日記

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2010年12月4日(土) 車を買ったよ2010 その1

 掲示板にも書きましたが、車を買い換えました。
 車種は…なんと自分でも意外だったのですが、なんと…「アルファロメオ」!
 車種は147で、2003MAKEですが低走行車で1オーナー、正規ディーラーからの購入。
 わぁぉ。

「…アンタがイタ車…あ、ありえないわ」
「なんで、って自分でも思う…」
「あれだけ『車は国産がいい。日本車最高!』って言い続けてきたのに」
「今だってそう思っているよ。でも、なんか買っちゃったんだよね。
 大体、今の車だって壊れないしちゃんと走るしカッコいいし、問題は無いんだよ」
「でも、買ってしまうだけの何かがあったのね」
「まぁ、そういうことです。とりあえず、古くなった上、燃費も悪く、重くて税金も高いのがネックでした」

 昨年の春頃か、エコカー補助金とかもあって車買い換えの話題が色々取り上げられてたとき、
 なんとなく自分も興味を持っていたっていうのが最初。でも、その頃は今の車の欠点は燃費ぐらいで、
 まぁ、俺はコレが好きなんだからいいんだよ〜、みたいな感じでエンジョイしていたかな?

 その考えが傾いたのが今年の2月。某所でフィアットのグランデプントに乗る機会があった。
 しかもグレードはスポーツ16Vの6MT。乗る前は
「イタ車なんてヤダよ!乗ったらすぐ壊れるし!
 大体、イタリア人がピザ食いながら作ってるんだから当たり前なんだけどな!」
 とか言ってたんだけど、乗ったら、その意外な質感の向上とエンジンの気持ちよさにビックリ。
 まぁ、ずっと大排気量だったり大排気なターボ乗ってきたから、方向性の違いに魅了される、
 そんなのもあったと思うけど、意外な運転感覚にビックリ。さらに感心したのが剛性。
 自分の今の車、初めて乗ったときから低剛性感にゲンナリしててたので、これが気持ちよくて…。
 あー、これが欧州車の剛性か、って感心したわけですよ。まぁ、この時点ではその程度だったんすが。

 で、4月に車検を迎えた時に色々ガタが来てるのが分かり、次の車検が乗り換えタイミングかな?って、
 貯金を始め、それ以来、色々検討をしてきたんですね。さらに、5月の自動車税の金額の多さ、
 さらには8月に実家のある山梨方面に行った際に渋滞に巻き込まれ、リッター4kmを記録した燃費に驚愕。
 これはもう、色々な面からも乗り換えは必須だな…と思わずにはいられなかった…。

2010年12月5日(日) 車を買ったよ2010 その2

 で、こういうのは検討している間が楽しいから、色々考えていたワケ。
 今回は外車で行こうかな、というのが基本線。一時は国産も…って思ったけど、
 あの剛性感が忘れられないのと、まぁ、もう一つ大きな理由もあって。
 年齢的にも、冒険でしてみてもいいかな、なんて思ったわけですな。

 最初に候補に挙がったのはBMW。
 両親もイギリス→イタリア時代で合計3台を乗り継いでいて、自分にも馴染みが深い。
 スカイライン乗りだった自分には3シリーズは意識せざるを得ない存在で、
 これがまず候補に挙がってくるのは当たり前といえば当たり前な感じ。
 「燃費と自動車税の負担」ってのが念頭にあるから、グレード的には低くなって、
 スタイリング面も含めて318tiか320が候補に。でも、これが…意外とタマが無い。
「まぁ、BMであえて4気筒に行く人も少ないでしょ」
「プレミアム感を求める日本人は特に、ブランドで6気筒を嗜好するだろうし」
「それに、そんな状態で4気筒に行く人はキチンと理由があって買うわけだから、
 意外と手放さない。低走行の状態のいいのが少ないのよね…」
 ずっと色々ウォッチしてもらうも、なかなか上手くいかず。よくよく考えると、
 走りのBMWを買って走らないのは矛盾していて、そりゃ低走行なんてないよな、みたいな。
 E46のスタイリングは好きだから、色々我慢してもいいかな、とは思っていたんだけどね。

 次に候補に来たのがフォルクスワーゲン、ゴルフ。ただ、これはグレードがGTIに限定。
 でも、これまたあんまり良い条件で見つからない。無骨なドイツ的スタイリングは好きだし、
 エクステリア、インテリアともにデザインは好み。特に、塗装の質感は日本車にはないもので、
 我ながら変なトコに惹かれるとは思いつつも、意外と真面目に実車を探していたのだが…。
「みつからんかったよ。まぁ、こっちはそれほど悔しくは無い」
「そうね、故障も怖いしね〜」
「近年、品質が上昇したのは分かるんだけど、両親が2回アウディに乗っていたときに、
 常に故障に悩まされていたのを見ているからトラウマがあって、どうしても…こう…」
「これだ!という確信がもてないと契約できなかった?」
「そう。でも、そんな車、中古車じゃねーしなー」
「でも、新車でそんな状態だったら、目も当てられない」
「そうなんだよね。ただ、それが日本で外車乗るってことだってのも理解してるから」
「自分の中で整理がつかないものに手を出すのは良くないわ」
 車は日本、外車だったらドイツまで、という考えが、湾岸信者的にあるもんだから、
 この価値観でみてきたんだけど、どうにもしっくり結論がでない。

 ここらへんで、一度、国産も検討するかな…ってんで、色々調べてみると、
 外車以上に国産で乗りたい車が無い。強いていうとスカイラインぐらいなのだが、
 これにしても昔のクラウンみたいな存在になっていて、どうにも俺のスカイラインではない。
 大体、車っていうとコンパクトかハイブリッドかミニバンみたいな状態はどうなのだ?
 自分の価値観と、今の世間の車への価値観の違いを認識してゲンナリ。
 今の国産車は、製品としては優秀だけど、商品として優秀かどうかは分からんね!

 ってか、だから外車が売れるんじゃないのか?と新しい認識を持って、
 自分が外車に興味をもったことが普通なんだって思えるようになってきたり。
 もちろん、一部には試乗した。スイフトスポーツとか、デミオのスポーツとか。
 これらは車好きを中心に「良い」と言われているだけあって欲しいなと思わせるけど、
 自分が書いたいかと思うと、現状のライフスタイルに合ってなくて残念な結果となった。

 結局、また外車方面に選択肢を広げることになったワケ。

2010年12月5日(日) 車を買ったよ2010 その3

 車を買おうとしてから、街中を歩いたり走ったりしてると、
 色々な車について感心を持つようになるわけで、そんな中でも、スタイリング的に、
 自分が「カッコいいな」と思える車が数台出てくるわけだが、それまで候補に洩れていた車に、
 プジョー206があった。候補漏れは「小さすぎるのではないか?」ということ。
 でも、ここまで乗りたい車がないと検討せざるを得ない。車格的にはスイフトやデミオと同等だが、
 外車ということでプレミアム感は出る。ホントは嫌いなこういう考え方も、
 社会で生きていく上で、全面否定でやって行く訳にもいかない。ここが難しい。

 で、プジョー206なのだが、やはりカッコいい。
 目のツリ具合は威圧感があって男らしく、締まったテールも魅力的だ。
 主に女性がターゲットで売り上げを伸ばした車だが、これなら男性も恥ずかしくない。
 WRCで培ったスポーツで屈強なイメージは強いし、十分魅力的な存在である。
 中古にしても値崩れが激しく、意外と良いコンディションのものが安く手に入る。

 これは良い…!と思ったのだが、そこにもやはり問題がある。それは整備面。
 日独という2大車王国の製品ではない仏車ということで色々調べてみると、
 やっぱり故障の頻度は高いようである。まぁ、独車その面はあまり変わらないのだが、
 問題はその後で、直すのが大変らしい。というのも、専用のテスターは必要だわ、
 ノウハウがあるところが少ないだわで不必要に金がかかるのが実情らしい。
 程度の良い中古車が多いのも、手に負えなくなったオーナーが車検を期に手放す、
 というパターンを辿るからだそうで、そうなると手を出していいものやらという気がする。

 そんな状態で秋が深まり、車ももういーかなー、これに乗り続けるかなあー、
 貯金はリフレッシュ整備にでも使うかなー、なんて思いはじめていた時。
 たまたま手にとった一般の雑誌でグランデプントの記事を見かけ、あの感触を思い出した。
 そして…
「おぅ、そうだ。仏車まで検討したんだから、伊もアリじゃね?」
 って感じになったのである。もう、毒食らわば皿まで、みたいな感じである。
 ってか、むしろイタ車なら壊れても諦めがつくってモンかもしれない。

「イタ車はないでしょうよ〜。特にアンタは〜」
「自分でもそう思うんだけど」
「イタリア住んでいて、どこまでも懲りたんじゃないの〜?」
「それはある。あんないい加減な国、ありえないしな。
 でも、あいつらのノリには一目を置いているし、そういうエンターテインメント、
 みたいな視点で車を見る分には、まぁ、許容できるんじゃないかしらと思ったの」
「ふーん…」

 で、グランデプントなのだが、これはBセグメントということで206と同クラス。
 排気量も小さいが、2日間500km乗った経験からすると問題は全然無い。
 スタイリングも小さいマセラティみたいで素敵。フィアットということで、
 プレミアム感は薄く乗っていると変態扱いされそうだが、まぁ、それは実際そうだし、
 自分のキャラクターを濃くしてくれそうで良い。

 あ、いーじゃん!と思って探してみると、やっぱりどこかしら引っかかる。
 ホントに車選びというのは難しいな!とまた迷宮に入りかけたところ、車屋で、
 新しい選択肢が浮上した!それが、アルファロメオだったのである!

 アルファはフィアット傘下のメーカーということで、日本ではディーラーが2系統を扱っており、
 偶然、フィアットの隣に並んでいたアルファに目が行ったのである。
「あれ?あれは?」
 みたいな。何ともいえない独特のルックス、そして質感。それが147だった。

 調べてみると、めちゃくちゃ個性的な車だということが分かった。
 エンジン然り、走り然り。その上、プレミアム感はあるし、実際の質感も高い。
 人生を演出する道具としてのクオリティは十分にあるし、車としてのイメージも良い。
 故障は相変わらず怖いが、こいつなら「我侭娘だなぁ」で許せる感じがする…(^^
 金銭面も心配だが、それはイニシャルの低さで許容できそうだし、正規ディーラーということで、
 保証も1年付けてくれるらしい。これならば…と思える要素が増えてきた!

 結果…。

 1年以上考え続けてきたのが嘘のように、その場で握手!購入!わぁお!!

2010年12月5日(日) 車を買ったよ2010 その4

 と、いうワケで車…アルファロメオ147…を買った経緯を書いてきたのだが、
 よくわかったことは、あんまり理由があって選んだ車ではない、ということ。
 魂に響いた、というか、惚れた、みたいな感覚で一発購入だったから、
 今まで散々迷ったり選んだりしていたのはナンなんだ?って気もするけれども、
 足を踏み切りにくい大きな買い物だし、こういうのは案外踏ん切りがついて良かったカモ。

 何はともあれ、どんなトラブルが起こるかも含め、楽しみデス。


 車を選んでいて強く思ったのは、欲しいと思えるような車がないなぁ、ということ。
 「車が欲しいのに欲しい車が無い」というのは言葉にしてみると凄く違和感があるが、
 これは『製品はあるけど(自分にとっての)商品が無い』ということにでもなろう。

 そもそも、日本車のラインナップはミニバンかコンパクトばっかりで萎える…。
 省エネ・エコの時代だからコンパクトは分かるが、ミニバンというのはどういう事だ?
 しかも、そのミニバンがエコカー減税対象になっていたりするから片腹痛い(苦笑
 環境負荷測定はメーカーからの献金と組織票ベースかよ!とツッコミたくなる。

 日本の道路(国土)事情を考えると、一定速度での長距離巡航というシチュは少なく、
 アメリカ的な大排気量な商品が受け入れられていなかったのは当然、と思っていたのだが、
 最近の日本車はみんなそんな感じになってきて、そんなに日本人のライフスタイルに変化が?
 と思わずにはいられなかったりする。ってか、そんなに変化してるわけねぇよ。

 倒錯した商品が増加する事によって、今まで車を購入していた層が車離れしていて、
 それがまさに若年層なワケだが、メーカーはそれを自ら引き起こしているにも関わらず、
 近頃の若いもんは車を欲しがりませんな、とか、ライフスタイルの変化ですな、みたいな、
 世の中が変わってしまったみたいな言い方をしている。さっきも言ったが変化なんてねぇよ。
 若者が車を買わないのではなく、買えない。曰く「高いもんなぁ」「維持費もなぁ」。
 所得が減少している昨今、間尺に合わないデカイ車じゃ若者の手に余るし、コンパクトでは、
 どうにもカッコがつかない。つまりは、商品が存在していないのである。

 90年代の終わりには、結構若者が欲しがるような商品が存在していたのだが、
 最近それが消えてしまったのは、やはりメーカーも開発リソースを直下で儲けに繋がる、
 そんな方へ向けてしまっているからであろう。省エネとかエコとかね。でも、そりゃどうなんだ?

 大体、車のビジネスモデルが多売薄利状態だからこんなことになるので、
 諸関係者は、もうちょっと色々考えた方がいいのではないか?例えば、
 1.2Lにターボ付けてMTなユニットを作れば、コストも効率もハイブリッドより良いのでは?
 MTじゃ売れないんだよ、ということだろうが、売らなきゃいいのである。
 免許もAT限定なんて止めてしまえば、その分、車も減ってエコになるだろうし、
 車が減らなくても環境負荷はかなり減る(ATは効率が悪いユニットだからね)。
 MTは難しい、といわれるけど、逆にATみたいな簡単さがある故に、
 携帯を使いながらの事故とかが誘発されているという事もあるのではなかろうか。
 大体、欧州はMT車ばかりだけど、それだから女性が運転しないとかは聞いた事ないし、
 要はポリシーの違いである。欧州は運転しやすいんだよ、とか言うやつも要るけど、
 イタリアは日本より道が狭く入り組んでいるし、イギリスは坂だらけで運転しにくい。
 どっちも日本並にストップ&ゴーが多い道路事情で、エクスキューズにもならない。
 商売の事考えるなら欧州のように車の値段を上げる、1台あたりの利幅をあげれば良い。
 ハイブリッドな車の売れ行きを見ていれば、それも十分許容されるのではないだろうか。

 そう考えると、結構真っ当な事をやっているのは欧州メーカーなんでは?とやっぱり思う。
 日本で言うと、極めて欧州的な車を作るマツダあたりには賛同できるが、ほかはどうなのか…?

 製品としてのクオリティにおいて、日本の車に敵うものはないと思っているだけに、
 今回の車選びは、なんとも色々な事を考えさせられた。ま、結果論としては、
 自分の車選びは間違ってないという事にしたいんだし、楽しければそれで良いんだけど、
 やっぱり…日本の現状は間違ってる気がするよなぁ…うん。

2010年12月11日(土) 車を買ったよ2010 その5

 早く起きてしまった…。
 今日が納車なので、気が逸ったかな…(^^
 まぁ、楽しみデス!


 さて、大事な事を書き忘れていた。
 今回、車を選ぶ上で重要な要素の一つにミッションがあった。

 今の日本では、路上を走る乗用車の90%近くがAT(CVT含む)になっているようで、
 コンベンショナルなMT車はもう絶滅危惧種状態らしい。らしい、というかそうなんだけど。
 でも、自分はこのATが苦手で…ね…。運転は楽で良いんだけど、どうにも馴染めない。

 自分の自動車遍歴でいうと、
「MT(教習車)AT(実家)MT(初購入)AT(米国で)MT(帰国後)AT(現在)」
 で、交互に乗っているのが面白いが、最近のMT乗りはこんな傾向を見せるらしい。
 というのも、MTが好きでMTに乗るんだけど、渋滞やらなんやらでATに回避し、
 でもやっぱり馴染まないし…って感じでMTに戻る、な繰り返しらしい。分かる!分かるよ!

 でも、なんでATは楽なのにダメって感じるのか?
 それには2つの大きな理由があると思う。1つが、機械を動かしている感覚に乏しいこと。
 これは結構重要な要素で、これが無いから、車の運転が他人事になってしまうのだ。
 MTの運転だと、車を自ら掌握している感覚が強く、つまりは意思が車の動きに反映しやすい。
 ATだと面白くないし、面白くない以上に運転している感覚に乏しく危険なのだ。
 実際危険かといわれると分からないけれども、感覚として怖い。

 それともう一つが構造的なもので、トルコンロス、といわれるもの。これが気持ち悪い。
 ミッションというのはエンジンの駆動力をタイヤに伝えるもので、エンジンで発生したパワーを、
 適切な按配にする役割を果たすわけだが、MTは手動でその歯車比を決定するのに対し、
 ATはそれを自動でしてくれる。その歯車の噛み合わせをする際に使用するのがクラッチで、
 MTは足でそれを付けたり離したりするわけ(離したときに別の歯車を設置するのがギアチェンジね)だが、
 ATのそれはちょっと違って、クラッチのような歯車をはずす装置ではなく、どろーっとした、
 粘着した物体を歯車の間に流し込んでおき、付かず離れず状態で歯車を「ずらす」ように歯車を変える。
 まぁ、概念をいうとこんな感じなのだが、そういうATの欠点は、歯車が完全に噛み合ってないこと。
 間に粘着質な物体があるから、片方の歯車を廻すと、もう片方もちゃんと動くのだが、
 この粘着質が厄介で、完全に同期する形で廻らずロスが生じるのだ。

 これが走っているときの感覚に凄く影響する。ATしか乗らない人はあまり感じないらしいが、
 MT乗りからすると、エンジンの力が全然伝わってない気がするのだ(実際にそうだし…)。
 それに、ロスが生じるということは同じ動きに余計な力が必要になるから省エネに反する。

2010年12月26日(日) アルファ・ロメオ 147(前期)が来ましたよ

 大きな仕事がカタついた!(>_<)!!
 もう、大きくて手間がかかって誰も遣りたくないというような仕事ばかり…。
 まぁ、それを成すからそういうのが宛がわれてしまうんだろうけど、結構心労祟る…。
 ただ、久々に明確な「業績」に残る仕事を成したので、満足はしております。
 もちろん、色々な意味で限界は近かったんだけどね…まぁ、よかった…。


 延々と「車を買ったよ」って言い続けて来た訳ですが、やっとこ納車されました。
 納車前に、色々と説明を受けたのですが…これがビックリ。ヒュールポンプはじめ、
 弱点と言われているところが全取替えになっていて、あれ、いいんですか?みたいな。
 パーツと工賃含めると、実に30万近い整備が行われていました。なんか、
 購入金額からすると過分で、申し訳ない気分に…。でも、7年落ちの3万キロ弱で、
 ココまで手を入れないといけないのか、とも複雑な気分でもあり…。今後がこええー。

 で、乗って見て。

 面白い!というのが第一印象。
 セミATも違和感なく、久々にクラッチを介して動力が地面に伝わる感覚がいい。
 トルクバンドが厚いのか、かなり回さないとシフトアップしなくていい安定感がある。
 しかし、3000回転あたりから気持ちよく湧き上がるパワーに、高回転まで引っ張ってしまい、
 なんだか燃費が心配な運転になりがちかな?

 回転半径が広くて運転しにくい、と聞いていたけど、前の車はハイパワー4WDで、
 こちらも回転半径なんてムシしたような存在だったので問題はない。それどころか、
 車体が小さい分、十分運転しやすいし、視線が比較的高いので視界も広い。
 シートはふかふかとかではなく、ぴたっと体を押さえつけるタイプで心地良い。
 左ハンドル車を無理に右ハンドルにしたような違和感はあんまりない。

 高速で100kmほど走ってみたが、エンジンのレスポンスも良い。
 さすが名器ツインスパーク。今までの2Lオーバーツインターボユニットとは違う、
 吹け挙がりのよさを感じ、さらにトルクがどこまでも引っ張ってくれるのがいい。
 そして、ロールしていく足も粘る感覚が気持ちよいが、GTって感じではないね。
 長距離は結構疲れるかもしれん…あ、ドイツ車比ね。日本車にくらべれば…。

 感覚的には、前言った、フィアットのグランデプントのスポーツとそっくりな感じ。
 となると、新車では安いそっちを買ったほうが良いような気がするが、アルファのブランドは、
 何にも変えがたいのもまた事実。運転席での感覚は「思わずニヤリとしてしまう」、
 というのが一番ストレートな感想だろう。

 ただ、内装がはちゃめちゃだったり、のるとあちこちがギシギシいうのは、
 明らかにイタリアな仕事で、日本車の製品としての精度が気に入っている人、
 もしくは当たり前と思っている人にはとてもじゃないけどオススメできない。
 車…だけではなく製品ってのは、文化的な背景があるものなので、こういうのは、
 ああ、イタリアっていうのはこういうもんなんだね、って伊文化交流…じゃなかった、
 異文化交流を楽しめるようになればいいような気がする。

2010年12月28日(火) Happy Birthday!

 今日は、永井真衣さんことまいにゃんのお誕生日ですね!
 おめでとうございますー!!

 彼女は、自分の勇気な存在です…。
 彼女の声、演技、そして頑張りが、自分の勇気と躍進の原動力なのです。
 そんな彼女の記念日に。おめでとう。そして何より、ありがとう!の言葉を捧げたいと思います。

2010年12月28日(火) Happy Birthday!

 今日は、永井真衣さんことまいにゃんのお誕生日ですね!
 おめでとうございますー!!

 彼女は、自分の勇気な存在です…。
 彼女の声、演技、そして頑張りが、自分の勇気と躍進の原動力なのです。
 そんな彼女の記念日に。おめでとう。そして何より、ありがとう!の言葉を捧げたいと思います。

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