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いろいろ
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tmpfsその後:
昨日悩んだ末、起動不能にまで追い込んだtmpfsの設定。
兎に角、セルフコンパイル環境では/tmpにある程度の余裕が必要。
おおむね10MB程度は確保したい。
で、/tmpをtmpfsにしたいのはパフォーマンスも確保したいから。
そも部屋のLinux計算機の/etc/fstabは
/dev/shm /tmp tmpfs defaults,noatime 0 0
となっている。
が、SL-C3000では/etc/fstabは
none /dev/shm tmpfs size=1m,noauto 0 0
となっており/tmpが/dev/shm/tmpにシンボリックリンクが貼られている。
(/dev/shmはディレクトリになっている)
うーむ、SHARPの設定ヘンでは?
少なくともLinux計算機の2.6.xでは/dev/shmは実体の無い仮想的なデヴァイスでディレクトリは存在しない。
そこで実験。SL-C3000にて
mount tmpfs /hdd3/tmp -t tmpfs
(/hdd3/tmpは予めmkdirしとく)
としてみた。結果、約30MBのtmpfsが確保された。
何か行けそうなヨカーン。
早速/tmpで適用してみたいが/etc/fstabに書いて再起動してまたヘンになったらイヤなので
現状の/tmpを下記のように上限10Mの制限を付けてremountしてみた。
mount tmpfs /dev/shm/ -t tmpfs -o size=10m,remount
すると/tmpに10MB分のtmpfsが確保出来た。
remountなのでmount前にあったfileもちゃんと維持されたまま。
つーわけで/tmpに10MB分の余裕が確保出来ますた。
tmpfsは仮想記憶なのでスワップエリア32MB+実メモリ64MBの空間調整はOSが良きにはからってくれる。
/etc/fstabに設定するのは危険なので当面、再起動時には手動でmountをしよう。
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セルフコンパイル環境:
tmpfsで/tmpに10MB確保出来たので
ここ を参考にセルフコンパイル環境構築。
dev-imgは1.3でなく1.5を使用。
一通り設定して試しに
slコマンド をコンパイルしてみた。
一部ライブラリ名を変更せにゃならんかったがコンパイル成功。
実行してみてもちゃんとSLが通過しますた。