ここから先は:「つりい」さんの物語です

すると山村が言ったことは・・・

山村が混乱するぼくに向って言った。

「お前も四天王のひとりじゃあないか!」

「えっ・・・。???」

ぼくは四天王だったのか。
まいったな。
なんだかもうよくわからん。

とりあえず、戦闘も疲れたし、
エロ本をもらいに山の神様のところへいこうかな
そこでついでに、四天王のことも聞いてみようかな、とおもっていた。

すると突如、ちかくで話を聞いていた血管チームのひとりが叫んだ。

「四天王、山の神様・・・・山踊りだ!!」

血管チームがざわめいた。

「そうだ!イエっ山踊り!イエっイエっ山踊り!イーエっ」
「山踊りー!」

そんなことを言いながら
血管チームは、みんなで行列をなして山に行ってしまった。
ラップちっくな唄をうたいつつも、
盆踊りテイストのおどりを踊りながら。

ぼくと山村は取り残された。

「どうしようか、山村。せっかくきてくれたのにわるかったな」

「いや、いいって。それはそうなんだけど、、」

「なんだろうなあ、いったいなあ。
山踊りって・・山踊り。でも。なんか・・・」

「・・・ああ。ぐっとくるものがあるよな」

「山踊りか・・」

ぼくらは血管チームの歩いていったほうをぼんやりとみつめていた。
どちらともなく、山踊りイエっ、山踊りイーェっと
口ずさんだ。

宇宙人、扇子、山の神様、四天王、そして山踊り。
ぼくらのまわりをいろいろなものが巡り始めた。


  1. 山村の肩を叩く者に、二人は振り返った。
    (この分岐より先「特効薬助六」さんの物語です。)

  2. 宇宙人、扇子、山の神様、四天王、そして山踊り。
    (この分岐より先「はねまくる」さんの物語です。)


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