本日記に価値があるかどうかは各個人が判断するものであり強制したり、されたりするものではないと考える。

_★ いろいろ

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† Kernel-4.5.50:
Kernel-4.5.50出たんでコンパイル。
が、またしてもrootファイルシステムがmount出来ず。
何が悪いんだろう...
SCSIも何かエラー吐いているしぃ。
本格的に調査が必要かも。
それにしても最近、リリース速いな。

† VPN接続成功:
会社のVPNサーヴァにLinuxから接続するための実験。
VPNは天下のIIJ様のVPNサービスを使っている。
Windozeでは簡単に接続出来るらしいが部屋にはWindoze計算機は一切ないし、
絶対に使いたくも無いんで、どーしてもLinux計算機から接続したいっ!
(Windozeに出来てUNIXに出来無いことは無いと思っている)

基本となるツールは pptpclient を使った。
原理的にはPPPoEなのだが、何せ今まででLinuxでPPPを設定したことが無かったんで悪戦苦闘。
まず、MPPE対応にするためにはカーネルにパッチを当てる必要があった。
linux-2.5.10-openssl-0.9.6b-mppe.patchというカーネルパッチが必要。
このパッチはKernel-2.5.42でも適用可能。
ただし、ppp_mppe.cでエラーが出る。
これはlinux/malloc.hは無くなったことによる。incudeファイルをlinux/slab.hに変更すれば良し。

あとはpptpclientのページに書いてある手順でインストールして行けば良い。
ただ、途中/etc/modules.confの編集や/devにデヴァイスを作成せにゃいかんかった。
まぁ、これは既にPPPの設定がしてあればやらなくても良さ気。

と、ここまでは簡単だったが、一番苦労したのはpptp附属のpptp_commandというスクリプト。
このスクリプトで各種設定ファイルが生成出来たりトンネルを掘れたり出来るのだが、
トンネル別の設定を生成しようとするとスクリプトが異常終了する。
この問題解決だけで5時間くらいかかった。
実はこのスクリプトはperlで記述されており汚染検出モード(-Tオプション)が有効になっていた。
で、このオプションを外したら、あっさり動いた。ちくしょ〜。
その後、パスワードとユーザ名の設定方法で悩んだが このヘン とか見て適当に設定したら会社のVPNサーヴァに接続されてしまった。
接続したばかりだと適切な経路が設定されなかったんで、
routeコマンドで会社のFreeBSD計算機への経路設定をしてtelnetしたらlogin出来てしまった。
今回はホストへの単純なルーティングなのだが、 この例 のようにうまく設定すればウチのLinux計算機を終端としたLANtoLANが構築出来て寮内(無断)ネットワークから社内LANが利用出来そう。
(でも、アカウントはオレのヤツなんだよなぁ...)

VPNが張れたんでこれでADSLを導入するにあたっての技術的課題は全てクリアされた。ISDNよさよなら〜。

今回やった一連の導入手順はまとめておこう。(日本語のページは皆無だったし)

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