チャラのOH!マイアニメ公開生放送
あさぽん・アッキーゲストレポート

イベントでの遠征は、実に3年ぶり。あさぽんはそこまでの存在に。
今回は初の生アッキーとの邂逅でもあり、心は躍ります。しかし…。

アニメ系ラジオに戻っていく感覚は、自分の中ではとても複雑。さてはて。

[Phase01 -前半-]
[Phase02 -後半-]


[Phase01 -前半-]

 水曜日(祝日)に事前準備。
 今回は初アッキーということ、何をプレゼントするべきか…と思考したり。
 プレゼントは、こう何を渡そうかと悩んでいるときが一番面白いなー…。
 嗜好を凝らして購入後、さらに、チャニメ宛に平氏と合同で贈るモノも購入。

 で、当日。前日の打ち合わせで、急遽出立時間を繰り上げて7時渋谷集合に。
 結局、4時起きで準備し6時にウリウリと出立、渋谷で氏と落ち合う。
 ココからは、湘南新宿ラインでさくっと宇都宮方面へ。到着は9時予定。
 しかし、ホームにはどうも同好の士と思しき人間が数人見受けられる。
 うーん…(笑

 さて、生まれて初めてグリーン車に陣取り、あさぽんブログにコメント付けたりしながら、
 北へ向かって進む進む。朝飯を食う暇が無かったため、車販でパン等を調達、
 おなかの足しにする。しかし、朝っぱらからビールを飲む俺に、呆れる平氏。
 いいんだよ〜旅路なんだし〜酒ぐらい〜とか適当な事を言い続けていたら、
 あさぽんのブログに書き込みされてしまった。げんにゃり。

 9時12分、宇都宮着。改札を出ると、やっぱり同じ目的っぽい人が…(苦笑
「明確に分かりますね」
 確かに。しかし、目に付くぐらいのレンジに同好の士が居るという事は、
 もうかなり会場前も賑わってるんじゃないか…という気がし、現場へ急ぐ。
 歩いてもさほどの距離じゃないはずで、自分の会社のビルの前を通りながら、
 5分ほどで現地着。ライバル社MY社のビルで…あぅ、もう結構人が居る!

 とりあえず最後尾に陣取り、さり気無く先頭からの人数を数えると、
 うちらは30・31人目。まぁまぁの位置でしょう、なんて言いつつ、
 暇つぶし開始。KANさんの話やら、CATSの話やら、
 全然あさぽんやアッキー、そしてiM@sとは関係ない話で二人大盛り上がり。
 KANさんのOxanneを来る結婚式の余興で歌おうぜー!とか、
 ジーザス・クライスト=スーパースター(ジャポネスク版)よろしく、
 CATSを日本人向けに大幅アレンジ、デュト・マキャ・ガス3猫が主役、
 愚痴ったり苦言を呈したりばかりする「親父キャッツ」を造ろう、とか、
 くだらなくもちょっと考えて見ると面白げな話を延々とし、時間を潰す。

 で、途中、平殿に荷物を預け、物件検分に。
 先ほど書いたが、この某MY社ビルは、同じ生保系オフィスビルとして、
 立地も規模も、正にウチのビルのライバルなのである。担当地区ではないが、
 不動産マンとして…というかビルヲタク(爆)としては、隅々まで、
 怪しまれない、かつ許される範囲で、ビルを見学せざるを得ない(笑
 ちなみに、こう言うことは仕事でもするし、僕はオフでもやっている。

 まずはエントランス。公開空地を設けたり、エントランスを引き込んだり、
 贅沢な作りをしている…中に入っても、空間は広々。しかも、EVホールが
 奥を曲がったところにあり、大通りの導線から混雑等が見えないのが良い。
 テナントは、医療関係や予備校関係が入っていて、不特定の来客も多そうだが、
 この作りは、テナント構成にマッチしてると思料。しかし、この構成は、
 数年前の空室率激増時代の名残で、このビルでも大層苦戦したんだろうな、
 なんて思う。照度はホール部分で250〜350Lxぐらい、
 EV前で300〜400Lxぐらいで、ホール部分が若干暗めの印象か。
 テナント名板が、昭和末期〜平成初期のデザインのモノで、照度の低さと併せて、
 若干寂しい印象を与える…。ファサードが綺麗なのに、これは勿体無いな。

 なーんて考えて、じゃ、次、水回りを…と振り返ったところで、ビル内のチャイム。
 おお、10時か…と思ったら、始業に備えてフレッツギャル達が奥から登場。
 え?構造的に、こっちの奥にスペースなんかあったっけ…守衛室以外に…?
 なんて思ってそっちを見たら、がび、あさぽん登場(爆
 やべっ、と思って思わず顔を逸らす。いや、ヤバくも無いし顔を逸らす必要も無い、
 今の自分はあさぽんファンではなく、単なる不動産系一般人なのだ…が、
 なんとなく後ろめたくて(苦笑)。どれぐらいのスピードで顔を逸らしたかというと、
 アッキーが居たかどうか分からなかったぐらい(爆
 覚えてるのは、白い服を着てたな、ぐらいであった。うんむ。

 それはともかく、気を取り直して水回りの検証をしたものの、なんか気が緩み、
 基準階は後でいいか…とか適当に自分の中で言い訳して、列に戻る。
 あさぽん、今会場入りしたヨ、と平氏に伝えると、彼はいつもの如く、
 ああそうですか、みたいな、本当は興味津々なのに普通なリアクション。
 その変わりといってはなんだけど、耳に入ったらしい周辺の人達からドヨめき(苦笑
 話は変わるが、この段階でまた最初から人数を数えて見たら、40人目になってた。
 なんでやねん(爆

 そして、その後2時間、KANさんと猫の話に終始し、いよいよ入場。
 案外時間経つのが早かったな、なんて思いつつ、足を進める…が、
 直前で席が無くなり、立見席最前列に配置されることに…あちゃ、残念だな。
 と、思って後ろを見ると、もっと後ろの人達は、右手最前列に案内されてた(爆
 ヲイ、そんなんアリかよ!ヒデェ話だなヲイ!何の為、朝早くきたのやら〜。

 まぁ、遠征してまでムカついてもしょうがないか…と、気を取り直す。
 すると、本日の暫定Dさんが番組テーマソング等が入ったクリアファイルを配布開始。
「100枚しかありませんので、一人一枚でお願いします」
 こりゃ100人以上いそうだし、番組のテーマソングなら二人で見れば歌えますね、
 という事で、おいら達は二人で見る事にして、もらったモノは後ろの方の人に渡す。
 と、思ったら、いきなり
「番組が終わったら、サイン会がありますが、サインはお渡ししたクリアファイルに…」
 ヲイ!そんなんアリかよ!ヒデェ話だなヲイ!何の為、他人に譲っちまったんだ〜。

 もー…なんか、全然歯車が噛み合わないな…むー。
 平氏が居たからムカつきつつも耐えていたものの、一人だったら帰ってたかも(苦笑
 この多くの人数を裁くことに慣れて無いんだろうな…とは思うが…思うが…うーん。
 そう言う事も想定しないとダメじゃん、と考えてしまうのはダメなのか?
 だから、会社でも厳しい人とか思われちゃってるのかも…でも、社会人だしな、
 それでお給料もらってるんだしな、努力も大切だけど結果も大切だしな、とか考える。
 でも、結論としては忍耐力が無い自分にゲンナリしつつも、公開放送開始を待つ。
 諸注意を経て、チャラさんが登場、番組が始まった…


 後半に行く前に、この(種の)イベントについて。
 小生もかつては某ラジオのイベントスタッフだったから、参加に当たっては色々考えた。

 というのも、こういう番組の公開録音におけるゲスト、そしてそのファンの存在というのは、
 なかなか難しいのである…。ラジオというのは、番組独特のコミュニティを形成するから、
 そこに、余所者が入っていくというのは、簡単にいうと軋轢を生みやすいのである。
 いや、誤解を恐れないでいうと、大小あれど軋轢を必ず生んでしまう。悲しいけど。

 一番の問題は、我々ファン側の視野である。
 自分も含めてゲストのファンというのは、大概空気を読まず、
 既存のリスナー達を圧倒するかの勢いでゲストを盛り上げようとするため、
 そうなると当然の如く、元々のリスナーは
「けっ…なんだよ、あのxxのファンは。番組蹂躙しやがってっ…!」
 みたいな感想を抱いてしまいかねないのある。
 とくに、今回のように、ゲストがビッグタイトルを引っさげて来たり、
 ゲスト自体がビッグだったりすると、その傾向が強く出てしまう。
 番組のリスナーという立場と、ファンという立場が両立する事は稀だから、
 悲しいかなこういう事態は発生しやすい…。
 誤解に近い…というか誤解なのだが、こう言うことは起こりがち…なのだ。

 それに、あまりにファンの態度が悪ければ、最悪、番組側に
「なにあのファン…最低っ。ゲストもゲストだわ、ファンの教育がなってないっ」
 という感想を持たれかねない。つまり、こういうゲストという立場のイベントは、
 単独イベントより、ファンの倫理観や道徳観が試されるわけである。

 と、言うわけで。
 我々のようなゲストのファンとして取るべき立場の理想像は、
「三歩下がって師の影踏まず」
 である。番組の世界と、それを支えるリスナーの立場を十分以上にリスペクトし、
 どの局面でも
「我々の好きな人を、招いてくれてありがとう。受け入れてくれてありがとう」
 という気持ちを全面に出して行く事である。

 もちろん、先方は、お客様を受け入れるのにも敬意をはらわなければならん。
 それだけ、お互いをリスペクトする事が大切ってことなんですけど…。

 そんなのも有ったので、それを「それとなく」伝える為に色々工夫してみたのだが…
 さて、その工夫が最終的にどんな結果になったかは、後半で。

 
[Phase02 -後半-]


 放送開始して少々経過後、ゲストという事であさぽんとアッキーが登場。
 あさぽん、さっき見た時白い服を着てたような気がしたが…あれ、青い?
「あれ?着替えたのかな?」
「よく見てますねぇ…」
 いや、別にそういうわけでもないんだけど。
 ちなみに、白い服、というのは間違いではなかったようですね、うんむ。

 さて、ラジオの内容は、結構普通のローカル番組って感じで進行。特に前半は、
 あさぽんとアッキーが登場するも、さほど踏み込んだ紹介も無く、
 普通にラジオを聴いていたら、なんか若い女の子がキャイキャイ(=あさぽん)、
 しどろもどろ(=アッキー)しながら話してますな、という程度な感じ。
 後半に入っても、内容的にも(当日のお題がネット関連だった事も有り)
 構成的にも普通の番組で、iM@s色が出てないどころか、あさぽんとアッキーって、
 一体どういう人物で、なんでゲストに来たのか、イマイチよく分からん…。
 自分が分からなかったぐらいだから、放送聴いてた人はどうなんだろう?

 で、番組に流れる雰囲気というのは、老舗のあっち系オーラが漂っており、
 RADIコミをどこかリフレインさせるような感じだったから、個人的には、
 あぁ…戻ってきたナァ、みたいなのはありましたが…。しかし、こういう番組の、
 コビコビでモラトリアムな雰囲気は、いつまで経っても変わらんナァという、
 そんな事を考えながら聞いてましたね…うーん…(-_-;;

 おっと、いきなり毒を吐いてしまった。重要なのはこういうことじゃないね。

 お葉書&トークのシーンでは、あさぽんが輝かしいまでの機転を利かせて、
 面白おかしく話を進行。それに対し、アッキーは若干戸惑いが見えましたね。
 でも、これはしょうがないと思うんだなぁ。公開生放送、しかも、初対面のDJと、
 隣り合って座り上手く話を、って言ったって、新人さんには無茶な注文でしょう〜。
 iM@s系ラジオなんかでは、「勝手知ったる事務所の先輩」と「向き合って」
 アイコンタクトしたり表情見ながら収録してるから、新人を感じさせない、
 堂々としたトークっぷりを見せていたけど、今回は正直、難易度高すぎでしょう。
 なんか、見てて「すげぇ試練だなこりゃ…」と感じてました、ずっと。
 でも、アッキーも基本的には明るい娘さんぽいから、場数を踏む事によって、
 どんどん成長してゆくことでしょう〜。

 んで、チャラさんは「アナウンサー」というのを物凄く感じさせるお方で、
 話すときの眼光の鋭さや、書類を手渡すときの機敏さなどは、
 さすがこれを本業でやっている人だな…、と感じさせるものがありました。
 ちょっと容赦ない感じではありましたが、でも、あれが「仕事」ってヤツよね。
 それを、ゲストに対してするかつー問題もあるんだけど…(^^;;

 そんなんで、放送は無事に終了。なんか、あっという間に終わったな…、
 という印象でした。繰り返しになるけど、気合入れてゲスト呼んだ割には、
 物凄く勿体無い展開…イマイチ、放送局側も、出演をセッティングした側も、
 何をしたかったのか分かりませんでした、正直な所。

 いや、自分は、あさぽんにもアッキーにも会えて、それだけで良かったんだけど、
 もっとね…なんか、目的感の無い仕事を見たような気がするんですよね。
 ファン心理としては全然許容できるのですが、仕事人間としては疑問符です、
 みたいな状態で、もやーんとしてました。あの放送じゃ、あの場に居た人はともかく、
 電波で放送を聴いた人の記憶に、あさぽんとアッキーが残るかっていったら、
 それはどーかなー、って思っちゃいます。もちろん、会場に来てくれる人との交流、
 ってのはファンサービスという意味で重要ではあるし、本当に嬉しいんだけど、
 今のあさぽん達にとっては一人の俺より、もっと大切にすべきものがあるだろうしね。


   さて、放送終了後はお待ちかねのミニライブ。
 響き渡る「relations」のイントロとともに、アッキー再登場!
 なかなかしっとりとした感じに歌い上げる上に、振り付けもナカナカのモノ。
 持ち歌だから当然だけど、1週間後のライブで歌うんだろうな…と思いつつ、
 それに向けた努力なんかもちゃんと見えたりして、立派だナァ、と感心しながら、
 コールしたり手を振ったり〜。なお、全員総立ちになるかと思いきや、
 椅子席の方々は座ったままだったので、実質的に一番前でじっくりと拝見という、
 オイシイ形となったのは、ハッピーサプライズでした。

 Game ver.を歌い終えると、あさぽんが進行表(笑)を持って登場。
 向かって右にあさぽん、左にアッキーの立ち位置で、トークスタート。
 なるべく進行表に則ってやるよう頑張ります、という事で、自己紹介から始まり、
 お仕事の紹介なんかをさらっとお話。って、ぉい!それをラジオでやれよ!(^^;;

 なんか、舞台はすっかりあさぽんペースで、司会・あさぽん、ゲスト・アッキー状態。
 話していると、あさぽんの勢いに圧倒されるのか、アッキー結構イジられていましたな(w
 例えば、あさぽんが得意のモノマネで美希を披露、好評を博すと、アッキーには、
 亜美をやれ、そして真美もやれとか…もう、アッキー困惑状態。終いには、
 上手にいたあさぽんの圧力で舞台下手にジリジリと追いやられ、テンパって挙動不審、
 左手を肘の所からカクカク上下する、意味不明な行動を開始(w
 これがなんか面白くて、周りの数人で思わずマネ開始(爆)カクカクカクカク(w
 すると、本人、やっと自分の動きに気付いたのか、赤面しながら俯いちゃいました。
 うひょ、かわいらしー。(<うぁ、オヤジくせぇ(爆

 それはさておき、それからも「進行表!進行表!」「進行表どおりにやらないと!」
 「予定に無かったよ〜!」なんて感じで面白可笑しくトークは進行。
 ホント、これを放送できればねぇ…(^^;

 で、時間も迫ってきている事から、ライブパートに戻り、
 今度はあさぽんが「ポジティブ!」を熱唱。途中の「お言葉」は、
 キチンと「宇都宮で餃子!」バージョンになっていて、芸が細かい〜。
 そして、それ以上に、振り付けがゲーム同様の完璧ver.になってて…すごっ!
 なんというか、二人とも、いい仕事を魅せました…このパートでは。
 いい仕事を見れると言うのは、楽しいと言うことと同じぐらい、嬉しいことですな


 さて、満足のミニライブが終り、サインか&握手会へ。
 ここで改めて、クリアファイルを持って居ない人はサインNGの旨、再徹底。
 …って、そんなの事後に聞かされても、ムカムカするだけだっ…っ!
 また、なんだかムカつきがリフレインしてきた…ふ、ふざけるなっ。
 配席といい、なんで「正直者がバカを見る」みたいな仕打ちを受けるんだっ。
 バカにされるにも程があるっ。こんなのやってられっかっ!
「…もう、帰るかっ!」
「え!?」
「バカにされるにも程があるっ!正直者がバカを見るような仕打ちはゆるせんっ」
「そ、そりゃ分かりますけど…宇都宮まで来て…」
「遠くから来たのが目的達成せずに帰ったってことで、猛反を促すんじゃっ」
「ま、まぁまぁ…あさぽんやアッキーは悪くないんですし…」
 …た、確かにそうだ…。し、しかしだなぁ…こりゃひどい…。
 一人で来てたら確実に帰っていたと思われる仕打ちにゲンナリしつつも、
 平氏にドウドウとなだめすかされながら、居残ることにした俺。
 というか、俺も意志が弱く、意識は低くなったもんだ…いかんなぁこれは。

 まぁ、お二人を前にしてネガ思考ばかりしててもしょうがないし、
 彼のいうとおり彼女達のせいでもなんでもないので、しょーがないな…と、
 また猫の話なんかをしつつ過ごす。ここで、さっきの猫話の延長で出てきたのが、
「iM@sキャストでCATSをしたらどうだろう!?」
 という話で、これは前述したとおり。これ考えているときは、楽しかったナァ(w
 ってか、あさぽんとアッキーが目前に居るってのに、それを見ないで、
 猫の話ばかりしている俺達ってばどうなのよ?とは思うが…。
 これも「文化的」の一環。脆くも恋が死なぬよう、視野拡大に努めるのだ!(謎

 さて、小一時間ほど経った所で、我々の番…と思いきや…!!!
 ななななんと、明確に我々の後ろに居た人たちが、我々の前の列に!
 んっ!?と思って後ろをみると、そこ(後方)にあった人垣がなくなってるっ。
 どういうことだ…と、考えるまでも無く、すぐに事態を理解した。
 彼らは後ろから右手前方に位置を変えて、前の列に入り込んだのである。
 か、賢いっ…!…じゃないだろ!ヲイ!ふ、ふざけるなっ!
 な、何を考えているのだ…、こいつらは…。

 確かに、彼らのやっていることは賢いのかもしれない…が。
 だが、明確に自分達より朝早くから並んでいる人間が眼前に居るのに対し、
 その人間に経緯を表さず、自分達が前に行くチャンスがあれば漬け込むとは、
 人としての仁義に欠ける話ではないかっ。というか、これは明確なマナー違反。
 こんな事が罷り通っているようでは、もうこの業界お先真っ暗だぞっ。
 というか、こういう事はしてはいけないという認識がないのか…コミュニティ内で、
 それを指摘する人が居ないのか…情けない、の一言に尽きるっ。
 もう、こうなったら何度でも言う。この業界をここまで持ってきた功労者の一人、
 林原さんは、このような配慮の無い人間にはステージ上からでも叱咤していた。
 それほどの辱めを受けたいというのか?いや、一度受けてみるがよい。
 自分がどれだけの事をしているか…というのは、こうでもされないと、
 認識できないに違いない。尊敬の対象から叱咤されるという失態を、
 少しでも想像してみたらどうだ。いつも思うが、近頃の若い人間は、
 教育体系が成っていないせいか、イマジネーション能力が決定的に欠落している。
 自分の行動が、周りへ与える影響を少しは考えてみたらどうなんだ。

 幸いな事に、この方々が、遠方から来たあさぽん・アッキーファンではない事は、
 お二人の名誉の為に付け加えておきたい。いや、しかし、これはホントに酷い。
 昔の俺だったら、怒鳴りつけてやったところだ…。ま、ここはアウェーだから、
 黙っていてやるが…な…。あんまり他人をバカにするのも、いい加減にしとかんと、
 そのうち痛いしっぺ返し食らうぞっ。

 さて、そんなこともありつつ、我々の番に。まぁ…今日は大人しくしてるか…。
 ホント、色々疲れたし…と思ったら、直前で平氏が
「いいんですか?サイン貰わなくて?」
 貰いたくても貰えないんだから、しょーがないじゃん…。
「いいよ。貰わなかった自分に自己満足して、陶酔するから」
「ああ、そういうのもアリですよね」
 分かっているというか達観しているというか…経験の少ない割にはヤリおるなぁ。

 で、先ずはアッキー。握手して、用意してきたプレゼントを渡す。
 来週も頑張ってね、とだけ伝え、去ろうとすると…
「え?えっ?サインはいいんですかっ?」
「いや、俺、その資格がないし」
「え?資格?え?」
 なんだか、全然会話がかみ合ってない…。クリアファイル保持者のみ、
 というのが彼女に伝わってないのか、なんとなく有耶無耶になっているのか…。
 おかしいな…と思い、後方にいるスタッフを見ると、あーいいよいいよ、みたいな、
 そんな対応が帰ってきたことから、
「いいですか?」
 と今一度確認した上で、
「いいですよっ!」
 との回答を経たので、ありがたく頂戴する事に。ただ、サインもらう対象が無く、
 自分の名刺の裏にサインしてもらう羽目に。まぁ、これはこれで面白くて良ですが。

 さて、いよいよあさぽん。なんか、だれーっとした状態で会うのは気が引ける…。
 こんな自分を曝すのはイヤなので、おつかれさまでした、とだけ言って、
 渡すもの渡して撤収モードである。と、思ったら、疲れているだろうに、
 あさぽんは元気に笑顔を振りまいて…ああ、なんて立派な娘さんだろうね…。
「朝早かったみたいですけど、何時起きですかっ!?」
 むっ、そんなトコまでチェックされているとは…やるな、あさぽん!
 (まぁ、アレだけ逐一ブログにコメントしてりゃ、分かるわなそりゃ)
 ってか、よくもまぁそういうところにまで気が回る…ホントに凄いわ。
 これだけ機転が利く娘、見たこと無い…俺なんか問題じゃないぐらい凄いね。
「んと、4時ぐらい?」
「おっ、同じじゃないですかー」
 そんな、理解しあってるのか全然してないのか良く分からない会話をしつつ、
 ここでもまた来週頑張れ!と言われなくても頑張るわい、みたいな話をして撤収。

 よくよく考えたら、来週は嗜好を期待!ぐらい言っても良かったカモ。
 ってんで、一足先に待っていた平殿に、来週は2段階で終わったりしねぇかな?
 とか言ったら、そんなのは世の中でKANさんしかしないっすよ、と、
 軽くあしらわれたりして、今日のイベント終了。

 …ではありませんでした。
 実は、今日は番組&番組スタッフ宛に、ゲスト招待ありがとう!って意味も込めて、
 もうね、そりゃぁハイセンスなね…差入れを、用意してきてたんで、渡さねば!と。
 どうせならってんで、チャラさんを探し当てて、平氏と一緒に
「今日は、お二人をゲストに呼んで頂き、ありがとうございました」
 と、手渡し。しかし、今考えてみると普通の観客が、こんな事いうのは不自然(爆
 でも、そこは相手も分かったモンで、ありがとうねー、と。
 そしたら、意外な言葉が先方から…
「ひょっとして、あさぽんの劇団の人?」
 え?…全然違いますって!(w
「いやいや、単なるあさぽんのファンですよ(w」
「あらそーなのー。いやね、今日、あさぽんの劇団の人が来てるって。
 でね、同じ様な場所でみてたから、そうかなーって」
「そーなんですかー。あさぽんも幸せモンだなぁ(笑」
「そうよねー(笑」
 みたいな会話が。そっか、劇団の人が来てたかー。
 あさぽんは仲間にも恵まれてますな、ホントにいい事だ…うん。

 しかしチャラさんよ、もうちょっとリスナーの教育したほうがいいゾ。
 常連さん常連さんとか言ってるけど、その常連が常識無かったら、
 全然コミュニティとしては誇れるモンでも何でも無いんだからな。
 その点、我らが小森まなみ、そしてそのBuddy達は立派なもんだ。

 で、この後、餃子食って、またグリーン車にのって帰ってきたわけですが。
 なんつーか、あさぽんとアッキーは非常に頑張っていましたし、いい仕事したし、
 立派だったと思います
。しかし…しかしなぁ…。他が、なんかもー…どうなのよ?
 みたいな。今日は、とんでもない事ばかりが発生しましたな…正直。

 こちらを見ていると分かりますが、俺、結構ミュージカル見に行ったり、
 普通のコンサート行ったりするんですけど、こう言う風にね、ファンのマナーが、
 常識を逸脱しているのって、この業界のだけですから、ホント…ね、言葉にならん…。

 ステージ上で、素晴らしい仕事をしてくれる人への敬意を表し方ってのを、
 もうちょっと考えた方がいいんじゃないですかね、という。
 昔から言ってるけど、自分で自分の首締めてますからね。
 って、いつまでも成長してねぇってことですな。
 俺は、その成長を促す為に、あっちの世界から身を引いたってのに、
 ちっともその目標を達成出来て居ないわけで、それにもゲンナリ。

 いろいろ、ステージのこっち側で反省点が多いイベントでした。
 ホント、どうにかしねぇーとな。こりゃこりゃ。


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