「なんでもやればいいじゃんVol.1
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彼女達は、どんな世界をみせてくれたんでしょうかね? |
■ 渋谷のロフト&ハンズに寄ってから、現地へ向かうも…湘南新宿ラインが遅延中。 うあぁ…と思いつつ、東横線経由で関内入りし、先ずは会場を探す。 しばし迷うも無事に発見し、場所と目印を掲示板にカキコ。 しかし…横浜のライブハウスというのは…非常に感慨深い。 自分の始めてのライブハウス体験は、同じく横浜関内の7th Avenueだったなぁ。 ■ 時間ぴったりに現地に行くと、同時にT2さん、Kさん、Uさん、T1さんも到着。 ちゃんと時間を守りつつ、なる早の到着を見計らうあたり、みんなの愛を感じる(w 大体みんな揃ったかな…とあたりを見渡すと、道路を隔てた反対側のコンビニ前に、 Rさんを一方的に発見。…っても、声を掛けられる距離ではないので、 ご挨拶は入場後か終演後になるかなー…なんて話を一同でしていると、 思ったより早く整列開始。今回は番号が若いので、早々に建物内に入ると、 見事にウサ小屋から贈った花の目の前で待機する事に(^^; (お花はこんな感じでした。お花屋さん、素晴らしい仕事ありがとー!) 今回は、恒例の「あさぽん=黄色ガーベラ」に加え、まりまりの「ピンクガーベラ」 そしてクリスマスっぽく白い感じで…とお願いしたら、イメージどおりの綺麗な感じに。 クリスマスなデコレーションまでしていただき、いつも良いお仕事をしてくれます。 さすが、コーディネーターさんの名前が今井さんだけあります(違うだろ(爆 そうこうしているうちに、すぐ入場。今回は手際がいいですね…気持ちが良いです。 ライブなんですから、こういうところの「リズム感」も重要だと考えますが、 今回は、キチンとそれが出来ていたと思います。スタッフさん、ナイスです! これですよ、これ。あさぽんには、こういう良い所を、自分のホームへね、 持ち帰ってもらいたいものだと思います。 ステージから3列目中央あたりに居場所を見つけ、開演までのInterval。 後ろ4列目、5列目の同位置にもウサ小屋のメンツが揃い「あさぽん空域」に。 さらに、まーみーFanBlog管理人のQさんに遭遇、ご挨拶したりしていると、 あっというまに開演までの30分が経過。うん、この30分の設定も良い。 さすがはライブハウスの仕事。こっち系のイベントも見習って欲しいものです。 ■ 開演時間。主催であるTWO-NYIのお二人による諸注意アナウンスが…と思いきや、 なんと、開演しているとの事。今回は、アナウンスによるDJタイムと、 ライブステージの組み合わせで、ラジオ番組風に進行していくという嗜好らしい。 これは斬新!なかなか面白いじゃないですか…!最初から楽しませてくれます。 こういう組み立てって、本当に大切。お客の視点に立って、楽しませよう! と感じさせてくれる仕事に、これまた好印象です。楽しい以上に嬉しい感覚! ちなみに、終了後の物販についても、ここで告知有り。 ただし、elementsは残念ながら…とのこと。会場からはお約束のように「えー!」 一方、ウサギ野郎達は、 「まぁ…売るものないしねぇ…」 なんて自虐的になってみるも、事の本質はそこには無いことは十分理解。 大人の世界は色々あるのよ。 ■ さて!トップバッターは、Ciaoの紹介によりBooNoのお二人。 …この二人が凄かったぁ…。何が凄いって、場の温め方、繋ぎ方、歌い方、 全てにおいて実力高い!そして、なんと言っても曲が良い。 「知らない人も、知ってるフリをして盛り上がってくださいね」 なんて言ってましたけど、知らなくても曲がすんなり入ってきて盛り上がれる。 これは、おそらく曲が持っているコンセプトが明瞭だからだと…! 最後の曲の「タオル回し」も、片方が歌っているともう片方がリズムを取ったり、 ちゃんと、デュオの役割分担がはっきりしているのも好印象。 そして、ファンの方のマナーも良いっ!1列前にいた方は、我々等の周囲に、 「次の曲、タオルを回させてもらいます。当たってしまったらすいません」 と、ちゃんと声掛けとかしてましたよ!こういう配慮が見えるのは非常に素晴らしい。 こんなファンの方をみていると、BooNoというユニットが作り上げてきた世界が、 どれだけ素晴らしいものであったか、瞬時に理解できるというものです。 いやー…なんか、すっごく満足してしまったと同時に、この後出てくるelements、 大丈夫か!?みたいな感覚に。でも、ステージ上のお二人は客席に 「elements目当てなんでしょー」 みたいな事を…(苦笑)いやー…もー、何もいえません(苦笑 ご指導の程、宜しくお願い申し上げます…みたいな(爆 ■ 続けて、elementsの紹介によりCiaoのお二人。 あさぽんは、相変わらずこういうMCが上手い…これは才能だね。 それに、最近はまりまりもちゃんとあさぽんのペースに付いて行っていて、 彼女の成長も感じます。しかし…まりまりの 「Ciaoさんは…先輩と後輩のユニットです!楽屋では、敬語使ってます!」 という紹介はどうよ?(w 面白くて良かったけどね。 そんなMCに導かれ、Ciaoのお二人が登場。まりまりのMCを引きずって、 先輩と後輩という点を殊更アピールする面白トークからスタート。 しかし、ちゃんと歌も魅せます。BooNoもそうだったのですが、 こういう場所で、キチンとオリジナル曲で勝負できるというのは、 非常に意味ある事だと、つくづく感じました。そのユニットが、 ユニットとしての世界観を築き上げていく上で、その世界観を内包した、 オリジナル曲というのは必要不可欠…。こういう、対バン形式のライブで、 オリジナル曲を演るというのは、盛り上がり面でのリスクはあるのですが、 あえて、自分の土俵で勝負をするという気概が、素晴らしいではないですか。 4曲全部、オリジナルで勝負したCiaoのお二人にも、最大のエールを送りたいですね。 なお、曲間のMCではオリジナルグッズの告知や、なんと…川瀬さんが、 「時間があるみたいだから…オリジナルの着信メッセージ、録音していい?」 と言い出し、客席全体から「あきこさまー!ぱるぷんてー!」なんて風に、 シャウトなメッセージを録音したりと、なかなか面白い展開を。 グダグダ感が全く無かったのは、DJで培ったトークのリズム感と、 突発的行動に見せて、実はこれ、ちゃんとシナリオどおりの行動だったからかな? 今考えると、時間を確認する為にケータイ出したあたり、ニヤリとしちゃう…。 そんなんで、Ciaoのお二人も凄く良かったデス。 コーンハットと、ハート型ペンライトもベタで良かったデスよ。 しかし、ここでも 「elementsが(以下略」 はぅん。そんなにプレッシャーを与えないでー…。 ■ そして、TWO-NYIの紹介で、いよいよelementsの出番。ちなみに、elementsの二人は、 綾倉さんが、可愛い女の子を侍らす「綾倉会」のメンバーだそうで…(w あー、俺も、美しいお姉さまと可愛い男の子を侍らす「かわぴー会」作りてぇなぁ(爆 ま…まぁ、それはそれとして。いよいよ登場elements。 流れる聞き覚えのあるイントロ。おー、これは…「1000%SPARKING!」 と、そこまでは良かったが…いきなり、一番前の連中がヲタ芸を打ち始め…。 はっきり言って、超ゲンナリ…。一体なんなんだこいつらは…。いや、 ヲタ芸を打つのは良い…まぁ…分かる、そういう楽しみ方もあるというのは分かる。 でも…やるならちゃんと、全出演者の曲に対してしろよ。なんで、ここだけ!? 何が不快って、これじゃまるで 「僕達はelementsだけしか興味なしでーす。自分達が盛り上がれればいいんでーす」 って、他の出演者やファンの方にアピールしているようなモンじゃないか! そして、それは 「あー…elementsのファンって、そういうヤツらなのねー…。elementsも然りか…」 という認識を与えてしまうじゃないか!他の方のファンが、本当にマナーが良い中で、 空気を読まず、状況を考えないこの行為…!ホント、さ、最低…だ…。 なぜ、このような場を与えてくれた出会いとか環境とかに、敬意を表さないのだろう…。 自分がもし、他の方のファンだったら、elementsやそのファンを軽蔑したと思う…。 なんか、ホント…もー、最低。今考えてもムカムカするわ。 ただでさえ、キャラ的な人気が先行しすぎているelementsの二人(とくにあさぽん)は、 本人が、キャラに負けない魅力を備えている事を、ご本人達の頑張りや人柄の良さを以って、 こういう場所で証明していかねばならないというのに…お前ら、それかっ!!(怒 彼女達にとって、ここが大切な…ある意味勝負の場所である事を、よく考えてくれっ!! しかも、この曲が終わったら、もー興味ありませーんみたいにだらーんとして、 身内でクッチャベってたりしてな。もう、ホント最低。恥ずかしいわ。 ま…これはこのぐらいにして…。 続けては「秘密☆恋心」。これで聞くの3回目になりますが、やっとこさっと、 サビを覚えてきたかなー…という感じ。でも、相変わらず歌詞がよく分からん…ってか、 今回、なんかあまり歌が聞こえなかったんだけど?続いての「エージェント」も然り。 エージェントのほうはもっとよく分からなくて、とかちちゅくちょうとしてたのか、 溶かし尽くそうとしてたのか、非常に中途半端な感じで歌ってたような…。 最後の「Let it Beat」も、ダンサブルなのは良いけど、全然歌が聞こえてこない…。 これは…いくら「なんでもやればいいじゃん!」って言っても、ねぇ…? 視覚的には良かったし、頑張ってはいたけれど、なんかちょっと違う気が…。 実験的なステージだというのは分かるんだけど…分かるけどー…。 「なんでもやればいいじゃん!」なコンセプトも分かるし、そう銘打ってるからには、 そういう風にやって良いよ、って言われたのも想像は出来るんだけど…でもね、 ゲストで呼ばれた場で、始めましてな方々が多い中で、これで良いのかな、と。 まぁ、良いのかもしれないんだけどね。ちょっと考えすぎかなぁ…。 でも、ダンスも含めたその他は良かったんですよ。 特にダンスは、まりまりがハマってると胸を張るだけありますね。 この前の朗読劇の時も思いましたが、こんな所に彼女の才能があったのか!と、 改めて感心することしきりです。それに、MCのほうもレベルアップ感が凄い。 最近の彼女達のMCは、かなり安心して聞いていられます。もっとも、 やっていることは意表を突かれまくりで、ヲィヲィ、って感じなんですけどね。 しかし、まりまりがあさぽんを手玉に取ってリードする日が来るとは…(w ちなみに、今回の衣装は、微弱ゴスロリ風な感じ。黒地に赤のチェック柄なスカートが、 非常に可愛らしかったデスよ。ハイソックスも、なんか学生っぽくてドキドキ。 でも、まりまりのスカートが、踊るたびに回転して、ズレまくってたのには、 別の意味でもっとドキドキしました。あんなんあるんだ、はじめて見た(爆 そして…最後に…やっぱりあさぽんは可愛いですな(爆 今までみたことがない、斬新な前髪の面影はあったものの、やっぱり可(以下略(照 実を言うと、前の人が視線をさえぎっていて、目の前にいるあさぽんは、 左右に動いた時にチラチラと見える程度だったのですが、いやはや、 チラリズムで助かった…。あんな可愛い娘さん、ずっと見ていられません(爆 萌え死ぬわ(爆 って、こんなの本人に見せられんな…恥ずかしすぎる(>_<) ■ さて、最後は主催者TWO-NYI。紹介MCはBooNoのお二人。 そして…このMCが…また上手いんだ!本当に楽しいラジオを聴くかの様なやり取り。 さらに、客席を巻き込んで行く、ノリの良さとコミュニケーション能力。 紹介の練習ー、とか言って一度リハっておきながら、本番では全然違う事を言う、 そんなオチャメなところも含めて全て美味しい…もう、脱帽の一言です。 いよいよTWO-NYI登場。 最初の曲、そして2曲目のアクエリオンと、歌詞を飛ばす山川さん。 しかし、なぜか許されてしまうそのキャラクターはなんなのだ?(笑 こういう雰囲気を身につけているのは、なんか非常に役得な気がする…! でも、次回からはちゃんと歌詞、覚えてくださいね。あれじゃダメ!! そして、3曲目は「輝く君へ」。さすがにここは硬いですね、良い感じで歌います。 面白かったのは、綾倉さんの 「いやー…これだけネギま!の歌を歌うとさぁ、自分もなんか…出てたんじゃないか、 とか思っちゃうよねー。朝倉じゃなくて綾倉、みたいな感じでさぁ〜」 というコメント。ああ、分かりますよその感覚(^^; そして、最後の曲。驚いた事に、作詞作曲は、さわっちこと石毛佐和さん。 もう、自分的にすっかりお馴染。どこに行っても、なぜかさわっちがいる…(w で、この歌、「colorless」という、青春の情景を歌い上げた歌なのですが、 これが良い曲で!自分の中で、今日No.1のスマッシュヒット曲に! や、やるなー…TWO-NYI&さわっち!ちなみに、この曲はさわっちによる、 別バージョンがあるということで、こちらも是非、聞いてみたい! 12/29のまゆさわライブでは無理だとしても…1/20は期待していいのかな!? あ、話がそれちゃった。 でも、この歌は、ホント良かった。二人の振り付けも、そんな淡い青春を、 上手く表現していて可愛らしかった〜。これは、舞台俳優である綾倉さんの、 本領発揮といった所でしょうかね。いい〆だったと思います! 実はね、今もこの曲聞いているんだけど…ホントにステキ。 マヂで泣けてくるぐらい綺麗な歌だ…うるりとしてくる視線に浮かぶあの日の情景。 さ、最後の最後に、こんな素晴らしい歌を持ってこられたんだから…!! か、完敗です(T-T ■ さて、最後は全員がステージに集合し、各自告知の上、〆の歌。 良い雰囲気をキープしたまま「なんでもやればいいじゃん」無事終了!! 終了後、自分はTWO-NYIとCiaoのCDを購入。 サイン入りで、手渡しでCDを買えると言うのは、ファンにとっては嬉しいし、 これをキッカケにファンになる人もいるだろうから、PRとしては良い手段…。 elementsの二人にしてみると、こういうチャンスが無いのは大きなハンデだな、 なんて思ったりも。でも、ビジネスに色々な制約は当然のことだしね。 elementsは、これを実力で挽回していかねばならないわけで…大変だけど、 安定性と機動性のバランスの話なんだけどね、要するに…。難しいもんだなぁ。 CD買う為に並んでいる途中に、こんな事を考えてしまったデスよ。 最後、ウサ小屋のニューカマー、Rさんとご挨拶して、自分達は恒例のオフ会へ。 相変わらずのヘビートーク炸裂で、なかなか充実した時間を過ごせましたよ。 しかし…軽いネタも織り交ぜつつ、どうしてこんな濃密な話ができるやら…(笑 ROMっている方で、ガツンとあさぽんについて語り合いたい方は、 是非、ウサギ小屋のオフ会に参加してみて欲しいですね!楽しい以上に、 充実した時間が過ごせると思いますよ! ■ さてさて、総評。 2回目のライブが終了し、それを見極めたうえで書こう…と思っていた事なのですが、 せっかく、こうして2度目のライブが見れた良いチャンスですので、あえて書きます。 あの時、あの会場にいたお客で、elementsのことを知らなかった、もしくは、 関心が薄かった方々もたくさんいたと思うのですが、その方々のどれだけが、 elementsに興味を持ってくれたのかなー、という事を考えると、どうでしょう。 自分は、他3ユニットに凄く興味が沸きました…それは、川瀬さんだったり、 残念ながら解散してしまうBooNoだったりして、特にBooNoについては、 カウントダウン解散ライブにも行こうかな…行きたいな!と思わせてくれる、 そんなインパクトがあったのですが、その一方で、他の方にとってのelementsは? …んー…どうだったんでしょうかね? 彼女達は、あの場で既存のファンにメッセージを送信するだけではなく、 自分達の魅力を発揮し、新しいファンを獲得できたのでしょうか? あさぽんとまりまりの頑張りは分かります。確かに、凄く頑張ってました。 今回のステージ、並みの頑張りではあのダンスは踊れないでしょう。 あのあさぽんが、自身で頑張っていると言ってしまうぐらい頑張っている。 それは、私設とはいえファンクラブの管理人である自分は、よく分かっています。 よく頑張ってるね、頑張ったね!という声の一つもかけてあげたい。 でも。それを飲み込んで、敢えて言いたい。 elementsの二人には、ライブで歌を歌う(ダンスならダンスを魅せる、でもいいけど)、 それを通じて客席側の人間に、何を伝えたいのかを、もっと掘り下げて欲しい。 正直、現状の二人からは、何を伝えたいのか、なにをしたいのかが非常に不明瞭、 そんな気がするんですよね。歌うのが好きで、それを聞いてもらいたいなら、 今日みたいな歌い方は正直NGでしょう。もっともっと歌を研ぎ澄ますべく、 研鑽を重ねなくてはならないでしょうし、もし違う意図があるとしたら、 その点をもっともっと強く発信していかないとね。たとえば、ここで得た人気を、 本業の声優に繋げたりとか、色々な人に色々な目的があるだろうと思うんだケド、 彼女達も、彼女達なりの目的を明確にして、それに寄与するステージ作りを、 徹底していって欲しいな、と考えている次第です。 上にも書きましたが、elementsは、今こそが勝負の時だと思います。 本人達に一番自覚があると思いますが、だからこそ、応援したい気持ちでいるのです。 今回のライブは、そういう意味で、本当に良い勉強の場だったと思いますし、 得られるものは非常に大きかったと思います。この日の経験も踏まえて。 いろいろなものを見て感じて、吸収して行って欲しい。そう考えるのです。 2ndライブでは、もっと成長した姿を期待しています。頑張れ!! 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