アーウィン・ショー〔あーうぃんしょー〕
- 小説家。ニューヨークを舞台に男と女の心理の綾を浮き彫りにした短編などを、「ニューヨーカー」などに発表。代表作には『夏服をきた女たち』、長篇『若き獅子たち』がある。
薬師丸ひろ子さん主演の『Ｗの悲劇』で描かれた、新人女優がベテラン女優のスキャンダルの身替わりとなってチャンスを得るというエピソードは、ショーの短編『愁いを含んで、ほのかに甘く（Wistful,Delicate Gay）』にある。（講談社文芸文庫『夏服をきた女たち』掲載）
1913年２月27日、ロシア系ユダヤ移民の長男として、ニューヨーク市サウス・ブロンクスで生まれる。1984年５月10日死去（71歳）
