日記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2007年8月2日(木) My Songs -Your Song Alternative- 菊池真編

 さて、久々にやってきました、この企画。ひっそりと継続中でございます。

「まこちんは、前、『硝子の少年』って言ってたわよね?違うの?」
「いやぁー…確かに、4月か5月ごろには、そんな事言ってたよー。
 仮面舞踏会の影響もあったんだろうけど、真は絶対にジャニーズ!って思ってたし、
 文句なく似合っている…と確信していたからね」

 でも、更新が途切れ途切れになっていたおかげというか、怪我の功名というか、
 色々見つめなおすことができたんですよ。これ、自分的には物凄く大きかった。
 で、自分の中で確定した曲は…この曲です!

「『サヨナラ』by GAOさん!」
「おおおおおおっー!…って、ルックスで!?」
「違うっ!…って言いたいところだけど、少しはあるかな?
 でも、一番、ピーンっ!って来た所って、声質なんだよね。真の声で、
 この曲の世界観を再現して欲しかったの。GAOさんにしてもそうなんだけど、
 声の質がボーイッシュでしょ?その声で、涙が夜空の星になりそうな切なさを、
 見事なまでに表現してもらいたかったの…さ」
「♪忘れかけてく 優しいぬくもり とても悲しいね 光をなくして」
「♪約束もカギも手紙も 思い出の空に放そう さよなら」

 自分としては、『さようなら』でなく、『サヨナラ』となっているところなんかも、
 哀愁に満ちた爽やかさみたいなのが上手く表現できていて、好きだったり。
 アイマスでの真って、妙に乙女だったり、亜美真美とつるむとノリが良かったりだけど、
 こういう爽やかなガーリーっぷりってのも、やっぱり似合うと思うんですよ。
 イメージ的には、千早の持っている世界観を、真が歌い上げるってのが美しいかなー、
 なんて風に、常々おもってたから…この曲は、そういう意味でも、自分の中では、
 真との関係という意味で、大切になってきているかも。

「♪何も変わらないと 誓った日々が 胸の奥に今も離れない 輝いて」
「…いや、変わらないと物なんて、なかなか存在し得ないんだけどね」
「でも、それを信じたいという気持ちを、信じたいじゃん。それが、強さの証だよ」
「…で?本音は?」
「…まこちんは、あまりに乙女すぎて、そんな心の強さはないと思ってるんだよね。
 だからこそ、こんな曲を、切なげに歌い上げられると思ってるんだ」

 というわけで…菊池真さんは「サヨナラ」に大決定!
 うーん…平田さんのライブがあったら、是非歌ってもらいたいぜ…っ!

 しかし、この曲、1992年の曲か…。今からもう15年も前…。
 あさぽんなんか、当時6歳だったんだぜ!?考えられないなぁ、もうっ…(苦笑

2007年8月4日(土) 笹塚!?

 あさぽんが、笹塚ファクトリーでのライブの可能性について、示唆している。

 …?…!?

 なんとなく、秩父宮でサッカー、というのが思い浮かんだ。
 結構深い意味なので、ご興味のある方は、お調べいただくと面白いかも?かもかも!?


 しかし、あそこで単純にライブやる…ってのもあんまり面白くない。
 しかも、出演するのが「舞台女優」でもあるあさぽんならば、なおさらのこと。

「ミュージカル仕立てとか、面白いと思うんだよ」
「ミュージカル仕立て?」
「そう。Mamma Mia!みたいなジュークボックス・ミュージカルを、ライブでするだよ」
「そ、それはどういう…」
「歌で、話を繋いでいくのよ。もちろん、歌いたい歌で話を組み立てる必要があるから、
 出演者への負担は並大抵なもんじゃないと思うけど」
「はー…そういうのもあるんだ…」
「面白いと思うんだけどなー」

 例えば、DCTの「戦いの火蓋」からJAMの「ジーザス!ジーザス!」へ繋いだりすると、
 間の舞台展開というのは、とんでもなくシリアスでありながら可愛らしい物が、
 出来上がりそうじゃないかしら、と。そういことなの。

 実際、小生が一番尊敬しているアーティスト、KANさんは自身のライブで、
「愛する二人の834km」→「千歳」に繋げるような舞台展開をしたりしていて、
 考えただけでゾクゾクしてくるじゃないですか…!しかも、KANさんは、
 一応歌手であるハズなのに、変なところでマヂメなもんだから、舞台にやたら凝り…
 ライブのはずのステージで、こんな世界を展開していたり(苦笑)やりすぎだ(笑
 いや、これホントに、ライブのステージ上なんですよ!曲と曲がストーリーを持って展開し、
 その間にも舞台演出が展開するという…すごいステージなんですよっ!

 あさぽんにも、これぐらいの世界観を目指してもらいたいものです。
 笹塚でやるなら、なおさらにね。

 しかし、KANさん…これを「若さ」というパワーだけでやってたわけじゃないトコモ、スゴイ。
 昨年、ミスチルの桜井さんと組んだユニットでは…こんな世界が展開。
 スタッフが空港職員に扮し、準備風景まで空港の風景に仕立ててしまったという、
 その神演出に感動!さすが…KANさんのステージは、桜井さんのみならず、
 平井さんやaikoさんの中で絶対視されているだけあるわぁ…。

2007年8月4日(土) ぬっ!?

 Wezard HPで、
「ZARD追悼ライブ大阪公演は、応募多数のため抽選発生、第二希望の東京当選者多数」
 との発表あり。

 …と、いうことは…。

 東京公演は、抽選発生せず、全員当選!?

 …と、いうことはっ…!?

 参加できるのかっ!?できるのかっ!?

 …い、いやまて…ちゃんと当選はがきを見るまでは油断できん…。
 で、でも…。早く、はがきよ来いっ!坂井さんの想いを乗せてっ!

2007年8月5日(日) 世界一の魔法

 音♪劇場でお馴染みの、永井真衣さんの新曲が、こちらでティーザー的公開中。
 うむ…分かってる…さすがまいにゃん…分かりすぎてるぜ!!

 なんでこの人は、こっちの世界的にこんなにキャッチーなんだろう?(笑
 Bメロの使い方とか、神かかってるぜ…!

2007年8月5日(日) SENSUI -featuring 理想の女性像-

 ぽん小屋に、理想の女性像という話が出ていました…。

 んで、自分にとっての理想の女性像は…というと、言うまでもないですね。
 坂井泉水さん以外に、誰が居るというのでしょう…か。


♪明日を夢見て この想い ときどき切なくて 押しつぶされそうになるけど
 明日を夢見て 君のこと 見つめていたいよ まだ僅かに 木漏れ日が揺れるから
 −ZARD, "明日を夢見て", from Album "止まっていた時計が今動き出した", 2004−

 でも、この想いは、決して坂井さんへだけじゃないんだよ…。
 キミが、理想の女性像じゃないなんてことは、僕にとっては普通のことなんだよ。
 だって、キミは、僕の中の常識に当てはまらない程の女性なんだから。

「明日を夢見て 君のこと 見つめていたいよ」
 …無限の可能性な明日を持つキミを、いつまでも見守り続けていたいんだよ。
 キミは、僕達の…希望なんだから、ね。

2007年8月6日(月) ZARD, What a beautiful memory 参加決定…

 本日、オフィシャルファンクラブであるWEZARDより、チケット予約当選の知らせが。

 家にいる人に、到着次第連絡を…と頼んでいたので、リアルタイムで情報をキャッチ。
 連絡を受けた際には、当選を純粋に喜んでいたものの…。

 家に帰ってきて、そのハガキを見た途端…物凄い切なさに襲われて…。

 …このハガキ一枚が運んできた想い…そして、去来する切なさと言ったら…。
 これを…どう表現したらいいのでしょうか…。


 失ったものを…実感することが、ここまで切なく悲しいことだとは…。
 …くぅ…っ…。

♪隠せない その表情(かお)を思い出すたびに…I miss you
 −ZARD, "明日を夢見て", from album "止まっていた時計が今動き出した", 2004−


 心の冬にさよならして、走り出そう…と参列した音楽葬から、もう1ヶ月以上…。
 全然覚めやらぬ、そして癒えぬ自分の気持ちに改めて向かい合い…。

 坂井さんは、我々にこんな気持ちを抱いて欲しくない…と願っていることは分かっていても…。
 止められないこの想い…。本当に…本当に、切なすぎます…っ!

 好きな人を失ったということを実感することが、こんなにまで辛いことだとは…っ。

 PS:『明日を夢見て』は、こちらから試聴可能です(WMA形式)。
 PS2:心の冬にさよならして…の引用元、『あの微笑みを忘れないで』はこちらから(WMA形式)。

2007年8月8日(水) 瞳閉じて

 …うー…。

♪瞳閉じて 君の感じているものを 私に伝えて欲しい

 …ということ、なんだよ。

♪不思議な力が この世にあって 君が笑うと嬉しい 君が笑うと とても眩しい
 −ZARD, "瞳閉じて", from Album "止まっていた時計が今動き出した", 2004−

 あー…もー。
 ZARDの曲聞くだけで、色々考えてしまうのに…。
 歌詞が、ところどころ妙にシンクロしてしまうのが…。時々、ツライ。
 ごめん…眩しくなくて…。

2007年8月9日(木) いや…改めて

 8/6の日記を見直していたのだが…自分の撮影した写真に写る、
 坂井さんの横顔を改めて……見つめて。

 やっぱり、美しいよなぁ…。


 自分、あんまり、こういう風におおまっぴらに、女性を可愛いとか美しいとか、
 そういうことは言わないんだが…坂井さんは、ちょっと特別です…。

 というか、この写真を撮影した人…スゴイ…。
 自分が知ってる坂井さんの中でも、圧倒的に美しい…。
 そして、それを15周年でのベストアルバムのジャケットに持ってくるセンスも、
 これまたスゴイ…!!

 自分の人生の中で、これほど美しい人には、もう二度と出会わないだろうな、
 なんて薄々思います。それは良いことなのか、悪いことなのか…。よくわからないけど。

 今は、あの美しさに心を委ねていたいと思うのです…。


 実は、今もかなり酔っ払っているのだが、昨日はもっとすごかったんです。

 というのも…昨日の日記、何を言いたいのか、今の自分でもさっぱり分からん(汗
 最後の「ごめん」とか、誰に対して謝ってるんだ?自分!?大丈夫か!?

2007年8月11日(土) 2連敗ー

 11月・YUKIの武道館公演、そしてZARD追悼ライブ大阪公演…プレリザーブ敗退。
 うーむ…ZARDに関しては、明日の一般発売に賭ける形になりました。
 想いは届くかな…?…届けばいいなぁ…。


 9月の米国ツアー、ほぼ形になってきました。15日発23日帰国。

・ロス→(ルート66)→モニュメントバレー→各種国立公園→ラスベガス→ロス

 そんなコースで、典型的な「アメリカ」をそれこそ肌身で感じるべく、
 レンタカーで疾走するイメージ!各地のホテルもレンタカーも手配しましたし、
 ラスベガスでは、日本で見損ねた「マンマ・ミーヤ!」を観劇予定!!
 うーん…楽しみです。生の演じられる、ABBAの「Dancing Queen」楽しみっ!!

 ホントは、オペラ座の怪人と、どっちにしようか悩んだんです。
 ロイド作ですから、オペラ座の怪人のほうがミュージカルの完成度は高いのでしょうが、
 ラスベガス版は若干編集が入っているのと、今回の海外旅行初心者組、そして、
 めったに観劇しない組をというのを考えると、ABBA楽曲なマンマがいいかな、と。
 でも、参加者はみんなクリエイターだから、見て、色々感じてくれるとうれしいなぁ。

 で。できれば、ロスではクラシックのコンサートが見たいんですけどね…。
 なんかやってないかなー♪

 自分としては、ZARDのアルバム・PVのロケ地さえ見れれば、それでいいんですけどね(爆

2007年8月11日(土) え?

 さゆりん4巻を買ってきたら…連載終了して、最終巻だった(爆
 本誌読んでるけど、全然気づいてなかったぜ…。

 ストーリー四コマと違い、ギャグ系の四コマは、終了が分かりにくい…(苦笑
 アイマス系でも著名な杜菜りのさんの連載も、全然終わりが分からなくて、
 単行本で終わりを知ったなぁ…そういえば。なんか、淋しい気がするのは、
 自分だけ…?


 大きなおともだち、河合久美さんがゲスト。
 河合久美さんについては、改めて語るべき時が来たら語りたいと思いますが、
 それよりなりより、永井さんと河合さんは音♪劇場の方々として、自分の中で、
 とっても大切な方々で…そのお二人が、仲良さげに話し合っている様子は、
 本当にうれしかったりするのです…よ…。

 いや、なんか、本当に嬉しいのです…この放送を聴いていると。

 音♪劇場ファンの方々が、同じような感覚を持っていてくれると嬉しいな。

2007年8月11日(土) きっと忘れない

 坂井泉水さんの追悼企画の一つである、ZARD official bookが8/15に発売。
 タイトルは『きっと忘れない』。幾度となく紹介しているが、自分が、
 ZARDで一番好きな曲のタイトルである。

 この本、帯に…
「その歌声を 誰もが きっと忘れない」
 とのコピーがあるのだが……これを見て、またも…涙が出てきてしまった…。

 少なくとも、自分は…忘れない。そして…今のこの想いを、信じたい…信じてる。


 なお、この曲、従前は『遠く離れても』という曲名でリリース予定だったのだが、
 直前で『きっと忘れない』という名前に変更されている。いずれにせよ、
 サビの一部分から引用されているわけだが、どちらにしても良いタイトルだったと思う。

 『遠く離れても』…『きっと忘れない』!

 でも、心は、ずっとそばにいるんだよ。

2007年8月12日(日) Three Days to GO!

 あと3日で、ZARDの追悼企画第一弾、CD2枚と追悼本が発売に。

 というわけで、今日HMVに行き、ZARD特集を組んでいるMusic Freak8月号を入手。
 無料の冊子にも関わらず、製作サイドのライナーなど、内容は非常に充実していて、
 これは…ファンとしては入手しておきたい一冊ですね。

 それと、ファンからのメッセージ特集も、読んでいてクルものがありました。
 読者層というのもあるのでしょうが、20代後半〜30代前半の方々が非常に多く、
 まさに、ZARDというのは小生の時代を駆け抜けたんだなぁ…なんてしみじみしたり。


 で。発売に先駆けて、CDに収まるように…My Bestを考えてみました。

 01.きっと忘れない(10th SG、1993)
 02.If you gimme smile (5th AL 「OH MY LOVE」、1994)
 03.瞳閉じて(36th SG、2003)
 04.愛が見えない(15th SG、1995)
 05.揺れる想い(8th SG、1993)
 06.世界はきっと未来の中(29th SG、1999)
 07.マイフレンド(17th SG、1997)
 08.私だけ見つめて(7th AL C/W、1993)
 09.Good-bye My Loneliness (Debut SG、1991)
 10.pray(10th AL 「止まっていた時計が今動き出した」、2004)
 11.あの微笑みを忘れないで(3rd AL 「HOLD ME」、1992)
 12.永遠(22nd SG、1997)
 13.明日を夢見て(35th SG。ただし、AL ver.を選択)
 14.OH MY LOVE (5th AL 「OH MY LOVE」、1994)
 15.眠れない夜を抱いて(4th SG、1992)
 16.この愛に泳ぎ疲れても(11th SG、1994)
 17.今日はゆっくり話そう(40th SG、2004)
 18.負けないで(6th SG、1993)

 …以上で78分!一般的なファンの見方と比較すると、「少女のころに戻ったみたいに」
 が収録されず「私だけ見つめて」が入っているあたりが珍しいでしょうか。
 自分、結構、趣味が特殊なのかもしれませんね。

 しかし、こうして16年間も音楽を作り続けてきたのに、昔と聞き比べても違和感なし。
 音楽観がブレていなんだろうなぁ…16年も続けてきてる中で、これは…本当にスゴイ!
 軸がずれないのは、社会人として一番理想的な能力です。よね?

2007年8月13日(月) Two Days to GO!

 あと二日。
 今…たった今、HMVから発送のお知らせが届きました。

 …嬉しい…んですけど…ジャケットみたら、また…ぽろぽろ泣いてしまうんだろうなぁ…。
 30にもなって…。というか…歳取ると、涙腺がゆるくなってかなわんね…。


 しかし、Saiんときといい、なぜかあさぽんの行事というのは、ZARDの行事と重なる。
 心の切り替えが大変だ。まぁ、そこは大人だから、上手くやるけどね。

 でも。

 今回のことで、悲しみという感情は、喜びという感情よりも深いということを、
 自分は初めて知った。難しいね。

2007年8月13日(月) なにぃ!?

 今年は渡米の上、西海岸のZARD系ロケ地の一部を回ってくるつもりですが、
 来年は、小学生時代をすごしたロンドン、中学生時代をすごしたミラノに帰り、
 それぞれZARDの「マイフレンド」PV、10周年記念本ロケ地を巡って来たい、
 そんな風に思っています。

 そんなんで。

 10周年記念本でロケ地にもなっている、ミラノのFour Seasonsの宿泊代金を調べてみたら…。
 1泊690ユーロ(最低料金)。

 …。

 690ユーロ!?
 11万円!?え!?マヂ!?

 …ひぇー…。こ、これは、いろいろな意味でハードな旅になりそうだ…(汗

 でも、椿山荘も、キャンペーン使って5万円か…。
 為替レート考えると、やっぱりそれぐらいにはなるんだろうな…。

 自分、仕事柄、時々椿山荘に行くのですが、一流ホテルというのは違いますね。
 椿山荘は、用がなくても、トイレに行くだけでも価値があるような気がします。
 本当のサービスが、そこにはありますよね。

 でも…11万円かー…。困ったなこりゃ(笑

2007年8月14日(火) 揺れる想い

♪揺れる想い体じゅう感じて 君と歩き続けたい in your dream
 −ZARD、"揺れる想い"、1993−

 追悼2作品、銀座の山野楽器にて、手に取りました…。

 山野楽器まで来たのは、こちらの発行する情報誌において、
 ZARD特別号が発行される旨の情報が、公式サイトで告知されたため。

 それを手に取り、開いた途端、そこに現れたのは…上記の『揺れる想い』の歌詞。
 …!こ、こん…こんなの見て…な、泣かずに居られるかぁ…っ…!

 ジャケットを直視する前から…。しかし…切ない…なぁ……。

2007年8月15日(水) すごいなー

 昨日、WEZARDから会報が来ていたので、例によって歌声に耳を傾けながら目を通す。
 献花や音楽葬のレポートは涙無くしては読めないナァ…なんて、思いつつ、
 ページを読み進めていると…物凄い提案が。

 <まさかWEZARDメンバーが読んでいるとも思えませんが、ネタバレ改行>

 暮
 れ
 ゆ
 く
 都
 会
 あ
 ふ
 れ
 る
 人
 波
 今
 に
 も
 笑
 顔
 で
 あ
 な
 た
 が
 現
 れ
 そ
 う
 で
 
 き
 っ
 と
 忘
 れ
 な
 い

 なんと、坂井さんを偲ぶべく、坂井さんのご家族の方が、彼女の好きだった
 イタリア料理のお店を開店予定とのこと!それだけなら、特段ニュースでもない…
 のだが…なんと、運営にあたっては、ファンクラブであるWEZARDがコミット、
 立地・コンセプト・メニュー内容、はてや従業員まで、ファンクラブ内で募集!!

 …ぐはー…まさに、ZARD FAMILY…その言葉の象徴だ…。凄い!

 レストラン…というか、そういう「追憶の場所」作りってのはありがちだが、
 それをファンクラブの手に委ね、さらにはファン自身がそれを形作っていく…、
 お仕着せじゃないモニュメントの創造プランに、ただひたすら驚くばかり。

 ZARDの名前を使って、色々して欲しくない…というファンも居るようだけど、
 自分は、こういうのは好き。全然ZARDを知らない人が、このお店を訪れて、
 興味を持ってくれるような事があったら、どんなに素晴らしい事か…!

 プランの締め切りは来月の為、自分も僭越ながら、ちょっと企画書っぽいものを、
 書いてみたいと思っている。自分の中の想いを整理するという意味でも。

 しかし、自分、こういうファンクラブというのには初めて入会したけど、
 色々勉強になる…。コミュニティの作り方なんかは、参考にしたいものだ。

2007年8月15日(水) …!!

 『ずっと忘れない』、到着。

 表紙を見ただけで、やはりうるりと…。

 ちょっと開いて…「闘病生活」の項目に、心を殴られたかのような感覚に。
 そして…最後は…『明日を夢見て』の歌詞を以て、〆られているのをみて…。

 …涙が滝の様に…。
 だ、だめだ…い、今、これは読めないっ…。
 読んだら、絶対に彼女以外の人間の姿を追えなくなるっ…。
 8/18が終わるまでは…終わるまではー…!

 ♪明日を夢見て この想い ときどき切なくて 押しつぶされそうになるけど
 明日を夢見て 君のこと 見つめていたいよ まだ僅かに 木漏れ日が揺れるから
 −ZARD, "明日を夢見て", from Album "止まっていた時計が今動き出した", 2004−

 …この想い、ときどき切なくて…押しつぶされそうになるけど…。
 それでも、君のことを見つめていたいんだ、と。明日を夢見て…ね。

2007年8月17日(金) 全国ランク

 昨日、ヒトカラに行って、例によってZARDの曲を。
 自分が歌ったとしても、追悼にもなんにもならなそうだけど、
 言葉を、メロディに乗せたくて…乗せたくて…。

 で。昨日はビッグエコーに行ったので、全国ランキング対決に参加してみることに。
 すると…
 ・「明日を夢見て」全国2位!!
 ・「私だけをみつめて」全国3位!!

 …えぇー!?みたいな…。その他にも、
 ・「瞳閉じて」全国4位
 ・「愛が見えない」全国8位
 ・「今日はゆっくり話そう」全国9位

 …なんか、こんなんでいいの?みたいな感じ(^^;)
 メジャーどころだと、「Oh My Love」全国19位…ま、これはガーリーだから…、
 そして、「永遠」全国15位。一番好きな曲でありながら、
 一番苦手としている「きっと忘れない」は全国29位。うーむ…!

 いいんだろうか、俺なんかが(汗

 ちなみに、「relations」は全国8位でした。これもどうかと思うぞ(汗

2007年8月18日(土) 眠れない夜を抱いて -プロローグ1・elementsファーストライブ-

 あと…何時間でしょうか。

 こんな時間に起きてしまうということは…自分も幾分か興奮をしている…というか、
 全然それを隠せない状態ということでしょう(^^;

 あさぽん…出演者、そして、関係者の皆様。
 今日は…自分達が心底納得できるような、そんな空間を目指してください。
 我々も、それを見守りたいと思います。

2007年8月18日(土) きっと忘れない世界一の魔法

 昨日、elementsのライブに参加した後。

 夜中…やっと手に取れると思いながら、手にとって読んだ、ZARDの公認本「きっと忘れない」。
 …開いた1ページ目から、普通に…号泣状態。やっぱり…。
 でも、泣かずに居られるか…っ!こ、こんなのを見せられて…っ!!

 今まで見えなかった、ZARDの…そして坂井泉水さんの姿が、心に迫ってきて…。
 こうなってしまってからしか、見えなかった姿が切なくて…

♪かけがえのないもの それは あなたよ こんなに距離が縮まってきたよ
 −ZARD、"かけがえのないもの"、2004−


 かけがえのないもの…それはあなたよ…か…。

 本の構成自体が、
「きっと忘れない」で始まり「明日を夢見て」で終わる…。
 …今の気分を、どう表現すれば…いいというのだ…。


 眠れぬまま、朝を迎え。
 ちょっとだけ寝付いてから、お台場で行われているお祭りへ足を運ぶ。
 お目当ては、昨日、ライブでご一緒させていただいた方にご挨拶、そして、
 永井真衣さんのニューアルバム「世界一の魔法」の先行発売。
 いやー…音♪劇場を観劇して以来、出演者の方々には敬意以上のものを抱いてますので。

 無事入手して、今、聞いていますが…す、すごい!すごいよまいにゃんお嬢様!
 タイトルソング「世界一の魔法」…歌詞がスゴイ!この前、ラジオで聞いたときは、
 そのメロディの使い方に驚愕したけど、改めて聞いてみると、歌詞も素晴らしい!
 これは…自分の趣味、ど真ん中ストライクだ…っ!!

 も、もし思春期に、まいにゃんお嬢様、そしてこの曲に出会っていたら…、
 自分、小森まなみ嬢に心酔していたレベルで、傾斜していくかもしれない…。
 そう思えてしまうぐらい、心にアピールしてくるわ…ホント、すごいわ。

 これはね…9/19に発売しますから、是非、みなさんに聞いて欲しいっ!
 試聴は「大きなおともだち」の第25回、第26回で出来ますから。是非!!

2007年8月19日(日) 息もできない −プロローグ2・elementsファーストライブ−

■The Day Before

 前日、ヒトカラ帰りにぽん小屋をチェックすると、出演者の一人、内山侑子さんは、
 今回のようなライブは初めて…というようや事が書いてある。うむぅ!それでは…
 ということで、早速、内山さんのブログへ飛び、激励コメントを。

 …まぁ、誰なんだか訳が分からない俺に激励されても困惑するだけかもしれないが、
 思い立ったことは言葉にして伝えておきたい…と思ったので。
 我々には、言葉というツールがあるのだから、良い面で活用していかないと。
 しかし…この行動が、後に大きなことなるとは…、この時には全然想像不能(苦笑

■Encouragement

 当日…と、言っても、興奮して全然寝られなかったんだが…日が出てきてから、
 もそもそと行動を開始。持参物を確認してから、ネットをチェックすると、
 ぽん小屋の更新が。ブログどころじゃないぐらい状態だろうに…と思ったが、
 いや、違う…こうして、今の心境をファンと共有する事が、彼女のスタイルであり、
 彼女にとってのencouragementになるのかもな…なんて風に思い直す。
 いずれにせよ、ファンにとっては嬉しい限り…だ…。

 そして、ふと内山さんのブログにも足を伸ばすと…おお、レスがついている(汗
 なんか…忙しい上に緊張であふれている中、申し訳ない…。でも「気持ちが伝わる」、
 これほどに嬉しい事は無いですな…心のキャッチボールってホントに大切。

 でも、これはまだ序章(謎(後述

■Relations

 午前中に日課の長距離走を済ませてから、11時に家を出立。
 プレゼントなどを購入しながら、後に合流するアイマス系イベントの同志S氏用の、
 サイリュームを仕入れに渋谷ハンズへ。すると、見事なまでの偶然で平氏と遭遇。
 彼も、サイリュームを仕入れに来たとの事で、6色全部揃えた後、吉祥寺へ。

 吉祥寺に向かう電車の中で
「なんか、俺、あさぽんに対してツンデレだとか言われたんだけど…」
「かわぴーさん、あさぽんだけじゃなくて、みんなに対してじゃないですか」
「…ツンじゃなくて、凛としてるだけだよ。『リンデレ』だな、言うなれば」
「リンもツンも変わりませんよ」
「全然違うじゃないかー」
「そうですかねぇ」
 なんて会話を。俺は別にツンとしているわけではなく、本当に好きな人に大しては、
 人間として対等で居たいがために、毅然とした態度を半ば意識して取るのだ。
 それが、自分なりの誠実さの表現だと思っているし、なにより、
 こういう形で築いてきた人間関係は、中長期的に深いところで繋がると思う。
 適切な距離感を置く、というポリシーも、この人間関係構築の一環だ。
 優しさだけじゃ、人に優しく出来ないし…愛情だけじゃ、人は人を愛せないんだ。

 ま、あさぽんと人間関係が築けるかどうか、というのは別問題だけど、
 言葉にせずとも、たとえば、ステージ上と客席で、それは物理的な距離があるけど、
 偶然目が合った瞬間に、ん!って感じで、精神的な距離が凄く近づくような、
 そんな関係であり(続け)たいと思ってるので…。

■Stand By

 吉祥寺着。先ずは会場の場所を確認。全然調べてこなかったんだけど、平氏が、
 まりまりのblogをチェックしてくれていて大助かり。一人だったら迷子だな(爆

 場所確認後、平氏共々、甚平へと衣装変え。彼、意外と似合っていて面白い。
 自分は普段着(室内着)として甚平着ているので違和感が無いのだが、
 久々に下田…ちがう、ゲッタン…じゃなかった、ゲタを履いたので、指が痛い(汗
「それで、ライブ大丈夫なんですか?」
 うーん…どうだろう?ま、女なら耐えて見せます強いから!(違

 1時間ほど、喫茶店で時間をツブすが、実はかなり早く来すぎた事に気付き、
 急遽、カラオケに行くことに。平氏は、大学でグリーに入っていたので、
 優しい歌声がステキなお方…故に、一緒にカラオケに行くとヘコみがちなのだが、
 最近、自分はかなりカラオケ付いているので、今回ばかりはノリノリ。

 途中、「relations」を歌ってるときに、上記S氏が合流。
 さらに、Dさん、Tさん、Kさんが合流して、BOXは前線基地状態。
 Dさん謹製の団扇をもらって、ノリノリに浮かれる俺。これはいいものだー!
 で、もはや歌うって感じでもなく、あわただしくも準備を整え…5時半、いざ出陣!

 しかし、準備中に、なぜか
「ミンゴスがモギリしてたらどうしますかね、かわさんは?」
「かわさんの事だから、絶対、プレゼントの『下田麻美様』の文字、
 姓んところ書き換えて、瞬時に手渡しますよね」
「しかも、もう一人が真田アサミさんだったら…」
「もう、アッキー宛のも渡しちゃいますよね」
 とかいう会話が、俺の感知し得ないところで…。
 …なんでそんなことが話題になっているんだ…イジメカッコワルイ(涙

 ってか、そんな事態はありえないから(汗

■Join

 会場前は、整列の準備が始まったところ。ここでは、色々な人と出会う。
 あさぽんブログに時々コメントを載せている漫画家Bさんは、S氏の友人で、
 アイマスの1st. Anniv.以来にご対面。自分のことを覚えてくださっていたようで、
 非常に嬉しかったです…なんせ、このお方の漫画は、自分、高校生んときから、
 見てきて、好き好き大好きだったんですから!さらに、漫画家Mさんにご挨拶。
 このお方も、自分、密かにずっと昔から作品を拝見させてもらってたので、
 密かにドキドキでした(笑)しかし、色々な出会いがありますなぁー…。

 で、6時15分、入場。
 階段を上がっていくと…うぉ!あさぽんがモギリしてるわっ!…って…あれ?
 え?…な、なんと、あさぽんソックリな方が、受付をされているじゃないですか。
 これには、ちょっとビックリしました…お、お姉さん!?と思い込んでしまったぐらい。
 あまりに興奮して、周りにいた知人全員に、あの方あさぽんソックリじゃないですか、
 なんて話し掛けていたら、Tさんが、色々教えてくださり、ほほぅ、みたいな。
 しかし…あさぽんの、赤の他人とは思えないほど似ているな…。
 あさぽんの変わりに、ライブしてほしいにゃー(違うだろ

■Company here

 開演まで、しばらく時間が。
 不思議なことに、入場番号が離れているにもかかわらず、ちょっと前にTさん、
 右の1列後ろに平氏、Rさん、Dさん。自分の真後ろには、漫画家のMさん、
 さらにその後ろにはKさんと、なんか知っている方ばかりの状態。
 Mさんとは今回初対面なうえ、自分の尊敬の対象だったのだが、気さくにお話いただき、
 開演まで楽しい時間を過ごさせていただく。360からのファンとのことで、
 アッキー&ミキが楽しみ、と。アッキーファンとしては、今回のソロデビュー、
 初めてのライブを見れて…これは、幸せですね、なんて…話しながら。

 客入時の渋い選曲は、多分、五十嵐さんなんだろうなー、なんて思いつつ…前説開始。
 いよいよ、開演!!

2007年8月19日(日) ラディカルホスピタル 13巻

「いいお別れを考えるのって大事だよ
 残される人は 送った思いを抱いて生きていくんだから」
 −Ayu Hirano, "Radical Hospital", vol.13, page 90, 2007−

 4コマ界の本格的実力派エース、ひらのあゆ先生の最新刊。
 …そうなんだよね。大切な人を失って、初めて分かったこの感覚。

 自分、今は不動産関係の仕事をしているけど、本業は生命保険業…つまり、
 人の命に関わる仕事をしているわけで…。入社して一番最初にした仕事は、
 死亡保険金や入院給付金をお支払いする仕事だったんだけど…最近、
 そういう、人の命とかに関する意識が、非常に薄れていた気がする。

 あの人の死は、自分に大切・必要な感覚を、呼び戻してくれた。
 この悲しみを乗り越えれば、きっと、もっと大きな自分がそこに居るに違いない。
 だからこそ…9/14の追悼ライブまでは、送る気持ちの整理をして行きたいと思う。

 彼女に支えられた自分が、彼女が誇れるような存在になるためにも。

2007年8月20日(月) めそめそ

 ウサ小屋の方を、色々更新。ちょっと時間がかかったので、ライブ感想は…。
 まぁ、あんまりあせらず行こう。じっくり行くのが、Silent Sirenのスタイルだ。

 で。落ち着いたら、音♪劇場関係でもなんかしたいよな、と思ったり。
 ま、これは9月の旅行後の話になるかな…。

 しかし、最近、いろいろと…めそめそすることが多い。
 今日もこれから、人生に反省しつつ、寝床に入りたいと思います…。
 いつまで経っても成長しない自分に自己嫌悪だよなぁ…。

2007年8月21日(火) 君の感じてるものを 私に伝えてほしい

 昨晩、色々なことを考えつつ就寝した自分でしたが…。

 朝起きて、寝ぼけながらメールチェックをしていたら…とんでもないことが!
 1通のメールに、こんなに驚いたのは、ホントに久々のことです。

 で。驚いて…一瞬、心がガッっと熱くなったんだけど…不思議とすぐに落ち着いて。
 あぁ…そうか、自分、たった今、世界一の魔法にかかったんだな…と、妙に納得。

 色々な人達が、日常の中で意識せずに、こんな魔法を使えたら…と思わずにはいられないなぁ。
 素直な気持ちを言葉にする、という事だと思うんだけど…シンプルなだけに、難しいのか?
 でも、何事もやってみないと!自分も、チャレンジしていこう!!

2007年8月21日(火) たまには仕事の話

 先週末…elementsライブ直前の金曜日、相場大荒れ。

 …自分のポジションは大打撃、1日にして、億円単位での損(苦笑
 こわいねー、自分のコントロールできないもので仕事をするのって。
 さて…これから、それをカバーするだけ働いて、儲けていかないとなー。

 しかし、こういう仕事をしてると、金銭感覚がおかしくなって行って、ちょっと怖い。
 今、川崎重工が開発している飛行機の開発費用が500億とか聞くと、
「500億で飛行機が開発できちゃうのか」
 とか思ってしまう。非常に怖い感覚だ…。お金を預かりすぎるのも、考え物だ…。

2007年8月22日(水) So Together −本編その1・elementsファーストライブ−

■ 

 会場が暗転し、見覚えのある二つのシルエットが、舞台中央から登場。
 もう、目を閉じても誰だか分かる自信があるあさぽんと…そう、elementsの二人。
 そして、ステージ上だけが赤く照らされ…いよいよかっ…と思った途端、
 頭上に流れる聞き覚えのあるイントロ。んっ!!これは…「ハッピー☆マテリアル」!
 きたーっ、と思いつつ、右手は例の振り付けへっ。しかし、いくらまりまりとは言え、
 いきなりトップギア曲を持ってくるかーっ…セットリストに、二人の自信を感じる。
 知名度も高い曲だけに、周囲も大熱狂に包まれて…おお、凄いな。ステージの二人も、
 臆することなく笑顔で歌っていて、兄ウサギとしては嬉しい限り…うむうむ。

 と、そうなのだ。実を言うと、今回のライブ…自分はなんとなく、あったかく見守る…
 みたいな状態。なんか、まゆさわン時もそうだったのだが、あさぽんがステージに出ると、
 なんとなくそんな気分になる。盛り上がるのは、多分人一倍盛り上がっているんだけど、
 なんだろう…どうしても、そういう気持ちが強い。…なんでだろ?

 やっぱり、視点が兄なのかもなー…。いや、良いことなんだけどね。



 で、OPに続きましては…アッキーの登場!で…そのアッキーですが…!

 今回の殊勲賞でしょう!あそこまで、安定感があるステージを見れるとは、
 正直想定外…!まだまだ、自分の知らない彼女の実力の片鱗が見えた気がして、
 ステージワークや歌よりもむしろ、そっちのほうが嬉しかったり。MC運び、
 特に客席との絡み方などは爽やかで微笑ましく、初々しいのにスムーズ。
 ライブ開始直後で、まだウォームアップ段階の客席を、ゆっくりと、
 しかし確実にノせて、空間を作っていったのは、本当に素晴しい仕事!

 歌も、もちろん「可愛らしくて」良!舌足らずな印象を受けがちだけど、
 でもハッキリとした発声がベースにあるから、可愛い上に聞き取りやすい!
 そして…これは個人的な話だけど、彼女の選曲は…自分にとってツボすぎて、
 そこも良かった…。セットリストとしては:
 ・最後のKiss −Kiroro−
 ・ちょこっとLOVE −プッチモニ−
 ・relations −星井美希−
 ・プラチナ −坂本真綾−
 なんだけど…わかりますかね?そう、彼女の持ち歌であるリレを除いたら、
 なんと…全曲が1999年リリースの曲!この年は、自分、社会人1年生で、
 どの曲を聴いても、当時のことを思い出してしまい…うー…キちゃうんだなぁ…。

 なんでアッキーが、この様な選曲をしたのは正直よく分からなかったけど、
 一言「偶然」では済ませられないこのセットリストによって、自分の心は、
 このライブに最大限にコミットされた、と。良かった、というか、嬉しかった、
 といったほうが正しいかもしれない、そんなアッキーのステージ。
 対あさぽんとは、また違った気持ちになりますな…上手い説明は難しいんだけど、ね。



 続いての登場は、ハピ☆ラバのお二人。門ちゃんは、かつてGGFに所属していたため、
 おお、あの娘さんが…といった感じに。あいりーは初めてですが、可愛らしいですな。
 門ちゃんと並ぶと、黒白・高低・キャラクター…其々が、とてもいいコントラストで、
 まさに「ユニットの妙味」がそこに。

 ステージ自体も、今まで数回のライブをこなしてきた自信溢れるパフォーマンス。
 時間の関係でメドレーとなったオリジナル曲3曲も、全部、別のカラーが出ていて、
 ユニットの幅というものをものすごく感じましたな。その上、「ハレ晴れユカイ」
 「もってけ!セーラーふく」の2曲を持ってこられたら、大きなお友達としては、
 熱狂せざるを得ない!と行った所かしら。さらに、衣装をセーラー服に…、
 という演出は実にツボ!ここまでやるか!というパフォーマンスこそライブの妙味で、
 彼女たちはそれが実践されていたのが、好印象!

 ライブとはどういうものか、何をしたらいいのか、という表現方法については、
 慣れもあるのか、ハピ☆ラバが頭ひとつ抜き出ていて、まさに「独壇場」。
 そうだよなー、大きなお友達は、こういうのが見たくて来てるんだよなー、と、
 再認識に至ったり。ここらへんは、最後のまとめで上手く書きたいと思ってますが。

<続く>

2007年8月22日(水) MA05/06

 一説では「かわさき用最強ウェポン」と噂されている、アイマス最新CD、
 MASTER ARTIST 05/06。なぜ最強かは、今のところ秘密にしておきましょう(謎

 で、ざっと聞いてみました。
 詳しい感想は、何度か聞き込んでから、と思います。
 ぱっと聞いてぱっと感想書けるほど、自分にとってアイマスは軽くないので…。


 しかし、ちょっと今ね…別の世界に心が向いちゃってて。
 自分の中で、8/18の日記にも書いた「世界一の魔法」が超ヘビーローテ中。

 これ、すごいんですよ…みんなに、ほんとに、聞いてもらいたいです。
 自分、このアルバムの発売イベントに行けないのが悔しくて悔しくて…。うーん…、
 一人旅だったら、予定をずらすんですけどねー。今回は5人旅だけに…くやしい(苦笑

 地球の裏側から、成功を祈ると共に…ちょっとだけ、何かを仕込んでいきたいな(笑

「ってか、ダブル麻美を差し置いての…ヘビーローテーションって…なに!?
 そんなの、アンタにとって存在しうるものなの!?」
「…ふ、あるんだなー、それが。で、曲は聞いてのお楽しみさっ!
 黙って、聞いてみるといいっ。これこそが、『かわさきの趣味』のド真ん中の世界観だっ!!」

 ちなみにこのアルバム、歌声や歌詞だけじゃなくて、アレンジメントが実に良。
 Track3のギターとベース、Track7のサックスにはゾクゾクしました…。
 聞き応え抜群のCD。無理して、コミケで先行発売をキャッチして、良かったデス!

2007年8月23日(木) 君と今日の事を一生忘れない −本編その2・elementsファーストライブ−



 アッキーが敢闘賞なら、内山さんは殊勲賞を捧げたい…という感じで。

 続けて「歌姫」こと内山侑子さん。前述の通り、ライブ活動は初めてらしい。
 ちょっと考えてみると、確かに他の方々は結構凄い経験がある方ばかり。
 門ちゃんはスーパーアリーナの経験があるし、アッキー・あさぽんはZEPP、
 まりまりに至っては幕張メッセと、日本を代表するホールでのステージ経験が
 ある方ばかり。それらを経験している・いないは、ステージ慣れという意味で、
 規模・距離感共に今回と全然違うとは言えども、拠所にはなるのではと思う中で…。

 だが。しかし。内山さん、全然緊張を「見せません」。凄い。それどころか、
 ダンスもアレなんで、歌で魅せたいと宣言するあたり、実に頼もしい。しかも、
 その歌が…言い切るだけあり素晴しい。これは、あさぽんも「歌姫」と呼ぶわ…。
 ハピ☆ラバの二人がアクティブなライブなら、こちらは酔わせるライブの典型か?
 しかし、マイクスタンドの使い方とか、実に上手いじゃないですか…やるなぁ。
 スタンドを使う場合、マイクを持って、ちょっと上体をマイクに寄りかかる形にすると、
 歌手っぽい雰囲気がグッと出てくるんだけど、彼女はまさにそんな感じ。

 で、2曲歌い終えたところでMC。ここで、最高のサプライズが。
「私、こういうライブ初めてで…ずっと緊張していたんですけど、ブログに、
 励ましのコメントを書いて下さった方も居て…本当にありがとうございました!」

 !!!!それ、俺(笑!!!!
 (正確には、Dさんも含めて3名) 

 思わず、うおおおおーーーと興奮に任せてサイリュームを振りまくる俺。
 と、周りからは
「お前かーっ!」
「かわさんかよーっ!」
「えっ、コメントしてたんですか…っ」
 周りが知り合いばかりだけに、ツッコミ入りまくり(笑
 ふっ、ぽん小屋にも書いたけど、ウサギ野郎は挫けそうな人の味方なのだ!

 しかし…いやー…興奮した(爆
 普段見ていて、偶然あの時コメントしなかった人に申し訳ないなぁ…とは思いつつ、
 それでも、やっぱり萎縮しているときに、そっと添えられる力っていうのは、
 嬉しいものなんだろうなぁ、とも再認識して、これからも、適切なタイミングで、
 適切な言葉をいろいろな人にかけていけたらなぁ、なんて考えたり。

(※後日、偶然にも自分が激励される事があり再々認識。やっぱり嬉しいものです)

 心一杯になりつつも彼女の「魅せる歌」は続き、最後はしょこたんの、「空色デイズ」
 で大盛り上がり。ラストには、客席一体となって盛り上がれるこの曲を持ってくるあたり、
 構成の構築にも長けていそうで、これはもう、内山さんの今後から目が離せないっ!!



 そして…いよいよ我等がelements!!最初は…「ラムのラブソング」!ぐは!
 二人の声質的にもグッドマッチングなこの曲、思わずニヤニヤしちゃったり。
 でも、歌以上にすごかったのが、振り付け。振付師に付いてもらっただけあり、
 右へ左へ前へ後ろへ、ステージ上を動き回るるるる!ちょっと凝りすぎてて、
 なんとなく、振り付けに意識が引っ張られている感も否めなかったものの、
 それは初々しさでカバーされ、ミュージカルみたいで視覚的にもナイス!

 しかし、ターンするたびに衣装の裾が持ち上がるのは、どうにかならんものか(爆
 ま、それはそれとして。ツッコまないのが、大人のマナー♪

 MCでは、elementsの由来なんかを話そうとするものの、
「まりまりのブログのログを、ずーっとずーっと昔までたどって〜」
 と、あさぽん。おーい、説明しないつもりかい(苦笑
 というか、まさか、このMCの為にずっと自身での発表を避けていたのでは(汗
 もしそうだとしたら…恐ろしい娘さんだな、あさぽん!(笑
 でも、彼女ならやりかねん(苦笑

 で、ホントに説明しなかった、とさ(爆)
 まぁ、まりまりが、説明しようと試みて、全然伝わらなかったぐらい、
 口頭での説明が困難な概念ではあるんだけど…。ま、これもネタだよね、ネタ!

 …。脳まで程よく盛り上がったところ(爆)で、ソロコーナー。先ずは、まりまりで、
 太鼓の達人10「白鳥の湖〜still a duckling」→「1000%SPARKING!」のコンボ。
「速いんでー、みんなも急いでくださいねー」
 と、何のことかと思いきや、きょ、曲のスピードが尋常じゃなく速いっ!!
 ステージ上のまりまりが、なんかメチャクチャになっとるわぁ…と思いつつ、
 息も付く暇なく「1000%SPARKING!」へ。こちらもノリのいい、メジャー曲なので、
 客席は大盛り上がり。ただ、残念ながら、声が良く聞こえない…もっと、
 マイクのボリューム上げてもいいんじゃなかったかなー。それとも、これは、
 客席が盛り上がりすぎていたんだろうか?
 
 いよいよ、あさぽん。な、何を歌ってくれるんだろう…と、ドキドキしていると…
 知っている人は、CDが焼き切れるほど聞いて知っているあの曲のイントロがっ!
 そう「I never lose」!きたー!きましたーっ!!残念ながら、今回のライブでは、
 一番知名度が低いとは思われるケド、そんなのは俺たちの盛り上りで相殺したるっ!
 そして…みんな、あさぽんのパワーボイスに酔いしれろっ!!…し、しっかし…、
 CDでも感じるけど、あさぽん、本当にこの曲が「好き」という気持ちが全面に出てる。
 その気持ちが、聞き手としてもとても気持ちいいわぁ〜。

 途中、「ah...ah...」の所では、客席と合わせて絶妙なハモリになったりして、
 もう、何もかもが素晴らしい!これには、ライブ終了後にみんなで興奮して、
「あああああの時!見事なまでに!」
「そう!見事だったよね!」
「しかし、みんなちゃんと歌いますなぁ!」
「当たり前っー!!あそこを歌わずして、ウサギ野郎と言えますかっ!」
 と、この話題だけでかなり盛り上がってしまったぐらい。うーむ…凄かったっ。

 お次は、待望のオリジナル新曲でelementsのデビュー曲「秘密☆恋心」。
 作曲は、俺的最強イベント『音♪劇場』のテーマ曲『光の意味』の方が担当とのことで、
 ものすごく期待期待も大期待!!

 …と。ね…。ちょっと、これ…。実を言うと…自分、感想書けない…。
 と、いうもの「殆ど曲が聞こえなかった」ことから、「曲を覚えていない」のよ。
 あさぽんとまりまりの、躍動感あふれる振り付けは目に焼きついているんだけど、
 なぜか、曲を思い出そうにも全然思い出すことができん…。コールを入れるにも、
 かなり戸惑ったのは覚えているから、多分、全然聞こえなかったんだろうケド、
 こんなの初めての経験で、今もって実は大困惑中。なんなんだ、一体!
 
 で、次の曲は勝手知ったるあの曲だったわけだが、前曲のこともあり、
 なんか微妙な感じで、ただひたすら困ってたという。自分の中で、これ、
 かなり問題なんですけど。いや、ホントに…。申し訳ないなぁ、あさぽんに…。



 一通り、みなさんの曲が終わった所で、抽選会へ。ちょっとこの間に、落ち着きを
 取り戻そう…と、しばらくぼへーっと呆けたりして。ここでは、あさぽんが、
 黒マジックをマイクと間違えたり、なかなか面白いシーンがみれましたな。



 さて…抽選会の間に、だいぶテンションを取り戻した自分。最後こそは、
 ビシッと締めよう…っ!と自分に言い聞かせながら、フィナーレを飾るべく、
 舞台に残ったelementsの二人を凝視。すると…なんと曲は「魔法をかけて!」
 ぐはっ、まほかけで来るかっ!これは自分、全然予想してなかったゼ…。
 でも、これはナイスサプライズ!この曲があったからこそ、自分がここにいるのだから!

Cast a spell on me! Cast a special spell on me!!
 ちょっと前までのヘコみを、空の彼方へと吹き飛ばすが如く、叫ぶ!
 ここで気分を戻さないと、気後れしたままライブが終わってしまうっ!
 それだけは避けねば!自分に魔法をかけるのだ、Go!!良く考えると、
 アイマスメンバーじゃない人がアイマス曲を歌うの見たの、密かに始めて!
 これもいい!くぅー!やっぱりまほかけ最高だーっ!!踊りも完璧!ないすっ!
 残念なのは、客席のみんながモンキーダンスを出来ないことぐらいだっ!!!



 そして…最後、アンコールを経て…ライブ終了!お疲れ様でした!
 なかなか良かったデスっ!みんなが頑張っているのが伝わってきた、ステキ空間でした☆
 初回とは思えないことの運びっぷりは、本当に素晴らしかったでしょう。

 …というか、またここで自分「ほんとによかったねぇ…」と、見守りモードに。
 ぐわぁっ!やっぱりライブ最高だぜぇっ!!…って感じではなくて、本当に、本当に、
 想いが結晶になってよかったねぇ…と。

 終了後、外に出てからは、なぜかJUDY AND MARYの「小さな頃から」が頭をリフレイン…。
♪小さな頃から 見えない力で あたしを強くさせる あの小さなじゅもん
 なんでか、すごい不思議な感覚だったなー…。妙に落ち着いた暖かさ、みたいな。
♪ただ歩く ひとごみにまぎれ いつもなぜか 泣きたくなる Ah... Yeah...
 −JUDY AND MARY, "小さな頃から", 1996-

 とにかく、興奮とは違う、まるで羊水に包まれた感覚にあった…という感じ。
 ちょっと普通の人とは違う感想かもしれないけど、これが素直なそのときの感覚。
 心地よかった、というのが一番近いかな?

 そんな稀有な気持ちにさせてくれたライブでした。嬉しい時間を、本当にありがとう。

2007年8月23日(木) ステキな関係

 まいにゃんの番組、「永井真衣と大きなおともだち」第27回目更新。
 今回もゲストは河合久美さん。自分、まいにゃん・もじゃさんが話し合っているだけで、
 なんか嬉しくて泣けてくるわぁ…。

 ここ数日間でひしひしと感じているのは、自分がまいにゃんお嬢様に心奪われるのは、
 かなり必然だったような気がするということ。彼女の深層心理は、あの人にそっくり。
 これは、もう…自分、全力で付いていくしかあるまいに!とにかく、彼女は、
 その作り上げた世界が素晴らしい。いろいろな人…特に、道に迷っている人には、
 とにかく触れて欲しい世界だと、自分は思っています。

 自分、よく、あさぽんは林原さん以上になれる人で、それだけ思慮深く立派、
 なんていいますけど、まいにゃんは、あの方を継承できる人だと思います。

 応援、続けていきたいなぁ。今そこにいる、そして、これから現るであろう、
 15年前の自分のような人たちのためにも。

2007年8月24日(金) CDレビュー(久々!)

『THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 06 -双海亜美真美-』
 評価:★★★/アルバム経済学指数:0.65

 総じて「上手くできたキャラCD」と言った印象。どこをどう切っても、
 その魅力に溢れていることから、亜美真美ファンにとっては堪らない一枚だろう。
 聴いていて楽しく面白い、という視点で見ても、01〜06の中では随一で、
 亜美真美のキャラクターとスタッフの遊び心が上手く噛み合っていると思う。
 内容的に、収録は大変だったと思われるが、下田さんは良く頑張った…!

 『スタ→トスタ→』。アレンジメントは、こっちの世界のトレンドを捉えたもの。
 時代の先端を走る亜美真美の真骨頂と言った所だが、個人的には好みではない。
 このアレンジメントを評価するには、あと2年程の時が必要と思うのだが、如何か。
 ボーカルは「亜美真美」というか、むしろ「亜美あさぽん真美」みたいな気がする。
 初聴時には「ぶっ!これあさぽんじゃん!」と思わず叫んでしまったが、今も、
 その印象は変わらない。亜美真美ファンの方は、どう見ているだろう?
 自分の耳が、あまりにウサギ耳だからこうなってしまうかなぁ…?

 『笑顔のゲンキ』。思い入れのある原作者による、思い入れのある作品の、
 思い入れのある主題歌を、下田さんがカバーするという自分にとって奇跡な曲。
 りぼんな話なのでりぼん的に感想を述べると、吉住先生作『ハンサムな彼女』の
 イメージアルバムで、KANの『言えずのI LOVE YOU』がカバーされた時、
 吉住先生が出されたコメントそのもの、と言った所だろうか。え?分からない?
 原曲イメージを変えて欲しくはなかったけど、変えるなら刷新してほしいし、
 これはこれでアリなんでは、というところ。ただし…つくづく残念なのだが、
 「亜美真美が、誰に対して、何を考えながら、この曲を歌ったのか」がよく分からず、
 原曲の魅力であった「思春期序章の少年の気持ち」のような、気恥ずかしくも
 ストレートに伝えたい気持ち!みたいなものが、さほど伝わってこない。
 亜美真美だからこれでいいんだよ、という気もするが、それでは亜美真美に対して
 失礼な話だし、個人的にはこの曲こそ「亜美あさぽん真美」でやってほしかった。

 色々思う所はあれど、キャラCDとしては実に秀逸な出来栄え。
 アイドルマスターの世界に少しでも触れた人は、十分に満足できるものと思料。
 買えば、ヘビーローテーション間違いなしのテンションに満ち溢れているが、
 それがどれだけ継続するかは、よほどの亜美真美ファンでない限り疑問でもあり、
 残念ながら、自分の印象や価値観を変えるような要素も見当たらなかったため、
 その点を鑑みて、星3つの評価とした。

 追:平氏関連を加味すると、本当は星1つは追加したいところである(爆

−−−

世界一の魔法』・永井真衣
 評価:★★★★☆/アルバム経済学指数:1.1(定価以下での購入の為)

 永井真衣さんのオリジナルアルバム第2作目。ミニアルバムと称されてはいるが、
 収録の7曲は全て新曲であり、いずれも異なった印象の歌であることから、
 「ミニ」の二文字を感じさせない出来。メジャーレーベルからのリリースだと、
 既存曲のMIXを2曲+本人のメッセージとか収録して10Trackとし、
 フルアルバムとしそうなものだが、そうはしない所、ならびに1700円の
 定価に良心を感じる。ジャケットの出来も文句なしに素晴らしく、
 ぽよよんろっく先生のファンなら、内容を知らずとも手を出す勢いだろう。

 曲については、タイトル曲である『世界一の魔法』(試聴へ)を取り上げたい。
 歌詞は、彼女のBlogにて公開されているため、ぜひ、併せて参照してほしいが、
 これこそが彼女の持っている世界観の全てだと考える。彼女はこの歌詞を、
 「全てのファンへのラブソング」とコメントしているが、その想い故に、
 壮大なメッセージソングにもなっているのが彼女らしくて好ましい。
 曲調は、ジャケットイメージそのもの、「明るくポップでカラフルに」であり、
 それにこの歌詞が載るのだから、もう、その完成度は文句のつけようも無く、
 自分はこの曲の全てが愛おしい。前アルバム「出会ってくれてありがとう。」収録の、
 13曲のエッセンス全てが、ここに凝縮されていると感じるのは、自分だけだろうか。
 前作では、ポップ寄りでは「SweetTime」、メッセージ寄りでは「VOICE OF HEART」、
 この二つが好みだったのだが、なんと両方の側面から、この曲に看破された!
 曲を聴くだけで「なんでも出来そうだ!」と奮い立つような作品に、久々に出会った。
 それほどに圧倒的な1曲で、まさに「世界一の魔法」に掛かってしまった自分が居る。

 その他、彼女のポットキャスト番組「永井真衣と大きなおともだち」テーマソング
 「大きなおともだち」(試聴へ)は、音♪劇場の感想に書いた様にキャッチーでノリも良く、
 しっとりとした曲は、前作の色を引き継ぎ、心に語りかけてくる優しさに満ちている。
 さらに特筆すべきは、どの曲もアレンジメントが素晴らしい事で、間奏も聴き応え抜群。
 特に、Track2のギター、Track3のギター&ベース、Track7のサックスは圧倒的。
 要するに、曲も含めて何もかもが素晴らしい。こんなに心に飛び込んできたアルバムは、
 本当に久しぶり。前作も良かったが、今作も文句無く素晴らしく、こうやって、
 言うよりはるかに難しい「前作を超える作品作り」を出来た彼女を、心から尊敬したい。

 ただし、ジャケットや、彼女のキャッチーな面だけを捉えてCDを購入した人は、
 あまりのメッセージ性の強さに、困惑する可能性があることは否めない…というか、
 このご時世では、その可能性のほうが大きいだろう。自分のような年齢になって、
 このメッセージをもふもふと受け取っているのは、それもちょっとどうかと思うし、
 万人がこのようなメッセージを快く受け取るとは、残念ながら思えない。むしろ、
 拒絶反応を起しそうな人も多いであろう。世知辛く、そしてドライな世間が残念。
 もっとも、一見さんが簡単に、購入する機会があるようなCDではないだろうから、
 その点は心配不要か。こういうメッセージを素直に受けれる人が増えて欲しいものだ。

 個人的に星5つを与えたいほど衝撃的なCDではあったが、上記のとおり、
 若干のネガ要素が無いこともないことから、半分減らして、星4半の評価とした。
 なお、アルバムの経済学に基づく、アルバム経済学指数において1を上回ったのは、
 初めてのことであるが、これは定価以下で購入したため、分母が小さいからである。

 追:自分は先行発売で購入したが、一般向発売は9/19。もし、興味がある方は、
   9/16、9/17のイベントに参加しても、先行で購入可能。…是非!!

2007年8月24日(金) うれしいですねぇ

 Yahooで「坂井泉水さんを偲ぶ会」を検索にかけると、このような結果に。
 ZARD系ファンサイトでは著名なTandoさんの次に、ウチが来ています。ありがたいことです。
 これをキッカケに、ZARD Familiyの誰かと知り合いになれると嬉しいなぁ。

2007年8月27日(月) CDレビュー

『Soffio di vento -Best of IZUMI SAKAI Selection-』・ZARD
 評価:★★★/アルバム経済学指数:0.8

 坂井泉水追悼企画の第一弾としてリリースされたCD群のうちの一枚。
 とはいえ、当CDについては、坂井さんの生前に「LOVE & POWER」をコンセプトとし、
 「アルバムオリジナル曲+C/W曲から直感で」選んだ楽曲をベースに構成されている。
 
 なお、この「LOVE & POWER」は、オフィシャルFCの会報にて収録曲が発表済であり、
 ジャケットまで用意・公開(画像がHPからダウンロード可)されていることから、
 ファンにとっては「Golden Best」を補完する、大切なアルバムの一枚とされていた。
 しかしながら、当アルバムのリリースに際し、一部の楽曲が入れ替えられたことから、
 彼女の意思を阻害するものだという意見が噴出、局所的に話題を呼ぶこととなった。
 しかも、差し替えで収録された曲が「Golden Best」収録曲と一部重複しており…これでは、
 ファンとしてはかなり微妙な気持ちにならざるを得ないだろう…と言ったところか。

 リリース前から若干のケチが付いてしまったが、それでも、収録曲は良曲ばかり。
 こういう形で日の目を見たのは残念ではあるものの、「彼女のCDを手にすること」、
 そんな喜びは十二分に感じさせてくれる、大切な一枚ではあろう。

 曲としては、先ず『かけがえのないもの』を取り上げたい。2004年リリースの38thシングル。
 製作は、唯一のツアー「What a Beautiful Moment」追加公演の合間を縫って行われており、
 それはすなわち、彼女が多忙の中病魔と戦いつつも、その時をタイトル通りに捉えながら、
 我々にメッセージを贈っていたのだろう…と、想いを馳せてしまうような楽曲である。
 落ち着いた曲に載せられたギターの旋律が悲しくも美しい。しかし、彼女の世界から、
 「勝ち組」という言葉がでてくるとは…これには大層驚いたのを覚えている。
 なお、このCDは全体的に活動序盤〜中盤の曲が多く収録されている中で、この曲は唯一、
 2000年以降にリリースされたもの。しかし、こうして他曲と繋がりを以って聴いてみても、
 その流れに違和感は感じず、改めて、彼女が一貫した音楽観を持っていたことが分かる。

 そして『あの微笑みを忘れないで』。ZARDよる応援歌としては『負けないで』が、
 もはや国民的応援歌として認識されるほどに市民権を得ているが、この曲は、
 そんなZARDが「応援歌の歌い手」としての方向性を決した重要な曲であり、かつ、
 アルバムオリジナル楽曲の中でも最高傑作との誉れも高い、代表曲の一つであろう。
 自分にとっても、ここまで激励された曲も珍しい…、と、感慨に耽れば耽るほど、
 彼女の世界から戻って来れなくなってしまいそうな錯覚に陥る、そんな楽曲である。
 サビ、Aメロの構成、そして歌詞の内容…英文も含めて…の全てが肌に染込んでくる。
 自分にとってのZARDを印象付けた曲は、『眠れない夜を抱いて』とこの曲であり、
 シングルカットされなかったため一般的な認知度は低いものの、『Oh My Love』と共に、
 語り継がねばならないアルバムオリジナル曲の一つだと思っている。

 なお、自分は「What a Beautiful Moment」ツアー時のコーラスワークが非常に好きで、
 この曲のアレンジメントの中では、自分の一番のお気に入り部分である。ツアーでは、
 ショートバージョンでしか演奏されなかったのが非常に残念。しかも…もう、
 フルバージョンを聴くチャンスはないと考えると、やっぱりそれはとてつもなく切ない。

 他の収録曲についても、彼女自身が推薦する曲だけに、そのクオリティは総じて高い。
 とはいえ、こちらのアルバムは既存曲を集めたもの。全て聴いたことがある曲ばかりで、
 新鮮味が…などとは言わせないのが、このアルバム。なんと、未公開映像収録のDVDが、
 あくまでもアルバムの1部として同梱されている。収録時間9分と短いものの…
 これがまた素晴らしい!自分、歌からZARDの世界に入ったこともあり、
「お前、どうせ坂井泉水のルックスが好きなだけだろ」
 なんて言われたくないプライドも若干あるため、あまり彼女のルックスについて言及、
 …というか、それすなわち褒めちぎることはしたくないのだが、やっぱり彼女は美しい。
 これを見たことで、十分に幸せと思ってしまう自分が怖い。評価軸がブレるじゃないか。
 困ったものである…。髪の毛を掻き揚げる仕草とか…ど、どうしたら…っ!みたいな。
 というか、後ろで髪の毛を縛った坂井さんは、やっぱり世界最強に美しい…。

 ま、まぁ…。ということで、収録曲等はやっぱり素晴らしくも、このCDがあるからこそ、
 自分のZARDへの想いが格段に変化…!ということは無く、ストレートに話してしまうと、
 こうしてZARDが、人々の記憶に残れるような軌跡を描いた瞬間をキャッチできた、
 そのことが、救いだったかな…と。非常に悲しい現実の帰着点ではあるが、この機会に、
 いままでZARDを知らなかった人が、ZARDに触れるキッカケになれば救われる、
 といった心境に留まる。ついては、評価は「良作」レベルの星3つとしたい。しかし…
 反則とも言われかねないDVDを含めて考えると、これはもう…どうにもこうにも、
 この映像だけで、このアルバムの価値は、俺メーターを振り切ってしまう勢いであり、
 批判は覚悟の上で、アルバムの経済学指数は0.8とさせていただきたい。
 非常に効用が高いCD…というかDVD…ということになろう。…反則なのかなぁ…。

 追:本来なら、追ってレビューする「Brezza di mare」と同時にレビューすべき作品。
   正確には、遺作となった15周年ベストアルバム「Golden Best」もあわせて、
   3部作的に味わうべきものであろう点には留意必要。

2007年8月28日(火) 打ち合わせー

 3週間後に迫った米国旅行に向けて、土曜日に打ち合わせを実施。
 今年は、5人の団体旅行だから、ハプニングも含めて楽しみだー。

 で、内容は、まさに打ち合わせ。日程確認から、現地の治安情報確認まで、
 いろいろとすり合わせ。なかなか有意義な時間だったんじゃないかな?



 で。今回の5人は、かつての当HPの常連さんの皆様方。
 最近は、すっかりご無沙汰しておりますが、こういうときには集参するあたり、
 つながりの深さを感じたりして、気持ちがいいのです。いい旅行になるといいですなぁ。

2007年8月28日(火) 今更ながら

 自己主張しておこう。えっと、自分、高校球児でした(笑

 でも、髪の毛は今の方が短いような気がする…。なんでだろ?(w

 と、いうか。
 俺は、誰に向けてこれ書いているんだ!?

2007年8月29日(水) …(^^)/

 あーもー…っ!君にハート全部あげたいのっ!!みたいな(笑

 珍しく、昼間に更新。っても、お堅い金融機関で、お堅い仕事なので、
 特段日記に書くようなことは発生してないのですが^^;
 いや、でも、今日はにこやかに仕事できてるかなー…嬉しい事です。

 …んー…。これだけではアレなんで、ちょっとぽん小屋から話題を引用(苦笑
 ぽん小屋にも書きましたが、最近の犯罪の遠因には、人間味の稀薄化、
 そんなのが在るんではないかと思ってます。だからこそ、自分は、人の温もりを、
 最大限に感じれるようで居たいし、願わくば、他人にそれを届けれるようになりたい。
 もっとも、形としては、ウサギ小屋の理念通り
「ドライな優しさと共に、いつまでも貴方の傍に…」
 ってかたちになっちゃうだろうけど。みんな、自分は厳しいっていうけど、
 あれは自分なりの優しさなんだよぅ(>_<)

 で…話は変わるけど…もふ炒め!?もふもふ星の味!?美味しそうだぞ!?

2007年8月29日(水) 貴女の与える勇気の力、そしてその証明を(微修正)

 あさぽんより、プラネタリウム関連のお仕事の告知が。仕事の告知は嬉しいですが、
 声の仕事の告知は格別に嬉しい。彼女の夢は、声優だと自分は思っているから…。

 さて、そんなんで、今回のプラネタリウムは鹿児島です。
 か、鹿児島!?…と、遠い…遠すぎる…無理、行けないよ……ありえません…。

 …ではないですね。遠くと言っても国内ですし、飛行機も頻繁に飛んでますから、
 十分日帰りは可能ですので、ちょっとそこら辺に行くのと感覚は変わりません。
 確かにお金はかかるかもしれませんが、そんな事いうのは野暮ってもんです。
 大体、何のために君は働いているのだ、と言われれば、こういう時のためです!
 と、胸を張って答えるような大人ですから、これはハードルにはなりえません。
 大体、休日をぐだぐだ過ごすぐらいなら、目的感を持って飛び立った方が、
 精神的にも遥かに健全です。

 よっしゃ、行ったるか!!

 …と、昨日までは思っていたんですが…。今日、改めて、難しいな、と。

 何が難しいって、心理的に難しい。時間的にも、経済的にも問題ないケド、
 一番ハードルが高い心理が、どうも微妙だなぁ…と思って止みません。なぜでしょ。

 これは、応援スタイルの問題なんですよね、多分。
 彼女の作った世界を真っ向から受け止めて、よかったよ!という言葉を発したい。
 そういう想いは、確かに自分の中にも大きく存在はしているのです。しかし…。
 自分みたいなファンが、こういうことをしていていいのかな…という。
 ファンとしての活動のベクトルが、かわさきとして、こうであっていいのかな、と。
 自分、10年ぐらい前にも同じ事を考えていたんですけど…ね。

 そのときの結論は、こうでした。
貴女の頑張りに負けない頑張りを以って、自分は自分の世界で精進し、
 貴女が人に与える勇気がどれほどの力を持っているか、自分が証明してみせます。
 そして…自分は貴女が誇れる自分になるべく、躍進してゆきましょう

 と。まぁ…今もって、自分がその状態になっているかはちょっと微妙ですが、
 今に至ってずっとその想いは持ち続けていますし、自分がそれに向かって、
 今も近づいている過程にはある、とは思っています。まぁ、その結果は、
 若干(というかかなり)距離を置く…という副作用ももたらしたり。
 ただ、これはこれで、例の
「♪遠く遠く離れていても 僕の事が分かるように 力いっぱい輝ける日を この街で迎えたい」
 −Noriyuki Makihara, "遠く遠く", 1992−
 の精神に繋がっていくのですが。

 まぁ、かつて、そういうことがあったために、今回のこともちょっと悩みがち。
 あの時の貴女とあさぽんには明確な関係はないし、あの時と今を同列に考えるのもオカシイ。
 そして、あさぽんに今必要な応援は、直接的なフィードバックというのは分かっているけど、
 そういうことをキチンとしてくれる人が彼女には居ることは知っているし、
 ならば、そういう状況だからこそ、自分は一味違った応援をしなくてはならないのかな…
 なんて風に色々考えたりして。自分のスタイルとして、行くべきなのかなぁ…とね。
 自分は、ここに腰据えて、自分の世界で頑張るべきじゃないのか…とかね、
 色々考えてしまうのですよ…結論なんて出っこないのにね。
 (まぁ、これは、あさぽんに限った話でもないのですが。自分が貰った元気や勇気に対する、
  自分なりの感謝表現の仕方を模索してる、といった方が正しいかもしれませんね)

 いやはや、色々難しいです。後先考えずに、好きなときは突撃できるような、
 いい意味での度胸があればいいんですけど…(笑
 大人になっちゃうと、だめですね(苦笑

 鹿児島行きは、もうちょっと熟考が必要かも、です。
 見たい、見たいんです、見たいんだけどねー…ホント微妙だなー。
 扱いにくい、自分の心理にゲンナリです(苦笑

 どうして、自分はストレートな愛情表現が出来ないんだろう?
 あれか、球速が無くて、変化球ばかり覚えようとしていたからか!?

2007年8月30日(木) 永井!…じゃなかった、長い!

 今朝、改めて昨日書いた日記を読んでみたのだが…えらい長文だ(汗
 これからは、読んでくれる人のことも考えて、簡潔な文章を心掛けねば…。
 長くても、内容が濃くタメになればいいが、あれは、自己完結さえしてないからな!(爆

 でも、あのジャンルの話って、思い入れが在る分、どうしても語ってしまうなぁ…。
 自分、「愛情だけでは人を愛せません」という言葉が好きで、
 それを、なんとなく遠回しに表現しようとすると、ああなってしまうのよね。

 もっとも、今、ここにそれを書いてしまったので、これからは、
 あんなに長文になることもある真衣て(笑(爆(オチがついた!(笑

2007年8月31日(金) いやー…"ンじゃ、ぼくもスンダイ!"

 眠い…ってか、今日は仕事中も眠かった…。
 抑揚の無い仕事しているときは、非常に辛い…(苦笑

 あまりに眠いので、書くことを考える思考が働いておりません。
 つきましては、みなさま、こちらをご一読いただきたく。

 男性ってものが、理解できるかと。
 こんなもんなのさ…♪

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

multi@din.or.jp
Akiary v.0.51