”Yesterday 久しぶりに そう君が夢に出てきた
どんな画面かは忘れたけど 笑ってた あのころの君のように
がんばれ いつもまでもやさしく あの頃の君のままで”
−KAN, "Aki Tamagawa-nite", 1997−
ラジオdeアイマSHOW!公開録音EVENT 〜今、田舎村で落ち合おう!TORICO de 2006 Autumn〜
…に、参加しました。
昨日から、レポを書こう、レポを書こうと思いつつも、なんかものすごい喪失感に襲われていて、
結局一睡もせぬまま朝を迎えたり…という状況の中にいます。
それほどに、自分、TORICOに思い入れがあったんだなぁ、という現実を突きつけられ、
自分が自分を分かって居なかったことに驚きながら、そういうのも含め、
戸惑っているような状態です。
後、レポで詳細を書こうとは思いますが、3年ぶりに、この会場で再会した旧来の知り合いより、
「かわさきさん、よかったねー。これ贈っておいて。贈らなかったら後悔だよ絶対」
という台詞は、正に言いえて妙だったかと思います。照れ隠しに「ネタだよ」とか言ってましたが…
違ったのかな。こんなのを贈る気になるぐらい、3人のユニットが好きだった…んでしょうね。
うーん、しかし…ずっとボーっとしてるんだよな…。ショックだったのかな…。
自分でも、なんでかよく分からないんだけどな…。ショックなのかなー…。
うーん…自分のことだからこそ、分からないのかな?
スーツ着用の上、9時半に家を出立。
ただ、スーツ着用と言っても、あまりにPっぽい格好となると、品が無いので(爆)
普通のシャツ・ネクタイ着用のリーマン仕様。これはこれで、祝日も働く人のよう…。
曳船までは、乗り換えなく行けるので便利。行きの電車では、らじましょCDを聞き、
気分を盛り上げる…いやー、あさぽんいいねぇ。というか、やっぱりらじましょは、
すごくいいっ。ここまで純粋に楽しめる、また、肩を張らずに聞ける作品は稀有!
この世界観を創り上げたTORICO、そしてスタッフの皆様には、心からの敬意を。
さて、曳船到着。
会場である曳船文化センターは駅からすぐなので、回り道をしてスーパーに寄り、
ポテチを箱で購入する。らじましょ、と言えばポテチ。ネタも含め、今回の贈呈品は、
ポテチにしなくてはならんとずっと思っていたの。ただ、持ち歩くのは面倒なので、
店に預かってもらい、会場へ。
会場では、なんともいえない微妙な集団の列が出来始めていたところ。
小生、12人目の到着だったが、まさかこんな前になるとは思って居なかった。
想定していなかったが、ハッピーなサプライズかな?しかし、この人数といい、
会場の雰囲気も含め、えらくまったりとした感じが、なんとも言えず素晴らしい。
ただ、思ったよりスーツ着用率が低いのには驚いた。早い人ほど気合十分かと思いきや、
どうやらそうでもないらしい…まぁ、気合の入れ方にも十人十色有るんだけど。
列に入り、隣の人に荷物を見張って頂く様依頼の上、先ほどのポテチを取りに行く。
中身が中身だから、ひょいっと持ち上げ列に戻ると、回りから怪訝な視線が…。
思わず、贈呈品のポテチ…、と口走ってしまった。あう。すると、列から、
「おおー、プロデューサーの鑑だーっ」
なんて声が飛んできたもんだから、ちょっと調子に乗ってしまい、
予め用意してきた熨斗紙を取り出して、早速貼り付ける事に。
うーん、なんか贈り物っぽくなった(笑)列からも笑いが起こる。
ところで、並んでいる時、横の歩道を通りかかった若い夫婦が…
「あれ、なにかしら?」
「…ん?ああ、ラジオでアイマSHOW!公開録音だってさ」
「ああ、そうなの」
とか言って通り過ぎて行った…。
ィそらく、掲示を見たのだろうが、すっと「ラジオでアイマSHOW!」を読むとは、
何者だったのでしょう?うむむ…?しかも、奥さん、「そうなの」って、
なんのツッコミも入れないとは…すごい、ツワモノすぎる(w
ちなみに、こんな感じの掲示。なかなか可愛らしく、トリコらしくて、ぐー。
会場入り口写真。愛媛みかんさんのイラストは、爽やかでいいっすね。
さて、1時間が経過し、列が推定300人ほどになったところで、物販開始。
すぐ順番が来て、販売制限のリミットまで購入し、場を離れる。
いやー…手に入れてしまいました「かねがね金がねぇTシャツ」。これはいいな!
中村さんの絵は、味があって僕は好きなので、思わずニヤリとしてしまう出来。
でも、即効売り切れ。すげー…。生産数は、スタッフの言葉から推測するに、
おそらく450枚ぐらいかな?
ミンゴスデザイン−MingozDesignとか書くと、ブランド物っぽい−の、
Pカードホルダー。横向きにしかカードを収納できないのは、ちょっと残念。
そして、最大の謎商品、ゆりしーデザイン「白いヤモリ」スティッカー。
「白いヤモリ(?)」と?が付いているあたり、本当に?。ってか、キモイよ!
追記ですが、誘導するスタッフの手際が極めて良く、今回の物販はパーフェクトジョブ!
やっぱり、らじましょはクオリティ高いっす!
さて、1時を回り、一旦物販が終了したところで、同じ事務所のYさんと遭遇。
何をするわけでもなく2人で時間をつぶし、2時を迎えたところで入場。
入り口でカメラを一旦預け、ロビーに入り…ウチのサイトから贈呈した花へ足を向ける。
ウチのサイト、というか、それはすなわち小生なのだが、愛がここまで来てしまった!
しかし、先日のライブ同様、色々なファンサイトから大量の花が届いている事を想定しており、
小生の花は目立たないといいな…と思っていたのに、なんと、今回はバンナムと2つ。
あう、目立ちまくり…しかも、TORICO宛は小生のだけ、という事態に。
これってどうなのよ〜。
みんながケータイのカメラで写真を撮りまくるのが、こっぱずかしい…うう。
しかし、この時誰かが
「おー、この花、サイト名だけで本人が名乗らないとは、漢らしいなー」
とか言ってたのをYさんが聞いていたそうで、このコメントは嬉しかった。
といっても、隣に熨斗つけたポテチ箱を、名前入りで置いておいたので、
分かる人には、誰が送ったのかはわかったみたいだけど…。
まぁ、両方ひっくるめて、ビッグサプライズ、なんだけどね。
ちなみに、TORICO各人向けのプレゼントボックスが設けられていて、
みんながそれぞれに持ってきたプレゼントをそこに入れていましたが、
えりりんの箱は、なんか…小銭メインの現金だらけ(苦笑)。
カネカネ言うえりりんの為、というのは分かるけど、なんかちょっとエゲツナイ状態に。
あれ、えりりんが見たら、ちょっと切なくなるのでは…(汗
カネカネ言ってるのも、キャラクター作りの一環だろうしね。
それはそれとして。
開場まで時間があるので、どうせならと思い、預けたカメラを返却いただき、
許可を経た上でスタンド花を撮影。撮ってたら、Yさんが小生と並んだところを撮影し、
事務所の皆に写メルということで、喜んで撮影いただく。うん、良い思い出になった…。
もっとも、小生ではなく、TORICOの皆が喜ばないと何の意味もないんだけど。
そんなんで、あと10分で開演と言うところで、開場入り。
会場のサイズはキャパ500程度の、小奇麗な会場で、音響も良さそう。
席も綺麗だし、傾斜もうまく利かせていて、どこの席からも見易そうな、いい会場。
小生といえば、青・白・赤とトリコロールなサイリウムを発光させ、準備万端。
と、開場を見渡したら…あ、小森系でずっと一緒だったOさんがいる!(驚
声をかけると、向こうは向こうで驚いた様子。まぁ、2年ぶりだし…ね。
「かわさきさん、アイマスやってたんですかっ!」
ええ…かなり。かなりやってます、みたいな感じでご挨拶。相変わらず世界は狭い。
席に戻ったところで、タイミング良く公録開始。
公録の模様は、ラジオをお楽しみにね!という形になるが、おそらく放送されない、
衣装替えのときの、若林さん・滝田さん・平田さん・下田さんのビデオメッセージは、
結構ナイスな出来とコメントしておきましょう〜。
小生が特に気に入ったのは、下田あさぽんの「雪歩のマネ」(w
これが上手かった!でも、平田さんによる「雪歩のマネ」も上手だったし、
雪歩というのは案外特徴を掴みやすい声なのかもしれないね。
で。
色々番組で放送されるような事があり、2時間半が過ぎ去ったワケですが、
あまりに衝撃的なアナウンスに、正直、最後のほうはずーっと呆けていました…。
終わった後の詳細な話は、公開録音のオンエア日後に述べたいと思いますが、
かなりのショックだったのは、隠し様もない事実だったりします。
小生にとってのTORICOは、今井・中村・落合という声優3人を超えた存在でした。
もちろん、ミゴンスの、しっかりしているようで以外とヌケているところとか、
えりりんの、暴走キャラの裏にある繊細でインテリジェントな理知的部分とか、
ゆりしーの、天然ぽいようで実は途轍もない芯の強さとビジョンの明瞭さとか、
個々の資質は本当に素晴らしいと思っているんですけど、それ以上に、
その3人が掛け合わさった時に表れる「ユニットとしての華やかさ」に、
心から惹かれていたようなのです。それなのに…。
ロビーに出て、小生が贈ったスタンド花をぼーっと見つめて…。
ま、まさか、これが…これが…。そして、3日後の今まで、喪失感に苛まれる状態へ。
な、なんて事なのだろう…。
なんか、1週間後のオンエアが、非常に楽しみでいて、それ以上に怖い、そんな気分。
もちろん、その先にある世界も見えているから、その世界へと想いを馳せていたい。
でも、今は、振り返ったときにある世界があまりにリアルで暖かく、去りたくない…と。
実は、イベント後、秋葉でミニオフをし、その席でも結構いろいろノリノリだったのですが、
内心は、結構ショックでふらふら。その夜は、色々考えてしまい徹夜状態。
自分の心が分かっていなかったのもあり、今もってショックは継続中。
そういう意味では、未だ終わっていない、小生の中の公開録音。
いや、正直、ずっと継続すればいいと思っているぐらい、大切にしたい公開録音になった、
そんな2時間半でした。うん。
最初、語呂だけで付けたタイトルも、Part5まで来てしまった。
さて。7/23のiM@sライブの感想で、ゆりしーのブログを読んだ感想として:
>彼女はもともと、自分自身で自分を表現する事に興味があり、今の職業はそれを実現する、
>一過程に過ぎない、そういうことなのかもしれない。
なんて風に書いたが、僕のゆりしー像というのはこういう感じである。
それを踏まえた上で。
あえて書かなかったが、ラジオでアイマShow!公開録音時のゆりしー降板の理由は、
分かる人には極めて不自然すぎるほど、???、な要素に満ち溢れていた。
スケジュールの都合、という風にゆりしーは言っていたが、後発の予定を、
先行していて継続未定のスケジュールの上に入れるなんてことは商取引上考えがたく、
また、ミンゴスの「アイマスは続いていくから」という言い回しは、
ん…?という雰囲気を感じざるを得ない深さを醸し出していて、ちょっと勘のいい人なら、
こりゃ普通じゃないな…なんか作為的なもんがあるな…と感じだろう。
もちろん、僕はものすごくそういうことを感じていた。
あまり、そういう事を考えないようにはしていたけど。
そして、
これである。
ああ、そういうことだったのか…と。思っていたより事態はシビアだったようで、
思わず冷や汗が出た。想像していたレンジの、一番ヘビーな所に現実は存在した、と。
この業界で、しかもゆりしーレベルの人が事務所を辞める、というのは、
ものすごい勇気が必要な事だと思わずにはいられない…。事務所というのは、
縁をコントロールする、してくれる場だから、彼女はそれを自ら断ち切り、
自らでコントロールする道を選んだ訳。しかも、その理由は、自己表現の為。
僕は是非を判定する立場にありませんが、ものすごい決断というのは間違いないと思う次第。
僕は、そういうことが中々出来ない。色々理由はあるけど、
やっぱりその勇気がない、というのが本当の理由なのは否めない。
そんな中、自ら、己の環境を再構築するよう努力するゆりしーは、立派だと思う。
結果として、声優という職を失ったとしても、それはしょうがないことなのかもしれない。
僕の中では、ゆりしー=萩原雪歩というキャラクターの印象しかないのだが、
将来的には、最悪、別の人がこのキャラを演じる可能性がある(しかも高い)ことも否めない中、
少なくても、僕の中だけは永遠に、雪歩=ゆりしーであることは、絶対。
こういう風に思っている人も居るんだよ、ということで。
彼女の新生活への最大のエールとさせて頂きたく。
がんばれ!