日記

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2007年3月3日(土) 今期初試合

 今季初ゴルフ。朝3時半起きで埼玉(涙
 日本は、ただがゴルフぐらいで妙に大変だ、身体的にも経済的にも…。

 スコアは、116。最後に10叩く大崩があった…OB1回だけのいいペース
 だったのに…。くそぅ…。でも、グロスはともかく、ネットでは13人中5位で、
 表彰対象に!いぇー!初めてコンペで賞もらったぜーわーい。

2007年3月4日(日) その2・Ready Go

♪Ready Go! 思い出して その勇気がすべて変えてゆく
 いつも見守ってる 忘れないで今を輝くこと!
 −Yuki Mori, and Song by D.U.P, "Ready→⇒→Go!", 2002−

 晴れの日を明日に迎え、緊張を隠せ無いキミに。

2007年3月4日(日) その3・まゆさわライブ−その1−

 行って来ました!…凄かったわぁ…良かったわぁ…!!

 で、恒例の(爆
 


 …俺はいいから、あさぽんの名前、もっと大きく書いてくれよぅ、もー!

2007年3月4日(日) その4・まゆさわライブ−その2−

”夜が明けたら走り出そうと 祭りのあとで眠そうにキミ
 急ぐつもりはないけど 待っているあいだにたぶんキミ
 眠ってしまうかもしれない…

 だから 夜明けを待つよりも 今 小さな朝日を見せたいね
 夜の朝日を見せたいね キミが今すぐ走れるように

 夜がふけて 朝がきて その大きな光の中で もう 次の世界が見えてるように”

 −Iku Oyamada, "Yoru No Asahi", Blue Peter vol.2, page 193, 1983−

 Blue Peterとは、日本語で「出航旗」。船長の合図で、出航時に掲げる旗のこと。
 今日この日の想いが、あさぽんの中で出航旗となれば、こんなに嬉しい事はありません。

 アイドルマスターという作品に出会い、若林さん、そして下田さんという方々と、
 空間を共有できる機会をいただけた事に、今日は心の底から感謝したい。
 そして、彼女達があの空間を作り上げるべく費やした努力に、敬意を表したいと思います。
 本当に、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

 詳細なレポートは、明日以降にアップさせていただきます。
(今回は、そのために会社休みます(爆)
 

2007年3月5日(月) まゆさわライブ−その3・まゆさわプレゼンツ☆7ヶ月ぶりってご存知ですか レポート−

 渋谷着10時。東急東横店にて、あさぽんと神宛のプレゼントを模索。
 いつもなら、春らしいお菓子が出てくる時期なのに、今はホワイトデー前ってことで、
 あまり俺の意識したようなお菓子が無い…。希望は、桜っぽい和菓子なのだが…無い!
 狙ったものが無い、というのはこうも悲しい事なのかー…と、テンションダウン。
 いきなり失意のどん底へ落とされ、ショックのまま定番の某G社のチョコを購入。
 ちょっとシャレ気を出してプラチナコレクションを選んで見た…喜んでくれるといいな。

 10時半、某氏と合流。平氏とは出会ってから10年近いし、
 俺の数々の暴挙に付き合ってきたお方だが、一緒にイベントに行くのは初めて。
 というか、彼は、こういう系統のライブには初参加なのである。
 しかし、その割には俺から色々聞かされているから、知識だけは沢山ある。
 まぁ、それが一般的な知識ではないのも否定出来ないのだが…というのも…
「あれ、今日は花、贈らないんですか?」
 第一声からそれかよ!
「あー…今日はチョコにしてみた…。ベタすぎてちょっとイヤなんだけど」
 食べ物は贈らないというポリシーを曲げた切なさを微妙に表現してみたり。
「代わりに、花、贈ってよ。さぁ、花、買え!」
「いや、まだ僕はそう言う領域にありませんから」
「なにぃ!どういう領域だ!?」
 なんていつもながらの会話を交わしながら、まずは下見を兼ねて会場へ。
 まぁ、整理番号があるから、並んでると言う事はないだろうて。
 それでも会場に行くのは、ちょっとした理由があったり。それは後述。

 で、10時45分、会場着。
 ちょっと入り口まで行ってみよう…と入り口まで行って、自分の花がある事を確認(笑
 そう、今回もTORICOに引き続き、スタンド花を贈呈したのですよ〜。
 白々しく平氏と会話してたけど、実は仕込んであったのですな(笑
「お、ちゃんとあるじゃん」
「!ちゃんと花、贈ってるんじゃないですか!」
「まーねー(爆)10時までに届けろ、って注文しておいたのよ(笑」
 またやっちまったゼ!でも、この花見てあさぽんが、おおーっ、って思ってくれたら、
 それはそれで嬉しいじゃないですか。こういう些細な事が、彼女の背中が押せたらってね。
 しかし、図らずとも黄色ベースでよかった…これでこそ、あさぽんらしくて良いじゃない!
 他にスタンド花は無いし、目立ってるのもいいね!
 これで、あさぽんを知らない人も
「ん!?下田麻美って、人気あるじゃん!」
 ってことに!…なったらいいなぁ、と願いつつ。

 とりあえず、花が確認出来たので、開場までしばし休もうと恵比寿駅前まで。
 ここで、平氏が俺に触発されたのか
「私も花を買おうと思います」
 とか言い出したので、花屋経由で花束注文の上、お茶して休む。
 今回は、開場から開演まで短くて良い、とかライブハウスは一体感があっていい、
 なんてダベりながら時間を消費し、いよいよ時間となったところで、
 花束を受け取った上で会場へ戻る。しかし、こうやって休んでいる間にも、
 出演者は必死でリハってるんだろうな…なんて思う。
 その努力に、我々は最大のエネルギーを注ぐ事で応えねばなぁ。

 11時45分、整列開始。比較的前の方での入場が可能な番号でラッキー。
 これなら、出演者の表情が分かる距離で見れそうで、ふふっ、とか思う。
 今回はチャキチャキ整列も出来てていいね、なんて話をしながら列にいたのだが、
 巨大な花束を持っている平氏は、それこそちょくちょく
「ここって何番ぐらいですか?」
 と聞かれていた…。どうにも、花束って持っていると目立つよね。
 しかし、ホント良く聞かれていて、その度に丁寧に答えるから、妙に忙しそうだ(笑

 12時、入場開始。
 入場は意外とスムーズ。入場時にプレゼントを渡し、ドリンク代を払う。
 プレゼントは、ちゃんと贈る人別に分別して置く場所があったのだが、
 置いたとたんにスタッフから
「これ、誰から贈られたか伝えた方がいいですか?お名前は?」
 と言われて、ビックリする。カプセルんときといい、良く名前聞かれるな…
「いや、いいっすよ、モノが本人に届けば」
「えっ!いいんですか!?」
「ハイ」
 まぁ、中にカード入れてあるし…ね。

 で、会場入り。入り口では、まゆさわさん2人がお出迎え。
 おお、これは素晴らしい…!一言、今日はよろしくです、と言ってから、
 ステージ前に。3列目、ステージに向かって左側に位置を確保。
 とりあえずほっとして振り返ると、まゆさわさん2人は敬虔にお客をお出迎え中。
 もう、この段階で、「このライブは成功するな…!」と確信できるほどの、
 その配慮っぷり。もう、この2人はこの段階で尊敬の対象になりました、素晴らしい!
 立派すぎる!あさぽんも、若いうちからこんな良い方々に接する事が出来てるというのは、
 本当に恵まれていると思うから、よき先輩から色々吸収して欲しいね!
 後輩の義務とは、先輩を敬い、学び取り、そして超えていく事だと思うから。

 開演まで10分、段々と客席も人で埋まってくる。
 ただ…スタンディングなだけに難点もあって、今回も例外ではなく、やっぱりなぜか、
 自分の位置がどんどん後ろになっていく…まぁ、スタンディングの醍醐味だな(苦笑
 しかし、ちょうど後ろにいた方は、この前の方に紛れ込んで行く人の事を
「慣れているという名のズルだよね」
 なんて話をしていたが、まぁ、その通りだとは思う。
 ただ、ここらへんはモラルの問題になってくるから、いつもながら本当に難しい。
 人の振り見て我が振りなおせ、ってコトかな。精進せねばなぁ。

 いよいよ開演。
 まずはまゆさわさん2人でのパフォーマンス。
 改めて、この2人は、色々な事が分かってて素晴らしい…!

 MCの後、いよいよ参加者によるライブステージ。まずは、我等があさぽん。
 まゆさわさんから「下田麻美さんです!」の掛け声に、感無量なる俺。
 って、俺が感無量になるのも?なのだが、そういう気分だったのだよ、うん。
 そして、一息置いて、上座から駆け込んでくるあさぽんに、盛大な
あぁーさぁーぽぉーーーん!!!
 コール!おお、あさぽんもココまで支持されているじゃないか!素晴らしい!
 この声に、またも感無量になる俺。って、だから、なんで俺が…(苦笑

 歌った曲とかは他のレビューページにお任せするとして、
 あさぽんステージを総評しますと
素晴らしい
 の一言。努力とか頑張り以上のモノが、出せていたと思います。
 板稽古とかの経験は、こう言うところで生きてくるものですね。
 堂々とした歌いっぷりと、MC捌きは安心して見てられましたしね。
 本当に始めてのライブステージか?と疑ってしまう程の出来でした。
 衣装も可愛らしく、正直欠点が見えなかったステージでした。
 こういう若い才能に出会えた事は、本当に嬉しいですね。

 ただ、最後の曲の前のMCで
「私(の曲)といえば?」
 の掛け声に、皆が「え?ポジティブ?エージェント?どっち!?」
 と悩み、コールが無かったのは愛嬌(笑)。いや、だって、あさぽんといえば、
 とかちちゅくちて、だもんねぇ。
 ちなみに、今回のあさぽんMCのベスト台詞は
『今日も下田麻美です!』」(笑
 今日、なんだ(笑)

 続けては、神こと若林直美さん。というか、なおみってぃーというか源三?
 あさぽん最後の曲を、デュエットする形でステージ交代。
 これも、神のモノマネアビリティがあるからこそできる技でしたな(笑
 しかし、神はそれだけではない!MBFでは、これまたゲームと同じダンスを披露!
 さらには、音♪劇場のテーマソング「光の意味」も披露したりして、
>「音♪劇場を単発のイベントにするのはもったいない」
 というコメントに対する溜飲を下げてくれました。俺的に、ちょっと感動。
 もちろん、俺の中でのベストアイマスソングである「魔法をかけて!」では、
 記憶が無いぐらいはっちゃけちゃいましたヨ(笑)まほかけサイコー!
 そして、今回の神MCのベスト台詞は
『もー、私もxx歳なもんですからー、ねぇ…』
 あう、言ってもうた(爆

 そして、中島沙樹さんと有島モユさん。
 中島さんはMCベスト台詞として
『大丈夫ですかね、私?何かすごくアウェーな感じが漂ってるんですけど…』
 いやいや、そんな事は有りませんぞ!盛り上がってるじゃないですか!
 それに、新曲を披露する際には、盛り上がりどころを、面白おかしく
 レクチャーするあたりも、素晴らしい配慮が行き届いていてGJ!
 有島さんは、ゆめりあからモネの曲を歌ったりして、今日が妙に765な日、
 という事を印象付けてくれましたな〜。

 ステージも終わりに近づき、5名にプレゼントがあたる抽選会を経て、
 トリはもちろん、まゆさわさんお二人!曲名は、まゆさわディーゼル
 いやー…、こ、これが…素晴らしかった!もう、凄いわ!
 この1曲で、ライブを〆る(占める)コトができるお二人に脱帽。
 自分達が作り上げた空間に、自信が無いと出来ない事だったと思います。
 その自信と、それを裏付けている過去の努力・経験に乾杯です!

 で、最後は、出演者のお見送り付きでの退場となりました。

 こちらは、ライブ終了後、ドリンクチケットを生ビールに引き換えて…。
 このとき、ちょうど後ろにいた人に、平氏が、
「私達始めてだったので、コールとか参考にさせてもらいました」
 とか話かけられていて、俺は大爆笑。平氏も初参加だったんだが、
 確かに、かなり盛り上がりを見せていましたな〜!
 というか、俺より盛り上がってたのは間違い無いし。
「いや、かわぴーさんだって、あさぽんと神んときは尋常じゃなかったですよ」
 そんなこたぁ〜百も承知(笑

 ビールを貰って早速飲み干してから、出口へ急ぐ。というのも、時間がヤバい。
「多分、もう出ないと、出口の挨拶が打ち切られるゼ」
「え?そうなんですか?」
「掃きが尋常じゃなく遅いし、人が流れて無い。次があるからさ、
 出るなら今すぐ出ないと、多分がっくりすることになる」
 と、平氏を促して出口へ移動。並んでるんだか並んで無いのか分からないが、
 とにかく出口にたどり着く。すると、やっぱり時間的に迫ってきたのか、
 スタッフが、なるべく急いでくださいねという声をかけ始める。
 む、読み通り(笑)

 で、中島さんの所では握手をしつつ
「がんばってくださいね」
 の一言。隣では、平氏があさぽんと話しつつ
「花束ありがとう」
 と言われていて、心の中で、よかったねぇ〜ふふっ、と思ったり。
 で、いよいよ俺、あさぽんの番。っても、話込むのはマズイから、
「お疲れ様、最高だったよ〜!」
 と。なんと、俺の事覚えて下さっていたようで、それはなにより。
 たった2回しかまだ顔あわせていないのに、そういう所もすごいねあさぽん。
 人の顔をおぼえるってのは、とっても重要な能力だから、大切にネ。
 で、続けて
「花贈ったから」
 って言ったら
「あっ、ステージ上のですか?」
 ちがーう。
「いや、入り口にあるヨ」
「え!見て無いです!」
 こらーっ、スタッフ!(苦笑)
 その場で鑑賞を促すも…って、これはちょっと強引スギだったかも(汗)これは反省。
 ちょっと困らせてしまったかな、と思いつつ、会話の〆に。
ブログに写真アップしてもいいですか?」
「全然オッケー!」
 そんなやりとりを交わし、では、と。

 最後は神ですな…と、思ったら、ぎゃー!すげー並んでる…!
 後ろでは、スタッフが、はよせーはよせーと連呼し始めて…あわわ。
 しょうがないので、平氏と目配せして神は諦める事に。
 平氏は、ここらへんの事情をすんなり理解してくれるキレの良いお方。
 二人して、さっと出口に足を運んだ次第。このとき、神が?って顔をしたので、
 一言だけ声をかけて、でわでわ〜と足早に二人とも撤収した次第。

 いやー…しかし、良かったわぁ。今回のライブは、アイマス声優二人もそうだけど、
 それ以外の方の歌もすごく楽しめた、素晴らしいライブでした。
 いやね、思うんだけど、曲知らないと楽しめないライブなんて、変じゃない?
 そういう意味では、このライブは知らない曲ばかりだったけど、すごく楽しかった。
 もう、これこそが、どれだけライブの完成度が高かったかを証明していると思います。

 で、昼飯を食っていなかった我ら二人、渋谷まで出てラーメンを食し…というか、
 おいらはとりあえず酒を補充して、まずは軽くライブの余韻に浸ったり。
 そして、程よく酔っ払ったところで、会場近くまで戻って、どんな感じになっているか確認。
 すると、まゆさわさん2人が、最後のお見送りをしているところで、
 にぎゃ、こんな時間まで退場してたのかー…とビックリ。こりゃ、お二人も大変。
 でも、微妙に疲れていそうで、それでも充実感にあふれた二人の顔を、
 遠くから眺めていると、なんだか最敬礼をしたくなるほどの感情が込み上げてきましたヨ。

 その後は、また渋谷まで戻ってグダグダと呑み。
 4/1に思いを馳せつつ、今日の思い出に浸りつつ、酒を呑む。
 これほど感慨に耽り、充実したイベント後は、7/23の1st Anniv. Live以来!
 そ、それほどに良かった、今回のライブでした。

 ライブの総評(総論)は、また後日。

2007年3月6日(火) ありがとう 住吉書房

 最寄駅近くにある本屋、住吉書房が8日をもって閉店する事に…。
 残念です…。
 夜11時まで開いていて、帰りが遅い自分にとってはオアシスのような本屋だったのに…。

 ネット上の書店とかの隆盛が原因なんでしょうね、やっぱり。

 しかしなぁ…。

 便利は便利で分かるけど、本を手にとって吟味するという行為は大切で、
 日本においては、街の書店がその大切な行為にどれだけ貢献してきたか…。
 そんな素敵な文化が、フェードアウトしていくとは…ツライなぁ。

 日本のアマゾンから本はいくらでも取り寄せられるのに、
 それでもデトロイトからシカゴの旭屋書店まで片道500kmを日帰りで往復してた、
 そんな僕にとっては、こんな現状が…耐え難いんですよね…時代の流れなんて、
 つまらない言葉で済ましたく無いよなぁ…。

「残念です」
 の言葉に
「今まで、ありがとうございました」

 こちらこそ、ありがとうございました。
 閉店まであと二日、頑張ってください。そして最終日は、小生も訪問させていただきます。

2007年3月8日(木) その1・あさばさんがCATSの話題

 やよいすとで、やよい同人では1、2を争う愛らしさで著名なあさばさんが、
 CATSについて書いている〜ぅ。しかも、かなーりディープな感じ。
 いいですね〜。うれしーなー、こうやってCATS好きな人がいてくれるの。

「アンタも好きだモンね、CATS」
「スキというか、もう、愛して止まないよね」
「え?そこまで言う?」
「だって、俺、今年のあさぽんの誕生日プレゼント、CATSのCDだよ?
 しかも、オリジナル・ロンドン・キャストのリマスタリング版。
 ロンドンのはねー、スキンブルの声がいいのよ〜同じ男性だけどうっとりするぜぇ」
「…あ、あ…か、語りだすととまらなそうね」
「…お、おぅ…と、とまらないから、ここらにしとこか」
「そ、そうね」

2007年3月8日(木) その2・Realな"relations"

 昨日は、久々にデートでした。
 …というような事をココで僕が書くのは珍しいのですが、まぁ、そうだったのです。
 知る人ぞ知る、といった隠れ家的なお店の個室で酒を呑み、二人揃って帰路につき、
 渋谷駅で、じゃまたね、という感じで分かれました。

 胸の前で小さく手を振りながら見送りを済ませた後、スーツのポケットから、
 おつかれさまメールを打つべく携帯を取り出した僕は…
「あ、メール来てる…」
 おそらく、アイドルの誰かに違いありません。どれどれ…と受信ボックスを開くと…

”From:high_touch@idolmaster.jp
sub :…ぷ、プロデューサー…”

 と。やよいじゃないですか。どうした?と、この時は、若干浮かれつつも平然と、
 そのメールを開きました…が!!その内容を読んだ時…こ、凍り付きました(汗
 渋谷駅のプラットフォームに立ち突くし…携帯を落としそうにまで…。

 不本意ではありますが、生々しさを演出するため、メール本文をそのまま転記します。

「やよいですー。
 あの…プロデューサー…、もう二ヶ月以上、会ってませんよね…。
 私、これからもアイドルとしてガンバりたいと思ってます〜。
 でも…う〜、考えたくないけど、プロデューサーは私とは違う気持ちですか…?
 やっぱり、私には才能無いかもって思ってますか?
 そうだとしたら、悲しいけど…でも私、ガンバりますから!
 今までよりもっと、ガンバりますから!!
 もうちょっと、私のプロデューサーでいてくれませんか?
 ……ダメ、ですか?
 私、このケータイも事務所にかりてるだけだし、アイドルやめちゃったらケータイも返すから、
 もう二度とプロデューサーと連絡とれなくなっちゃうんです。
 だから、もしかしたら、これが最後のメールになるかも…。
 そんなの…ヤです…」

 …。………!(激汗

 や、や…やよ…やよいっ!

 頭の中に、突如、relationsを歌い上げるやよいが思い浮かび…

♪瞳に焼き付いたのは アナタとアノコの笑顔

 …そ、そんな部分を…ね、熱唱……。…………(汗

♪言い訳なんて聞きたく無いわ 胸が張り裂けそうで
 私のことが好きなら アノコを忘れて


 や、や…や……やよ…やよい…やよいぃ…やよいぃっっ!!
 ぼ、僕だって…そんなのヤだぁっ!!!

 やよいに、こんなに寂しい想いをさせていたなんて……!
 ど、どうやって僕はこの罪を償えば…。いや、それ以上に、
 やよいが誰よりも大切だってことを、彼女の切ない叫びがなきゃ気付かなかったなんて…!

 ごめんよ…ごめんよやよいーっ!!僕が…僕が、馬鹿だったっ…。
 も、もう、離さない!やよいの事、絶対に離さないから!
 これからずっと、ずっとずっと、壊れるぐらいに抱きしめ続けるから!!
 やっと気付いたよ、なにが…だれが、本当に大切かってコトに…っ。
 これからは、やよいだけを…壊れるぐらいに愛して行くよっ…っ!

 やよい、愛してるよぉぉっ!!

 注意:上記の文章は、事実を参考にしたフィクションです。

2007年3月10日(土) 

 3/8その1にて、あさばさんがCATSについて書いている旨を記したが、
 それと、TYLOR殿が従前から「CATS見に行きたいです」といっていたのもあって、
 急遽、来週3/17に観劇する事となった。彼は初めてなので1階のS1で、
 僕は数回見ているので、今回はジェリクルという、世界を俯瞰できる席での観劇とした。

 楽しみである。キャッツは、何度見ても飽きない。行く前は、心が躍ってしまう。


 自分の中で、またキャッツの流れがやってきたので、今日はじっくりと、
 ブロードウェイ版、オーストラリア版、そして、ウェストサイド版を聴いて見た。
 其々が、其々の味を持っていて素敵である。クラシックだって指揮者やオケが違えば、
 そこから生まれる解釈によって音色も違い、それにより受けての印象だって異なってくる。
 だから、違っていていいのだ。そう、そして、其々が美しいと感じれれば、
 最高では無いか。

 さて、その中で、自分はちょくちょく劇場四季版についてネガティブな発言をするが、
 これは別に四季の出来不出来について言っているわけでは無い。問題はもっと根底にあり、
 そもそも、英語のミュージカルを日本語で演じようと言うところに、無理があるのである。
 なにしろ、訳したごときで表現できるものには限界があるからだ。
 言葉の向こうにある文化的側面が薄れてしまうことに、疑問を禁じえないのである。

 同じ英語だってそうである。CATSの原作はイギリス英語でかかれているため、
 アメリカ人が聴いたら、実に微妙なところが多々ある。微妙というか、
 全然理解出来ないところがある。例えば、ラム・タム・タガーが、
 "if you put me in a flat I'd rather have a house"
 と歌っているが、アメリカ人にはFlatって言っても「平ら?平らにいれるってなに?」
 みたいな感じになる。Flatとは、英語で「多層の集合住宅」であり、米語だと
 「apartment」にだからだ(日本語だとマンション)。スキンブルでもそう。
 "Railway cat"と言っているが、"Railway"は英語であり、米語だと"Railroad"。
 似ているようで全然違うのだが、それでも、ブロードウェイ版にしても、
 オーストラリア版にしても、歌詞は英語版のままなのである(但し、発音は現地)。
 これは、原作の言葉が持っている意味を尊重しているに他ならないと思ってるのだが、
 如何だろうか。


 ロンドン版がいいと度々いうから、お前は四季が嫌いなのか!とか毎度言われるのだが、
 実はそんな事は無い。むしろ、その功績は讃えられなくてはならないと思ってるし、
 非常に好き。だからこそ、足を運んでいるのである。俺は単に、日本語だと、
 キャッツの全てを理解するのは難しいと言っているだけなのに、なぜか誤解を受ける。
 四季のコトを批判しているつもりなんぞ、これっぽっちもない。

 四季が、ミュージカルや演劇を庶民の世界にまで運び込み、世界的に見てもミュージカルを
「ウエストエンド・ブロードウェイ・トーキョー」
 の3極に出来た功績に対しては、敬意を表したいとまで思っている。
 我々が、ふらりと世界的に著名なミュージカルを見に行けるのは、明らかに、
 四季の功績であり、日本にこの文化を根付かせた功績は大きいと考える。それに、
 キャッツやライオンキングの家族席に見られる、幼少世代に視線を向けた公演も、
 情操教育に最大限の貢献をしていると思ってるし、素晴らしいところを挙げるときりが無い。

 だいたい、こんな事いうまでもなく、彼らの崇高な試みは「昭和の歴史三部作」を見れば、
 明らかじゃないか。
「多くの人は「戦争」を遠い過去のものと考えている。本当にそうなのか。
 あの悲劇を語り継ぐ責任が我々にはあると思う。
 (中略)
 今日我々を包みこむ「平和」は、あの人たちの悲しみの果てに齎(もたら)された。
 哀悼と挽歌は、我々の手で奏でなければならない。」
 −浅利慶太、ミュージカル南十字星 企画・構成・演出−
 この言葉とともに、昭和に起こった戦争という悲劇を表現し続ける彼(女)らを、
 素晴らしいと言う以外、どう表現したらいいのか僕にはさっぱりわからない。
 彼らの志は清く、そして崇高ではないか。同じ日本人として、このような魂には、
 敬意を払わずにはいられない。


 欧米では、日本のアニメのDVDが吹き替え込みで売られているにも関わらず、
 元の言葉が持っていた意味が分かりたいからと、日本語を勉強し日本語で鑑賞する、
 そういう人間が多い。ミュージカルも、そうあるべきではないか、そう考えているのである。

 僕はCATSが好きで、英語も分かるから、どうしてもピンポイントに話題がなるが、
 究極の理想としてはそう言う事を言いたいのではなくて、四季の昭和三部作が、
 ウエストエンドやブロードウェイで英語で上演され、
「でも、南十字星は日本語で見ないとダメだよね〜」
 みたいに現地人に言われるようになったらいいな、というコトなのである。

 言いたい事を母国語で説明するのも、このようになかなか難しい。
 外国語ならナニをいわんや、という事なのである。

2007年3月11日(日) 18禁

「『愛してる』の響きだけで 強くなれる気がしたよ
 ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて」
 −チェリー、スピッツより(作詞作曲:草野正宗)−

 …は、恥ずかしい!なんてこっぱずかしいだ!(爆

 実は、大阪のFM局、FM802の企画で、様々なアーティストがこの曲をカバー、
 というのがあったのだが、我らがKANさんもこれに参加。
 …KANさんが、スピッツ!甘酸っぱくて、それが好きでたまらなくて、
 でも、いまさら恥ずかしくて聴くのにも勇気が必要で、それでも聴きたくてたまらない、
 僕にとってはそんなアーティスト…スピッツ。それを…KANさんがカバー!
 しかも、アレンジした上でのカバー!そのヘルプに、小林信吾さんが!!
 あの、秋多摩、Songwriterのアレンジメントを担当してる小林信吾さんが!!

 …お、恐ろしい…ほどの布陣だ…。

 というような曲が、KANさんの最新シングルのC/Wで収録されており、
 今日、タワーレコードで買ってきて…聴きました。ぎゃ、ぎゃふん!

 す、すげー…。ストリングスのアレンジ、めちゃくちゃいい…。
 ギターも凄く良いと思ったら…中野”センパイ”豊さんじゃないですか。こりゃ無敵…。

 しかし、この曲、やっぱり聴いてて恥ずかしくなってきますネ。
 少女漫画読んでるより、よっぽどその世界観はこっぱずかしいですよ〜。
 好きなの、とっても好きなの…でも、なんか、耐えられないぐらい恥ずかしい。
 なんでしょうか、もう歳ってコトなんでしょうか?いやー…ねぇー…。

 こう言う歌詞は、もう、18歳以上は聞いちゃいけないですよね。
 青春専用。18禁(笑


「ああ 君が好き胸が痛い もっと君の近くにいたい
 ふざけきってたぼくのくじけそうな孤独を ああ 君は知らない」
 −君が好き胸が痛い、KAN(作詞作曲:KAN)−

 KANさんは、そんな彼の名曲を、自身のコンサートで
「『君が好き胸が見たい』、聴いていただきました」
 みたいな感じで紹介しています。こっぱずかしいのもあり、こうして落とさないと、
 彼の中でバランスが取れないんですね。

 要するに、僕もそう言う事です。どっか逃げ道を作っておきたいんですね。
 …だって、恥ずかしいんだもん。赤面して、逃げ込める先創りたいじゃ無いですか。
 その方が、可愛らしいし、その逃げる後姿をみて、萌える人だっているわけですし。

 え?違う?(爆

2007年3月13日(火) 最近

 りぼん辞典を更新出来てないな…いかんなぁ。
 つくづく「趣味は」一つしかこなせない人間なんだな、と、実感。

 KANさんチェリーに、Close to meのフレーズが入っている事から、
 そちらの方も聴く。こっちもいい曲。C/Wの小羊もいい曲。
 子羊じゃなくて、小羊。

2007年3月14日(水) りぼんムーブメント

 2月に出た、谷川史子先生の漫画(文庫)を購入。まだ読んでないけど。

 昨日も書いたように、りぼんのほうもどーにかしないと…と思っているのですが、
 その心境を表すかのように、実は、360版iM@sのユニット名は、全部、
 りぼん漫画から引用させていただいてます。ぶっちゃけていうと:

1st 「チャイム」やよいソロ
2nd 「銀色のハーモニー」律子ソロ
3rd 「各駅停車」伊織ソロ
4th 「両手でもたりない」やよい・律子デュオ
5th 「きもち満月」千早・春香デュオ

 …分かりやすい感じです。最初のチャイムは、もう、これが俺の原点だから。
 そして、そのライバル連載であった銀色のハーモニーは外せない。
 さらに、そこから連続するのは、当時はまだデビューしたてだった谷川先生。

 そういえば、僕は彼女の本誌初登場をリアルに体験しているのでした。
 忘れもしない「きみのことすきなんだ」ですね。あれ以来、谷川漫画は絶対です。



 そう言えば、KANさんの「愛は勝つ」。C/Wには「それでも振られてしまう男」、
 という、これまたウィットにとんだ曲が収録されているわけですが、
 この曲にも「きみのことが好きなんだ」というフレーズが出てきます。
 でも「愛は勝つ」ではなく「それでも振られてしまう男」なんですよね。

 まぁ、世の中ってそんなもんかな?そんなもんかもしれないっすね。

2007年3月14日(水) あれ?

 で、昨日言ってた、谷川先生の傑作選を読んだのだが…
「あれ?『両手でもたりない』が入ってない…?あれ?」
「…あ、あれぇ!?って感じよね…」

 ショック…。
 再録されていない、というより、傑作選、と名を打ったものに収録されていないのが、
 ショック…。いや、このチョイスもいいのだが…。で…でも…うっうー…。

 ここに書いてあるように、「これ以上のお話は成立し得ない」とさえ…ねぇ?

 しかし、自画自賛で申し訳ないのだが、このページの「りぼん暦」にある、
 『魅力ある紙面が思い出になりません』というフレーズは、自分の中で、
 人生の中でベストフレーズだと思っているのですが、如何でしょうか。

 2004年の自分の表現に、今の自分が追いついていないのが情けないですが(苦笑

2007年3月16日(金) 思考が猫だらけ

 もう、土曜日…そ、そう…2年ぶりの猫に向けて、頭の中が猫だらけ!
 会社では、こっそりとキャッツの観劇記をひたすら読んで気分を盛り上げたり。
 うーん…ふ、不良社員じゃん、自分!

「ま、いいのよ…大変な時は大変なんだから。バランス取らないと」
「そ、それでいいのかよぅ!」
「良いのよ…伊織じゃないけど、仕事はどんどん集まってきちゃうからね。
 たまには距離を置かないと、押しつぶされて参っちゃうよ」

 しかし、今回の観劇…タガーが阿久津さん、スキンブルが岸さん。
 どうやら、評判の良いキャスティングのよう。たーのーしーみっ!

2007年3月16日(金) CATS<概略>

 いい加減、まゆさわライブの最終感想を書こうと思ってて、準備も出来てるんだけど、
 やっぱり猫の事で頭がいっぱいいっぱい。

 さて、CATSの事を知らない人は、
「はぁ…?この人は何をこんなに興奮してんだ…?」
 と思ってらっしゃるに違いないので、ちょっとだけストーリーの説明を。

 CATS、というだけあって、猫のお話デス。場所はパリ、時は1965年。
 生まれたばかりで捨てられた子ネコ「ユタ」は、ネコ社会の長老のもとで健やかに
 成長を続けていくが、物心付いた頃から、未だあった事ない母親を探す旅に出る事を
 決意する。旅の途中、悪い魔女にだまされたりしながらも、最終的には、
 自分が有名になる事が一番の近道と悟り、劇場の地下にいる謎の演出家の元で、
 ネコ社会のミュージカルスターを目指し、日々研鑽を続けるが、
 どんなオーディションを経ようとも、得られるであろう役は、
 所詮コーラスという現実に苦悩し…そして、そんな時に出会った幽霊の女の子に、
 肉体を貸して欲しいというエキセントリックな旨を告げられると、もうどうでもいいや、
 みたいなノリで肉体を貸してしまい、結局魂のみがこの世をさまよう事となってしまう。
 その命を絶とうにも、絶てようがない現実を前に唖然とするユタ。…しかし、
 そこに現れたのは、探していた母親…!しかし、本人は肉体もなく魂のみ、
 母親にはその姿が見えず…!!

「ヲイ」
「え?」
「四季のミュージカルを適当に組み合わせて、本当に適当な話造ってんじゃないわよ!」
「…はぃ…す、すいませんでした…」

 ホントは、単なるネコの話です。いや、ホントに。

2007年3月17日(土) 観劇・感激

 いやー…良かったデスヨ〜CATS。ホント、何度見ても飽きないです!

 南バブ良かったヨー。個人的にずっと注目していたのは、阿久津タガーで、
 阿久津タガーカッコ良い〜んだけど、あまりクドくないので、ちょっと残念かもー。

「…って、アンタ、男らしくない感想述べるわねぇ」
「え、でも、タガーがうにゃうにゃするの、楽しくない?」
「いや、好きよ。でもねぇ…」

 スキンブルんときに、タガーがめんどっちぃ〜とばかりに言う事聞かない事に対し、
 むにゃむきゃするシラバブ、良かったデス!可愛過ぎ〜!

2007年3月18日(日) CATS観劇記

 さて、昨日書いた通り、CATS観劇行ってまいりました。まずはキャスト紹介から。

2007/3/17 『キャッツ』-ソワレの出演者-
グリザベラ奥田久美子オールドデュトロノミー石井健三
ジェリーロラム
=グリドルボーン
秋 夢子バストファージョーンズ
ガス=グロールタイガー
村 俊英
ジェニエドッツ鈴木由佳乃マンカストラップ青山 祐士
ランペルティーザ王 クンラム・タム・タガー阿久津陽一郎
ディミータ遠藤瑠美子ミストフェリーズ杜 彦昊
ボンバルリーナ南 千繪マンゴジェリー百々義則
シラバブ南 めぐみスキンブルシャンクス岸 佳宏
タントミール高倉恵美コリコパット王 斌
ジェミマ熊本亜記ランパスキャット張 沂
ヴィクトリア宮内麻衣カーバケッティ劉 志
カッサンドラ大口朋子ギルバート范 虎
マキャヴィティ片山崇志
タンブルブルータス塚下兼吾


 注目は…奥田グリザ、南バブ、そして阿久津ダガーと言ったところでしょうか。
 南バブは小猫らしさが出ているというし、奥田グリザはデビュー以来なかなかの評判。
 久々の観劇ですが、なかなかのキャストが揃ったようです。楽しみ!


 土曜ソワレという事で、5時開場の5時開演。しかし、五反田駅での待ち合わせは3時半。
「なんでそんな早くに行くんですか?」
 と、同行の2人に言われるも、
「観劇すんだから、早めに現地いってゆっくり雰囲気なんかを楽しむんだよ」
 とか答えて、この時間に集合させてしまう。今回は、むしろ俺が便乗観劇なのだが、
 ここは一つ、俺(K1)の我侭を聞いていただこうではないか。

 そもそも、なんでこのタイミングでCATSなのか。一連の流れだと、あたかも、
 あさばさんの観劇がトリガーになっているかのような感じだが、実はそうではなく、
 直接の原因はまゆさわライブだったりする。あのライブが終わった後、酒を飲んでる時、
「こう言うのもいいけど、もっと色々な物に接して文化的に過ごさないと、人間性が先細る!」
「ミュージカルとかは見に行きたいと思ってるんですよ。まぁ、CATSなんですけど」
「じゃぁ、今度見に行こう。あれは良いよ。初めてのミュージカルにも調度良い」
 という会話があったりしたのである。もともと、Silent Sirenには、バカらしくも
 格調高く、という理念があって、人の持つ価値観の物差しを増やさねばならん、
 という理想があるから、可能な限り知り合いをこう言うところに導くのである。

 で、3時半集合。メンツは初期からここに常駐の2人で、もう10年の付き合い。
 しかし、1人(K2)は演劇経験者で、もう一人(K3)は大学でグリーに入っていたから、
 一番ミュージカルに遠い位置に居るのは俺のような気がするが…まぁ、それはいい。
 とりあえず、どっか入って休みながら、今日の観劇に思いを馳せよう、とか言うが、
 ちんたら歩いていたら、もうキャッツシアター前。しょうがないから、すぐ前にある
 店に入り、彼らはお茶、俺は酒を飲む。また昼間っから酒を飲んで!みたいな顔をされるが、
 観劇の前にちょっとお酒を入れるのは、英国紳士の嗜みだと思ってるんだが如何?

 4時半になって、開場の前に向かう。全然人が来ておらず?あれ?
 でも、これはこれで良くて、初めての場合は、なるべく早めに劇場に入り、
 パンフを買った上で、劇場内をくまなく見学するべきと促した結果である。
 俺自身も、前回の観劇時はソワレで仕事の直後だっただけに、駆け込み観劇で、
 ちっとも舞台装置を見れなかったため…見たかったというのもあったり。

 予定の5時よりもちょっと早く、45分に開場。パンフを買い、
 最初の楽しみであるキャストチェックの後、早速劇場の見学に入る。
 先ず荷物を自席であるジェリクルに起き、劇場を俯瞰する…うーむ、面白い席だ。
 前回はS1−8列目からの観劇で、あそこも面白そうだ、と言っていた席なので、感慨深い。
 しかし、この2階席の前に猫の通路があるところとかは、スターライトエクスプレスの
 ステージを思い出させるな…と思ったら、同じコトがパンフに書いてあった(げふ

 ゴミを見学し、自席再び戻り、劇場を見渡す。空席が目立つ二階席。
 しかし、今日はさすがに土曜日ソワレしかも春休みで、団体学生もいないね…、
 とか言ってたら、すぐにスタート。暗くなる前から猫がでてきて、うぉわ〜。
 通路側に座っていたので、横から、微妙に猫の気配がしてゾクリとすると同時に照明が落ちて…。



■Overture
 目チカ…は、誰だったんだろう?あぅ、暗くて良く分からなかった…コリコかな?
 いや、あのビシッとした立ちっぷりはタガーだったのかしら…?
 なんでコリコとタガーの区別が付かんのじゃ、と我ながら思うが、
 久々の観劇ゆえ、視点が向こうに行ったりこっちに来たりで忙しくて…。
 しかし、ジェリクルギャラリーの方々は慣れたもので、目チカでも「え?えっ!?」
 みたいな驚きがないのねー。

■Jellicle songs for Jellicle cats
 青山マンカスの台詞に、ガツンと頭をたたかれた感覚に(苦笑
 だって、やっぱり日本語って違和感あんだもーん〜。というわけで、
 申し訳ないんだけど、歌声と光景はそのままに、脳内で英語歌詞に変換して観劇開始。
 面白かったのは、ギルバートの空中ブランコ…結構わたわたしてた(笑
 GJのLは、こう言うところまで観察出来て面白いなー!!

■The old Gumble Cat
 鈴木ジェニ、なかなか良かったデス。もっとタップの音が響き渡ると面白いんだけど、
 その分、声の高さが、元気で快活なおばさんの雰囲気をかもし出してました。

■The Rum Tum Tugger
 阿久津タガー!顔が小さい!という声をお聞きしてましたが、ホントにちいせぇ〜!
 鬣とのバランスが…(苦笑)。しかも、案外あっさりとしたタガーで、
 メス猫もあまりみゃーみゃー言ってなくて、土曜のソワレなんだからもっともっと
 弾けちゃってもいいのになー、と思いながら見てました。ぶっちゃけて言えば、
 もっと艶っぽく腰振ればいいのに、ってことなんだけど(笑

 ちなみに、今日の連れ去られは、S1−7列目某通路側の席の方。
 今日は学生いないから、だれが連れ去られるかな…と思ってましたが、
 いくらあっさりしてても、ここはやっぱりタガー!目ざとく通路側に座っている、
 制服の女の子を連れ去ってきましたよ!(笑)なーいす!面白過ぎるぜぇ!!

■Mungo Jerrie and Rumpel Teazer
 今日は百々マンゴだったんですが、マンゴとランペ見るのにJGのLは良くないですな。
 電子レンジやタイヤの前でごろごろやられると、みーえーなーい!残念!
 いつも思うんですが、この猫達、設定的にステージの上で色々するより、
 2階席とか使いまくった方が、演出的に楽しそうじゃないですかね?
 ステージ→左右に分かれてJG→2階席中央で合流→はしごでS1へ降りてステージ、
 みたいな流れで…ね。

■Grizabella -Memory-
 奥田グリザ…ビックリしました!メモリーって、歌う人によってだいぶ印象がちがうんですが、
 初めて、日本語のメモリー聞いて、オリジナルのエレイン・ペイジっぽさが、
 凄くいい意味で再現されていて、わぁっ…!と驚きを隠せませんでした。凄い!今日イチです!!


 休憩へ。思わず出た台詞、
「奥田グリザいいじゃないっ!」
 それに対して、K2は
「グリザベラ良かったですねぇ。あれで締まりましたよ」
 おおー、彼にココまで言わせれば、もうそりゃ大したモンです!
 しかし、その後はやっぱり、
「訳は微妙に無理がありますよね」
 と、クギを指す事も忘れてなかったけど〜。ま、それはね…。

 休憩中は、タガーに連れ去られた女の子に、よかったねぇ、と声をかけたりして過ごす。
 俺としては、極めて自然な事だったんだけど…K2、K3両氏からは軽蔑の目で…あれ?
 日本は、こういうとこ、あっさりしすぎてんだよなあ。彼女は今日のヒロインなんだから、
 その気分を盛り上げてあげないと〜。ロンドンとかNYじゃ普通なんだけどな。
 しかしまぁ、その後のチャットで、
「ナンパしそうな勢いだったよね……(by K2)」
 しねぇよ!(苦笑)誤解も甚だしい…。


■Gus:the theatre cat
 いつも思うんだが、ガスの「哀愁」の表現は日本人の心の琴線に触れるのか、
 結構生々しくて素晴らしい。そして、ジェリーの暖かさも、とても心地よい。
 真面目に見ていたわりには、獣のような感想しか述べないK3も、
 彼女の優しさは良かったですねぇ、と言っていた。秋ジェリロの包容力の勝利ですな。

 グロールタイガーは…いつも違和感あるんだよな。なにが違和感って、
 劇中劇はいいんだけど、その題材と表現の仕方に違和感があるんだよな〜。
 なんか、歪んだアジア像みたいなの感じてしまうんだよね。うむむ。

■Skimble Shanks
 大好きナンバー、スキンブルシャンクス!岸スキンブルは、上手く「鉄道猫」な
 雰囲気を出していて、俺は良いと思いましたよ。でも、視線は全然違うトコ行ってて、
 ベッドになるのめんどっちぃぜ俺はしたくねぇ〜、みたいに横にゴロゴロ転げる阿久津タガーに、
 むにゃーちゃんとやってにゃーっダガーおにいちゃーぁん!!みたいな感じで、
 うにゃむにゃする南シラバブ、そして、それを受けて、ちっしょーがねぇなぁ〜みたいに、
 でも案外良い人だったりしてキチンとやるところはやるタガー、それを見てました。
 これは、可愛らしくて良かった!というか、シラバブとタガーの絡みというのが、
 俺的大ヒット(笑)。南シラバブの体型が、いかにも小猫っぽいところもいいのです。

 で・も。今日のお客さんはノリがあまり良くなくてー…。
 上から見てると良く分かるんだけど、回転Sより後ろの人は全然手拍子してないの。
 2階も、勝手知ったるJGの人達以外は…で、うーん、ちょっと残念でした。
 こう言うとき、学生さんの団体はノッてくれるからいいんだけどね。

■Mr. Mistoffolees
 マンカスを差し置いて、美味しい所を奪っていくタガー…いいねぇ(笑

 ミストフェリーズの召還マジックは、JGのLからだと、凄く良く内容が見えて、
 みんなのクスクス笑いが…(^^;いや、そう言うところは見ないようにするんですよぅ。

■Memory
 再び来ました奥田グリザ。良いですね…もう、この奥田グリザだけでも、
 今日来た甲斐があったというものです。トテトテ、とグリザに近づいていく南バブ、
 最初は無邪気にそれでいいんだけど、皆から注意されたあとは、もうちょっと、
 いいのかにゃー…いいのかにゃー…?みたいな感じで、恐る恐る近づいていくと、
 もっと感じが出たのではないかと思います。

 しかし、なぜ俺、バブの所だけ猫語!?

■Cartain Call
 スキンブルナンバーと共に出てくる猫達!もー、これはCDにはない楽しみです!
 今日の握手は高倉タント。ほ、ほっそいなぁ〜タントは!そして、手はやっぱり、
 冷たかったデス。

 何度も何度も繰り返し、やっと終わったか…と出て行く人も居る中、鳴り止まない握手。
「ん?クドいなぁ…」
 と隣でつぶやくK2に、俺が
「これはね…」
 と説明し始めたとこで、出てきました!阿久津タガー!!
「ね、タガー締めってのがあるの」
 でも、やっぱり阿久津タガーはあっさり目でした…うにゃーん。尻尾ぴこぴこされても…。
 もっと派手に、三拍子とかして欲しかったなー。でも、良かったデス!


 ロビーでK2、K3と落ち合い、劇場外へ。外には観光バスが2台止まっていたので、
 団体さんが居たということなのだろうけど…どこに居たんだろう?

 来た時と違って、大崎駅へ向かって歩く。K3に感想を聞くと、
「ヴィクトリアが良かったです」
 なんだそりゃ!…まぁいいや…。で、誰と握手できたの?と聞いたら、だれも…、と。
「シラバブがばーっと後ろに走っていたんですけど、無視されました…」
 ああ、後ろから前へだもんねぇ…。でも、通路側で握手出来ないとは、残念。

 ついで、K2に感想を聞くと
「訳以外は良かったですよ」
 …日本人にこう言われるとは…うーむ。でもまぁ、それはあるんだけどね。
「スキンブルで、『てーつどーきゃーつ』は無いとは思うね、俺も」
 と答えると、
「あれ、途中ではレイルウェイって言ってましたよね。混ざってる…」
 うーむ、ちゃんと聞いてるなぁ。つづけてK3は
「しかし、スキンブルの歌い出し、おっさんの声はちょっとダメですね」
 それかよ!でも、豪同意。ロンドン版のキャッツ聞いていると、歌い出しが、
 妙に可愛らしいロリ声なので、おっさんの声で始まるとちょっと萎えるのよね。
 ブロードウェイ、オーストラリア、日本と男性スタートなので、それが主流なんだけど(苦笑

 場所を品川のイタリアンに移して、観劇の後夜祭。
「スキンブルの『モーニングティは?』の後の答えの意味が良く分かりませんでした」
 というK3に、あれは答えを言ってるんじゃなくて以下云々とか色々会話する。
「訳はやっぱり…あれ、原文をかなりはしょってるでしょ?」
 とはK2。なかなか鋭い所を突いてくる。感覚的には、1/2〜2/3ぐらい? 
 みたいなお話を初めとして、まずは猫々したお話から、お酒と共に進んでいく。
 しかし、猫的な事もさりながら、話はやはり、もっと文化的な面を醸成しなくては、
 そんな話に終始し、次は何を見ようか…コンタクトでも見に行くか、とか、
 スポーツもしなきゃなぁ…空でも飛ぶか、バンジーかパラグライダーで…とか、
 あとは、海外にもいかなきゃいかんのぅ…ブロードウェイまで見に行くか?とか、
 そんな話でだらだらと。でも、こう言う事をこなして行ってこそ、
 絆ってのは深まってくもんだとおもうしね。

 という、なんともウチらしい形で、初観劇は終了。俺にとっては、素晴らしい夜でした。
 うーん、観劇…しかもキャッツはいいね!何度見ても良い。見て無い人、これは絶対にお勧め!


■おまけ

 K3が疑問に思ったところについては、ちょっと前に、言語レベルの文化の違いを
 考察すべく、軽い文章を書いていたのだった。いい機会なので、おまけとして記載。

 −−−

 言葉…というか言語の違い、という風に簡単に片付けるのはよろしく無い。
 言語というのは、文化とか歴史の凝縮物だから、そんなに簡単に、他言語に移植できる、
 そんな簡単なモンではないはずである。訳した言葉から分かる事には、限界がある。
 これは、似非レベルでもバイリンガルであり、海外(英米)での生活経験もある自分が、
 心から感じていることである。

 例を持って示そう。CATSの中、一番好きな曲"Skimbleshanks"から以下の通り:

 "It was very present when they had found their little den
  with their names written up on the door
 (中略)
  then the guard looked in politely and would ask very brightly
  Do you like your morning tea weak or strong?"

 これが訳されるとどうなるか。

 「小さなコンパートメントを見つけて ドアに名前がついているのはとても嬉しい
  (中略)
  車掌が礼儀正しくあいさつし明るい声で聴く 紅茶は薄めにしましょうか
  濃いめにしましょうか?」

 …ほぅ。

 ではないのである。これだけで、ナニがどうなっているか分かったら、
 驚き以外の何者でも無い。これが、どういう情景なのかを解説してみようではないか。

 まずは、最初の文章で「ドアに名前が付いている」という所だが、
 これは、イギリスの寝台列車では、予約をすると、コンパートメントの扉に、
 受け入れる人の名前が付されていることを指している。
 これは、別にコンパートメントだからだけではなくて、一般座席でもそうで、
 自由席と指定席の区分が無いイギリスでは、席の予約をすると、任意の席に、
 名前が記載された札が掲示されることにより、予約席という表示を行うのである。

 そして、次の車掌が挨拶をし、だが、イギリスでは寝台に乗ると、
 出発後車掌が各コンパートメントを敬虔に挨拶して回り、それと同時に、
 モーニングティの注文をとるのである(当然、翌朝届けるのも車掌)。
 この注文を取る時の定型文句が「weak or strong?」で、濃いめ?薄め?の意なのだ。
 このモーニングティの風習は、イギリスでは極めて一般的で、実際に布団の中で飲む。
 こんな風習があるから、車掌はいちいち客室回って茶の注文を取るわけである。ちなみに、
 我々でもイギリスの高級ホテルに泊まれば、チェックイン時にボーイさんから、
 同様の対応に接するので、疑似体験も可能。もっとも、最近の一般的なホテルでは、
 セルフサービスとばかりに、枕元にヤカンとティーバッグが置いてある事も多いが…。

 とまぁ、こんな風に、なかなか奥が深いのである。
 ちなみに、アメリカではこの風習はもう無いので、おそらくアメリカ人も、
 上の部分は言葉としては分かっても、何を意味しているかはさっぱり分からないだろう。

 まぁ、言葉とは難しいね、というお話。

2007年3月20日(火) まゆさわライブ−その4−

"The most basic question in ethics is,"Do you have an obligation to leave
the world a littele better than you found it, or can you simply take what you
want now, an let other people worry about making up for any shotfall after on?"
-LaRune Tone Hosmer, "The Ethics of MANAGEMENT", forth edition, page 122, 2002-

 懺悔じみたお話となるが、自戒の意味も込めて…ご容赦いただきたい。
 今回のライブにおいて、どうしょうもなく悔いが残るのは、最後のお別れの所である。

 あのように、出演者と一言交わしながら…という粋な演出を逆手に取り、
 やりたい放題やってしまった…というか、結果としてそうなってしまった…というのは、
 もう、ステージのこちら側の人間全員が恥じなくてはならない事ではないか。

 最後の最後、会場まで戻り遠巻きに見ていた我々二人が思っていた事は、
 こんなんでは、次回からはこのお見送りも無くなってしまうだろうな、
 むしろ、無くならざるを得ないだろうな、ということである。
 今、欲望にかまけて好き放題やってしまったが為に、将来得られるであろうモノを、
 見事に失ってしまったかもしれないな、と感じたわけである。我々ファンの倫理観が
 試された状況下で、見事なまでに常識はずれな事をしでかしたわけだ、我々は。

 難しい話で…色々考えさせられる。まさに、Hosmer先生の指摘する通りではないか。

 自分でも悔しいのだが、あの場所ではあさぽんの魅力が大きい故、
 A.I.E.Nのイベントのときには出来た、「時間が無いんだろうから、挨拶だけして去る」
 という事が出来なかった。自己の快楽の為だけの会話はしない、
 という定言命法を遵守できなった自分が居たワケである…なんとも情けない話ではないか。

 基本的に自分は功利主義者で、その時々の行為は、将来的にコミュニティに最大限の
 効用をもたらす様に、という事を第一に考えてはいるのだが、そこに至るために
 自己が行うべき行為はある程度の自己犠牲もやむを得ず、それはつまり、
 自己レベルでの起想は自己の欲求に従うことは許容してはらなぬという、
 むしろカント的自律概念に近い所に考えがあるから、今回の事は、正直、自分では
 納得しがたいとモノとなっており、反省すべき点は非常に多いと考えている次第。

 俺的大名作アニメ、あぃまぃみぃストロベリーエッグの英語版第三話で、
 天和ひびき先生は、こんな事を言っている。
 "You just take advantages of her generousty..."
 訳すとすると「彼女の優しさに付け込んで…っ!」。そう、我々は今回、
 彼女達のやさしさに付け込むという最低の事をしてしまったのかもしれない…。
 "You are so young, but so heartless!"…まさにその通りである…。

 この失態を挽回できる機会があればいいのだが…。我々に課された宿題は…重い。

2007年3月21日(水) 切ない季節…?

 ネットって、知らぬ間に相手のメールアドレスが変わってしまうと、
 連絡が取れなくなっちゃって……ね。

 切ないねぇ。

 もう10年以上もサイトを開いていると、出会いや別れも多いですが、
 とりわけ別れについては、ドライな分だけ切なくなってきます。実生活と違い、
 もう二度と会えなくなるような…というか、実際その確立も高く…切ないです。

 春は別れの季節でもあるんだなぁ…。

2007年3月23日(金) 嬉しいねぇ

 明日の事とか、来週のライブとかあるけど、その先の再来週にあるコンサートに向け、
 なんとなく心躍る状態。KANさんは、もう、俺の中では絶対だからなぁ…。

 というわけで、昼休みに色々ネットでうりうりしていたら、aikoちんのインタビューに。
 aikoちんといえば、業界内にはファンが多いKANさんにして、ファン筆頭を
 名乗れるほどの存在でありまして…

 こちら
 うーん…自分の尊敬する人をですね、ココまでね、誉め讃えてくれる、ってのは、
 もう、嬉しくてね…もう、正直泣けてくるレベルです。

「デビューしたことよりも、KANさんに逢えた事が嬉しかったって事でしょ?」
「そうよね、これは」
「もう、最大限の賛辞だよね。ホント嬉しい。うるうるしてくるわ。」

2007年3月24日(土) 宇都宮より帰宅

 行って来ましたよ、あさぽん&アッキーに会いに。
 初めての生アッキーは、頑張りが伝わってくる真摯な感じの娘さんでした。
 つくづく思いますが、iM@s関連の声優さんは、いい人が多いね。嬉しいです。

「何、子供みたいな感想述べてんのよ」
「ヒドイつっこみだな!」
「えー、だって、アンタいい加減いい大人なら、真っ当な事言いなさいよ、少しは」

 お二人はともかく、お二人を暖かく迎えてくださった番組とリスナーには、
 最大限の感謝を。小生も、小森系の経験から、大型ゲストがイベントに来るときの、
 期待感と恐怖感が入り混じった感覚は十分に承知しておりまして、
 そう言う意味からも凄くドキドキしていたのですが、あさぽん&アッキーは、
 本人達の爽やかキャラもあるのか、上手く受け入れていただいたようで、
 小生としては本当に嬉しかったです。

「聖人君子みてぇなこと言いやがって…」
「今日はからみますねぇ…なんかあったんですか?」
「いやぁ、別に何も無いけど。君がそういう発言することが、気持ち悪いだけで」
「それは納得いかんですな。誰がなんと言おうと、この系統のラジオを僕は、
 世界で最高レベルに愛しているんですよ。これは、胸を張って言える」
「まぁ…その点は認めるけどさぁ…」

 事件や驚くようなことがあったわけではありませんが、レポは近日中にあげたい、
 そう思っています。

 今日は、まず、一緒に行ったTYLOR殿、お疲れ様でした。
 あさぽん&アッキーは、出演頑張りましたね、癒されました…ありがとうございます。
 そして、チャラメのパーソナリティ、そしてリスナーの方々、当方等にも相当の
 配慮をいただき、誠にありがとうございました。いつか、このお礼をしたいですね。

2007年3月25日(日) その1・Happy Birthday Yayoi Takatsuki!

 では、Silent Siren恒例のお誕生日ソングで始めましょうっ!

♪午前0時を過ぎたら 一番に届けよう Happy Birthday! Happy Birthday! to YOU!!
 −Dreams Come True, "Happy Happy Birthday", track 10, Album "MAGIC", 1993−

 お誕生日おめでとう!やよい!!
 今年も笑顔と元気を忘れず、健やかな一年を過ごそうねっ!!

2007年3月25日(日) その2・チャニメ公開放送<あさぽん・アッキーゲスト>レポート

 水曜日(祝日)に事前準備。
 今回は初アッキーということ、何をプレゼントするべきか…と思考したり。
 プレゼントは、こう何を渡そうかと悩んでいるときが一番面白いなー…。
 嗜好を凝らして購入後、さらに、チャニメ宛に平氏と合同で贈るモノも購入。

 で、当日。前日の打ち合わせで、急遽出立時間を繰り上げて7時渋谷集合に。
 結局、4時起きで準備し6時にウリウリと出立、渋谷で平氏と落ち合う。
 ココからは、湘南新宿ラインでさくっと宇都宮方面へ。到着は9時予定。
 しかし、ホームにはどうも同好の士と思しき人間が数人見受けられる。
 うーん…(笑

 さて、生まれて初めてグリーン車に陣取り、あさぽんブログにコメント付けたりしながら、
 北へ向かって進む進む。朝飯を食う暇が無かったため、車販でパン等を調達、
 おなかの足しにする。しかし、朝っぱらからビールを飲む俺に、呆れる平氏。
 いいんだよ〜旅路なんだし〜酒ぐらい〜とか適当な事を言い続けていたら、
 あさぽんのブログに書き込みされてしまった。げんにゃり。

 9時12分、宇都宮着。改札を出ると、やっぱり同じ目的っぽい人が…(苦笑
「明確に分かりますね」
 確かに。しかし、目に付くぐらいのレンジに同好の士が居るという事は、
 もうかなり会場前も賑わってるんじゃないか…という気がし、現場へ急ぐ。
 歩いてもさほどの距離じゃないはずで、自分の会社のビルの前を通りながら、
 5分ほどで現地着。ライバル社MY社のビルで…あぅ、もう結構人が居る!

 とりあえず最後尾に陣取り、さり気無く先頭からの人数を数えると、
 うちらは30・31人目。まぁまぁの位置でしょう、なんて言いつつ、
 暇つぶし開始。KANさんの話やら、CATSの話やら、
 全然あさぽんやアッキー、そしてiM@sとは関係ない話で二人大盛り上がり。
 KANさんのOxanneを来る結婚式の余興で歌おうぜー!とか、
 ジーザス・クライスト=スーパースター(ジャポネスク版)よろしく、
 CATSを日本人向けに大幅アレンジ、デュト・マキャ・ガス3猫が主役、
 愚痴ったり苦言を呈したりばかりする「親父キャッツ」を造ろう、とか、
 くだらなくもちょっと考えて見ると面白げな話を延々とし、時間を潰す。

 で、途中、平殿に荷物を預け、物件検分に。
 先ほど書いたが、この某MY社ビルは、同じ生保系オフィスビルとして、
 立地も規模も、正にウチのビルのライバルなのである。担当地区ではないが、
 不動産マンとして…というかビルヲタク(爆)としては、隅々まで、
 怪しまれない、かつ許される範囲で、ビルを見学せざるを得ない(笑
 ちなみに、こう言うことは仕事でもするし、僕はオフでもやっている。

 まずはエントランス。公開空地を設けたり、エントランスを引き込んだり、
 贅沢な作りをしている…中に入っても、空間は広々。しかも、EVホールが
 奥を曲がったところにあり、大通りの導線から混雑等が見えないのが良い。
 テナントは、医療関係や予備校関係が入っていて、不特定の来客も多そうだが、
 この作りは、テナント構成にマッチしてると思料。しかし、この構成は、
 数年前の空室率激増時代の名残で、このビルでも大層苦戦したんだろうな、
 なんて思う。照度はホール部分で250〜350Lxぐらい、
 EV前で300〜400Lxぐらいで、ホール部分が若干暗めの印象か。
 テナント名板が、昭和末期〜平成初期のデザインのモノで、照度の低さと併せて、
 若干寂しい印象を与える…。ファサードが綺麗なのに、これは勿体無いな。

 なーんて考えて、じゃ、次、水回りを…と振り返ったところで、ビル内のチャイム。
 おお、10時か…と思ったら、始業に備えてフレッツギャル達が奥から登場。
 え?構造的に、こっちの奥にスペースなんかあったっけ…守衛室以外に…?
 なんて思ってそっちを見たら、がび、あさぽん登場(爆
 やべっ、と思って思わず顔を逸らす。いや、ヤバくも無いし顔を逸らす必要も無い、
 今の自分はあさぽんファンではなく、単なる不動産系一般人なのだ…が、
 なんとなく後ろめたくて(苦笑)。どれぐらいのスピードで顔を逸らしたかというと、
 アッキーが居たかどうか分からなかったぐらい(爆
 覚えてるのは、白い服を着てたな、ぐらいであった。うんむ。

 それはともかく、気を取り直して水回りの検証をしたものの、なんか気が緩み、
 基準階は後でいいか…とか適当に自分の中で言い訳して、列に戻る。
 あさぽん、今会場入りしたヨ、と平氏に伝えると、彼はいつもの如く、
 ああそうですか、みたいな、本当は興味津々なのに普通なリアクション。
 その変わりといってはなんだけど、耳に入ったらしい周辺の人達からドヨめき(苦笑
 話は変わるが、この段階でまた最初から人数を数えて見たら、40人目になってた。
 なんでやねん(爆

 そして、その後2時間、KANさんと猫の話に終始し、いよいよ入場。
 案外時間経つのが早かったな、なんて思いつつ、足を進める…が、
 直前で席が無くなり、立見席最前列に配置されることに…あちゃ、残念だな。
 と、思って後ろを見ると、もっと後ろの人達は、右手最前列に案内されてた(爆
 ヲイ、そんなんアリかよ!ヒデェ話だなヲイ!何の為、朝早くきたのやら〜。

 まぁ、遠征してまでムカついてもしょうがないか…と、気を取り直す。
 すると、本日の暫定Dさんが番組テーマソング等が入ったクリアファイルを配布開始。
「100枚しかありませんので、一人一枚でお願いします」
 こりゃ100人以上いそうだし、番組のテーマソングなら二人で見れば歌えますね、
 という事で、おいら達は二人で見る事にして、もらったモノは後ろの方の人に渡す。
 と、思ったら、いきなり
「番組が終わったら、サイン会がありますが、サインはお渡ししたクリアファイルに…」
 ヲイ!そんなんアリかよ!ヒデェ話だなヲイ!何の為、他人に譲っちまったんだ〜。

 もー…なんか、全然歯車が噛み合わないな…むー。
 平氏が居たからムカつきつつも耐えていたものの、一人だったら帰ってたかも(苦笑
 この多くの人数を裁くことに慣れて無いんだろうな…とは思うが…思うが…うーん。
 そう言う事も想定しないとダメじゃん、と考えてしまうのはダメなのか?
 だから、会社でも厳しい人とか思われちゃってるのかも…でも、社会人だしな、
 それでお給料もらってるんだしな、努力も大切だけど結果も大切だしな、とか考える。
 でも、結論としては忍耐力が無い自分にゲンナリしつつも、公開放送開始を待つ。
 諸注意を経て、チャラさんが登場、番組が始まった…

 <後半へ続く>



 その前に、このイベントについて。
 小生もかつては某ラジオのイベントスタッフだったから、参加に当たっては色々考えた。

 というのも、こういう番組の公開録音におけるゲスト、そしてそのファンの存在というのは、
 なかなか難しいのである…。ラジオというのは、番組独特のコミュニティを形成するから、
 そこに、余所者が入っていくというのは、簡単にいうと軋轢を生みやすいのである。
 いや、誤解を恐れないでいうと、大小あれど軋轢を必ず生んでしまう。悲しいけど。

 一番の問題は、我々ファン側の視野である。
 自分も含めてゲストのファンというのは、大概空気を読まず、
 既存のリスナー達を圧倒するかの勢いでゲストを盛り上げようとするため、
 そうなると当然の如く、元々のリスナーは
「けっ…なんだよ、あのxxのファンは。番組蹂躙しやがってっ…!」
 みたいな感想を抱いてしまいかねないのある。
 とくに、今回のように、ゲストがビッグタイトルを引っさげて来たり、
 ゲスト自体がビッグだったりすると、その傾向が強く出てしまう。
 番組のリスナーという立場と、ファンという立場が両立する事は稀だから、
 悲しいかなこういう事態は発生しやすい…。
 誤解に近い…というか誤解なのだが、こう言うことは起こりがち…なのだ。

 それに、あまりにファンの態度が悪ければ、最悪、番組側に
「なにあのファン…最低っ。ゲストもゲストだわ、ファンの教育がなってないっ」
 という感想を持たれかねない。つまり、こういうゲストという立場のイベントは、
 単独イベントより、ファンの倫理観や道徳観が試されるわけである。

 と、言うわけで。
 我々のようなゲストのファンとして取るべき立場の理想像は、
「三歩下がって師の影踏まず」
 である。番組の世界と、それを支えるリスナーの立場を十分以上にリスペクトし、
 どの局面でも
「我々の好きな人を、招いてくれてありがとう。受け入れてくれてありがとう」
 という気持ちを全面に出して行く事である。

 そんなのも有ったので、それを「それとなく」伝える為に色々工夫してみたのだが…
 さて、その工夫が最終的にどんな結果になったかは、後半で。

2007年3月28日(水) 本末転倒!

 レポートの後半を書くために…
765プロ版”CATS”キャスティング表
 を造っていたら、ちっとも本文を書く時間がなくなって…ゲンナリ。

 仕事中に書いてるから(爆)、ちっとも完成してないのですが、
 レポート後半に先駆け公開。

 平殿には指摘されたが、かなり守備範囲が狭い感じではある(爆
 確かに、iM@s×CATSという組み合わせ、尋常じゃないな(笑

2007年3月31日(土) コンタクト 観劇

 2000年トニー賞受賞作、コンタクトを見てきました。
 …もう明日千秋楽なんで、あわてて見に行ってきた、というのが正直なトコですが。

 ダンス好きな僕にとっては、なかなか面白かったです。
 第三幕とか、なんか、みててゾワっとくるぐらいシンクロニシティ(汗

 感想は、また別途。明日、チャニメの後半と一緒にアップします。
 

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