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やったこと
[WORK]ET-2005見学
[組合]定期組織部会~
起きたら0806。
今日は
ET-2005 に行くので早く起きねばならんかった。orz
一瞬にして目が醒めた。
急いで支度して部屋を出る。
本来は歩いて駅まで行く予定だったけどバスに乗らにゃな間に合わん。
交差点を渡ったらで良いタイミングでバスが来た。
しかも、朝の一番混む時間帯なのに車内はガラガラ。数人しか乗っていない。
別の方向から来たバスを覗くとスゲイ混んでいた。来る方向が違うとこんなにも差が出るのか...
八王子駅に着き横浜線ホームへ。
取り敢えず目的としていた電車には乗れた。座れたので多少楽だった。
電車内で1アマの勉強。法規憶えるのマンドクセー。
0945、みなとみらい駅に到着。
パシフィコ横浜まで急いで行く。
入場登録後、カンファレンス会場へ。
FPGAトラック、当日受付枠に残りがあることを祈りつつ急行。
スゲイ並んでいたけど何とか当日券をゲット。
会場に入り待っている間にガイドブック見ながらルーティングを考える。
何かコミケカタログ見ながらルーティングしている気分になった。
1015、「45分で分かるFPGA入門(by Xilinx)」開始。
うーむ、聞かなくても良かった鴨。つか、殆ど知っていることばかしだった。
1100、カンファレンス終了。展示会会場へ行く。
まずはXilinxブースへ。
FPGA組み込みプロセッサの展示を見ていたらX社の営業の人から声をかけられる。
組み込みプロセッサよりもSPARTAN-3Eの方が気になったので、そっちについて聞いてみた。
SPARTAN-3E、一部の製品は既に出荷開始されている模様。
以前、商社に聞いた時は来年早々ってな話だったけどなぁ。前倒し?
あと、SPARTAN-3E評価基板が抽選で当たるヤツの登録とかする。
さらに担当の人に色々と話を聞く。(開発環境とか価格、使い方など)
SPARTAN-3E、コンフィグレーションROMが安価なSPIシリアルROMが使えるとのこと。
これは価格破壊ですな。
ROHMあたりの激安SPIシリアルROMが使えればトータルコストが激烈に安くなるな。
それと、評価基板は販促のため配っているとか。商社に言えば貰えるかもな。
展示されている評価基板を少しグレードアップした基板が12月に16000円程度で配布開始される話も聞いた。
これ個人的に欲しい。来年のハムフェアに出展する予定の例の装置の実験に使いたいっ!
1130、飯屋が混まないウチに飯を喰らう。
ルネサステクノロジへ行きSHの新シリーズ(SH7780,SH7619,SH7650,SH7206)を見る。
SH7780を使用したSH-4AリファレンスプラットホームのデモではSATAハードディスクからデータを読み出してGbEネットワーク越しに転送するのをやっていた。ちなみにOSはLinux。
SH7619はネットワークオーディオプレーヤのデモ。
やっぱし、SH7619いいよなぁ。
1220になったのでメインステージにて緑の会に関係するPFUのRoHS対策の話を聞く。
ちょいと参考になった話があった。
「おにいちゃん、蛍光X線分析器欲しいぉ。(鳳仙エリスたん風に)」
1300、次のカンファレンスのため当日受付へ行く。
FPGAトラック。
来栖川電工
*1
井倉氏にによる「LINUX採用システムの開発現場における高性能組み込みプロセッサとFPGAの融合例」を聴く。
3時間の内容を45分でやったのでスゲイ駆け足だった。
ソフトウェア(デバイスドライバ)の一部をハードウェアにてアクセラレーションした例を中心に説明。
スゲイ技だ。DMACを介さないサイクルスチールDMA転送っぽい話。
しかも、バスが完全に独立しているのでCPUはその間に他のバス転送も可能。
ぶっちゃけ、XilinxのPPC内蔵Vertex4のでないと使えない話ではあったけど参考にはなった。
途中、「ミッションクリティカルな分野にLinuxは使いたくないのだけど....」というのにはワラタ。
カンファレンス終了後、再び展示会見学。
東芝ブースではCELLプロセッサを搭載した開発用マザーボードの展示と開発環境の展示が目立った。
CELLプロセッサ用ITRONもあったな。
日立超LSIのブースを見る。
ちょうど、注文中の評価基板が展示されていたので疑問点を担当者にぶつけてみた。
向こうも注文のことは知っていたようで話が早かった。
取り急ぎ取扱説明書関係だけは来週早々に送ってもらう約束をした。
ただ、評価基板はそのままでは使えない鴨。
マザーを買うかE10Aかその類のデバッガ必要そう。>関係者
ちょいと手を打たんとな。
この情報聞けただけでも今日展示会来た意味あったな。
松下電器のブースへ行き、統合プラットホーム「UniPhier」を見る。
UniPhierの実機を初めて見たYo!
ついでにパンフレットも貰った。
携帯電話用を使ってのデモはFOMAで地デジ1セグ放送受信。
AV用でのデモはデジタルTVなど。
で、説明員の人と話をする。UniPhierを外販するのかとの質問に対しては2005年度中は松下社内で使うが2006年度から外販して行くとのこと。
あと、デジタルAV機器用EthernetコントロールマイコンMN103E0700。
コンテンツ保護DTCP-IPエンジンを内蔵しているってことでデジタルAV家電に特化している。
UniPhierといいMN103E0700といい松下はデジタル家電の外堀を埋めつつある。
コンシュマーの立場から見れば次期DVD/HDDレコーダは期待しても良いかも。
回路設計屋な立場から見れば松下の底力を見せつけられた感じがした。
セミナ会場に行く途中、IPコア関連団体のブースを見学。OKIが出していたハードウェア処理でTCP/IPをやるIPコアが気になった。
取り敢えず資料請求しといた。
1500、オープンセミナに参加。
が、会場を間違えて違うセミナに参加してもうた。orz
まぁ、それでも得るものはあったので良かったが...。
つか、もう技術はスゲイところまで進んでいるよ。
オレら旧石器時代な人間になっているよ。
セミナ終了後、VIAテクノロジのブースにて低消費プロセッサを見る。
低消費電力プロセッサEDENの新シリーズやLukeという新製品があった。
(NSの、≠AMDの)GeodeNX無き後、チップセットが内蔵されたx86系組込用プロセッサを探していた訳だが、
担当者に話をしてみたら「マーク」というのがあるとのこと。
既に台湾では出荷が開始されているが日本ではまだらしい。
最後に超高性能画像処理プロセッサを作っているAXELLブースに寄る。
ちょっと前に注目していたので新製品のAG-902のカタログ貰った来た。
1600過ぎ会場から撤収。
ETには4年振りくらいに来た訳だが今回は積極的にカンファレンスに参加して最新テクノロジを見た。
どうもFPGAに(ソフトcore/ハードcore)プロセッサを乗せるのがトレンドなようだ。
で、OSはLinuxもしくはWindowsCEがかなり多い。
1720頃八王子駅到着。バス乗り場を間違えた&渋滞にハマリ1745頃に帰社する。
K君に新基板が来たかと尋ねたら2000に納入予定との返事。
1800、[組合]定期組織部会にために組合事務所に行く。
地方営業所活動費の話など。
1900、部会終了。
部署に戻りメイルチェック。
EMS会社からのヘンテコなメイルに驚き、直に電話。
どうも間違いだった模様。スゲイびっくりしたよ。
そんなこんなしているウチに2000ジャストに基板納入の連絡がK君に入る。
ちなみにタカちんは裏切って帰る直前だった。
早速、基板見る。
鉛フリー半田にしては光沢がある。
その後、欠品が数点あったのでK君が工場で取り付けに行く。
1時間後、K君が難しい顔して「おかしい、ヘンだ」と言って戻って来た。
CPUに電源を供給するレギュレタ電圧が異常に高いらしい。
すぐにレギュレタの発振の有無の確認、および大容量コンデンサの除去をアドヴァイス。
発振は無くコンデンサの除去で規定電圧が出たとのこと。うーむ、納得行かん。
規定の電圧出たけど基板は動かん。
次にCPUのバスサイクル信号の確認を指示。
すると出ていない。
CPUが動いていない模様。
先程の異常電圧でCPUを破壊した可能性があるので別の基板で実験するようにアドヴァイス。
ただ、欠品があるので最初からやりなおし。
オレは疲れたので明日来ることを告げて2300過ぎに退社。(すんません)
あー、社内向の展示会報告書はこの日記の内容をベースに肉付けします。>社内の人。
この日記は備忘のためですよ。
*1: DesignWaveマガジンで初めてこの社名聞いた時はスグに東鳩とかHMX-12とかを連想した。