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OS-CON破壊実験
品質保証部と一緒に
OS-CON
*1
(有機半導体アルミ固体電解コンデンサ)の故障実験をした。
メーカによれはOS-CONは逆電圧に強く、過電圧に弱いという特性で困ったことに故障モードがショートらしい。
で、これが本当なのか実験してみた。
結果、確かに逆電圧には強く、定格電圧かけても大丈夫。過電圧についてもメーカは弱いと言っているが結構強い。が、一旦故障してしまうとショートモードなので保護回路が無い電源だと定格ギリギリの電流が流れてしまう。
しかも、発煙すると、かなり臭い煙が出る。
さらに表面実装モノだとゴム封入なので内圧が高まり爆発する。
貴重な体験をしたが、こんな恐い実験は二度としたくない。
*2
*1: 身近なところでは、プレイステーション2の電源回路には表面実装タイプのOS-CONが使われている。(昔、分解した時に見た)
*2: しかもOS-CONは高い。この実験のために1500円相当使った。フツーはその10分の1くらい。