過去の動画作成のたわごと
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2004.07.06(TUE)
ペガシスの新製品

TMPGEnc MPEG Editorっていうのが発売されましたな。 記事やニューズリリースを読む限り、カノープスのMPEG Craftと同等のソフトのようで。 TDA用のAC-3のプラグインを持っていれば、TMPEGEnc MPEG EditorでもAC-3が扱えるようで、この点は非常にありがたい措置ですな。

ところでこのTMPGEnc MPEG Editor、MPEGCraftと同等の機能だけ・・・って考えた場合、 MPEGCraftを既に使っていると必要ないかな〜とも思えちゃいますね。。。普通だったら私はそう考えちゃいます。 でも、今回は普通じゃない状況なんですよ(^^; えぇ、例のデータ化けの件で気になっていることがあるんで。

MPEGファイルを複数結合するって言う処理、これはMPEG CraftでもTMPGEncのMPEGツールでも出来ますな。 というわけで、同じファイルを結合させてみたんですよ、MPGECraftとTMPGEncで。
完成したファイルは、再生して見た限りでは共に問題なし。でも作業中のCPU使用率はまったく違った。。。
TMPGEncが大体60〜70%とCPU使用率上では余裕が残っているのに対し、MPEGCraftでは常時ほぼ100%の使用率・・・
どうもMPEGCraftの方が高いんですよね。。。
だから問題があるってわけじゃないんだけど、PCに高負荷がかかると問題のあるファイルが出来やすくなるのかな〜? なんてちょっと思ってみたりしていたんで(^^;

というわけで、このTMPGEnc MPEG EditorのCPU負荷が低ければ、試してみたいな〜って考えることもあるんですよ。 問題のあるファイルが出来る原因がCPU負荷にあるって断言できるわけじゃないんだけど。。。(^^;

どうせなので、ここでTMPEGEnc MPEG Editorへの希望も書いてしまえ〜
ちなみにこれは同時にMPEGCraftへの要望にもなっちゃうけど(ぉ



さて、しばらく更新しなかった → DVD作成が問題なく行われていた・・・かというと決してそういうわけでもなく(汗
このネタは次の機会にって事で。。

2004.07.11(SUN)

オーサリングの怪・・・?

さてさて、私はDVDのオーサリングはTMPEG DVD Author、TDAを利用している。。。って言うのは結構前から書いていること。 で、このオーサリングでも結構謎なことが起こっている。。。

その謎っていうのは、「オーサリングを必ず失敗するパターンがある」っていうもの。
と書きつつ、その特定のパターンって言うのは、実はま〜〜たく分かっていない(ぉ。 ただ、あるファイルを、特定のドライブにオーサリングして出力すると、一見問題なく終わったように見えても異常なファイルが出来上がっているというもの。 ちゃんとできたファイルか、異常なファイルなのかはWinDVDで再生してみないと分からない・・・ どうやらチャプターの設定がうまくいっていないらしく・・・再生がちゃんとされないんだよな〜。
まずWinDVDで再生しようとしても、最初のチャプターが再生されない、次のチャプターに飛ぶとそこで再生がしばらく止まる・・・。

最初に失敗した後、もう一度同じファイルを同じドライブの同じホルダに対して出力してみたら、まったく同じ症状が出た・・・ ってことで最初は、ソース側に問題があるのかな?って。。。
ところがですね、出力先のドライブを変えたら問題なくオーサリングされるんですよ、これが。。。。 で、再度、問題のあったドライブに出力を設定したら・・・やっぱり、問題が出る。何故?

で、ためしに失敗した時の進行状況を見ていると“VOBをファイナライズをしています”・・・ っていう表示が出てからの処理が以上に長いって感じ。

一体何が悪いんだか??・・・いや、自分のマシンのどっか・・・っていうのは、なんとなく予想がついているんだけどね。

2004.07.14(WED)

AX20と時計あわせ

HDDレコーダとして使っているAX20、これに今すぐにでも追加して欲しい機能を一つ上げてって言われたら、何をあげるか。
それは迷わず、ジャストクロック機能をつけて!

ジャストクロック機能って言うのは、数年前のビデオデッキから当たり前のようについている機能で、 NHK教育テレビなどの時報に合わせて、自分自身の内臓時計を勝手に合わせなおしてくれる。 これによって、わざわざ人の手によってビデオデッキの時計を合わせなおす必要がない。と言う機能

このジャストクロックという機能、AX20には残念ながら備わってはいない。 なので、たまにAX20の時計あわせをする必要がある

今まで約一年間AX20を使ってきた感覚だと、大体2週間で30秒ほど遅れる傾向があるようだ。 もちろんこの数字、私の所有しているAX20での話で、ロットや使用環境などによって違うであろうから、 この数字は、あくまでも一例として出している。
そのため、個人的な対策としては1週間に一度、117の時報サービスを聞きながら、本来の時刻より30秒進めて時計を設定する。 これによって、予約録画時に番組の頭が切れてしまうと言うことを防いでいる。 面倒なように思えるが、頭が切れてしまうことを考えると、今はこの方法が一番確実!だと思っているわけで。


で、人間とはミスを犯してしまう動物である。 機械であれば、一度決められたことを壊れない限り正確に何度でも実行してくれるところなのだが、 悲しいことに人間は、繰り返し動作であっても、ミスを犯してしまうことがある。

時刻設定で西暦の設定をミスった。しかもダブルで!
・・・要するに自分のミスなんですけどねぇ。
時刻だけ合わせるつもりだったんだけど、リモコンを操作中に余計なキーも押してしまったようで、年号が変わっていたんですよ。 なので、本来は2004年7月11日って設定すべきところ、200年って設定しちゃったんですよ、 まったく気づかずに。
ところが、その直後に設定していた予約録画が実行されないことで、間違いに気づきまして・・再度設定しなおし!ってわけで 200年って・・・あぁ、何たる間抜け。2度目は完全な自分のケアレスミス。
こんなミスに気づいたのが、実は今さっき。その間に予約録画設定していた番組、4つ。。。。。

過ぎ去ったことに「もし」とか「〜だったら」といったところで取り返しがつくものじゃありませんがね、 敢えて書きましょう。
もしジャストクロック機能があったら、こんなたわいもないミスで予約録画に失敗することはなかった
ケアレスミスが原因だっただけに、心の奥底からそう思ってしまうんです。

2004.07.20(TUE)

TMPGEnc MPEG Editor Trial

タイトルのとおり、TMEの体験版が公開されたのでサクッとダウンロードしてきて、インストール。 そして、とりあえずHDDに入っているMPEGファイルを食べさせてみて、対抗ソフトであるカノープス、MPEGCraftと比較。
もちろん同じマシンで比較したんだけど、CPUパワー不足による操作感覚の問題があるかもしれない。 あくまでも、個人的な意見として書いてあります。

TMPGEnc MPEG Editor MPEGCraft
  • TDAとほぼ同じ操作系なので、迷わず操作が分かる。
  • サムネイルを表示していても、動作は軽快。
  • フレームの早送りなどのショートカットは便利。
  • 時間指定でのフレーム移動コマンド(含むショートカット)がないのはちょっと辛い。
  • キーフレームの指定が可能なので、意図的にチャプタを打ちたいフレームを指定できる。
  • 一つのファイルから、複数のファイルに分けて出力することは不可能?
  • バッチ処理(体験版では使えない)や、終了時のシャットダウンが可能
    これを使えば、一つのファイルから複数のファイルに分けて出力ってのも、出きるかな?
  • ファイル出力において、再エンコード中のCPU使用率は100%になるが、それ以外のときは70〜80%程度 (タスク優先度 アクティブ時−優先 設定でアクティブにした時)
  • 操作系は直感的に分かり問題なし。
  • ピクチャリストを表示すると、動作が重たくなるので、普段はOFFにしてしまう。
  • 時間を指定してのフレームジャンプができるのは、個人的に重宝している。
  • 基本的に映像のカット編集だけなので、キーフレームの設定などはできない。
    強引に設定したい場合は、面倒でも一度、二つのファイルに分けて出力して、再度一つのファイルとして結合させれば可能。
  • 編集ポイントごとに別ファイルに分けて出力することが可能。個人的にはバッチ出力がない代わりに、この機能で代用している。
  • プロジェクトの保存はできるが、バッチ処理はできない。
  • ファイル出力中のCPU使用率は高め(再エンコードが発生しなくても、常にほぼ100%)

TMEの方は、30分番組を2本ほど編集してみただけ。。。なので、思いつくまま書いたんだけど・・・ やっぱりまとまりがないな〜(^^;
まぁ、あくまでも触ってみた速報版って事で。

ただ、ちょこっと使ってみた感じ、後発だけあってDVD-Videoを作ると考えた時に、MPEGCraftで出来たらよかったのに・・・ という項目が含まれていて、個人的にはTMEに乗り換えても良いかな〜って思い始めていたり(^^;



本来は先に書いておくべきネタがあったんだけど・・・まとめ次第、一挙に書いてしまおうかと。

2004.07.22(THU)

MpegCraft DVD2

TMEの発表に併せるように、カノープスも出してきましたねぇ〜。 MpegCraft or MpegCraft DVDユーザーには優待購入もあるようです。
それはさておき、カノープスの製品紹介ページをざっと見てみた感想
・・・えっとぉ・・・売りは何処なんでしょうか?(^^;
ぱっと見る限りでは、今までのMpegCraft DVDとの違いがわかりにくいですなぁ〜。どうせなら大々的に機能アップした部分を、最初にでかでかと書いてくれれば良いのに。 ここが変わった!とかいう感じで
それはさておき、MpegCraft DVDの製品紹介と見比べて、いくつかの項目を勝手にピックアップ。 個人的にピックアップしたので、既にある機能か新たな機能なのか・・・間違えている可能性もあります。
オーディオ・映像補正
オーディオ補正は、音量の補正と音ずれの補正が可能になったみたいですね。
映像の補正は、上下のクリップが出来るってことでしょうか?

バッチリストでの処理が可能
説明不要ですね、この機能。どうせなら、最初のMpegCraftから欲しかったです、えぇ。

メニュー付DVD-Videoの作成が可能
いや、前のはメニューが作れるとはまったく書いていなかったので・・・
オーサリングの部分は、お手軽作成という程度の機能しかなさそうな印象があるんですが。。。

それ以外は、特に変わったことがなさそうな感じ。ちなみに最初に編集画面を見た時、TMPGEncみたいだな〜って思ったりして(^^;

そうそう、ファイルのカット編集については、TMEよりMpegCraftの方が見た目分かりやすいかな〜って感じがする。
TMEの場合、不要な部分は逐次カットし、見た目のファイルの長さをその度に短くしていく方法をとっている。 それに対しMpegCraft系は、何処から何処までをカットする、残すというのをバーグラフ上で表示して行き、 元ファイルをどの程度をカットすると言うのが、視覚的に非常に分かりやすいんですよね。
言い換えれば、TMEはフィルムを鋏でバンバン切っていくタイプに対し、MpegCraftは印を付けてから一気に処理するタイプ。 どっちがいいかは個人の好みに左右されるでしょうけど、私的にはMpegCraftのような処理体系がいいかなぁ〜って感じ。

で、個人的にこのMpegCraft DVD2は買うか?って聞かれると・・・答えは、今のところNo。正直様子見ですね。 たしかにバッチ機能とかは惹かれるところがあるんですけど、タイミング良く(?)TMEも出てきているしねぇ。 オーサリング機能のほうは、メニュー作成がどの程度のことが出来るか分からないっていうのと、音声がLPCMだけって言う点で、 個人的には、購買意欲がイマイチ沸かないです。
こういう部分の謎を晴らすべく、体験版が出てくれると嬉しいのだが、MpegCraft系のソフトで今まで体験版出ていないんだよな〜。。。(^^;


おまけネタ。
MpegCraftDVD2に優待販売があるように、TMEもTMPGEnc、TDAのユーザーには優待販売があるらしいです。で、既にメールで連絡されているらしいです。
でも、私のところにはそんな連絡は来ていません。ってペガシスのページにてユーザー登録情報を見てみようとしたら、見事に登録されていませんでした(爆)
TMPGEncやTDAのアップデートプログラムの連絡が来ていたので、すっかりユーザー登録されていると思ったんですけどねぇ。。。
まぁ、登録されていなかったのならしょうがないってことで登録しました、数日前に。でも未だに連絡来ません(ぉぃ
このまま連絡無で終わるんでしょうかねぇ〜? いや、買うって決めたら終わらすつもりはないんだけど(^^;

このネタ、本当は今日書こうと思っていたネタだったんだけど。。。読み返すと、昨日のネタにくっつけた方がタイムリーだったな(^^;

2004.07.27(TUE)

TMEの案内メール

到着〜♪。優待販売は8/19までの期限付き!。コミケ終了後に設定されていて良かった(^^;
今回のメールの最後の分、今までに来た文章と変わっていました。
今までは、「オンライン購入、ユーザー登録された方で〜・・・」って感じだったんだけど、 今回のは「ユーザー登録された方で〜・・」とオンライン購入と言う言葉が見事消えていました(^^;
逆に言うと、過去にオンライン購入して、ユーザー登録がされたと思い込んでいる人には、まったく連絡が行かないってことですよね〜? というわけで、TMEを買おうと思いつつメールがこねぇ!!っていう人、一度ユーザ登録されているか確認した方が無難かもしれないです。

2004.08.18(WED)

滑り込み購入

コミケが無事終わったので、たまりに溜まった録画ファイルを一挙に編集〜・・・って大量すぎ。
そんなこととは関係なくて、TMEの優待販売が19日の正午までだったことを思い出して、勢いで購入、インストール(^^;
体験版では機能制限で使えなかった、プロジェクト保存とバッチ処理をガシガシ開始しています。

ところで・・・体験版では、指定したフレームへのジャンプが出来なかったように記憶しているのだけど、製品版ではしっかり出来るようになっていました。 しかもショートカットは、MPEGCraftと同じctlr+j。なかなかありがたい配慮(^^;

で、使っていてなんとなく思ったこと。 範囲指定した前後の削除にショートカットが無い・・・
前にも書いたけど、TMEの場合、不要な部分をバンバン削っていく編集方式なんですよね。。。 なのにですねぇ、範囲指定した部分の削除にはショートカットキーが設定されているのに、範囲指定した前後のフレームの削除にはショートカットが設定されていないんですよ。
私の場合、ファイルの先頭(IN点)と最後(OUT点)を設定して、前後の不要な部分を削除してからキーフレームを設定していく。 っていうスタイルが使いやすいかな〜って編集を始めたんですね。 でも、範囲指定した前後のフレームの削除のショートカットが無いから、マウスでイチイチコマンドを選んでいるんですよ。
別にそれでも困らない事は困らないんですけど・・・決まりきった操作なら、ショートカット一発で処理ってほうが、使い勝手よさそうだな、って思っただけ。

まだ使い始めたばっかなので、他にも色々と気になる点が出てくるかもしれないですけど、とりあえず、ファーストインプレションは、こんな感じで(^^;



それより、PCのHDD容量が、また大ピンチ状態だよ。。。

2004.08.22(SUN)

時間短縮

せっせとHDDの中身を整理中・・・っておわらねー(^^;

それはさておき、MPEGファイルの編集は、MPEGcraftからTMEに完全に切り替えました。 中々軽快に作業がはかどっています。
MPEGcraftの時は、不要な部分のカット編集だけでは、チャプタを打ちたいフレームを設定するのが出来なかった。 そのため、面倒でも以下の手順を踏んでいた。
  1. チャプタごとに細切れファイルとして連番出力。
  2. 細切れファイルを再度一つのMPEGファイルとして結合して出力。
  3. TDAにファイルをいれて、チャプタを打ちたいフレームを再度探して設定、オーサリング
要するに、ファイルのチャプタ設定のために、何度もファイルのサーチをしなければならなかった。 しかもそれらにはバッチ処理が無かったため、イチイチファイルの出力をして〜設定して〜・・・と手間隙かけていたわけで。

TMEに切り替えて、この作業が一気に短縮! キーフレームの設定 & キーフレーム情報の出力をしてやることによって、TDAとの連携オーサリングが可能になったので 一度打ちたいチャプタをTME上で設定して出力すれば、次の作業はDVDのメニュー作成まで一気にすっ飛ばせることに。
ついでに、TDAのフレームサーチより、TMEのフレームサーチのほうが軽快に動作するのも、今までより作業効率が上がったのに一役買っているようだ。

あとは、TDAにもバッチ処理つかないかなぁ〜・・・

2004.09.12(SUN)

Xp SP2

放置プレイになりつつありますな、ここ。
それだけ、最近は安定してDVDの作成をしている。。。ってことなんですかね、私(^^;

で、今月初め、Windows XpのService Pack2の配布が始まりましたな。
このSP2、別物ウインドウズとも揶揄?されるほど、ソフトの互換性に関して犠牲にされているところがあるようで。 ソフトの互換性、要するに動かなくなるかもしれないソフトがあるって言う話

個人的には、しばらく様子見かなぁ〜なんて思っていたとこと、カノープスからメールが来ました。 MpegCraftのSP2対応パッチを公開しましたっていう内容の。
ということは、SPを当てると動かなくなる可能性のあるソフトだったのね、MpegCraftって。
SP2がリリースされてから、MpgeCraftのパッチがリリースされるまでのタイムラグは、ほとんどなし。この対応は、流石カノープスというところでしょうか。

でもですね、個人的にMpegCraftは、今のところ使わなくなってしまったソフトなんですよねぇ。。。(苦笑)
理由は、前回書いたとおり。それ以外にも、色々とあるんだけど、総合的にみて、MpegCraftを使っていく理由がなくなったから。。。というのが一番かな。

とはいえ、今後も使わないか?というと、それはなんともいえないので、とりあえずパッチプログラムだけは、ダウンロードしていたり(^^;



さて、最近は比較的落ち着いてきた、DVDの作成手順。。。落ち着いたおかげで、ここに書くネタも少なくなってきたわけで、 更新ペースも、ガタッと落ちてきています。
ん〜・・・少し昔のネタを引っ張り出して、書いてみようかな〜。。。もっとも、そういうネタも多くはないんだけどね。
今しばらくは、こんな調子です。。。巡回ルートに入れていただいている、皆様方m(__)m

2004.09.26(SUN)

続・DVL-909とお手製DVD-Video

ネタがない・・・なんて書いたら、ネタがやってきてくれました(ぉゃ?
でも多忙のため、ここに載せるまで時間がかかってしまいました(汗
それはそうと、この時の続編ネタです。

この時にDVL-909で正常に再生されなかったDISCを製作した友人から、再度作ってみた奴を、検証してみてくれってことで渡される。 こちらとしても、ネタが出来そうな予感なので喜んで受け取る(ぉぃ

前回は、フィールドオーダーの設定が原因と思われる、画面の乱れがあった。
どういうことかというと、例えば、ODD → EVENという順番でフレームが表示されなければならない画像に対して、 実際の再生順はEVEN → ODDという順で表示され、フレーム内での表示時間軸が逆転していた。。。というわけ。
再生の時間軸が狂っているのだから、動画の動きはギクシャクして、見るに耐えなくなるわけで。

それと、前回書かなかったことで、気になることがもう一つあった。
それはDVL-909で再生がとまるという現象。
音が途切れ、画像が乱れ(ブロックノイズだらけ)、そして再生不能になるという症状。 しかもこれ、友人の環境(PC & PS2)では出ない症状らしい。ということは、DVL-909固有の問題なのか??

と言うところで、前回はこちらも対して検証せずにDISCを返却したのだが、今回は、その辺も含めて検証。
ただし、前回とソースが違うので、一概に比較は出来ないのが残念なところ。
で、今回の結果。
ぶちゃらけて言うと、フィールドオーダーに起因する画面の崩れはなかったんだけど、 DVL-909では、しょっちゅう再生がとまってしまい(完全には止まらず、数秒間、音が途切れ、絵がとまる)見るに絶えないと言う結果に終わった。
と言うことを、そのまま友人に伝える。同時に何が原因かを考えてみる。

再生機器がDVD-Rに対応していない
最初に言われたのがこれなんですけどねぇ。。。私はしっかりDVD-Rを使って作っているんですけど。 作成時に明らかに失敗したもの以外、問題が出たこともなし。。。
なので、これが原因とは考えにくいんだけどなぁ〜?

DVD-Rの反射率が低い
DVL-909が出た当時って民生品のDVD-Rってでていなかったわけで。 それが今や、かなり安いメディアも出てきている。。。つまりメディアによっては反射率が低く、そのために読みこぼしが多くなっているのでは? という理由付け。
ありそうな理由だけに、考えてしまうけど・・・反射率のチェックなんて、素人機材では出来ないので、調べようがない(^^;

ビットレートの問題
DVDの規格を無視したビットレートになっている部分があるのでは?
最近の機種では、読み込みバッファを大きく持っていたりしていることから、多少のビットレートオーバーも読み込めるけど、 DVL-909ではそんな余裕が無くて、結果として画像が乱れると言う理由。
そういや、規格外Video-CDが流行った時に、DVL-909は規格外のVCDまったく再生できなかった・・・っていう機種で有名だったな〜

その問題のDISC、私の手元にありますので、もう少し検証してみようかと。。。。
というわけで、もうしばらく貸してくださいまし(^^;

2004.09.30(THU)

DVL-909で再生できないDISC その1

前回の続きです・・・というより、今回から原因追及ネタで引っ張ります(^^;。 だから、その1とタイトルを付けてみたり・・・そのいくつまで続くかは、私にも分かりません(ぉぃ。

そういうことはどうでもよくて、本題に行ってみましょう。
先ずは、友人の今回の作成手順を聞いてみた。

  1. スマートビジョン HG2/TYPE-Rで9M固定でキャプ
  2. メディアスタジオ7で編集、9M固定でスマートレタリングOFFで出力
  3. TMPGenc XPでトリミングと2パス平均8M(ふつうは5.6M辺り)、最大8M、音AC3 256kbitで圧縮変換
  4. メディアスタジオにまた戻して、チャプターの所ににポイント入れて、平均8MでスマートレタリングONで出力
  5. DVD WORKSHOP2でマスタリングでisoファイル作成
  6. DVD decrpter でisoファイルをベリファイ付きで書き込み

手順の中で、特に問題となる部分はありませんな・・・
というわけで、ここは実際にDISCを調べていくしか中そうです。

ところで前回は、原因として考えられることを3つほど挙げてみた。それをおさらい。

  1. DVL-909がDVD-Rの再生に対応していない。
  2. 使用したDVD-Rメディアの反射率が低いために、DVL-909で読み込みエラーを出している。
  3. ビットレートがDVD規格をオーバーしているためにエラーが起きている。

このうち1.に関しては、問題なく読めるDISCも多く作ってきているし、パイオニアのページにおいてもDVD-R対応していると記されているので、 今回の原因としては考えられないとする。

というわけで、問題は2.と3.そのうち、今回は3.のビットレートについて検証。
以前にも書いたけど、DVL-909は規格外のVCDの再生がほとんど出来ないというプレイヤーなわけで。 もちろん規格外のものが再生できないということが悪いわけではない。 ただ、たまたま作ったDVD-Videoが規格外だったら、再生出来ないと言うのも納得できる。。。ってかんがえるわけで。
(ちなみにDVL-909、SVCDの再生や、音声がmp2のDVD−Videoにも対応していません。前者は認識せず、後者は画像は出るものの、音声は出ません。 もっとも上の作成手順を見る限り、DVDのビットレートの上限を超えるような事はないんだけどね。 念のため、DVD Bit Rate Viewerというツールを使って調べてみた。



結果は上の図の通り。平均7.84Mbpsとまったく問題なし。 音声も256kbit AC3と言うことなのでトータル的に見ても問題ないと判断。
というわけで、ビットレートが原因ではないいうことで、これが原因説も除外。
となると、残りは反射率の問題なわけなんだが・・・これは、まだ検証していないので、次回へのお楽しみということに。(^^;


ところで、話変わって。
今回のビットレートを調べるに当たって面白い話を耳にした。
先日発売された、Air劇場版のおまけDVD、これ、安物DVDプレイヤでは再生できないと言う話があるらしいよ。って友人から聞いたので早速webを探す。
うわっ・・・正常に再生できない!AIRでDVDプレーヤーの限界を知る・・・。という記事を発見。
劇場版Airの前売り券について来たDVDの平均ビットレートは9.30Mbpsだったそうで、再生できないプレイヤーがあったそうだ。

このDISC、DVL-909でちゃんと再生できるのであろうか・・・かなり気になるんですけど、だれかやっていません?(^^;

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