日記

　オリンピック真っ盛りだ。
　柔道経験者である自分には、柔道の結果は残念だったけど、アーチェリーだったりと、
　また違うスポーツが注目されるのは嬉しい。決してメジャーな競技ではなくても、
　そこに人生を賭ける人が居て、感動を共有できるチャンスがあるというのは素晴らしい。
　これからも、ヨットや陸上など、注目競技が沢山ある。眠れない夜が続きそうだ。

　しかし。

　それ以上に自分が注目している競技がある。
　オリンピック後、ヨーロッパで開催される「Ultra-Trail DU Mont-Blanc」。
　その名の通り、ウルトラなトレイルラン…なんと、モンブランを一周160km、
　この距離を制限時間48時間で走る、トレイルランの世界一決定戦である。
　2000名を超えるチャレンジャーが世界中から集い、累計標高差8000m超の世界で、
　不眠不休で競い合うのだ…。ランナーにとっての、最高の舞台。
　そこには、フルマラソンを超越した、究極の100マイルレースがある。

☆
　そんなUTMB。
　地球の裏側で開催されている世界一決定戦初の姉妹レースが、ここ日本で開催されることになった。
　その名も「Ultra-Trail Mount Fuji」。モンブランに劣ること無い世界の名峰「富士山」、
　その周囲を160km同じく48時間で走りきる、日本で始めての本格的100マイルレースだ。

　このレースの実行委員長は、鏑木選手。日本のトレラン第一人者だ。
　彼が、UTMBに出場したことがキッカケとなり、そのようなレースを日本でも…！と、
　強い気持ちを以って作り上げたレース。その結果が、世界最高峰の始めての姉妹レース、
　となって形となったのだ。言葉にすると簡単だけど、そのプロセスと志は、
　苦難と絶望で出来ているはずであり、それこそレースの苦難なんてたいしたこと無いはず。
　その心の強さに感動する…！なお、鏑木さんは実行委員長として、2日間不眠不休でレースを見守り、
　すべてのゴールした人を向かえ、称え続けたのだ…これもまた素晴らしい(>_<)

　そのUMTF、全世界のトップランナーが参戦し、日本からも強者達が迎え撃った。
　しかし、日本勢は優勝候補達が続々と脱落し、100kmを超える100マイルの難しさを、
　マザマザと見せ付ける結果となった。個人的には、どこまで日本人が戦えるのか、
　そのレベルを見せ付けられるのか…と期待していたけど、やはり100マイルは難しい。
　これから、その距離感が醸成されていくのを期待したい結果になった。
　いやしかし、すべての人の走りは素晴らしかった。

　そして。
　このレースは、一般の方も参加されており、その戦いも注目だった。
　ＮＨＫの特集では、そんな一般ランナー視点の編集もされており、見ていて熱い想いを
　隠さずにはいられなかった…！いやー、素晴らしい番組だった。

　オリンピックとはまた別の場所にある世界一決定戦。
　また、そこにある、世界一とは違うも自分を一番高める戦い。いずれも素晴らしい。
　人の頑張る姿は、自分を高める力にもなる。青春の気持ちがよみがえってきた。
　俺も、頑張らないとなぁ！！

　今年の夏は、それほど暑くない。
　日中は確かに３５度を超える猛暑が多いのだが、朝晩は例年よりかなり涼しい。
　朝起きて走ったり、晩に走ったりするとき、ウダるような感覚に乏しいのだ。

　さて、そんな今年も、やっぱりシーズンインを狙っての走り込をしている。
　今年は、いわて銀河で足の筋肉が持つことが分かった＆息切れの症状改善の為、
　心肺を追い込むスピードトレーニングを中心に取り組んでいる。

　ここ３週は連続で駒沢公園へ行き、物凄く暑い時間を意図的に選んで追い込んでいる。
　まぁ、大した追い込みではないかもしれないのだが、自ら手ごたえは感じている。
　…毎年感じていながら、どうも結果が伴わないので、なんとも言いがたいけどね（苦笑

　ただ、今年がいいのは、大きな故障をしていないこと。
　体が走る体になってきているのかなぁ、と思っている。

☆
　オリンピックマニアの自分は、毎日４時起きの生活が続いている。
　やっぱりスポーツっていいなぁ、と思う。特に、なでしこの活躍っぷり、
　そして、スポーツ人としての気高さには、感動の涙を禁じえない。

　一方で、残念だったのが女子マラソン。
　ただ、感覚的には残念だったものの、順当な結果ともいえなくないのが辛い…。
　自分がマラソンを始めて、初めて買ったランナーズには、２００８年北京の、
　女子マラソン特集が組まれていて、いかに野口他の選手がいかに練習しているか…など、
　特集されていたが、今回は全く特集が組まれず、如何にマニアにも関心をもたれていないか、
　ってのが分かるもんなんだが、要はそういうレベル感だったわけで…。

　ただ、環境が悪い中、自己ベストに近い走りをした木崎は立派なものだと思う。
　一方で、尾崎は相変わらず波があるのと、勝負弱さが際立ったといえる…。
　どう考えても、大舞台向きの走りじゃないのが、気になったかなぁ…。

　今年の夏休みは、シフトの関係でお盆に。
　…いきなり休みになったんで、やることが無い…（苦笑

　んなもんだから、今年の夏は自宅合宿をすることにした。
　初日目は、１２０分ラン＋たっぷりストレッチ。
　２日目は、つなぎＪＯＧ＋補強練習。
　３日目は、１０ｋラン＋補強練習＋坂道ラン
　４日目は、１０ｋラン＋坂道ラン
　５日目は、１５ｋペース走（５：３０→５：１５→５：００ビルド）
　６日目はレスト。

　付加としては結構なもんだったような気がする。
　こういう風にまとめて練習する機会はあまりないから、よかったね。
　特に、初日のロングランと５日目のペース走は良かった。まさか、この時期に、
　このペースで走れるとは思ってなかったからね♪さらに、なにが良いって、
　これだけやって故障していないのがいい。素晴らしいね(＾＾

　今年はイケんじゃないのー？
　…と言って、毎年いけてないのが悩ましいが、今年こそは今年こそは、
　なんとかしたいと思ってるよー。

☆
　ロンドンも終わってしまった。
　しかし、今回のオリンピックは非常に楽しかった。
　スポーツが文化として熟成していってるのが感じられた日本の成績だったしね。
　自分が一番感動したのが、なでしこＪＡＰＡＮ。大変な時期からＷ杯優勝を経て、
　王者として挑んだ大会だったのに、結果を残したのは本当に凄い。
　惜しくも決勝で敗れ銀に終わったけれど、決勝の内容は先のＷ杯のときより良く、
　まさに「王者ｖｓ王者」の戦いで…そんな戦いを見れたのも、良かったかなーと。

　素敵な夏でした(^^

　で。
　マラソンですよ。
　…怖いですね。ナニが怖いって、藤原への手の返し方ですよ（汗
　あの成績になったとたん、一般の方からのバッシングが凄いことに（汗
　日本でプロとして生きることの難しさを感じさせてくれる出来事でしたね、個人的に。

　でも、今回は結構順当な結果だったと思うデスよ。
　自己ベストに近いタイムで走った女子の木崎、男子の中本ともに、
　ちゃんと夏のロンドンに近い環境でのレースで結果を出している二人だったから…。
　日本の選考って、大会が集中している冬のレースで行われたワケなんだけど、
　結果として冬のレースの結果なんてアテにならんかったんですな…。
　適性がある、ない、と。

　藤原は夏のオタワで結果出しているケド、冬にピーキングした人間が、
　半年後に同じような結果を残せるかというと、個人的には難しいのでは…と思うね…。
　女子も、秋の横浜国際で尾崎が木崎に競り負けたのが再現されたわけだし、
　この時期の調子が、ピーキング／コンディショニングの視点からも、
　対夏のレースメイク適性からも、正解だったのではないかと思うねぇ。
　今回のレース結果は兎も角、物議を醸した選考も含めて、陸連は色々再考の必要が
　あるのではないかと思うなぁ。

　”Don't stop your steps. No matter how hard the winding road will be.
　 (...) Love will shine on you. My heart will always be with you 'til the end”
　　-"HIKARI-E", miwa, English by Nash&Gene, 2012-

　sakusakuではお馴染み、ちゃんみわことmiwaの新曲。
　もしドラあたりからすーっと伸びて、ついにこの娘さんは月９の主題歌ですよ〜。
　今回はちょっと毛色が違うアレンジなんですが、今までで一番シックリして好きかな。
　でも、日本語版より英語版のほうが良いんですよ、びっくりしたんすが(^^
　歌詞のニュアンスが意訳になってるんですが、良い意訳になってるんですな。

　と、言うわけで。
　今日はあさぽんの久々の舞台。頑張って欲しいですね、うん。

☆

　sakusakuと言えば、最近、ＭＣのタートミことトミタ栞お嬢が可愛いのですよ。
　ノリに慣れてきたのか、なじんできたのか、はたまたこちらが慣れてきたのか、
　段々とその可愛らしさが伝わってくるようになりましたな♪

　そして、なにより歌が愛らしいのがいい(^^
　一応音楽番組なsakusakuだけど、ＭＣが本格的に歌ったのは木村カエラ以来。
　いい味出してますわー。素敵(^^