_★
[小説]マリア様がみてる-イン ライブラリ-
正月、実家で凄く暇だったので旧年中に読めんかったマリア様がみてる新刊-イン ライブラリ-を読む。
これまでにコバルト本誌で発表した短編を本にまつわるエピソードとしてまとめた今回のヤツ。
凄く構成巧い。
「チョコレートコート」はちょっと、いばらの森以来のちと痛い話。チョコレートコートの続ききは多分、そのウチ発表されるだろうなぁ。
祥子さまの居眠り姿、見てteeeeee!
挿絵が無かったのが残念〜<波田陽区風に
それにしても築山三奈子さま。1年生の頃から色んな意味でお騒がせキャラだったんだな。
今回のヤツ、時間的な構成が
[漫画]ひみつ の階段 (著:
紺野キタ )風味。
ひみつの階段ファンのオレとしては大変良かった。
ひみつの階段はマリア様がみてる同様、華族のお嬢様学校として設立された女学校の話だけど、現在/過去/未来の時間経過のロジック整合性が素晴しく綺麗な上、登場人物も魅力的。
マリア様がみてるファンにも絶対お勧め。
現在、偕成社版は絶版なのでポプラ社版しか入手不能。
まぁ、ポプラ社版にはコミケットで配布されたヤツも収録されているのでオトクかも。
そー言えば、「マリア様がみてる」は今野緒雪、「ひみつの階段」は紺野キタ。双方とも「コンノ」。
何か因縁めいたものを感じるYo!<考え過ぎ