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アマチュア無線のデジタル化
JARL技研の人の話。前半の概要じみた話は凄く詰らんかったで寝ていた。
後半の方は具体的な技術の話で眠気スッキリ。
デジタル変調方式についての説明に時間をかけて詳しく解説していたが時間かけすぎ。
結局、帯域幅の関係でJARL(つーか総務省)はGMSK方式で実験しているらしい。
またCodec方式については、色んな方式があるようだけど、ITU G723.1を採用しているようだ。これはALINCOのデジタルトランシーバの方式でもある。
一方、ICOMのトランシーバが採用しようとしている方式はデジタル変調しても2.6KHzという驚異の狭帯域(SSBより狭い)。これは音声と非音声を分離する方式みたいだ。
ただ、これだとボコーダー(vocoder)みたく音声以外の音を伝送しようとするととたんに音質が低下してしまうと思う。(推察)
しかも、これは特許の関係で仕様がオープンになっていないので実験には使えない。
いずれにせよ各方式には互換性が無いんで早期に変調方式の標準化を願う。
最後にアマチュア無線で伝送する場合のパケットフォーマットの解説があった。
音声、データともINETとの親和性を考慮に入れている。
EtherのフレームヘッダにコールサインとかCQを示すフラグといういかもにアマチュア無線らしいヘッダを付けてカプセル化されているのが特徴的。
基本的にはフレーム自体は極力短かくする方針らしい。(帯域問題や遅延の問題)
このあたりのテクノロジーは凄く面白いし、アマチュアが参加できるんで是非実験したい。