2/4の日記で書いた、2/8に行われてるブロッコリーの臨時株主総会ですが、
今日ぼーっとしてたら、とあることに気が付きました。それは…
「2/8って、ショコラ姫のお誕生日ではないですか」 もし、これを分かっていて日時を設定したなら、ブロッコリーもなかなかやるモンです。
こういう魂が残っているなら、今後の会社の未来は安泰だと思います。
経営とは、こういう「愛」があるかどうか、そんな単純な所へ回帰するもんなのです。
いや、ホント。真面目なお話よ、これ。
☆ さて、昨日夜、例によって深夜iM@sをしてゲーセンから家に帰ってきたら、
5年ぶりぐらいのお方が、
ぷちちゃっとにいらっしゃっていて、
ビックリ!でも、ことさら騒ぎ立てることなく、あっさりお迎えする各メンツもナイス!
いやー、いい光景でした。9年の歴史は伊達じゃないですね…、素敵な世界です。
いつも思っているんですが、このネットという世界、結構一期一会な所があり、
せっかく出合って日々を重ねてきても、結構あっさり縁が切れたりして悲しいことが、
ままあります。一度去られると、消息を追うのも困難ですから、これまた悲しいんです。
考えてみるとエキセントリックなお話で、リアルな世界はそれはそれでイヤなヤツとも、
顔を会わせたくなくてもあわせざるを得ない世界だったりするんですが、真逆で、
ネットは、自分からそういうお付き合いを回避してゆけますから、ある意味、
とてつもなくユルイ世界な訳です。僕としては、僕の責任が及ぶ世界は、
そのエキセントリックさのちょうど中間あたりを目指したいと思っていまして、
微妙に繋がっていたり繋がっていなかったり、というのが結構理想だったりします。
いつも一緒にいるのも疲れますから、たまに顔をあわせたりして、
前をみたり横をみたり、後ろを見て微笑んだりする世界が素敵で、そういうのを
目指したい。なんか、そういう世界に近いものが昨日ありまして、嬉しかった訳ですね。
僕としては、たまに来た人が「おおぉー、まだ昔あった世界が続いてる!」というような、
そんなのが良いわけですね。まぁ、これは僕が言い出したことじゃなくて、
小森まなみ嬢が、RADIコミに対して言ってたことなんですけどね。
「世界観への考え方が、リスナーに受け継がれているわけですな。これも素敵な話です」
「って、お前が言ってどーするよー。本人がそう思ってなきゃ、意味無いじゃーん」
さて、日曜日、久々に都産貿まで行ってきました。こういうところに来るのは、
BNL3(2だったかなぁ…?)以来ですから実に8年ぶり、大きな括りで見ても、
アメリカ留学時代に冬コミに参加して以来ですから、これでも5年ぶりのお話です。
水曜日に虎に行ってカタログを買っちゃったりして、浮かれている自分が居たんですが、
かなり新鮮な感覚です。かつて、マンネリ化、引篭もり感とドライ化に嫌気がさして、
自ら足を洗ったハズの同人世界に戻っていくのは、背徳感みたいなものがあったものの、
今の僕には、それを補って余りあるほど魅力ある作品と作者が現れた事に、
感謝すべきなのかもしれません。
ま、大きな話はそれまでとして。
ちょっと人気の度合いが読めないジャンルだけに、家を出る時間は迷いどころです。
かつては並んでいる時間も楽しかったという事もあり、7時現地着だのは平気でしたが、
今回は特に知り合いもいないですし、歳も歳ですから寒い中並ぶ根性も足りません。
かといって、12時頃にヘコヘコ参上すれば、目当てのコピー本は売り切れ確実。
現役ならば、ここらへんの微妙な感覚が身に付いているのでしょうが、
今の僕にはその勘所が無いばかりか、今の世界がどんな風なのか予想が付きません。
しょうがないので、とりあえず30分前会場着・30分遅れ入場で1時間並び、という
仮定を勝手に立てて、現地に向かいました。都産貿への行き方は、体が覚えていました。
体に染み付いた業みたいなモンを感じますねぇ(笑えない
んで、列ですが、案外大したこと有りませんでした。良いのやら悪いのやら…(困
列も案外スムーズに掃け、カタログを事前に購入していた事も有り、15分にはIN。
しかし、いつも思いますが、並ぶのは参加者として当然の「儀式」ですよね。
「禊」みたいな、そういうモンだと思うし、だからこそ入場にも喜びがあると思う訳です。
サークルチケットで入場していたあの頃の自分を、タコ殴りにしてやりたいですね。
というか、そういうことで調子に乗っていた若い頃の自分が恥ずかしいぃっ…。
それは置いといて。
さっそく、お目当てのサークルへ。前には1人並んでいましたが、本はゲトできそうです。
ひとまず安心して、見渡してみると、ありゃ、今まさに、必死に作成中じゃないですか(汗
お知り合いなら積極的お助けコースですが、残念ながらまだそんな関係じゃないですから、
うーん、どうしましょう…。とりあえず、購入手続きをとりましたが、今受け取らず、
手の空いたときに作ってもらう事にしました。これなら今急ぐ必要はありません。
しかし、「2冊」と注文したときの困惑した笑顔…昔懐かしい世界です。
最近は、簡単にオフセが作れてしまいますから、お金渡して物もらって終わり…ですが、
僕はやっぱりこの手作り感が好きですね。たまらない感覚です。
目当てのものはゲットできました。さて、もうする事がありません(爆
昔、最速帰宅記録、なんていうのを狙ったことを有りましたが、期せずして、
その記録を更新しそうな勢いです。でも、イベント終了後に、お楽しみイベントがあるため、
家に帰ると、また出てこなくてはなりませんから、それは避けたいところです。
「いっそのこと、どっかにiM@sしにいくか?今なら、強兵はイベントにいるだろうし…」
とも思いましたが、それはちょっとワケありで出来ません。
うーん…と迷った挙句、以前からチャレンジしようとしていた事を決行することに。
それは…昼間から、呑む(爆)。決めたら迷いは有りません。
すぐに国際貿易センターのレストランに飛び込み、ぐわっと。うーん、良い感じです。
周りの人が呑んでないと、優越感と背徳感の相乗効果で、加速度的に気分が高まります。
まぁ、ただ、高まっても特にする事は無いので、持参した英語の本を読んで暇つぶし。
アメリカの大学教授の書く文章は、理解させる事を意識しているから、読んでて楽しいですな。
昼間から酒飲みながら読書、とかいって、人生も満更捨てたモンじゃないと思わせる瞬間です。
最近は、忙しくて読書なんていう瞬間も無かったから、こういう時間が幸せです。
って、全然即売会と関係ないじゃん(汗
3時、会場に戻り。ちょうど同じ頃、カタログ完売のアナウンスと拍手。
うーん、この拍手はいいですねー。なんか「戻ってきたなぁ」という感じがします。
閉会まで30分。コスプレコンテストが開かれていましたが、そっちは興味ないため、
すこしフラフラして本を2冊購入。後日、紹介するかもしれませんが、うち1冊は、
途轍もない「アタリ」本でした。「面白さ」で、このレベルの「アタリ」本は、
俺内伝説’97夏の「スパイシー緑」以来かもしれません。素敵すぎ。
あと、最初に駆けつけたところでコピー本を受け取り、もう完璧な流れです。
3時半、拍手と共に終了。しかーし、今日はこの後にもお楽しみがあるのです。
というのも、最初に駆けつけたサークルは事務所を持ってまして、この事務所所属10名のうち、
実に6名が集って秋葉原GIGO・iM@sフロアの一部を貸し切り、iM@sをプレイ!
センモニどころか、50インチの曝し台まで占拠し、暴れまくるというのです。
血沸き肉踊る思いじゃないですか!
…集まってやっても、このゲーム、別に良い事なんかないじゃーん…とか思わないように!
会った事が無い事務所のメンバーが集い、それぞれのプレイスタイルを披露するなんて、
素敵な事じゃないですかー。あんまり皆で集まってワイワイとするゲームでもないし、
僕のよーに周りにプレイヤーが居ない人は、こんな瞬間が途轍もなく嬉しいのです。
というわけで、秋葉原へ移動。ブースで忙しく、昼食を取れなかった方の為に、
遅めの昼食(というか、早めの晩飯?)を摂ってから、いざ、GIGO!
イベントが行われた余波もあるのでしょうが、近所のゲーセンの閑古鳥が信じがたいほど、
店内は大賑わい…うっうー、前へすすめませぇーん。しかし、ちょうどその時お呼び出しのアナウンス、
店員に案内され、「我々の事務所の為」に用意された空間へと足を踏み入れます。
おおーっ、なんか良い気分じゃないですかー(爆
さっそくプレイ開始…とは行きません。なんか皆、ゆずりあいの精神を発揮して、
「……」
状態です。まぁ、しょうがないカナー、と思っていたら、ん、代表2人が前に出ました。
やるなぁ(笑)。ま、お二人とも凄い実力者なので、大舞台も平然です。
サクサク特別に挑んだりして、逞しいったらありゃしない(笑
僕なんかは、ヘタレだから圧倒されるばかり。凄いナァ、と惚けていたりして恥ずかしい…。
隣で見ている方は、我等が事務所のエースで、Pランクはアイドルマスター。
横顔がなんとなく余裕です…くぅー、俺もそこまで行ける様になりてぇー(無理です)。
第一陣が1iM@s分をプレイ後、いよいよ僕の番。隣は、かのアイドルマスター…うっうー、
比較対象になっちゃいますー。でも、がんばりますっ(やよい風
ラッキーな事に、丁度メールブーストがかかってLv13になったので、
迷わずダンスマスターにダイブ!まぁ、負けてもネタって事で…と思ったら、勝った(笑
敏腕付いたので、調子に乗って、ビジュアルマスターにもゴーっ。あれ、これも勝った…。
もう、こうなったら、ボーカルもいくっきゃないっしょ!って…これもですかーっ。
なんとラッキー…正直、3曲目で、もうマスター系全部は無理だから、A断念か…と、
思っていたユニットだけに、うれしいですー、みたいな…ネ。
これが「オフのパワー、事務所の底力」でしょうか〜っ。
再び交代。
今度はみんな、オーデよりむしろコミュなプレイ。
な、なぜかやよいが(いろいろな意味で)攻められます。あうー、そんなオイシイ事を〜。
これは、集団でオフってるから出来る事だなぁー…一人であんな事してたら、
変態だし…ぼ、僕もオーデなんかしないで、そっち方面で攻めればよかった…。
く、悔しいっ…、と思いつつ、店内備え付けのコミュノートに、イラストなんかを、
ちょー久々に描いてみたりして、なんかまったりと過ごさせていただきました。
うんうん、こういう瞬間は幸せヨー。
一人で集中してやる2時間は早いですが、皆でワイワイしながらの2時間も早く、
あっというまに貸切の時間も終わりとなりました。代表のお二人は、徹夜で
コピー誌作成のだったそうで、見るからに眠そう…で、駅前で解散となりました。
僕はその後、翌日に備え家に帰ったのですが、なんでしょう、
すぐ寝ようと思っても、寝付けなかった…という(笑)新しい世界&久々のオフに、
微妙に興奮していたんでしょうねー。でも、それぐらい楽しかったんですなぁ。
この歳になってみても、新しい出会い…人にしても世界にしても、ですが、
そういうのは本当に嬉しいモンですね。一緒に遊んでくれた方々、本当に
ありがとうございました。しかし、集った方皆が、品行方正明瞭活発というのは、
凄かったですね…。
ぷちに負けないぐらい立派なコミュニティが早くも出来上がってる…すげー。
…最後別れ際に、次のオフは僕が考えると言ってしまった…。
得意なのは得意だが、参加者の傾向が見えないウチに言うべきじゃないかったかー…?(苦笑
トリノオリンピック…といえば、カーリングです(?)。
で、カーリングといえば、今話題の映画、
シムソンズ。
主題歌には、なんと愛して愛しても愛し足りないJudy And Maryの初期名曲・2ndシングル、
BLUE TEARSが用いられています。CM見てビックリしました。
選曲した人のセンスと愛を感じて、じーんと来たワケです。
しかし、この曲、もはや10年前の曲になるわけですが、全然色褪せてませんね。
ちょうど、2/11の日記に、YUKIのシングルを買って来た話を書いていますが、
これらの曲と聞き比べても、決して古さは感じませんし、瑞々しい分だけ、
まるで新曲のような輝きを感じたりもします。セールス的にはぱっとしなかった、
JAMの2ndシングルがこのような形で蘇ってくるのは、素直に嬉しいです。
−現実の時間の流れがすこし緩やかになったようです。−
-Saeko Himuro, "Umi ga Kikoeru II (After Words)", Tokuma Syoten,1999-
最近身に沁みて、この言葉を感じる事が多くなりました。
昔…それこそ、一般的に80s→90sの時代の流れは非常に速く目まぐるしく、
オタクな世界で言うと90前半から後半の流れは非常に速かった気がしますが、
最近はどうでしょう、あまり急激に価値観が変わっていくような、そんな世界では、
ないような気がしています。よくよく考えてみなくても、萌えとかメイドとかは、
90年代前半〜中期の概念ですから、この業界も、時間の流れは速いようで、
全然そんなこたあ無いわけです。
人の目と足と心が、時の流れとシンクロしていると感じられるのは、いいことなのでは無いでしょうか。
流れを追うばかりで、見落としていた価値観とか、置き去りにしていた喜びなんかを、
これからは丁寧に拾ってゆけるかもしれません。それはとても嬉しい事ですね。