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新製品CPU基板デバッグ
デバッグしている基板にてソフトデバッグしている方からオーディオLINE-INに接続したマイクから入力出来無いとの報告を受ける。
マイクは市販されているパソコン用マイク。
LINE-IN、十分なゲインを確保して設計した。実際、DVD等の機器からの入力ではアッテネータを入れないと歪んでしまう。
で、入力インピーダンスが低いのかと思ったが計算上、20KΩ程度あるので問題無しと思われ。
オシロにマイクを継ぐとヘンな動作をする。何が何だか分らん。
仕方ないので、ちょことっとマイクを分解。
うっ。違う、これは...ECM!
*1
そうか。そう言うことかリリン...
一般的なPC/ATパソコンのマイク入力ってECMを前提とした回路になっているのね。
つーことはバイアスかかっている訳ね。
速攻で工場に行き基板改造。まぁ、10KΩの抵抗を1本付けただけだが。
無事、入力出来た。
PCMCIA-I/F。
色々なデータシートや資料を見ながらCFのタイミングパラメタをFIXしてソフトウェア開発者向の仕様書を作成。
*1: エレクトレットコンデンサマイク。
FETがマイクアンプとして内蔵されている小型マイク。
このアンプを動作させるために外部からバイアスをかけてやる必要がある。