Dream Power Party X
20th Anniv. Mami's Radical Communication

2005/12/25に行われた、Radiコミ20周年イベントin名古屋市公会堂。
伝説のレインボーホールから10年。…も、経ってしまいましたね。

[Phase01 -12/18・10th Anniversary, Chasing The Rainbow-]
[Phase02 -12/23・Since 5/5/1994-]
[Phase03 -12/25・20th Anniv. Mami's Radical Communication-]
[Phase04 -12/26 morning session・Dream Power Party X-]


[Phase01 -12/18・10th Anniversary, Chasing The Rainbow-]


 1994年12月18日、名古屋レインボーホール。

 タイトルにも有るとおり、10年経ちました…。10年かぁ。
「ヘタレ高校生だったんだねぇ、10年前ってーと」
「本当にヘタレてたわよねー」
「うっさいなぁ。球児、という立場もなくなって、あやふやだったんだよっ」
 10年前の今日のこの時間は、自分にとって大きな転機となった時間だったんでしょう、今思うと。
 ここに居たから、大学もマトモに出たし、会社にも入ったし、アメリカにも留学したんだろうと思ってます。

「もう、こっち方面は忘れてるのかと思ってた。
 というか、みんな『お前忘れてるだろ、白状なヤツだな』って思ってるわよ」
「忘れるわけなかろぅ…というか、忘れられるわけが無いだろ…。
 あまりそっちの話題を出さないのは、今、必死になって心を暖めている人の邪魔をしたら悪いからだよ…。
 色々考えてんだよ、これでも……」
「…切なくなってくるわね…」
「…いろいろな、一言で語りつくせないからな、こればっかりは…」

 正直なところ、本人にはウザがられているつーか、嫌われているんだろうな、って気はしてんだけど、
 それはそれ、有名税ぐらいに考えていただいて、僕は自分の想いに素直に行動しようと思っていて。
 大体ですね、僕が仕事で仙台・東海の担当になるとか、運命としか思えないんですよ。
「だから、という訳ではないですが、25日は、行きます」
「!!??マヂ!?!?」



[Phase02 -12/23・Since 5/5/1994-]



 と、言うわけで、当日のチケット達。

「2階というところがマニアックね」
「1階じゃだめなんだよ、名古屋市公会堂は」
 というのも、僕の始めてのイベント経験は、1994年5月5日、Believeツアー名古屋会場。
 ここと同じ名古屋市公会堂で、2階席だったんですね。
「初心に戻る、という意味では、とっても意味深いわけですよ。
 もう『1cmでも近くで見たい!』という状態ではないわけですし、重要なのは、
 僕のメンタル面にどうポジティブな影響があるかを考え、より良い方向にしていくことです」
「そりゃそうだけど…これがキッカケで、また過去に逃げ込んだりしないかしらねぇ?」
「そりゃ大丈夫でしょ。日々の生活のほうが、シャボン玉の中の夢より大切だよなぁ、
 ぐらいの現実感は、割り切った上で持っているつもりですよー。もうそういう歳だしね」
「アンタの場合、現実感があるようで、結構夢みたいなことばかりしてんだけどねぇ」

 今日は4時以降まで寝てました。
 だって、今週はずっと寝てなかったんだもん。死ねる。
「月曜日、いろいろ忙しかったし」
「忙しいって、寝てないって、ずっとバーバーハーバー読んでただけじゃないの…」
「ま、そなんだけど。忙しいジャン、愛をはぐくむって」
「…」


[Phase03 -12/25・20th Anniv. Mami's Radical Communication-]


行ってきましたよ、ラディコミ20周年イベント。
「今、漢字を変換したら『執念』って出たわよ」
「あながち間違ってないところが凄い。20年は伊達じゃないヨ」

 で、内容ですが、凄く良かったデス!
 何もかもが、素晴らしいと思える出来・構成!
 なにより、ラディコミそのものを形にしたような等身大のイベントだったのがっっ。
「理想のイベントでした…。レインボーホールみたいな大型イベントも良いけど、
 そういうのとは違って、やっぱりマミ姉 with Buddyってのはこうあるべし!
 っていう理想がそのまま具現化したとしか思えないイベントで良かった!」
「アンタがイベントをここまで褒めたたえるのは珍しいわね…」
「それほどのイベントだったんですよ。このエネルギーで、僕はね、
 あと半年はなんとか頑張れると思ったぐらい!!」
「…半年って結構微妙よね」

 マミ姉からはしばらく距離を置いていた僕ですが、もちろん忘れたわけではなく、
 こういう節目にはやっぱり素直な行動に出るわけです。
 距離をおいていた、というだけあって、マミ姉とか番組がどう変化したのか、
 そういうのは実は知らなかったんですけど…。
「見縊っていたかも…、って思いましたよ。好きな人のこと、全然分かってなかった」
「…その心は?」
「番組そのものが変わらない、その鋼の意志に驚愕したのが一つ。
 そして、もっと驚いたのは、マミ姉がものすごく強くなっていたこと…」
「強く…?」
「明らかに、心が強くなってるよ、以前と比べて。
 たった10年で、人間の心がここまで成長出来るもんだとは思ってなかった。
 これは、文句なしに驚いて、凄いな…と思ったし、その成長を見せ付けられた日にゃ、
 イベント中に悔しささえ覚えたさ、正直な事をいうと」
「悔しさ、ね…」
「僕はね、真面目なこと言うとね、いつか彼女と再会したときにね、まぁ彼女に限らないんだけど、
 アンタから勇気をもらった子は、ここまで成長したんですよ、とですね、
 胸張って自信もって言えるように、って毎日頑張ってきた(ている)訳なんですよ。
 でも、彼女はそれを越えてね、一番鍛えるのが難しい心をね、強く成長させていた。
 もう、これは悔しい以外、何物でもないよ」
「…ヘコんでんの?それで?」
「ヘコむかぁっ!むしろ、これからは負けんぞっ!ってね!!」

 とにかく、すごくポジティブなところに凄く好感が持てる、
 こうして将来へつながっていくんだろうなぁっ、って思えるイベントでした。
「今、新幹線の中で、レインボーホールの状況をmp3で聞いているんだけど、
 この時って結構(彼女の心境も)微妙で、若干ネガティブで弱い心境がチラついてんだよね。
 今回はそんなのカケラもなかったから、すごく良かった!!
 本当に良かった!!」
「行く前は、どうしよう色々思ったらどうしよう、とか、結構困惑してたのにね」
「杞憂でした!!さすが、ラディコミです!!」

 さて、まぁ真面目パートは一息ついて、Tipsを。
「いやぁ、オッサンがステージ上で着替えながらコスプレすんの見て、
 ここまで面白いって気持ちになれるイベントは、普通ないぞ」
 ミンキー・ヤスさんっていう人格者がいるから、番組が存続してるんだろうな、
 とは常々思っている訳だが、そういう人が凄く真面目に滅茶苦茶やってんのが良い。
「いや、あれは普通の人がみたら、ヒクだろうけど、良かった!面白かった!!」
 ヤスさん、イベント中も結構あっさりとオッサンなツッコミしたりして、
 そのセンスにものすごくウットリ。エンディングのハンドベルに、
 露骨にイヤそうな所みせたりするのが、作ってなくて良かったですなぁ(笑)

 あと、会場の大きさと来ている人の人数も、すごくラディコミらしくてぐー。
「僕が現役でリスナーしてた時って、もう本当にバブリーで、
 会場は大きくなるわ来場者は増えるわ、でも、それはいつか弾けそうで怖い、
 そんな状態だったんだけど、そういうヤマを越えて、適正な感じだったなぁ、と」
「そういう状態を乗り越えた、っていうのは特筆に値すると思うわ」
「いや、本当にそう思うよ。ああいうのを乗り越えたから、今があるんだなぁ」
 落ち着いた感じが、今までやってきたことの正しさを証明しているようでした。
 本当に素晴らしいイベントだったと思っています!!


 …いろいろ日記も書こうとおもったけど、上のですごくお腹いっぱいで、
 なんか書けません(笑)。また次回(笑)。


[Phase04 -12/26 morning session・Dream Power Party X-]


「おさげは男のロマンなんだよ、お嬢さん。男心がわかってないねぇ」
 -Maya Koikeya, "Barber Harbor vol.1", page24, 2002-

 というわけで、ここ最近、高橋智子ちんに狂っている僕ですが、
 彼女のキーワードは「三ツ編おさげ」だったりしまして、僕も最近、このキーワードには敏感になってます。
 敏感にはなっているですが…。
「……」
「…?」
「…マミ姉がおさげでステージに出てきたとき、クラクラした…」
「…(汗」
あんなのアリかぁ!?反則だろ!?
 昔より可愛くなってんですけど…あーゆー事ってアリなんすか?おかしくないか?信じられません…。

 何度も言っている様に、昨日は素晴らしい一日だったんですが。
「何が素晴らしいって、行きの新幹線でもさー、昼から酒、手の中には智子ちん、窓の外には富士山、目指すはマミ姉。
 耳からはマミ姉の曲で、ほろ酔いでウトウト。これ以上の幸せがあるかってぐらいのモンでしたよね」
「……か、かなりの駄目人間っぷりだわよ、それ…!」
「そうかなぁー」
 しかし、社会人になって、こうやって躊躇なくお金を使ってイベントに行ける、という感覚は、これはこれで良いです。
 自分の行動に余裕が持てるような、という感覚ですね。
「昔は、必死でお金を貯めて、っていうのが自分の常識ダッタじゃないですか。
 だから、イベントに対しても必死だったし、それこそがイベントとおもってたんですけど」
「それだけじゃない、って分かったのは、とっても大切なことではなくって?」
「いやー、どこまで行っても、学ぶことは多いですなー」

 さて、これから出かけてきます。
 正直、昨日の余韻に浸っていたい自分も居るのですが…。
「DUPのFINALともなると、行かざるを得ません」
「うーわーきーもーのー」
「…うわぁーん!」
「メッセは遠いわよー」
「…うわぁーん!」


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