日記

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2005年11月1日(火)  参戦

 うわさどおり、鈴木亜久里がF1参戦表明。しかも、場所が青山と来た…。

「でも、なんか『オール日本』って言われてもピンと来ないんだよねー。
 亜久里って、なんか日本人離れしているから、こう、日本ぽくなくって…。
 やっぱりね、日本魂ってのを感じるにはさあ、地べたに這い蹲って、でも、卑下せず、
 淡々と努力をするような泥臭さってぇの?ああいうのが雰囲気として欲しかったな」
「…なんて滅茶苦茶な。そんなイメージなの、アンタだけよ」
「でも、それがあると、ポディウムに日の丸が掲げられたときの感覚は違うよ」
「いや、だから、そーゆーのもグローバルな視点からは異様なのに気付きなさい(汗」

 片山右京監督で、トヨタ製V8のJUDDチューン、車体は童夢だったりすると、
 本当に泥臭い日本って感じで、熱入れて応援する気になるんだが…(笑
 ま、んなこと有り得ないけど(笑

「で、頑張ってもらいたいの?」
「そりゃもちろん。でも、なんか中途半端な形で参戦するのはどうかと思うから、
 琢磨の動向も含めて、形になる段階で戦いに参加して欲しいよね」

2005年11月1日(火) 今週のネギま!

 って言っても、先週は無かったし、来週は多分無いんだけど(笑

 良かったデス。凄く良かったなぁ。成長譚が好きってのも有るんだけど、
 せつなの言葉と態度は素晴らしかったし、それに応えるネギの表情も素晴らしかった。
 もう、どこに出しても恥ずかしくない、立派な秀作ですね。

「いやー、赤松漫画見てここまで高まったのは、素子ちんの告白シーン以来よっ!」
「うへぇー。つーことは、神鳴流にやられっぱなしってことねアンタ」
「へ?あ、…あ、あぅ」

 でも、本当にいいです、良かったです。クラスメートが生きる演出、素敵だよホント。


 素子ちんと同じく準GTY、神田さくらさんの単行本「よろしく神田さん」1巻発売。
 これから読みます。でも、神田さんはいいね、萌える(笑。嫁になってくれんかのー(笑

2005年11月3日(木)  さくらちゃーん

 よろしく神田さん、なんか良かった…(笑 とにかく、神田さんが可愛いぃぃっ!
 各話の扉絵が、神田さんのファッションショーみたいになっていて萌える萌えるっ。
 魅力的すぎるんですけどこのお方ははふー流石GTY。

「いやー、可愛いッス。ルックスもさることながら、行動も萌え萌えっす。
 大之元先生が編み出した最強キャラでっすね神田さんはっ」
「というか、アンタ、昔っから『年齢が高い可愛いキャラ』に弱いだけじゃないの?」
「え?」
「え?」
「え?」
「あの人とかさー」
「…え、ええっーっ!」

 誰だよ『あの人』って。ああ、あのお方ですね。
 しかし、そこから思い出してあのお方の曲を聴いてみたりしたんですが、
 こう、なんていうんでしょう、モロ思春期って感じで、超anti大人って感じ。
 根底にあるのは、尾崎豊と一緒だということに、今更気付いた17の地図です(謎
 でも、これはa・chi-a・chiの曲にも通じるところがあるんだよね。

「メッセージソングの作り方の問題なんだとはおもうんだけどね」
「君は決して間違ってないヨ。というメッセージなのよね。対して、DUPのは、
 君は正しいんだよ。というメッセージ。似ているようで大分違います」

 まぁ、どっちもスキだけど。
 しかし、a・chi-a・chiもあのお方の曲も、聴いていて良いなぁ〜と思ってしまうのは、
 未だ俺の精神年齢が低いからなのか?どうなんだろう?


 渋谷メイトまで、予約しておいたアイマスのCDをげとりに行く。

「うーん、キャラに馴染みがない、というか、選んだ事無くて思い入れがないから、
 正直今回のはビミョーだなぁ」
「アイマスのアレンジにも期待したけど、劇的な変化は無かったしね」
「第三弾のおこちゃまでは、ぽっぷなアレンジとかだったら面白いんだけどなー。
 visual ver.とかで、黄色い声援が飛びそうな感じのアレンジ〜」
「あ、頭の中が飛んでるわね、あんたは…」


 それと。
 …これ、買っちゃった(笑

「ひゃーっ(汗」
「ひゃーっ、とか言わんでくださいヨー〜」
「いや、言うでしょ。言わざるを得ないでしょ(笑」
「でも、もう『残少』でしたよ。大人気ですよ」
「大人気なのと、アンタが行く行かないは別問題でしょ。
 それに、よく12月にメッセに行く気になるわね。裏切りモノっ!」
「…う、それを言われると痛いな…で、でもいいじゃん」
「また入院するじゃないの?知らないわよ。ふんっ」
「…う、うわーん」

2005年11月5日(土) 魂こそ -私たちの国には、GT-Rがあることを誇りたい- …?

 ちょっと前のことになりますが、東京モーターショーで次期GT−Rが公開されました。
 今発売されている車雑誌は、どれもこれもGT−R特集を組み、表紙にもRが踊ります。
 しかし、そんな業界の盛り上がりとは裏腹に、ファン…少なくとも、僕はどうなのかというと、
 結構冷めた目で見ていたりします。なぜなら、あれは、別物に見えるからです。

 Rと言う存在を定義するのは難しいですが、僕なりにそれをしてみると、
「大きな制約下で、もがくかの如く生まれた羊の皮を被った狼」
 ということになります。PGC10型から始まり、BCR32、BCR34。
 そして、最高に愛してやまないBNCR33は特に、悲しいかなそのコンセプトの具現化でした。
 しかしどうでしょう?今回展示されたプロトRは…?
 どう考えても、今までのRに存在してた「足枷」みたいなネガな部分が見えません。
 その足枷さえも力ずくで捻じ伏せてしまうかのような、峻烈な凄みが見えません。
 あれじゃ、ただ単なる凄い車です。そんなの、全然Rじゃない、Rであっても、
 Rの魂を引き継いでいないような気がするのです。

 そんなRですから、僕なんかは全然興味を持てません。
 気持ちはネーミングなんかに揺らぐことなんて、絶対にないのだと心から思えます。


 似たような事があります。
 アクアプラスがPS2で発売した、To Heart2。
 僕が愛してやまないTo Heartの第二弾で、ユーザーの評判もなかなかいいらしく、
 本屋に行けばアンソロは目に付くし、漫画化はされるし、なかなかの展開っぷりです。
 しかし、どうなんでしょう。僕なんかは、ここで今までその名前を挙げなかったぐらい、
 全然興味を持てなかったりします。イヤとかイイとかそういう段階の前、関心さえ持てない、
 そんな状態な訳です。


 上手く表現できないのですが、心が惹かれるというか、関心を持つというのは、
 表層的なものではないと思うのです。今までの、僕が形成されてきた全ての側面が、
 僕の判断を左右しているわけで、それらの「何か」に触発されることにより、
 無条件に心が動くのかなぁ、と思うわけです。だから、重要なのは見かけじゃない。
 その中に宿る何か、魂みたいなものなのかな、そういうものを僕はいつも見つめているのかな、
 そんな風に考えるわけです。

 本当のところは、よく分かんないですけどね。

2005年11月5日(土)  その2 1ヶ月前モード

 先日予約した、「魔法先生ネギま!麻帆良学園中等部2−A大麻帆良祭 」まで約1ヶ月ということで、
 ハッピー☆マテリアルをエンドレスで聞きながら、脳内でコール練習したり、そっちのモードへ(笑

 でも、なんか良くわかんないけど、すんなり歌詞が入ってこないんだよなあ。
 すげー好きな歌なんだけど、なんでだろう?


 しかし、布団に入り、ビール飲みながら、ハピ☆マテを聞き、ネギま!読むのは最高です(笑
 何が良いって、各巻末にある、投稿ハガキページを見てるのと非常に暖かくなってくるのですよ。

「あれ、いいわよねー。『粋』って言葉がお似合いのページ!素敵!」
「ホントいいよね〜。ありがちな、セミプロなんじゃねぇの、どっかの同人でみたことあんぞ、
 みたいな絵のお葉書じゃなくて、本当に、この作品が好きで読んでます!みたいな、
 そんな気持ちが伝わってくるハガキが掲載されているのがねー、ホント素敵だよ〜。
 ハガキってね、やっぱり気持ちを運ぶ媒体なんだよね。そんな気持ちが溢れている、
 そんなページは見ているだけで素敵な気分になれるよね」
「そういうハガキをセレクトする方も素晴らしいわね」
「うん、良い仕事です、最高ッス!」

2005年11月6日(日)  あれーっ

 チケット、1分も経たずに売り切れた…。
 あれぇーっ。10時前からぴあリロードしまくってたのに、発売開始の画面を見ずに、
 売り切れ表示だった…。あれぇーっ!!??

「そ、そんなに人気あるの?」
「あ、あるんでしょうか…?というか、KANさんは、『絶対にライブは行くっ』という、
 そんなファンが多いんだよねぇ…。CDじゃ分からない世界を具現化する人だから、
 一度ステージ見ると、絶対にステージに行かないと気が済まなくなるアーティストだよね」
「ふーん、そんなに凄いんだ?」
「凄いってか、変だね(笑)。普通に歌ったりじゃないし〜」

 でも、基本的に、やっぱりCDじゃ分からない世界って、どんな歌い手にもあると思う。
 僕がネギま!の祭に行くのも、やっぱりハピ☆マテは生で聞いとかなきゃいけん、
 そんな気持ちがあるから…なのよ。ま、もともと体験派ってのもあるけどネ。

「でも、31人でフルコーラス歌う時って、歌詞はどーすんのかな?」
「…それぞれが、それぞれ歌うんじゃないの?分かんないけど?」

2005年11月12日(土) ゲーム理論

 ちょっと前の事になりますが、今年のノーベル経済学賞はゲーム理論関連に授与。
 1994年のハサーニー先生・ナッシュ先生等以来の受賞で、10年間、この分野が、
 依然として経済理論の先端を走っていることを証明して、なかなか興味深い。
 もともと、ノイマン先生が1944年に発表した論文が元になっている理論だが、
 経済学のみならず哲学や倫理学、統計学にも影響を及ぼしているのは、なかなか
 驚異的なものだと改めて痛感する。経営学が専攻で、倫理学と統計学が趣味な僕にとっては、
 必要不可欠な学習分野だが、あまりにも難しくてノイマン先生の論文には手が出ない。
 というか、3ページぐらい読んで、あーもーいいやっ、ってな感じだった。
 いいのかそれで(汗

「面白いことに、ゲーム理論ってミクロ経済学という括りで、教えられる事が多い…。
 これは何でなんでしょうね?」
「それは、個々の主体がどういう思考に基づいてどういう行動に出、それがどういう
 結果に跳ね返るか、というプロセスにおいて、outputが定量的、つまり、お金という、
 極めて分かりやすく、かつ、万人にacceptableでreasonableな尺度として説明されるのが、
 経済学とか経営学というジャンルに一番近いからじゃないでしょうか」
「そーねぇ」
「定性的な部分については、倫理学とかにおける行動理論の研究ベースになっているけど、
 そういうのは主体の思考や宗教的なバックグラウンドとかもあって、
 経済学とか経営学の所与としているutility max.=more profitという原則みたいな、
 単純じゃないものまで考慮すると学問としてとっつきにくいからじゃないかな」
「うーん、金儲けってのは言葉とか宗教観とか育ちを超えるって事カナー!?」
「う、なんて人聞きの悪いことを…っ!(笑」

 まぁ、それでも実際の経済行動では、そんな原則も往々として無視されるわけですが。

 無視される、という本来ありえない行動を元に、ゲーム理論を経済活動に適用するには?
 最近はそんな研究も進んでいます。そのひとつが、僕の趣味の頂点にあるBayes' rule。
 ありえない事象が発生したことにより、そのデータを今後のゲーム理論の中に折込み、
 結果の精度を上昇させていくテクニックみたいなものです。これが面白い。
 これは、言わば、経験という情報が、人生の関門でどのような働きを見せるのか、
 という研究にも置き換えることが出来るわけで、そういうことを考えると、興奮して、
 会社辞めて研究者になりたいぐらいに思ってしまう僕がいたりしてハァハァ。

 ちなみに、bayes' ruleは、ミサイルの迎撃システムなんかにも用いられていて、
 湿度xx%方位xx度時間xx距離xxんときに、どこに向かうのか、どのコースを
 今後通るのか、過去のデータをベースに、ドンドンありえない選択肢を消してゆき、
 最終的に的中させる、みたいな役割を果たしていたりします。こういうことが出来る、
 つまり、学問が学問を飛び出して、実際の役に立っているのは、高性能計算機の
 出現が理由のひとつにありますから、僕がこうして大したことに使っていないPCも、
 学問には多大に寄与しており、もっと使いこなさないとだめだなぁ、と時々反省したり
 もします。まぁ、するだけなんですけどね。

2005年11月12日(土) その2

 ドラッカー先生がお亡くなりに…。ご冥福をお祈りいたします。

 ドラッカー先生のマネジメント考というのは、今となっては(も?)極めて当たり前で、
 学問というのは当たり前のことをロジカルに裏づけしていくことなんだなぁ、と、
 強く感じさせてくれるものなのです…が、彼が居なかったら、MBAが、
 これほどまでに社会的に認知されることもなかったわけで、その意味での功績は、
 非常に大きかったお方だと考えております。

 日本ではかなり遅い段階で有名になった方ですが、これこそ、
 日本における経営学という分野の立ち遅れを証明しているのだと思います。
 正直なところ、PoterのFive Forceさえ一般的に聞かれない…というか、
 アナリスト試験にまで出てくる、つまり、一般として受け入れられていない状態は、
 世界的に異常だと思えるぐらいです。でも、先駆がお亡くなりになられたわけで、
 これからは多分Poter先生がもてはやされるようになるんだろうなー、と。

 日本って、そういうところは単純です。
 マスコミが、一つの事に偏って色々するからだ、とは思っているんですけどね。

2005年11月15日(火) 名選手大会?

 F1名選手大会 マンセルがV
 め、名選手大会!?

 GP Masters、という正式名称があるにも関わらず、名選手大会!。
 名球界、じゃないんだから、ワザワザ妙な日本語訳する必要ないのに…ねえ?。

 しかし、ドライバーはともかく、車のほうはなかなか興味深いシリーズ(?)です。
 ベースは99年のレイナード製チャンプカーみたいですが、ノーズが、当時より
 艶かしいほどの流線型をしており、なかなかカッコいいではないですかー。
 なにより、車高が低く、かつ、スリックタイヤで幅が広いところが、安定感を感じさせて良い。
 低く広く、はやっぱりレーシングカーの基本のような気がします。というか、スポーツの基本。
 今のF1は、タイヤは細いわノーズやウイングは高いわで、腰が浮ついた内野手のように、
 非常にかっこ悪い気がするのはぼくだけでしょうか?
 
「動画配信で、テスト風景をみたけど、F1ではないね。動きとエンジン音は、
 まさにインディのロードレースっぽい。でも、絶対的なスピードはともかく、
 走行シーンはなかなかかっこよかったヨ。こういうのは、車の新旧じゃないからね」
「野太い感じで、いかにも自動車レースです、という感じがしたわねぇ」
「FNも、妙な新しいシャシーを使うより、こういう旧型再利用でカッコいいのとか、
 できないもんかねぇ?ローラの出来損ない使うより、これ使ったほうが面白そうだぞ」

2005年11月19日(土) 緩んだゴム

 退院という、ある意味目出度い出来事から始まった1年ももうすぐ終わりである。
 この1年、また仕事が変わったりして相も変わらず目まぐるしい日々を過ごしていたが、
 最近、物凄く意志が弱くなったような気がして、恐怖感を抱くことが多くなった。

 大きな出来事としては「例え雨が振っていても」というレベルで、もう7年間も
 続けていたジョギングのペースが、週5ぐらいに落ちたことである。というのも、
 休んでも休んでも疲労感が抜けず、ウィークデイの後半はもうバテバテ状態で、
 走る気力も無いという感じなのである。昔は、それでも疲労を圧して走っていた
 気がするのだが、最近は意志の強さをもって自分を押し切ることが出来ない。
 「あーもーいいやっ」ってな感じで、どうやっても自分に負ける。

 遊び面でもそうである。ご存知の通り、ちょっと前はアイマスにハマッていた自分であるが、
 これが中毒のようになってしまい、足を洗うことが出来ず、自分の意志の弱さみたいなのを痛感。
 時間も金も勿体無い、非生産的だ、とかいろいろ考えるものの、
 いや〜あと1クレジット分だけ〜とか言いながら、延々と遊び続けていたという…。
 誘惑に負ける自分を、いやいやストレス解消ですよ大切ですよ、とか誤魔化したり、
 なんとも情けないというか、最低。4年ぐらい前なら、問答無用でスッパリと割り切れていたことが、
 全然割り切れない。なんだかなぁ、という感じ。

 こんなんでいいのか。全然良くないだろう。
 人間の真っ直ぐさというか真っ当さってのは、パンツのゴムみたいなもんで、
 緩むとどんどん緩むが、緩んでしまったものを締めるのは極めて困難なのだ。
 このまま人間が緩んでいくと、締めなおすが困難なのは体験したことがあるので知っている。
 だからこそ、色々な理由でもっともらしく飾り付けることなく、ストイックに戻りたい。
 確かに、色々なところで歳を感じる事が多くなった。だからこそ、気力を充実せねば
 ならんのではないのか。ヤバイヤバイ。そんなんで、これから師走の終わりまでは、
 自分を戒める期間としたい。あの頃の気の張り、ストイックさを取り戻すのだ!

2005年11月19日(土) その2 頑張れ受験生!

 今日、渋谷に向かう電車の中で、必死に英単語帳と格闘する女子高生2人が。
 時間を一時とも無駄にせず努力するような…こういう姿を見ていると、
「日本もまだまだ大丈夫だなぁ」
 と思い、勇気付けられます。しかし、そういう姿の人たちが増えるシーズンですね。
 受験生にとっては、正念場の季節がやってきました。

 受験、というのは、なかなか面白いシステムだと思うのです。
 日本では、受験=学歴社会、という構図に結びつきやすいので誤解されやすいのですが、
 そういう側面は除いて考えると、受験というのは
「努力という地道なプロセスと、成果という結果に結びつける力」
 を証明するチャンスな訳で、そういうのが恣意的に与えられるというのは、とても面白い。
 しかも、それは万人が受け入れられるほどの神通力を持って、今後の人生の武器になるわけですから。

 僕なんかは、東大卒の人を見ると、こう思うわけです。
「うーむ、この人は東大に入れるほどの努力を、高校んときまでしたのだな…凄い!」
 と。正直、東大なんて学校は、大学としてみると、世界レベルでは弱小この上なく、
 授業の質なんてのもたいした事無いですから、東大凄い!とかいうのは馬鹿げてると思うし、
 盲目的に、東大卒=すごい人、というのは間違っていると思うのですが、その人の、
 東大に入るに当たって費やした努力、そして合格という成果は、その人を見るときに、
 それだけの努力を出来て、それだけの努力を結果に結びつけることのできる人、
 というイメージが付随していても、間違ってはいないだろうと思うわけです。
 こういう見方をする人は、決して僕だけではないと思います。
 だから、学歴はともかくとして、ここで努力するという事は、人生長いスパンで見て、
 最後の最後まで決してムダになることはないのだろうな、と思うわけです。

 それに、受験というものに真摯に取り組める姿勢、素直さというのは、
 これまた将来社会を生き抜いていくにあたり、大きな力になると思うわけで、
 彼ら彼女らが社会に出たとき、社会の中で大きな力になるだろうというのは、
 有る意味僕の確信で、僕は日本という国をそういう人に託したいし、期待したい。
 それだけに、努力をしている姿を見ていると、嬉しくなってきます。

 日本は、物凄く実力主義な社会です。
 アメリカのように、ハーバードを卒業していないと、社会システムを構成する一員に
 なれないほど、学歴というコミュニティに依存した社会ではありません。
 たとえ小さな壁だとしても、それを容赦なくぶち破れるほどの真摯な努力を重ね、
 実力を蓄えていけば、かならずそれが果実として実を結ぶ社会になっています。
 今は受験という、勉強の努力が求められる瞬間ですが、その努力という経験は、
 今後の人生において、別の形として芽吹くかもしれません。少なくとも、
 何らかの形で花開くことになります。努力する彼ら彼女らの躍進を、願ってやみません。

2005年11月21日(月) スポーツネタ

 まずは、高橋尚子選手から。おめでとうございます。
 僕も、こんなんですけど、一応ランナーの底辺に居る人間ですから、その頂点が、
 どれほど高いところにあるかは、文字通り身をもって知っているつもりです。
 その上、彼女が戦っていたのは、その頂で自分自身の思い出だというから凄い。
 昔から、常々思っていますが、人間自分に勝てれば大概の物には勝てるハズなんです。
 そういう意味で、頂点という舞台で最強の相手と戦い、勝った。これはね、
 物凄い価値の有ることだと思います。本当に凄いです。おめでとうございます!

 続けては、F3マカオGP。
 中嶋選手は、惜しくも5位となりましたが、ヨーロッパ勢に一歩も引かず、
 日本人最高位をゲットしました。うーん、彼を見ていると血が走るという気がして、
 ドキドキしてしまいますね。昔からそうですが、日本のチームは空力に対する独創性
 が足りないため、どうしてもインターシリーズでは沈んでしまう…この点がなければ、
 レース自体で劣勢に成る事はないだろうと思われるので、非常に悔しいデス。
 さて、彼は今後、オヤジさんのチームでFNのテストに参加しますが、トヨタの
 サポートを受ける彼が、中嶋企画をドライブってのは結構違和感あります。
 まだエントリーが確定していませんが、中嶋企画がトヨタエンジンになるとは考えがたく、
 そうなると今後どーするんだろう、という興味は尽きないところです。

 最後は、プロ野球ドラフト。
 西武の5位指名は、なんと準硬式野球部出身!
 もう、一般人は知らないマニアック空間に存在している準硬式から、プロが生まれる!
 これは、もうマニアにはたまらない感覚です。準硬式っていっても、はっきり言って、
 レベルは高いですよ。大学リーグは、甲子園体験者がザラにいますから。その中で、
 全国優勝の投手ですから、もう、これは期待せずには居られません。
 亜流の道を歩む人間が、ばっさばっさとエリート街道の選手をぶった切る。
 そんなシーンを創造するだけでもゾクゾクします。もう、これは要チェックな選手です!

2005年11月28日(月) ななーん

 御目出度い席に出席させていただく機会があったので、北のほうへ出かけてきました。
 いやー、実に1年ぶりの新幹線ですね。新幹線に乗る、というのは心躍ります。
 なんといっても、「遠出」…遠足みたいなもんだからかなー。

 毎度のことなのですが、ビールは必須ですね。
 流れる景色、というのをツマミに酒を飲むというのは、途轍もなく心地よいわけです。
 しかも、郊外に出て、田んぼなんかを見ると、日本の原風景だと心を打たれます。

 しかしどうでしょう。
 そんな中、思い出すのはなんだかんだで小森まなみ嬢だったりして、難しいものです。
 どうも自分の中で
 「冬・新幹線・旅立・田舎の風景」
 というのは、かつて様々な土地を飛び回ったいたあの頃をリフレインせざるを得ない、
 そんな組み立てらしく、そして、これが大層深い深い感慨要因だったりして、
 2本目のビールに突入する頃には、早くも心はシミジミしんみりモードだったりします。
 心地よくも、普段味わう事の出来ない味の酒に、酔いはスーパーブーストモードです。


 さて、そろそろ年末です。
 年末といえば、恒例行事のGTYですが、どんな状況になっているのでしょうか。

 現時点でのノミネートは、やはり「高槻やよい」「桜咲刹那」が2強となりましょう。
 しかし、やよいの場合、もうiM@sを一時停止したという不利があり、反対に、
 刹那には12/10の「大まほら祭」という大逆転チャンスを残しています。
 例年、特に近年は、11〜12月に突如現れた新キャラ、または、新展開を見せた
 キャラがGTYを掻っ攫い、1年の功労者が準に甘んじるという展開が多いので、
 (自分の中で)この2人の萌えバトルには興味深々だったりします。

 とくに、最近の刹那は扱いがいいから、なー(笑


 お絵かきが素敵なちゃたろーさんの日記。
 絵はともかく、11/20の日記は、商業店舗を扱う人間に一石を投じるようなお話。

「うん、確かに、でぱちかの食材を持って一階に上がる」
「となると、それに伴うにおいは、そこを通りますな」
「ブランド品にあうにおいだったらいいけど、そーじゃなかったら」
「それどころか、化粧品売り場とかも大概一階です。これは、大問題です」
「導線の確保、確立、という点で、確かに一考の余地があるかもなー。
 でも、一階にコーナーを出すってのは、PR面で絶大な効果あるし…難しいね」

2005年11月29日(火) 復帰

 ネット世界に浸った4日間から現実に戻った途端…
「アメリカから外人がミーティングに来社してるから、出て」
 …え?頭が超日本語モード…ってか、ヲタ語モードなんですけど?
 もう、こういう風に、一気に現実に引き戻さないでよぅ!!

 さてさて。
 昨日、仙台からの帰りに、「もうすこしがんばりましょうvol2」という4コマ単行本を購入。
 いいんちょが、いいんちょが、いいんちょが…いい味を出してますようへへ。
 メガネみつあみ頭良いけどちょっと天然。はふー。いい味出してますようへへ。

2005年11月30日(水) 買う!食う!

"Americans Buy too much, Eat too much! They cannot stop themselves!"

 って、昨日来たアメリカ人が言ってた…言い得て妙。
 アメリカ人は、ホント良く食うし、良く買い物をする。
 というか、日本人でも、アメリカ行くと良く食うし、買い物をする。
 別に金持ちになったわけでもないのだが、金の使いっぷりがよくなる。
 多分、物価が安いんだろうなー、と思う。庶民的なレベルでは。


 さてさて。
 もう12月じゃーねーかよっ。それもそれとして。

 この間、初めてBLOOD+をみますた。なんか、面白そうなんですけど(笑
 最近、アニメといえば土日の朝系ばかりなもんで、こういう系統は新鮮。

 そういえば。
 土日の朝系アニメといえば…これ。東急、ついにトチ狂ったか(爆
 どーゆー層を狙っているのか…っ?さっぱりわかんねぇ。

「駅のポスターが、めちゃくちゃ目立ちます」
「朝通勤時から、くらくらするわあ」
「しかし、しぶやは白かね。ふーん…(爆笑」

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