投げはめCG製作講座
[投げはめHPへ] [基本技]
[連続技] [小技]
| 小技 |
- ブラシで塗りますが、このときわざと少しはみ出して塗りましょう。
▲とりあえずはみ出してもいいから大胆に塗る
- そのあとに境界線からはみ出している部分だけ不透明度100%の消しゴムツールで消していきます。こうすれば、境界線付近ではみ出しを恐れて線が曲がったり思わぬ塗り残しが発生したりするのを未然に防げます。
▲後ではみ出している部分だけ消す
- レイヤーが重なって見えなくなることがわかっている部分ははみ出したままでいましょう。どうせ見えなくなるのなら、消すだけ時間の無駄です。
▲隠れる部分は、はみ出してても構わない
- MEMO.
- レイヤーマスクや範囲選択で描画範囲を指定出来る場合は、もちろん、そちらのほうが効率が良いです。
- CGはとても根気が必要な作業です。もし、あなたが紙に絵を描く技術が優れているなら無理にCGをやる必要は無いかもしれないです(汗)。CGが、紙よりも優れている点は、何度でもやり直しが出来ること、色の調整が後から出来ること、特殊効果が付けられること、彩色画材が要らないこと、という所でしょうか。特に、常にやり直しが出来ることに慣れると、実生活でも例えばTV番組の録画を忘れてしまって、「あ、しまったアンドゥしなきゃ」とか一瞬思ってしまうほど便利です(笑)。紙の場合だと一度塗ってしまったものは元に戻らないですからね。色の調整なんかも、影の色だけ後から変更出来たりして便利です。一方、紙が、CGよりも優れている点は、解像度に関係無く描けること(当たり前)、マシンに待たされてイライラしないこと(それも当たり前)でしょうか。実はあまり紙に色を塗ったことが無いのでなんとも言えません(汗)。解像度というかドットが存在しないのでいくら拡大しても滑らかだし、ジャギとは無縁の世界です(意味不明)。マシンスペックとか関係無いですし、難解なソフトの使用法を習得する必要もありません。あと、ファイルサイズなんかも気になりません(だから当たり前)。
- 話がそれましたね。肝心のうまく描く方法ですが、それは「描きたいと思う気持ちを継続させること」です。単純ですが、これが結構難しいのです。最初に「CGはとても根気が必要な作業」と述べたのはそういう意味です。つーか、単に私が飽きやすくて怠け者なのでそう思うのかもしれません(笑)。CPUのパワーアップ・メモリ増設・HD増強などマシン環境を整えることに情熱をそそぐよりも、自分自身がCGを描き続けたいと思っていられる環境を整えることに情熱を注ぐべきだと思います。
- 例えばそれは、BGMのこだわりであったり、作業中の飲み物のこだわりであったり、やっぱりマシン性能のこだわりであったり、観てくれた人の感想や意見であったりする訳で、人によってそれぞれでしょう。
- 継続させることが出来れば、段々とうまく描けるようになってゆくのではないでしょうか。…って、私みたいのがえらそうなこと書いてすいません。つーか、誰か「もっとうまく描く方法」を教えてください!(涙)
◆特に指定が無い限り、用語やコマンド類は「Adobe Photoshop」のものです。
投げはめCG製作講座