2004/07/01 以降の積読スタックです。それ以前は省略。
こうして、ふたたび長い隊列の歩みが始まる。分隊に分隊が続き、小隊に小隊が続く。眠気、飢え、寒さ、疲れ、兵器の重さは、何ものでもなく、またすべてでもあった。肝心なのは、ただただ歩くことだった。そして、つねに夜であり、雪であり、ひたすら雪であり、星であり、ただただ星だった。星を見つめた私は、自分たちの歩いていく方角が変わったことに気づいた。いったい、どこへ向かうのだろう。
〜 雪の中の軍曹 より〜
引:2007/03/13 積:2006/05/24 仕:2007/03/01 了:2007/03/13
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