

 ま、何はともあれ優勝っぽいので、なんかあるのかな、と思って聞いてみると、
 表彰式があるとのことで、しばらく待つ。ってか、早くしてくれないと日本に帰れないよ(苦笑
 ソワソワしていると、また白書連中が、今度は集団でやってきて、また写真を撮ってくれと。
 おいおい、お前たち…俺は小間使いかなんかかね…(苦笑

 で、表彰式。
 まず女子から。驚いたことに、20−24の部で白書連中の一人が2位入賞。やるねぇ。
 男子は、最高齢が81歳とのことで、これも驚く。そして…いよいよ30−34の部。
 1位は俺ー!やったぁ。日本からの参加とのことー、というアナウンスに会場がどよめく。
 ま、そうだよね、と思っていたら、なんと白書連中がハシャいで歓声を贈ってくれていた。
 ありがとーねー!

 メダルを貰い、首にかけると、今度は日本に向けて猛ダッシュ(苦笑
 飛行機は13時。空港には11時までに行かんとあかん。となると、ホテルは10時出立。
 これから帰ると大体9時…ま、間に合うか。ホノルル着8時50分。車を返して、
 ホテルに戻り、チェックアウトして空港へ。空港ではビールとピザで乾杯して、
 また酔っ払ったまま飛行機へ(笑

 なんつーか、そして日本。帰りも8時間のフライトで長い…。
 あわただしい休日でしたが、まぁ、楽しかったかな!?
 今度はもっとゆっくりしたいもんだね〜。

2011年9月15日(木) 最終日

 夏休み最終日ですよ。
 っても、特にすることないから、朝8k走ったあと、アートスポーツ行って
 シューレースなんか買って、帰ってきて8k走ったり…と。

 しかし、今期はそろそろレースシーズンなわけだが、例年と違い、主戦兵器が揃わない。
 一昨年のGT-2140、昨年のMR967は素晴らしかったのだが、今年の候補であるはずの
 GT-2150、MR1040は双方とも「イマイチ…」で、42kを任せる感じではないのだ。
 靴によってそんなに違うのか、と言う人も多いかもしれないが、ジョグならともかく、
 まともに走るとなると、ちょっとした違和感は大きな違いで、そこは感覚を信じるべき所。
 なーんか違和感があり続けては、走れないのだ…わがままカモしれないけどね。

 〜10kはライトレーサーでOKだけど、それ以上はやっぱり、優しいシューズが欲しい。
 なんか良いのないかねー。

2011年9月15日(木) 9月の扉 2011

 先ほどの日記の流れで、アマゾンで靴を探していたら…。
 あなたにお勧めのアイテム、ということで…林原めぐみ姉さんのCDが推薦されていた。

 …!?

 俺、アマゾンで林原さんのCDなんて買ったことないばかりか、
 メグ姉を連想させるようなものを買ったことなんて無いぞ!?
 うむむむ…お、恐るべし…。


 しかし、メグ姉か〜。
 メグ姉といえば、もっとも好きな曲の一つ、9月の扉なシーズンですね。
 この歌が似合うシーズンになると、なんか、ものすごく切なくなるわけです。

 この曲がリリースされてから、もう20年経過するわけですか…すげぇな(汗
 でも、自分の中で全然色褪せませんよ!それどころか、毎年違う輝きを放つから凄い。
 これこそが、メグ姉のカリスマティックな魅力なのでしょうね。
 もう、人間が表現できる次元を超えている、それが「林原めぐみ」のカリスマ…かな?

 あさぽんなんか、こんな人を先輩に持てたんだから、本当に羨ましい。
 そして、自分なんかは、メグ姉を超えれるだけの魅力が潜んでいる原石と今も思っているのだが、
 どうやったら、その原石を磨くことができるかねー…??
 

2011年9月18日(日) その道があったか、…、という言葉でいいのか?

 突然だが、最近ここでミンゴスミンゴス言わねぇな、と思っている人も多いかもしれない。
 言わないということはそれなりの理由があるわけだが、ことミンゴスについては、
 あまりに好きすぎるので、自分の心の整理の為にもあまり易々と言葉に出来ない点があり、
 そこが難しかったりするわけだ…ね。


 彼女は、近々アルバムを出して、さらにはライブツアーまでされるそうだ。
 そして、その会場を見て驚いた。BLITZにAXかよ…どんだけの箱やねん(汗
 さらに、彼女のブログを上から下まで見てみると、もう彼女は歌手の如くで、
 なんとなく切ない気分になったりするわけだが、そういうのは自分だけなんだろうか?

 ミンゴスを見るたびに感じるのは、ファン心理と同時に微妙な違和感だったりする。
 それを俺の中で決定付けたのは、いつぞやのフラッシュだかフライデーでの記事。
 曰く、地方局のアナウンサーになるつもりだったけど、成り行きで声優になった、と。
 こう書くと、あ、そう?みたいな感じにしかならないけど、当時それを読んだ時に思ったのは、
「一般紙だと堂々とこういうことをいうのねぇ…」
 ということで、要するに、そういうことなんだろう。
 自分も歯切れが悪いのは、そこはやっぱりミンゴスだからかもしれないが、
 そんなんでいいんかな、と強く思ったわけで、それ以降は俺の中で彼女と自分は微妙な関係だ(笑

 グラビアアイドルが歌手活動をしたりして最終的に女優に向かっていくルートは許容するのに、
 声優が似たように歌手活動をすることに違和感があるのはなぜかな?と、思うと、
 やっぱりそれは自分が声優という職業に抱いているイメージと、声優が歌手活動をして、
 売れてくる、じゃなくて…「受け入れられてくる」「ウケる」状態になると、
 結構態度が変わってくるのに、かなーり違和感があるからだろう…。
 特に、ウケ思考・嗜好・志向が強い方にこの傾向があると思うワケで、自分の中では、
 最近それが極めて強いのがミンゴスだったりするわけで…。

 まぁ、そういうのも分かるんだけど、どうも感覚的に微妙な点があるのが…。
 だって、普通に歌手だけやってたら普通BLTIZやAXでライブって…。
 一方で、使えるもんはなんでも使うのは普通でしょという意見ももっともなわけで…。
 そこに、自分の中で葛藤することになっているわけですヨ。
 ま、最後にやっぱりストレートに言うと、上手くラストリゾート残したまま甘露を啜るやり方に、
 そして、それがあくまでも許容されるものであることに、一抹の狡さを感じている、と。

 でもこれは、永遠の問題なんだろうなぁ、とも思うね…。難しいわぁ。

2011年9月19日(月) UTMB

 早売りのランナーズを買ってきた。巻頭記事は鏑木選手のUTMB参戦記。
 UTMB…Ultra-Trail du Mont-Blanc。距離160km、高低差9200mをトップ選手で20時間、
 通常で40時間以上走り続ける、文字通りウルトラなレースだ。フルマラソンなんて、
 あまりに甘っちょろく見えてくる恐ろしい競技…。

 フルマラソンというと、一般の方は「おおっ」って思うかもしれないが、
 実のところ、ちょっとしたトレーニングで42kというのは走れるようになるもの。
 そして、その向こう側にはもっと凄まじい世界があるのだから、世の中は広い。
 いや、広いのではなくて、深い、の方が正しいか?

 日本だけでも、ものすごいレースはたくさんある。 
 歴史を偲んで250k走り続ける萩往還。小淵沢→日本橋の甲州夢街道215k。
 葛西臨海公園→新潟、512kを5日で走る川の道フットレース。

 …なんか、こういうレースを聞くだけで、胸がトキめく。
 人間の限界に迫るような環境に自分を置いてみたいと思う。
 体はどれだけ痛みつけられるんだろう?精神はどこまで追い詰められるんだろう?
 そんな環境に少しでも耐えられるような、挑めるような体と精神を作りたいよな…。


 昨今のランニング人口の増加、特に女性の増加を受けて、
 ランニング雑誌のクリールは、どちらかというとそっち向けにリニューアルを敢行した。
 編集者は違うというかもしれないが、内容が明らかにチャラくなっていて、
 読む場所が全然なくなってしまった…。

 一方で、老舗ランナーズは、このランニングブームを喜びつつも、
 編集者から「違和感があるぞ」という雰囲気と「ランはもっと深い世界なんじゃ」という自負、
 みたいなものを強く感じる。その証拠として、ここ最近は異様なウルトラ系レースの記事が多い。

 もっとも、雑誌的に特集は毎年同じようなことになりがちなので(走るだけだしね)、
 新しいジャンルといったらそっちなのかもしれないけど、どうも自分的には
「フルごときでぎゃーぎゃー言ってんじゃねぇぞっ」
 みたいな微妙な気合を感じる。

 そして自分は、そんな気合が結構好きだったりするのだ(笑

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

multi@din.or.jp
Akiary v.0.51