Saga3仕様のカードも、一部正式なものが発売され始めました。 といっても、EPの「舞−HiME」と「φなる・あぷろーち」と「イレイザー逆襲」の3製品しかないわけですが。
ただ、これらの製品はまがりなりにもカードのデザインはSaga3の仕様に準じているはずです。 なにせ、アイコンの枠が3つ用意されているくらいですし。 そこでこれらのカードから、予想されるSaga3の向かっていく方向を考えてみました。
というわけで、今回目を付けたのが、「舞−HiME」パックです。 アニメ「舞−HiME」のキャラクターとそのキャラクターが個別に召喚?するチャイルドを、 キャラクターカードと、個別のキャラクターにしかセットできないパーマネントで表したパックです。
そして、そのパーマネントを他のキャラクターにセットできないようにするためのテキストが、 「“〜”以外にセットされている場合、捨て札される。」 です。
…ついに、「何を」捨て札すればいいのかカードに表記されなくなりました。 いままでも、スパークリングプラズマを筆頭に、特定の条件化で捨て札されるカードはありました。 ただ、そういったカードには「このカードを」との表記がありました。 (これはこれで、問題のある表記だと思いますが。) 今回ついに、それすら明示されなくなっています。
つまり、これはSaga3では今後ますますテキストを省略していく方向で行きます、ということなのでしょうか。
もちろん、感覚的には捨て札するのはそのパーマネントカード自体だというのは伝わるかと思います。 ただ、TCGは感覚でするのではなく、ルールとカードテキストに基づいてプレイするものです。 そのどちらにも定義されていないものは、いったいどうすればいいのでしょう。 そもそも、「“〜”以外にはセットできない。」など他の表記の仕方じゃ問題があったのかな…、とか思ってしまいます。 |