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CPU基板デバッグ
PCI空間が見えんので手動でPCIコンフィグレーションサイクルを実行しようと思い、PCIのコマンドラインにロジックプローブを当てる。
コマンドラインは回路図上ではVCCにプルアップしてあるが、基板上ではどっち側がVCCか分らんのでテスタで調査。
すると、「あれぇ?チップ抵抗の両端で(VCCに)導通がある。」
確かに片方はVCCに接続されているのでVCCに導通するのは分かる。けど、両端で導通するのは明らかにヘン。
で、考えられるのは抵抗定数が違うか信号線(VCCと短絡しているかのどちらか。
テスタは22Ωを示している。この値はダンピング抵抗で使っている値と同じ。
まさかと思い、1608サイズの抵抗を目を凝らして見ると果して22Ωが付いていた。
本来なら10KΩでプルアップするハズが22Ω。
*1
これぢゃ高速バスのPCIがまともに動くハズない。
慌てて部品表見たら22Ωになっていた。_| ̄|○
最近はCAD室が部品表を作成してくれる。
来た部品表は信用ならんので、いつもなら回路図<->部品表のクロスチェックをするんだけど、
今回は納期までの時間が全然無かったんでCAD室から来た部品表を十分な確認せずにAss'y会社に出していた。
これが敗因だった。
で、工場にてチップ抵抗を緊急換装して電源投入。
やったぁ。PCIバス空間が見えるようになった。
K君が担当するロジックが動かんかったのでNVRAMが見えん。
これが動かんとtftp出来んのでK君にガンバッテ動かしてもらう。
何となくNVRAMが動き途中までtftp出来た。
*2
取り敢えず動いたんで基板ニックネームをLaylaと命名。
「私の夢になってよ」とか思ってはいないが...
明日は割り込み関係とCSを制御するCPLDのデバッグ予定
*1: 昨晩、Iさんが、「ΩのところにKΩが付いていたりしてな」とか言っていたのが
ほとんどそのままになった。
*2: SDRAMの設定が適当っぽいので途中で死ぬ。