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CPU基板デバッグ
先週、CF-I/Fのデバッグしていて気になっていた箇所のデバッグ。
CFカードを挿入するとカード検出するのだが、抜いても挿入されている状態だと誤検出する。
最初はオレが作ったCPLD内部ロジックがへくっているのかと思ったが、
ロジックプローブを当てるとどうもその手前のバッファの段階で既におかしい。
とは言ってもその前は
LVTH 245とプルアップ抵抗とCFのカード検出ピンしかない。
ぶっちゃけヘンになる要素が殆どない。
まぁ、その中でも一番疑わしいと思われるLVTH245を重点的に調査してみた。
で、LVTシリーズの活用ノートを見たところ、LVTH245のバスホールド回路の使い方が間違っていた模様。
具体的にはプルアップ抵抗が3.3Vにおいて10KΩだったのでバスホールド回路をドライブするために必要な電流が足らなかった模様。
よってL状態からH状態へ遷移出来なくなっていてカードを抜いてもバスホールド回路によってLの状態を保持していたらしい。
で、活用ノートに書かれていた通りに4.7KΩにしたら、確実に挿抜情報が検出出来るようになった。
バスホールド回路付の標準ロジックICを使う時には気を付けませう。>ハード設計関係者
夕方、電話制御基板届く。
早速、新規設計した電源回路の動作確認。
-24V系および-70V系とも正常に動作して安定的に高圧DC電圧を発生している模様。
ただ、オシロでリプル電圧を測定してみたがチト多い。
やっぱし電解コン、ケチッて安いヤツを使った所為かも知れん。
もう少しリプル容量の大きい良いヤツを使った方が良いな。