ここから先は:「もんもん」さんの物語です

僕に気付いたようだった

僕に気付いたらしい三人の顔色が
みるみるうちに変わっていくのが分かった。

まるでドラッグをやっている時の・・
いや、もっともっと異常な感じだ。

「やっぱり変なクスリでも飲まされたのか?」

僕は怖くなった。

床にはいつくばったまま三人は
うめき声とも喘ぎ声ともつかない声を出していた。

苦しいのか快感なのかわからない顔をしている。
僕は、そんなリョウコを見て不本意にもムラムラしてしまった。
彼女とのセックスを思い出したからだ。

「こんな時に何を考えてるんだ俺はっ!」

頭を振って、冷静になろうとした。

しかし、冷静になろうと思えば思う程、
どんどん淫らな思い出がよみがえる。

僕はリョウコがとても好きだったのだ。

異常な状況で少し頭がおかしくなっていたのかもしれない。
僕はリョウコを抱きかかえて、自分の部屋へと連れていった。
彼女はまだうめいていたが、抵抗はしなかった。

ガチャリ。

部屋に内側からカギをかけた。
僕はそのままリョウコをベッドに寝かせた。
まだ苦しそうな吐息がもれている。
頬は少し紅潮しているようだ。

僕はたまらなくなってリョウコの首筋にキスをした。

「うぅっんっ・・」

彼女は息と声の混じる、僕の奥まで響く声を出した。

あきらかに僕の行動に反応していると確信した。
もう彼女が苦しいのか気持ちいいのか分からなくなった。

もう他の事はどうでもよくなっていた。

夢中でリョウコの体中にキスをした。

彼女の声はもう、完全に喘ぎ声に変わっていた。
僕はこの異常な状況に、ものすごく快感を覚えていた。

体温の低いリョウコの太モモをくすぐるように撫で回した。
背中も、肩も、腰も、触れるか触れないかの繰り返しを
じっくり時間をかけて続けた。思いきりじらしてやった。
リョウコはじらされるのが好きな女だった。

多分彼女は今、普通の状態ではないのだろう。
意識が正常になった時、この事を覚えているのだろうか。

「ふぅっぅうっ・・んっ!」
泣きそうな声を出す。これもリョウコの癖だ。

して欲しくて仕方なくなっても、彼女は口に出さない。

いつもそうだ。
僕が責めているつもりでも、結局僕の方が我慢できなくなる。
たまらなくなって彼女の乳首に吸い付いた。

「あああっ・・んっ!」

ここからはもう止まらなくなる。
舌でやらしく胸を舐めまわしながら、
ヌルヌルになっているアソコを優しくこすってやる。

「んっっんっ!あっ・・!はぁ・・んっ!」

こんな時のリョウコはすごくいやらしい顔をする。
僕は乳首を吸いながら上目遣いで彼女の顔を見るのが好きだった。
恥ずかしがるとこがかわいかった。

駄目だ、久し振りだからもう我慢できない。
いつもなら一度イカせてから挿入るのだが、
今日はなんだか早くいれたくてたまらない。

リョウコの温かさを感じたい。

僕は自分のモノを彼女の入り口に近付けた。
先だけを少しずつ入れたり出したりしてやる。

その度にリョウコの唇から色っぽい息が漏れる。

ズッ・・・!

「はぁっ・・・んっ!」

僕はイキナリ彼女の一番奥まで入った。
気持ち良すぎてどうにかなりそうだった。
少しでも動かすとイッてしまいそうだ。

彼女も感じている。
ぴくぴくと動いているのが伝わる。

僕は・・・・


  1. 僕は・・・・
    (この分岐より先「こおり」さんの物語です。)


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