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10/21・デジキャラット4thコンサート |
フェードインしてくる音。 正面のスクリーンに映し出される、繰り返し繰り返し見たあの映像。 「Hold me baby…踊ろうよSunday…」 闇の中に3つの影が出現し…宴は始まった。 OPナンバーは、「Party Night (HYPER−PARAPARA)」! うぉー、最初からこの曲できますかーっ。 会場のボルテージは一気にレッドゾーン突入! アサミコールやミユキコール、そしてヲ系コンサート名物のぱんぱぱんひゅーまで織り交ぜながら、イントロとしてはベストな長さのTVサイズの曲が終わる。 ステージの両袖に位置していた氷上とみゆきちが去り、中央のアサミちゃんだけが残ったところで、新曲「Boys Be…ファイト!」 うわぁいきなり歌ってくれますかーっ。 でじこソングの中でもっとも勇気をくれそうなこの曲、ライブで聞く事で本当に明日への活力になるな、って感じで体に染み込んでいくよー、うう、心地よすぎる。 そして…こ、このイントロは…! 一度は引っ込んだお二人が再び登場して…き、来ましたかーっ、いきなりきたかーっ「D・U・P!」 もう正に今年一の大旋風っていう歌、どうしてもライブで聞きたかった、この曲のために徳島から出てきたって言える、それがこの曲だ! 出し惜しみをしない選曲に、こっちも精一杯のノリで答える。 響き渡る「D・U・P」コール! 最初は引っ込んでいた僕のヲDNAまで目覚めさせる勢いで曲は続く。 ああーっ、来て良かったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!! と、ここまでがOP。 この後、コンサートという名に相応しくない間がありつつも、 4.Welcome(DUPMIX) 5.Happy Day(3人バージョン) 6.Voice of Heart 7.Spicy Girl 8.Carnival 9.Party☆Night アンコール 10.D・U・P! 11.Party☆Night(みゆきち主役バージョン) と、これまた楽しい選曲でライブは進むのでした。 ライブの感想って書くの難しくて、んなん読むぐらいだったら行った方がいいですよ、って結論が待っているので書きません(ってか書けません(笑 いや、でも本当に、いくら歌が下手でも、CDにはない心地よさがある、というかみんなその曲が好きで来ています、っていう一体感がこれ以上無い力を生み出して、歌の魅力をCD以上に与えてくれるんです。 「CDってのはね、良くも悪しくも整理整頓しちゃうから、ね。伝えたい気持ちとかも整理しちゃってさ…通じるかな、っていう怖さもあるよね…ウン」 そんな迷いも、ライブで一発解消です(笑 さて、みんなはこんな感想に期待しているわけではなさそうなので、さっそく行きましょうか、辛口レポート、元そっち系ヲタク&イベントスタッフだった人の目で(笑 コンサート…というか、歌の部分は98%満足だった僕ですが、それ以外の場所は不満ばかりが残ったこのイベント。 では、それをつらつらと述べて行きましょう。 まず 「いったいこのイベントはなんなんだ!?」 っていうのが(笑 ものすごいことだと思うんですよ、みんなが金払ってCMを聞いてる、っていう状況が。 しかも、そのCMしている人が社長、うるさい社長、ホントにうるさい。 もうキミ黙ってなさいよ、ってダレかツッコミいれないかな、って言う。 隣にいたプレスの2人なんて、 「これが有料イベントですか…」 とか言ってたぐらいにもう信じられないものがありましたよね。 いやもう、このイベントはね、コンサートというよりかアニメ系イベントだ、っていうのはものすごーく分かっているんですけど、僕もね、いろいろなイベント行きましたけど、有料なのにここまで宣伝するイベントって初めてですよ、ホントに。 というか、無料イベント…販促イベントですけど、それをひっくるめても、ここまで宣伝するイベントってのは無かったなぁ、って。 声優系っても、普通は結構きちんと構成してお金取ったならとっただけの事をしてくれるんですけど…多分、社長の意向なんでしょうけど、あーゆーのあまり良い感じしないですよね。 社長がすごいのは分かるし、ここまでこうしてでじこを盛り上げてくれたのは感謝しますから、ニヤついて舞台裏で萌え人間を眺めていてくれるぐらいじゃないと、プレスに与える印象もぐーんとダウンです(笑 もう、ヲの字がそのまま社長になった、って感じの人でね…、あまり見ていて楽しい存在じゃないですし。 ヲの人だけに、ヲ向けの展開ってのがものすごく得意で、きっと今は「ヲ業界はヲレが占めた!」って状態なんでしょうけど、僕から見てみれば、コゲせんせの手のひらで踊る段階にも達してないような印象を受けます。 まぁ、それだけコゲせんせは賢者っていう印象があるんですけど。 もっと周りを見る目育てないと、足元すくわれちゃいますよ>社長 そして、受け手もなんですけど。 一番分からなかったのは、みんななにしに来てるのかな、ってね。 途中、P・GAの製作発表みたいなのがあって、僕にしてみると、なんでコンサート中にそんなのやるんだ、そう思ってたんですけど、みんな喜んでいるんですよね。 かつて(8/26)の日記に 「今はこうしてにぎわっているでじこ市場も、縮小していくことは目に見えておりまして、ブロッコリーなんかは抜け目無くその後釜を用意しているようでありますが(中略)、そのでじこを縮小に追い込むであろうキャラが、かなん先生のキャラであるコトは、なんとも神様の悪戯っぽくて、胸が痛むところではあります・・」 って僕は書きましたけど、つまり、でじこに引導を渡そうっていうプロジェクトとも取れるものに平気でキャーキャー言っている…。 みんな、萌えの対象があればそれでいいのかーっ。 みんな、本当にでじこがすきなのかーっ。 別に、いろいろ好きはあっていいけど、でじここんさーと、ってものの中でそーんなことをするという事態に、少しでも疑問を持たないといけないんじゃないかな、って思いませんか? そして、でじこコンサートでそんな発表会をするブロッコリーの神経も、まったくまったくなのでありました。 あと、ステージの3人。 一番ムカついたのは社長なんですけど、実はその次はこの3人に対してね…、思うところがありまして。 仕事、おざなりですよね、この3人。 振り付けにしても、歌詞にしても、こーーーーーーーーーーーんなにいい加減で許されるんでしょうかね? というか、なんでみんな許しているんだ!? 振り付けはテンでバラバラ、歌詞は間違える、本当にプロなんですかあなたたち。 お金取って見せてるんですか、それで飯食ってるんですか? 時間無いとか、各々忙しいからそろえる時間なんて無かった、なんて言い訳にならんですよ。 確かに、お客は貴方たちがステージに出るだけで喜んでしまうけど、彼女たちには 「来た人を満足させよう、喜んでもらおう」 という意識が欠けているように思えます、学芸会みてるんじゃないですからね。 コンサートまでに時間が取れないんだったら、せめてリハは完璧にやるとか、そういうことはきちんとやったほうがね、イイんじゃないかなー、と。 時間が取れないのに、コンサートするってのがそもそも間違ってるけどね。 これは、もう最重要課題として次に生かしてもらいたい。 でじこは、もうものすごく魅力的な歌ばかりで、作曲家さんも作詞家さんも本当にキャラを生かしてくれてる、だからそれを生かすようなステージをね、キャラに命を吹き込んでいる3人にもね、作っていってもらいたいな、って思います。 #今まで様々な声優系イベントいったけど、ここまでおざなりなのは初めてだったな。 #めちゃくちゃびっくりしたよ(苦笑 ##ちなみに、一番印象がよかったのは、横山のちーちゃんのコンサート。 ##雰囲気が良かったな、構成が綺麗にまとまってたし。 満足50、不満50でちょうど+−0なこのイベント。 楽しかったけど、あまりにみんな(出演者・主催者・お客)の方向性が画一的すぎて、形式的行事みたいな印象さえありました。 本来、嗜好というのは様々のベクトルへ向かっていて、その交差点のひとつが「でじきゃらっと」なはず。 そんな様々な嗜好にどう対応していくか、また、対応できるのか。 次回がどうなることか、楽しみでございます。 みゆきちLOVEな話とか、その後のオフの事はまた後日。 |