日記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2012年1月1日(日) あけまして

新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

2012年1月3日(火) 駅伝観戦

 さて、新年と言えば、箱根駅伝。当然、ランナーな自分も注目。
 今年は初めて「生で観戦しよう」と、10区の14km地点まで足を伸ばした。

 本来、駅伝というと、元旦のニューイヤー駅伝のほうが高レベルのはずなのだが、
 そこはスポーツの面白いところ。プロだけでなく、高校野球も白熱するように
 学生の、しかも関東ローカル大会だって、十分に魅力的なのだ。しかも、個人的には、
 母校が優勝候補として出場するわけで、興奮が押さえきれない(^_^;)
 この日は、高校時代のグラウンドコートを身に纏っての観戦っすよ〜。



 で、観戦結果と言えば、ものすごく良かった(^_^;)
 テレビとは違う臨場感を感じられましたよ。なにしろ、テレビで見るより接戦なのだ。
 走っている立場からすると、とんでもなく遠い背中なのだが、脇からはそう見えない。
 そして、そのスピードたるや、正に韋駄天。キロ3分前後は伊達ではない。
 このスピードを出すのが、どれ程のことかよくわかる自分がいるから、なお感動する。
 これは、物凄い戦いなのだ。歪む表情からは、気合いや情熱、背負った責任や様々な想い、
 さらには積み重ねた軌跡が感じられ、胸が暑くなる。最初は、母校命だった自分も、
 最終的には全校を応援してしまうほどの勢いだった…(T_T)

 いやはや、やっぱり、人間の一生懸命さ、ひた向きさは、心を打つ。
 新年から、素敵なものを感じさせてもらった。本当にありがとう。



 ちなみに。
 ランニングの素晴らしいところは、早く走るだけがドラマではないこと。
 たとえば、こちら。自分の走力で軌跡を描く、その美しさ。
 自分はこういう世界もとっても大好きだわ。

 

2012年1月4日(水) 応援されたい?

 うーむ…。

 その頑張る姿が、我々への応援そのものなのではないか…?
 我々がすべきは、その応援を欲する事ではなく、その姿が与えた勇気を、
 形にしていくことなのではないか??

 ま、あんまり「重い」言葉ではないと思うのだが。

 なんか、違うよな…と思う。なんだかな…。
 新年から、なんか泣けてきたわ…。

2012年1月4日(水) 気持ちを形に

 では。
 と、いうのも変だが。
 まずは、自分から実践していかねばなるまい。

 あさぽんの生き様が与える力を立証するために、自分は今年、
 ウルトラの世界に足を伸ばす。42kmを超える距離に挑もう。

 まずは、6/10の「いわて銀河チャレンジマラソン」。
 復興の道を歩む、いわてに元気を。そして、あさぽん「の」力を…!

 これが、今年の自分のテーマだ。

2012年1月5日(木) 変な話だ

 昨日は、年の初めで些か心が揺らいでいたのかもしれない。
 冷静に考えると、20代の女性がどう見られているかで、30代のおっさんが涙を流すというのは、
 いかにも気持ちが悪い(>_<)

 でもま、そういう心境だったのさ。
 しかし、この事は、自分の身を引き締めることになったわけで、いいきっかけだった。

 今日は早速帰宅ラン。

 これからは、とにかく距離を積む。朝4時半起床での朝ランと、帰宅ラン、土日ランを組み合わせ、
 月間200→300kmを組み立てていく。

 よし、やったるぞ!


 帰宅ラン:7km 4:59/km

2012年1月6日(金) 3日しかないのに

 営業日で3日しかないのに…なんか物凄く疲れたわ…。
 ダイエットもしないといけないから、ストレス溜まる…でも!

 つーことで。



 早朝ラン:3.2km 6:00/km
 スクワット、腹筋等の筋トレ

 今日はレストですな。

2012年1月6日(金) 久々にLSD

 タイトル見ると、ん?と思われる方もいるかも知れないが、そっち方面ではない。
 Long Slow Distanceというトレーニング法の一つで、ゆったりと長く走りながら、
 体中の毛細血管を呼び覚まし、効果的な有酸素運動を重ねるというものである。

 この練習の何が効果的って、代謝が良くなることもあり、むくみが取れる…つまり、
 体がシャキッとしてきたり、体重が減ったりする。体重減というのは、実はマラソン
 にとって一番重要なポイントで、故にこの練習こそが一番マラソンにとって重要な
 練習であったりするわけだ。もちろん、これだけやっているわけには行かないが…。

 で。
 今朝、久々にこれに取り組んでみた。この練習の難点は時間がかかるということで、
 社会人たるものそんなに時間が取れない。何しろ、ダラダラしたり、酒飲んだり、
 アニソン聞いたりと、社会人というのは兎も角忙しいものなのだ。それはそれとして、
 今日は90分走。ずーっとキロ7分のペースを保つ。下り坂も上り坂もずっと一緒。
 この単調さに耐えられるかがキモだ。

 大体、このキロ7分というペースは、普段のジョギングより遅い。
 だからこそ効果的なのだが、こういう逆方向のトレーニングは意外と大変だったりする。
 なにしろ、リズムが普通と違う。そのリズムに慣れない。それに、遅さに慣れる恐怖もある。
 それに、遅くても60分も走っていれば段々疲れてくる。イライラしてスピードを
 あげたくなる。速く家に帰ってトレーニングを終わらせたい欲望に駆られる。
 そういうのとの戦いになってくるわけで、だからこそ好きじゃないのだが、
 効果的なトレーニングを嫌いといって回避していいほど、ウルトラは甘くない。
 …かは分からないが、きっとそうであるはずだ。だから、取り組み始めた。

 しかし、ウルトラは何が大変って、これに挑もうとすると時間のやりくりが大変だ。
 20k走は最低でも2時間かかるし、適度に180分走も入れていかねばなるまい。
 そうなると半日仕事で、しかも疲れるから1日は使い物にならないだろう。
 つくづく贅沢なチャレンジだな、なんて思い始めてきた。

 ま、そんなことを考えて歩む。
 歩を進めながら、あさぽんの事を考える。考える時間があることを感謝する。
 良い循環になってきたのかもしれない。こうして、自分は6月初旬を目指す。

2012年1月8日(日) 高尾山へ

 今日は、有酸素運動のために軽登山。
 と、いうわけで高尾へ。のぼりは一番険しい1号路を登るぅぅぅ。
 途中、楽なルートを避けて3号路に行こうとするも、閉鎖中とのことで、
 そのまま頂上へ。50分程度で、早足って感じか。

 下りも1号路。ちょっと駆け足で降りる。合計8キロ程度、1時間40分。
 キロ数はGPS測定なので、若干少なめだろう。でも、気分がよく、
 良い有酸素運動だった〜。昨日のLSDが結構キていたので、この程度がいい。



 8kmウォーク(軽登山)

2012年1月9日(月) 追い込み

 今日は、駒沢公園まで遠征して、ポイント練習。
 最近はそんなことしていなかったけど、一念発起したのだから、これぐらいはね。
 信号とかで止まることなく、一定のペースで走りたかったのだ。

 今日のメニューは、ペース走。一定のペースで走り続ける。
 今日は5分/分で10km。来週のハーフを意識した設定にした。

 走り始めは5分強ですこし上げ始める。あまり速くなりすぎては意味が無い。
 一定を保つように、体を調整していく。肺、心臓、足、それぞれに語りかける。
 良い仕事ができているか?泣き言を言っているところ、言い出しそうな場所はないか。
 淡々と走っているようで、調子を確認しながら歩を進める。どうやら、体の調子は、
 いつにかく良いようだ。色々な方が練習している中でも、いい感じで走れている。

 しかし、あさぽんの事は、本当にいいきっかけになったようだ。
 目標に向かって、確実に動いている。あさぽんが、エネルギーになっているということだ。
 これはいい傾向だ。このまま、来週へ向けて走っていく。



 ペース走:10.6km 4:49min/km

2012年1月15日(日) 

 「真剣ささえ捨てれば困難は半減する」
 -KAN,"小羊〜Gleam & Squeezeより〜",2002-

 今日は、今年初戦、そして1月末の勝田全国マラソンに向けた調整戦に出てきました。
 我ながら、いいレースが出来ました。なんか最近、自画自賛的な感じばかりだけど、実際に良い感じで来ています。

 しかしまぁ、レース前は不安定になるもので。
 当初は、フルの想定ペース5:40で押し切るつもりだったんですが、不安は増し、途中は
「…ま、いいか。故障してもいけないし、キロ6切る感じで楽しく…」
 とか言い出す始末。要は、自信が砕かれるのを避けたいと。気楽に行きたい。しかし…。

 冒頭の言葉を思い出したですよ。
 これじゃいかん!サブ4を達成したくて練習してきたのに、こんなんで許されるか?
 実力を試す為に出るハーフで、実力を出さないでどうするよ!?真剣で走らないで、
 サブ4達成なんてできるはず無かろう!?

 当日朝、葛藤する気持ちの中、決意したペースは、20秒のマージンをとって、
 5:20程度で押し切ること。そして、これを走りきった後、翌日に筋肉痛が出ない、
 それを確かめること。筋肉痛になるということは、相応に足に乳酸が蓄積されたということで、
 フルの場合、30km地点では止まってしまうことが想定される為。筋肉痛さえなければ、
 本番でも、そのまま30km以降までも押していける可能性が高い…と思ったのですな。



 そんなんで。久々の米軍基地内。横田基地を走るのは久々。
 このシーズン→いわて銀河50kのために購入したガーミンをセットしてスタートラインに。
 11時、レーススタート!…と、やっぱり進まない。まぁいい。焦る事はない。
 今回はタイムではなく、自分の課した課題と向き合うことだ。課題がクリアできれば、
 タイムは付いてくる。

 そして、3分後にラインを通過。ガーミンをスタートさせる。しかし…列が進まない(苦笑
 ってか、スタートしてから立ち止まるレースは、長年走っていて初めて(苦笑
 さすがアメリカン、すべてがアバウトだ(笑

 ま、それはそれで(ホントは良くないけど…)。
 300mほど歩いたりとまったりして、ようやく実質的なスタート。
 さて、と、ペースを上げるが、混んでて中々ペースが上がらない…ま、いいけど。
 もそもそ走ると、1kは6分超え。まぁ、こんなもんでしょう。

 このままのペースで行くとどれぐらいか?2k地点で5:21。む、ちょい遅い?
 想定ペースからはちょうどだが、なんとなく余裕がある。本当は余裕がある、
 ってのが落とし穴なんだが、まぁ今回はハーフだし、さくさく行けるとこまで行こう。

 3k、調子はよさそうだ。これをキープ。
 基地の南側をぐるっとして、西側の居住区に入る。応援が凄い。
 軍属の方々と、その家族の方々なので、ノリも良いし、パワーも凄い。
「ガンバレー」
 と、片言の日本語が背中を後押しする。
 このパワーに答えなくてはと気合が入る。おっしゃー、いったるぜ。

 6k、段々と体が温まってきて、足にキレが出てきた。いい、さらに上げよう。
 居住区をすぎて、滑走路の北側に出ると視界が開ける。和太鼓の応援に励まされ、
 ペースを上げた。7kが5:10、8kも5:08。想定より10秒速い。いい。
 ここから13kまでほぼ5:10〜5:08でイーブン。ここまでイーブンなのも、
 とっても珍しい。いいリズムだ。物凄いいい感じでこれている。10k辺りで足に違和感が出るも、
 給水がそれを誤魔化してくれた。このままいこう。

 基地東側の居住区を抜け、再び滑走路脇に。
 中盤戦を抜け、後半戦に差し掛かるところ。よし、ここからさらに上げよう。
 5秒程度あげて、5分数秒のところまで持っていく。視界が開け、スピード感が無くなるが、
 ステップを大きく取り、加速していく。1kあたり5分は理想的なペース。
 先週の駒沢公園で行ったペース走と同じペースだが、今は10k走った後。
 それでも、このペースを刻めている…いいぞ。

 滑走路北端を抜け、基地西側を南下していく。
 再び和太鼓の応援箇所に戻ってきた。残すはあと4k程度。
 足に調子を尋ねる。まだまだいけそうだ。心肺は?こっちはマージンが少なそうだが、
 まだいける。ここからは応援も増える。無様な姿は見せられない。よし、行こう。
 ロングスパート…キロ4分台で最後まで押し切る。猛烈なビルドアップを見せよう。

 和太鼓の応援に応えながら加速。足に力を込め、大地を蹴る。
 どこまでペースアップできるか。というか、保てるか。4k残っている。
 今ペースをあげて、最後の最後で落ちても意味が無い。耐えられるぎりぎりまであげる。
 18kを4:46。14秒ペースアップ。うむ!良い感じだ。居住区に入ったので、
 流れる景色も早い。前から落ちてくる人を追い抜く。走れている自分に感動する。
 19、20kも同じペースでいけた。

 さぁ、最後。息は上がってきた。苦しい。
 でも、もう、なんの憂いもない。残る力を振り絞るだけ!
 ラスト500m地点で、航空自衛隊の方々が「♪あと少し〜!」と合唱している。
 大声でお礼を言いながら、最後の力を出し切る。さらに加速する。

 そして…ゴール!最後は1k換算4:33のスプリット。最速だ!



 最初のスタックが無ければ、45分切りが視野に入ったかも知れず悔やまれる…が、
 ネガティブスプリットだし、かなりのビルドアップが出来たのは、我ながら素晴らしい。
 展開としてこれ以上無い展開でレースを運べた。これは励みになる。

 そして、翌日もまったく筋肉痛は出ず。この走りをして、乳酸はたまらなかったらしい。
 となると、ある程度、体の酸素循環能力は上がっていると見ていい。
 これでいよいよサブ4が視野に入ってきた…。

 ただ、このレベルは、おそらく確率的にサブフォーは半々といったところだろう。
 当日、どちらに転ぶか…。お膳立てが揃っているだけに、怖くなってきた。おおぅ!

2012年1月27日(金) さぁ!

 辛いという字がある。もう少しで、幸せになれそうな字である。
 - 星野富弘(画家)-

 半身…いや、全身不随の画家、星野さんの言葉だ。



 マラソンシーズン序盤に、つくばマラソンという大会が開催されている。
 こちらは関東随一の規模を誇り、女子部門では水谷りっちゃんが何度か優勝されている、
 そんな大会だ。

 この大会には面白い志功(あえてこう書こう)がある。
 それは、1kごとの距離表示に、大会サイドからメッセージを添えるというものだ。
 これが、つくばマラソンのHPで公開されているので、興味ある方は是非見てもらいたい。

 元ネタがあるものも多いので、ニヤリとする。
 最初のは今井美樹だろう…Piece of My Wishかな?アカギとかもあるね。

 しかしこれ、走りながら見たら本当に勇気付けられるのではないかなぁ。良い。
 熱い想いが伝わってくる。中間点の
マラソンの半分は苦しさで、あとの半分はそれを乗り越える喜びにある!
 なんて良いじゃないか。30kの
ほら、あー走ってきてよかったなって思うことが何べんかあるだろ?
 きっとあるに違いない。

 そして、あと5kの標識。
辛いという字は、もう少しで幸せになれそうな字だ!
 そう、冒頭の星野さんの詩が元ネタだ。自分、これを見たとき、じーんとした。
 自分がマラソンの最後5kに差し掛かったときの情景が目に浮かび、泣きそうになった。

 言葉が持つ力ってのは、本当に凄いな、と改めて感じたなぁ。
 心がマラソンに旅立ってるから、特にそう思うのかもしれないけどね。



 さて、そんな自分。
 今週末、いよいよ勝田全国マラソンです。
 5:39秒ペースで入り、サブ4を虎視眈々と狙います!
 

2012年1月28日(土) 素敵な世界

 さ、これから、水戸前泊へ旅立ちます。
 11月の湘南はそこまで緊張感無かったけど、今回はさすがに…ネ。
 これは趣味だし、だからこそ遊びの領域を出ないはずなんだけど、それはそれとして、
 本気にならないと意味が無い遊びの一種だから、日常のどこよりも緊張…。



 さて、そんな状態の自分ですが。
 また、一つご紹介しておきましょう。それは、こちらのブログ。
 数多あるランナーのブログですが、こちらはその中でも最高のブログだと思います。
 ここまで文才ある方は、なかなかいないですよ…普通に読んでも、面白いハズ。

 走ることの楽しさと辛さ、足で運んでいく感情のすべてを綺麗に描写されています。
 しかも、挑戦している大会のチョイスがこれまた素晴らしい。
「自分も走ってみたいな」
 と思わせる、心を情景が走る文章に、高揚してくるものがあります。

 是非、読んで見てほしい…。
 特に、いわて銀河などのウルトラ系は彼の本領が発揮されていて、泣けてきます。
 楽しく笑って、ほろりとくる。素晴らしいです。おすすめ!

2012年1月29日(日) 大撃沈…

 情けないことに、撃沈しました…。

 タイムは4時間20分台…
 ハーフ通過タイムは2時間01分。もう、この段階で諦め入りつつありました。
 調子的には、最初は良かったものの、16kあたりから意図的じゃないのに、
 ペースが落ち気味で…あれ?という状態。38.5k地点で4時間を迎え、
 道路閉鎖解除を迎えてしまい、歩道を走ったことから信号待ちで大幅ロス。
 昨年のタイムにも及ばず…信号待ち無ければいけそうだったのに……。

 悔しいです…。
 しかも、終わったあと低血糖と脱水症状で倒れそうになる始末…。
 いま、やっと回復してきたところです。

 しかし、悔しい…なぜだ。
 まぁ、20k以上の練習が足りないのでしょうね…。分かってるんだけど…。

 次は3/25佐倉。ここではリベンジしたい。ってか、しなくちゃよ!!

2012年1月30日(月) 誕生日おめでとう

 あさぽん、誕生日おめでとう。
 今年が素晴らしい年になりますよう…。

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

multi@din.or.jp
Akiary v.0.51