?ばすきゃんにっき?

CANVASに描く軌跡

[Phase00][Phase01・プロローグ]
[Phase02・橘 天音][Phase03・One Before Ren]
[Phase0+・and to Zero…][Phase05・桜塚 恋 その1]
[Phase06・桜塚 恋 その2][Phase07・セピア色のままで]


[Phase00]


 一番信用できるのは、自分の感性だ。

 昨日を持ちまして、入社以来続いていた昇格課題も全部終わり、
 「主任」をテンパったお祝いもあり、さらに新年度が始まるまで時間の余裕もある、
 ってワケで、雑誌で見かけて以来ずっと欲しかった、買う事を決めていたゲーム
 F&Cの「CANVAS」を買ってきました。
 本当は発売日に買う予定だったものの、仕事や課題が積もりに積もって、
 結局こんなにも間延び、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか…。

 気分の頂点だったとうはと以来、自分から「欲しいな」と思い、買ったゲームは、
 「Natural」、ただ一本だけ。
 やったゲームは星の数ほどあり、買ったゲームもそこそこ有りますが、
 どれも、「これは買うんだ!」といって発売日を心待ちにするなんて事は全然なく、
 買ったゲームはただただ「なんとなく」か「話題になっているから」という、
 ポジティブさからかけ離れた理由から。

 自分の気持ち自体が、ゲームを楽しむという点から遠ざかっていたのかも知れない。
 と、いう事に気付いたのは、恥ずかしながら去年の今ごろ。
 そんな反省も踏まえて、今日は、本当にポジティブな気持ちで手に取りました。


 一目見て「これはいいかもっ」と思ったものは、あまり外れない、そう思います。
 根拠のなさそうな、カンみたいな感情も、実は今までの経験や体験、
 それに何よりも大切な「気分」、つまり自分の心が構成しているワケで、
 自分の心が強く反応したモノを、自分が否定的に見るわけが無いと思うのです。
 時々、自分に裏切られたりもしますけど、ね…(笑

 久々に、自分の心が強く反応した作品「CANVAS」。
 世間では、「とうはとのパクリ」みたいな評判を受けていますが…。
 発売以来、そんな言葉ばかりが耳に入ってきています。
 でも、もしそれが本当なら、とうはとみたいな感動を再びヲレに与えてくれるかも。
 今の自分には、そんなポジティブな解釈を出来る心があります。
 もし、違っているのなら、また別の感動を見せてくれるのかもしれない。
 よしんば感動が無くても、きっと楽しめる要素は何処にでもあるはず、です。

 なんせ、自分の心が「これはいいかも」と言っているのだから…。

 不安など一切無い、純粋な期待だけ胸に抱き、今、「CANVAS」を開始します!


[Phase01・プロローグ]


 パッケージを開ける感触って、いいですよねー。
 ってなワケで、久々に新品のパッケージをピリピリと開封。
 にょほほほ、楽しみじゃーよー(笑

 パッケージは、ヒロイン「橘 天音」がどばーんと紅葉を持って寝転んでおる絵。
 可愛くキャッチーなこの絵に、ヲレはさくっとソノ気にさせられたわけで、
 じーっと観察してみますと、やはりエロゲーのヒロインってことなのか、
 「誘って」いるように見えます、ってことは、ヲレは「誘われた」って事のか(爆
 ともあれ、☆画野朗さんの絵は、かわいーですなー、萌え度高いッス。
 しかし、「天音」って、発音しにくいぞ、あ・ま・ね。

 インストール中、パッケージ裏のあらすじに目を通す。
 どうやら、このお話は、
「絵の特待生で学校に入れてもらったにも関わらず、絵を描きたく無いなんて我侭を言い出した恩知らずな主人公が、萌えな幼馴染み義妹になった学園一の美少女教育実習生としてやってきた隣の家のオネーサマメイド服を着た薄幸な呪われ少女ボーイッシュなろりぶるにゃー娘達と、ウハウハしたりエロエロしながら、気分(と気持ち)を良くした勢いで、あっさりと絵を描くことを再開する」
 という、誰にでもありそうな(注:あるわけない)高校時代のオモヒデを綴ったゲーム、らしい。
 ってか、そんな事は知ってたんだけど、再認識。
 どうやら、しちゃった勢いで絵も描いちゃうらしい、という事だけは分かった(爆
 主人公ったら、とっても、わ・か・り・や・す・い(はぁと

 しかし、3年前だったら「妄想って凄いよね」とか言ってそうなこの設定も、
 シスプリやらハピレスの台頭により、極めて普通な設定っぽくなっちゃった。
 そー思いませんかー?>ALL
 世の中ってやつはぁ…ヨー…(笑

 さてさて、インストールも終了、起動しますかぇい!ってんで、えいっ、起動!
 じゃーん、表れますは「カクテルソフト」の文字!
 ぎゃびん!これってカクテルソフトだったのかーっ!!
 ヲレはてっきり、フェアリーテールかと思ってたーっ!!!
 アレですか、カクテルソフトといいますと、あのPiaキャロとかCANバニとか、
 コミパとか作ってるレーベルですかぁ!?(注:コミパは違います)。
 なんとなく、「…」。
 同窓会、なちゅ、なちゅ2を作ったスタッフが作ったって知ってたから、
 こりゃまさにフェアリーテール!と思いこんでいたのに、…こ、これはっ。
 カクテルってーと、つまり、その、そんな感じなんですよっ、印象!
 パッケージからは想像し得なかった「カクテルソフト」の文字。
 よくよく見れば、確かに「カクテルソフト」って書いてあるわ…パッケージ。
 しかも、その代わりなのかなんなのか、「F&C」のロゴが無い。
 ふーむ…そーゆーもんなのか…。

 ま、いいや…きっと色々有るんだよ…で、OP…ってあれ、いきなりタイトル?
 これってOPがないんですかーっ、ってディレクトリ中漁ったら、
 あるじゃないですか、Canvas.avi、AVIファイルなんですねっ、で再生ごー!
 こ、これは…っ…。

 秋とうはと!?

 あー…いきなりイケナイ事を言っちゃったような気がするヨー、ヲレ。
 でもでもっ、そうじゃん、これってそうじゃん、桜が紅葉になってるよ!
 ってそんな感じじゃん、チガイマスカー!?
 うぉ、ここまでこうだとは思わなかったぜ…やるな(笑

 笑えるんだか笑えないんだか微妙な感情を抱きながら、
 タイトルに戻ってゲームスタートっ。
 名前入力…なんて入れようかなー…デフォでいいか(笑
 ここで「藤田 浩之」と入れたら…なんてことをちらっと考える。
 まぁ、ヲレはそこまで悪や毒じゃぁーない、ハズ、タブン(笑

 始まり…って、おおー、いきなり天音登場、ヒロインだぁ!かわいいぞー!
 って、いきなり「大輔ちゃん」かい!「ちゃん」か!?おまえあかりか!?(爆
 あ…またイケナイ事を言ったような気がするヨー、ヲレ。
 でもでもっ、そうじゃん、これってそうじゃん、しかも幼なじみだし!
 あかりって感じじゃん、チガイマスカー!?
 うぉ、ここまでこうだとは思わなかったぜ…って思ってたけど予想してたけど。
 しかも、歩いているシーンの絵もなんとなくそれとなくデジャる…。

 そして、いきなり弱音を吐く大輔ちゃん、構図が逆だ…(何と?)。
 と、いうか、良く分からないまま弱気な主人公。
 ヲレはちゃーんとパッケージを読んで、プロローグを知っているから良いものの、
 買って来てすぐ
「ぎゃぉーんもうヲレったらすぐに萌えな気分でエロなシーンに遭遇したいんですよっだからスグいんすとして起動ったらスタートしちゃうのっ!」
 みたいな人には、なぜにコイツがこんな状態なんだかさっぱり不明。
 あ、そんな人には、不明でもいいからなのか。
 余計な説明、ムダ、容量を省く、結構親切設計なのかも。

 シーンは進んで翌日、きっと、あの幼なじみが起しにくるはずだ…と思ったら、
 来ねぇ!!来やしねぇ!!!
 って、まぁそれもいいかいいじゃないか…はっはっは…ってなにぃ!?
 こっちが起しに行くだとぅ!?このヲレ様がかぁー!?
 いくら「春<>秋」って感じで逆だからって、マヂぃ!?

 画面には、眠りこけたヒロイン天音、眠り姿はかなりの萌え度と来た。
 ちくしょう、とうはとのときは、あかりみたいな娘が起こしにくるなんて
 なんてシアワセなんだ羨ましいんだコンシクショウ!みたいに思っていたが、
 ちくしょう、今度は、こんな可愛いやつが寝ているところを起こすなんて、
 なんて萌えるシチュエーションなんだってヲレだったら毎日毎日寝る前に
 明日どんな風に天音を起こそうかそうだ明日は○○で××したり…いや、
 △△で▲▲ちゃうのもいいかもぐはーなんて妄想しちゃったりするワケだよ!
 無防備な萌え幼なじみとご対面なんて、おいしすぎるじゃ無いデスかっ。
 これはこれでいいな、やるなっ、たまらんのう(笑

 ってか、この天音…会話してみると…「アタマワリィ」(爆
 本当に高校生かよおまえ!いまどきこんな高校生いるかー?

 ちょっとだけ真面目に考えて見ても、こんなヤツは居るわけ無い。
 「超萌え萌ぇ可愛すぎー!!」とか、「バカっぽいあかりで『ばかり』だなぁ」、
 で、こっち(受け手)の感情が済めばそれはそれでいいのかもしれんが、
 この天音というキャラクター、かなり可愛そうなキャラな気もする。
 萌えに毒された人間達の為に、作為的に歪められた幼なじみ像が、ここに有る

 これはこれで、とっても切ない事だと、思う。
 書き手にとっても、受け手にとっても。


[Phase02・橘 天音]


 帰宅シーンで、ちらっと、柚子が姿を見せるが、接触がないまま終わる。
 雑誌で見たときは、コイツが一番萌えかっ?みたいな印象があったが、
 マニュアルの立ち絵を見てたらだんだんとランクダウン。
 コイツは後回しだな後回し。
 ボクはロリ属性でもぶるにゃー属性でもないからね。

 帰宅後、記憶のなかで、今の段階ではストーリーに接触しないオネーサマ登場。
 接触しないんだったら出さないと良いのに、というか、出さない意味が分からない。
 天音をクリアしてからじゃないと表れないという、意味や価値がどこにあるやら。

 翌日、桜塚 恋登場!…って、ア○カですか?(爆

 ち、ちがいますか…って、しかし、うひょー、こりゃ可愛げな娘じゃーのっ!
 最近ボクったら、うさだみたいに、ちょっとトゲのあるキツめな娘が好みで〜。
 まさにコイツじゃないですかっ!みたいな。
 しかも、声まで可愛いじゃないですかっ。
 で、いきなり「私はあなたの妹death!」みたいな告白が。
 世の中が、シスプリに毒されて行っている事を強く感じたり…くわばら^2…。
 ただ、この妹さんは「お兄ちゃん」って呼んでくれないらしい。
 それはそれで寂しい物があるーにゃー…って、呼んでもらいたいんかい、ヲレ!。

 帰宅途中、今度はキチンと柚子と接触、本名、七城 柚子
 思ったよりもガキっぽい言葉遣いや声に、萎える(爆
 なんかこー…もっと、シャキっとした感じかと思ってた、ぎゃふん。

 天音と一緒に帰宅、良く分からないまま一日が終わってしまった…。

 翌日、昼休みになって始めての選択肢が登場。
 3択ではなく4択だが、とってもわかりやすい選択肢が並んでる。
 ゲームシステムはごくごくありふれた感じかな。

 ま、最初は天音で行きましょう、ってんで、天音に話しかけてみる、を選択。
 一緒に飯、なんだかコイツと一緒にいると、本当に「ガキのお守り(おもり)」みたいだ。

 続けて午後、君影 百合奈先輩登場…って、コイツ、先輩だったのかー。
 絵見たときは、後輩かと思ったのに…。
 そして、この先輩、いきなり「自分を描け」とか「お前は呪われている」だの、
 めちゃくちゃ言い出します、ぎゃふん、めちゃくちゃすぎですヨ!(笑
 柏木楓なルックス、来栖川芹香のようなオカルティックな先輩、そんでもって
 姫川琴音みたいに呪いを駆使するというとんでもないキャラなのですか?
 …ん?これって、まさにTYLOR殿にぴったりのキャラなのでは…(笑

 帰宅の選択肢。
 あー…これは(以下略)。
 適当に選択すると、天音登場。
 良く分からないまま、なし崩し的に一緒に帰宅ってかデートへ。
 しかし、この天音、本当に幼いってかアタマワルイっぽいな…会話してて疲れる…。
 「Eys's Only」のヒロインもこんな感じだったが、こーゆーの流行なんだろうか。
 ヲレにはさっぱり分からん…歳なのかなー…ァ。

 アイス屋で恋に遭遇、はぅん、バイト姿イカス!かわいいっ!
 それに、なんだ、こいつちゃんとヲレを「お兄様」って呼んでるジャン!
 ぐは、萌え!シスプリ万歳(謎

 翌日。
 マリーアントワネットの
「パンが無ければ、ケーキを食べろ」
 という台詞に対し「私もそう思う。彼女は正しい」と平気で言ってのける天音。
 コイツ、本当に高校生かよ!何物なんだよこいつはっ!!
 …もうついていけねぇ!だめだ、ヲレはダメだ、こーゆーキャラ苦手なんだよ!
 こんな普通じゃないヤツ、というか常識のかけらもないキャラは、
 いくらゲームの中でもゆるせねーんだよぉぉぉっ!

 でも、最初にコイツでクリアするって決めたから、仕方なく一緒に帰る。
 …げんにゃり。

 鷺ノ宮 藍、登場、いきなり自分を「お兄様」とお呼びになられる。
 やっぱり、トレンドは「妹とお兄様」なのかしらん。
 どうやら、コイツ、恋の友達らしく、だから「お兄様」とのこと。
 そっか、こいつら二人で「恋愛」になるわけですな、ふむふむ。

 学園祭でも、天音のバカっぷりはとどまる事を知らない。
 Hシーンでもないのに「ふきふきしろ」とか、もうヲレの常識を飛び越えてる。
 しかも、ふきふきする場所がちがうじゃないかっ!(どこでしょう?)

 うー…恋シナリオにいきたいよぉ…。
 でも、ボク、負けないもん、意地でもこいつクリアしたるわっ。
 つーか、コイツ最初クリアしとかないと、二度としない気がするっ!

 10/20。
 なんだか良く分からないうちに、フラグが立ったらしい、え?もうですか?

 10/28、良く分からないまま、EDへのシナリオらしい。ええっ!?
 ってか、壁殴ってますよ主人公、まるで誰かサンみたいに。
 ますますナニでアレですなぁ、ほっほっほ。

 流されるままにHシーンへ。
 そして…終わっちゃった…ぎゃふん!!
 えぇーーーーーーーーーーっ!!!???

 …はぅん。

 そっかー…、こんな感じか…CANVAS。

 ファーストプレイの感想を簡潔に述べると…
フェアリーテールの方々が、カクテルソフトのレーベルで、
 とうはとっぽいの作ったらこんなのになるんだろうな

 って感じかなー。
 いい加減に、とうはとと絡ませるのやめろ自分って感じデスが、
 でもさー、だってさー(笑
 噂は、極めて真実に近かった、って感じかなー、今の心境は。

 ちょっと真面目に。
 なんだか「いつ始まっていつ終わってるんだか」良く分からない感じは、
 まさにカクテルなゲームって感じがします。
 これ、昔から変わらないデスね、ちっとも。
 まぁ、これが、前言った「ちょっと、『…』」の理由なんですけど、
 つまり、物語を「積み上げて行ってる」感触が無い。
 「ああ、これをこうしてこういう出来事があることにより、結ばれるんだ」
 っていうプロセスが、ボクには取っても大切に思えるんですけど、
 そーゆー点が非常に希薄なゲームだと思えます。

 ゲーム期間が短いから、なかなか難しいとは思いますが…、
 (ただこれも、お気楽にできるって点では、プラスなのかもしれません。)

 そして、もう一点。
 「主人公が絵を描けない」という大前提がちっとも生かされていないトコロ。
 それどころか、今クリアした天音シナリオに至っては、
 特待生を放棄しちゃってるし、最初のプロローグは一体なんなんだっていう。
 ちっとも事態が前向きに進展していないじゃないか、
 恋愛やHシーンだけが成り立てばいいのかしらん、なんて疑問が残ります。
 自分がいかに恵まれた境遇に居るのか、我侭ばかり言っているのか、
 それに気付く、天音が気づかせてくれる、みたいなシナリオだと期待してたのに
 全然そんなんじゃなくて、ただ、絵を描いただけで終わり。
 ちっとも、主人公が前向きになったって気持ちが伝わってこないのです。

 シナリオが生きていない、って言葉だけで片付ける事はもちろん出来ます。
 が、ボクはそれ以上に、せっかく作った設定を生かそうとしていない、
 そんな感じがしてならなかった。
 少なくとも、ボクには、主人公が再びキャンバスと対面し、
 そこに自分の想いを描いていくプロセスや気持ちが見えなかった。
 天音がそんな気持ちを後押しして行く存在とは思えなかったのです。

 メインヒロインにして、このシナリオ。
 続けて、桜塚 恋に挑むかわぴーさんの心中や…いかに?

続く

 ってか、この後、なちゅぜろを開始したのよ…オレ…(爆


[Phase03・One before Ren]


 ちょっと一休み。

 今日、風呂入りながら、もはや定期購読雑誌となった、G'sを見ていたら、
 キャラランキングなんてやってるじゃーないですーかー。

 なになにドレドレ、って見てみると、マルチ一位、ま、これは妥当ですな。
 で、発売したばかりだってのに、ちゃんとCANVASのキャラ達も顔、出しておりまして。
 おおーっ…って、ちょっとまてぇーーーーーーーーーぃ!!

 なんで、天音が16位で恋が24位なんじゃーっ!!!

 ヲ、ヲレの恋が…恋が…学園一の美少女な妹が……よ、よりによって…
 バカリに敗北かーっーーーーーーーーーーーーーーーっーーーーー!!!!

 ヲレの、最愛の妹がァアアアーーーーーーーーーーッッ!!!


 よくよく見てみると…、天音15票、恋11票。
 …その差4票、なんていう低レベルな争いなんだろう…(笑
 ってか、この得票差なら…ニヤリ。

 そうですよ〜ボクと、そう、今ココを見ているあなた!
 そう、あなたが思わず手が滑ったりして、愛しの恋ちゃんに投票しちゃえばいいのだ!
 この得票差なら、簡単に覆っちゃう可能性大だーにょ〜!
 つーわけで、ヲレ、さくっとハガキ書きました。
 皆様のご協力をお待ちしております、われらが妹、恋の為にもッ(核爆


[Phase0+・and to Zero…]


 さぁ、続きかくぞぉ!ってんで、会社を6時前に飛び出して来たにも関わらず…。

 胃潰瘍復帰の兆候、さらに、頭痛が酷くなってきて…。
 ぐはぁ、でも、恋!恋!恋!レンレンレンレンレンレンレンレン!!!!
 恋への想いをこのテキストに焼きつけたくてたまらねぇんだよぉおおお!!
 ってな勢いで、頭痛と格闘しながら描いていたんだけど、
 セデス飲んでもダメなぐらい弱まってきたので、回避、ごめんなさい>ALL

 恋が看病してくれないから、泣きながら寝るデス、ぐすん。


 で、まぁ、CNN的に言うと「全世界的に恋の兆しです」なわけなんですけど。

 その前に、なちゅぜろのお話。
 前回、「ってか、この後、なちゅぜろを開始したのよ…オレ…(爆」
 つーかたちで終わったとおり、実はなちゅぜろも同時に購入して始めたんだけど、
 これは良い、好い、めちゃくちゃいいにょぉおおおおにゅぴょーっ!!

 ナニが良いって、妹!妹!!いもうとぉ!!!
 じゃなかったです、ナチュラルなんですよ、このゲーム(笑
 なちゅ1から、キチンと世界観が継承されていて、ゲームしてて、
おぉおっ、ヲレが愛したなちゅの世界がココに蘇って来たよっおにいちゃま!
 みたいな感覚なんですよ、しかも新作だから眩いばかりの輝きを持ってしてッ!
 しかも、今までのなちゅシリーズと比較して、絵がロリぃ!
 …え?いや…これも重要な要素の一つじゃん…って思わない?(爆

 おまけもかなりの充実度!
 歴代ヒロイン&女性キャラ全集合!
 キャラ紹介から、BGM紹介もそろっていて、こりゃなちゅ好きなら絶対買い!

 そして、一番凄いと思ったのが、OP!
 もちろん、なちゅぜろぷらすのOPなんですが、なちゅ>なちゅ2と続く流れが
 キチンと演出してあって、もうニクイニクイ!感涙モンでしたよ〜。
 おまけに、歌が良いんだよーこれが!
 最近、ちゃんとOPテーマを用意して来てるエロゲー増えたけど、
 こりゃもうそんなかでも最高ランクな歌ッスよ〜!
 どれぐらい良いかつーと、ヲレが、会社で口ずさんでるぐらい(爆
 これはね、もうどうやってでも聴く価値有りですよ、マヂで>ALL

 いやいや、なちゅ2のOP・EDも良いんですよね。
こうなったら、F&Cボーカルコレクション出してくださいヨッ!
 ってF&Cの人に言いたくなっちゃう出来なんですよー。
 それぐらい、この二つのゲームの歌は秀逸で、お勧めなんダヨォ。
 考えて見てくれませんかね?>F&Cの方
 …F&Cなら、どっかの会社とちがって、「vol.1」ちゅー形にしても
 「vol.2なんて出そうに無いジャン…
 なんてツッコミ入れられないと思いますし…(爆

 なちゅらる、ってゲームは、元々エロメインであまりストーリーは無いものの、
 ちらりと見えるお話が、結構クる感じでよかったんすが、そーゆーのも今回、
 キチンと受け継がれていて、本当に楽しくて嬉しくてしょーがなかったんですよ。
 ナチュラル、ってのは、良い意味でゲームなんですよね、ボク的な。
 甘ったるい仮想現実・幻想の実現っていう…ね。

 いやー、実はCANVASよりいいんじゃぁねーかー、って思ったね(笑
 今月号のコンプティークの表紙に萌え狂って、もう速攻に買ってしまうぐらい(笑


 次こそは、恋、行きますよ!
 一日一恋、これ、とっても大切ね!

 って、そんなんしてる暇あったら、さっさと描かんかい!(ばきぃ


[Phase05・桜塚 恋 その1]


 さーてー!

 ついにやってきました、学園一の美少女妹、桜塚 恋ちゅぁん!
 ルックスだけでも萌え萌え確実なのに、その性格といったら、
 ワガママキツく強気っだったらありゃしなくて、
 もう文句のつけようが無いぐらいサイコー!!
 最近は、現実に存在しないようなロリ娘より、こーゆータイプのほうが萌えるのね。

 そそくさと、ボイスを「オン」するヲレ。
 実を言うと、かわぴーさんたらゲームに音声は邪魔だと思っているタイプで、
 今だかつて声をオンにしてゲームなどしたことなく、
 その徹底っぷりたるや…ま、どーでもいいか、オンにした事だけが、事実。

 で、恋!恋!
 出会いは、天音んときと同じだが、もうその声を聴いただけでイきそぉ〜!
 初対面のクセに、エラそうでキツそうで、もう吐血しちゃうかもっみたいな。
 このキャラクター、まさに
子悪魔的寂しがり屋意地悪たまに許ーるしてぇ〜♪
 みたいな感じで、そう、つまり、なんども言ってるけど、うさださんなのだ。

 可愛すぎ、よって、ストーキング決定(爆
 これからの行動は、全て恋の為にあるッ、つーわけで、どの選択肢も恋行き。
 さっそく、次の昼、恋に会いに行くと、今回はここで藍の登場。
 ほのぼのとした会話を藍としてると…ぐはぁ!恋がケリ入れてきたッ!(笑
 美少女キャラ台無しの激怒ケリっぷりに、またも心奪われるヲレ。
 あーもー蹴るならヲレを蹴れッ!みたいな。
 そしてなにより、このシーンの恋、パンチラやがな(爆

 きーたーく…の途中で、なし崩し的に天音とアイスクリーム屋へ。
 ヲレは恋と、恋とだけ居たいのに、なんでこのバカリは割り込んでくるかな。
 しかも、道中、自分からすっ転んでパンチラかましてやがる、恋への対抗か?
 そのシーンの絵が無い事もかなり腹立たしいが、恋の
「…だ、ダメだもん!」
 という対応も、ワケ分からなくてかなりムーカーつーく、キーッ!!
 なにがダメだってんだおめーから誘っておいてこのやろうっ!

 そのアイス屋で、恋と遭遇!恋!れーーーーーーーーーんっ!!!
 きゃー!バイト中の恋ったら、髪型が「にこて〜る」!かわいいっ、萌えッ!
 しかも、天音と一緒にいるヲレに対し、ムカってる!ジェラシーか、オイ!?
 か、かわいーーーーーーーーーーじょーーっ!!
 アイス屋以上の時給で、ヲレ様が雇ってやりてぇー

 翌日の下校時。
 雨天なのに、傘をもってねー恋に遭遇、これは、相々ガサのちゅぁーんすっ!
 濡れて帰るしかないかぁ、なんて言う恋。
 …濡れる恋…………、イ、イイッ!そ、それ良いッスよ!相々ガサより良いッス!
 さぁ、濡れろっさっさと濡れて帰りやがれっ早く濡れるんだヨッぉっ!
 なんてテンション最高に高まったと思ったら、あれ?
 …なんてこたない、相々ガサして帰りやがった、ギャフン、つ、つまんねー。

 でも、恋が、恋のお家に入れてくれたの(はぁと
 下着かなんかあさるかと思いきや、意外と良識有る主人公、つ、つまんねー。
 おまえ本当にヲレか!?
 さっさとやる事しちまえよっ!(爆

 翌日、いきなり恋の誕生日。
 このゲーム、ゲーム期間(リアルなゲームタイムではなく、ゲーム界的時間)が、
 1ヶ月弱と非常に短いので、次々といろいろな事が起きる。
 冷静に考えてみりゃ、こんな時間で、出会いからラブラブになる過程を、
 涙流しちゃうぐらい感動的に描くなんてそー簡単じゃねーだろな、って思う。
 あ、誕生日だったっけ?恋の誕生日は、10月14日さ、ちゃんと覚えてるぜ。
 なんつっても、マニュアル熟読して暗記したぐらいだからな(爆

 ナゼか我が家でお誕生日会、お客様は恋藍コンビ。
 しかし、この藍というキャラクター、デジカメまで持たれると、まんま知世(爆
 そのうちヲレの恋を襲ったりなんかして、ヲレの恋の×××なんかを、
 その手に持ったデジカメで
こーゆー写真はデジカメで撮影するに限りますわぁ。
 だって、写真屋さんに現像に持って行くわけには参りませんものねぇー

 なんていいながら撮影しちゃったりなんかするんじゃないかっ!?
 ってな事まで考えたりする。
 あながち、あり得ない話でもないのが、怖い。
 ってか、どんな写真やねん>現像に持って行けない写真

 なし崩し的に、自分の部屋でエロ本漁りされるヲレ。
 エロ本は見つからず、変わりにアルバムなんか発見されたりするんだな。
 ちっこい時分の写真を見て、かわいーですわー、という藍に
ふん、昔は今ほどスレてなかったんじゃないの?
 と恋。ヲレ、この台詞、最初、
ふん、昔は今ほど擦ってなかったんじゃないの?
 って見えて、激汗。
 なにをだ(汗>擦る

 ここで。
「休日の時間も自由。絵を描かされなくて済むなんて、なんて自由!素晴らしい!」
 みたいな心理描写が。
 おまえなぁ…。
 特待生で入学したってことは、お前、
「絵で学業を成り立たせて行く」
 ってことを覚悟・決意したってことだろーっ。
 それなのに、それを放棄してナニが「描かされる」だの「利用される」だーっ。
 学校が、お前の我侭に「利用されている」だけじゃねーかっ。
 このガキ、ワガママでムカツクな、ホントに!

 でも、一番ムカつくのは、こんな主人公の妹として、恋が存在している事だナッ。
 ちくしょー、むーかーちゅーくぅー!!(爆

 続きは、明日(か、明後日)


[Phase06・桜塚 恋 その2]


 翌日は休日。
 休日になにするかってーと、そりゃもちろんストーキング(爆
妹の様子でも見に行くか
 とかもっともらしい理由を引っさげて、アイスクリーム屋へ向かう。
 さすが自分の心から逃げ出しているダメ主人公、思考もダメっぷりを遺憾なく発揮!

 すると、ヲレの恋ちゃんからのアプローチがッ!
 ああっ、ヲレの恋ちゃんが、ダメ主人公にそんな態度を取るなんて…ゆ、ゆるせん。
 と、バイト上がって私服姿のヲレの恋登場。
 凄い髪型してるなこの娘さんは…。

 そして学園祭、密度の濃いゲームだなァ(笑
 学園祭といえば、なんつーかこう…カップルとかが盛り上がりそうな感じがするが、
 最近はそーでもないんだろーなー、と思ったり。
 こんなゲームに求めている、ヲレを含めた寂しい人間の「学園祭像」ってのは、
 実際ゲームの中にしか存在しないんだろーなー、もはや。

 なにがともあれ、恋ちゃんと学園祭を回れるってのーはー、嬉しい(笑
 オゴリと聞いて遠慮なく食いまくる恋に対し、タテマエ上は
「太るぞ」
 とか言ってみるテストなヲレだが、実は奉仕する喜びを知るヲレ、ダメすぎ(爆
 調子に乗って、
私の黄金のプロポーションを、一生見る事は無いでしょうけど
 とかヌカす恋。
 そのうち、見られる…つーか、見せる事もしらないで、呑気なもんである。
 しかし、この娘、85のCカップぐらいで「黄金」たぁ、その発言JARO行き。

 あっけなく終わった学園祭。
 ゲーム中盤の大きな山場だと思ってるんだけど、その割に演出が無い。
 このテの恋愛シミュになくてはならない、
うぉ、やっとフラグ立ったのかっ…、うぉー、このイベント、萌えぇっ
 ってのが無く、サクっと普通の一日が終わったって感じ。
 もっと凝った選択肢と、凝った演出があってもいいと思うぞ。

 二日後、再び恋の家。
 立ち絵が私服のところを見ると、どーやら着替えたらしい。
 って、ナゼ「覗く」という選択肢がないっ!>このゲーム
 つまんねーよー(爆

 台風襲来。
 …10月中旬に「台風」という演出はどうかと思うぞ、強引すぎ(汗
 まぁ、そんな強引な演出のおかげで、恋がウチに泊まりに来るわけだから、いいか。
 でも、ここでもなんか「ぎゅわぁん」みたいな盛り上がりが無いのよね。
 なんでだろ、もったいねーなー、進展ゼロって感じジャン、これじゃ。
 下着で寝るという恋を覗きに行ったりする演出が無いっ!>このゲーム
 つまんねーよー(爆

 …別に、ボクはそんなことばっかり考えてるわけじゃないので…あしからず。
 でも、中途半端だとは思うんだよねー。

 翌朝、恋とバカリが一緒になって登校。
 バカリのことはすきじゃねーけど、ルックスは可愛いので、画面で映える。
 恋と並ぶと、えろげーとしてトップレベルな可愛さの二人が並ぶ事になり、
 萌え度めちゃくちゃ高すぎ、ぽきゅん。
 恋が、ジェラシーばりばりでよそよそしいのも萌え。
 要するに、なんでも恋なら萌えなのかもシレズ、はぅん。

 ここらへんから、恋ちゃんお弁当大作戦が展開される。
 恋の手料理が食えるなんて、なんてシアワセモンなんだぁっ>主人公
 ヲレなら、恋の作ったもんなら何でも食うねっ、食い物じゃなくても食うかも。
 それが萌えるってことだっろーっ!みたいな。
 が、幾ら意気込んで見たところで、実際に食う事は出来ず、へにゃ。
 2次元の壁は、人間には乗り越えられない壁なのね…
 そんな溜飲を下げるように、ブロッコリーかどっかで、もう一度Piaカフェでもやって
恋の手料理」とか血迷ったメニュー考案してくれねーかなー。
 頼みますよ!>木谷社長(爆

 1週間が早い、また休日…抑揚がないから、トントンって感じで進んでしまう。
 しかも、毎日顔を合わせているわけで、まあ妹だからそれもありだけど、
 なんだかこー…焦らされる、みたいなのがない。
 会えない選択肢がないから、不安感も全く無い…つまり、
 「恋愛の駆け引き」みたいなのが(選択肢にも)全く無いのだ、このゲーム。
「いつのまにか好きになっていました」
 という感じで、お散歩みたいな雰囲気だ。
恋愛は障害物競走だ
 と思っているヲレには、どーにもヌルい。
 この休日にしても、なし崩し的に恋とデートで、そりゃ嬉しいけど、
 どっちかってーと向こうがこっちに気が有る感じだから、
 さすがにツっぱねてやりたくなる。
 ヲレは恋愛でも天邪鬼(あまのじゃく)なのだ。

 今気付いたけど、この恋、口癖は
あったりまえじゃなぁい!
 と、
ほほ〜っ
 だな。なんかこの台詞ばかり聞いているような気がする。

 ここらへんから、なんだか恋の様子が豹変する。
 藍ちんへの嫉妬なんだかなんだかわらからネー感情に支配されている様子。
 こっちも戸惑ったりなんかしているようで、さくっと待ち伏せ
いつからストーカーになったわけ?
 最初からです!(爆
 じゃ、なくて(汗
 ちょ、ちょっと待ちやがれ、恋!

 で、いきなり、だれも私を分かってくれない、とか言い出すし(汗
 慰め>んでいきなり告白>らぶらぶ>エッチシーン、dsk(汗
 どういう展開だ(汗

 この妹、なんだかかなりのエロ度。
 カクテルソフトのエロって、あまりエロくないなーってのが印象なんだけど、
 このソフト、えっちしーんは普通以上にはエロいですよね。

 で、終わった…。
 終わりまで、かなりのエロっぷり、可愛さと萌えェを発揮しましたが…>恋
 それ以外は…って、言われると、ちょっと(汗

 ここで、ちょっと真面目に。
 いや、このゲームの趣旨が、らぶ萌え系純愛ゲーム、ってのは重々承知してますが、
 この「恋」というキャラクターが「妹」である必要って、ナニ?って思ったですよ。
 だって、全然「妹」っぽくないんだもん、ただ、人気有る後輩って感じ。
 「妹」ってのが生きてるのは、ただ単に
「主人公との接点がないから、妹ってことにしてみるかぁ」
 みたいな感覚、たぶんちがうとは思うけど。
 そりゃ、加奈みたいなタブーな感覚を前面に押し出した方が良い、とは思わんが
 お互い、全然「兄弟」という事を意識せず、ラブラブになるのには、
 「モラルを超越してしまった二人」って感じで、違和感を感じざる得ません。
 そう、このお二人には「恋の邪魔者がなさすぎる」んですよね。
 萌え要素は高かったけど、恋愛ゲーム、という点において、
 非常にこの演出が弱かったなァ、って思います。

 ただ単に、流行の萌え要素って事で、恋が妹に仕立て上げられたなら、
 そりゃ恋にとってめちゃくちゃ可愛そうな事には違い有るまい…ねぇ。
 変な言い方だけど、「妹」が「妹」である事の必然は、あるんでしょうかね?
 平行してやっている、なちゅぜろぷらすの鞠乃を見てると、
 同じような役割の恋と比較して、こんな事を思います、ハイ。

 さて、お次はどーなのか。つづきまーす。


[Phase07・セピア色のままで]


 そんなワケで、続けてチャッチャと残りの娘達のれびゅーを。

 悠姉さん。
 裏切られた相手なのに、根に持ってるかと思いきや、
 「姉さん」とか甘えた呼び方したり、主人公の意図がちっとも読めぇね〜。

 柚子。
 ヲレ的に、自分に才能が無いのが分かっていつつ、
 それを補う為の努力を惜しまないこの娘の性格はめちゃくちゃ好みなのだが、
 好みのはずなのだが…うーん…。

 百合奈。
 いきなり表れて「お前は呪われている」とか言う…し。
「自分を描け」とかいって人ン家押しかけてきて、ヌードになるし、
 イっちゃってますな、この人(爆

 と、言うわけで、恋シナリオからこっちずぅーっと、
 恋に取りつかれたようになっているかわぴーさんには、
 ハッキリ言って、他の娘のシナリオなどは頭に入らず、
 手がかってに
「恋に会いに行く」
 とか選んで大変だったのでした、てへ。


 全クリアする前に、同時購入のなちゅぜろぷらすを始めてしまったヲレは、
 どっちかってーとなちゅぜろぷらすのほうに心を奪われてしまい、
 どうにもCANVASに集中できなかった…のかな、なんて思います。

 自分が、二つのゲームを同時進行させることなどかつて例がなく、
 実際、買った時にはCANVAS終わってからなちゅぜろやろかな、なんて風に
 考えていたのですが、なぜか…ねぇ(笑

 さて、こうして「恋」という状態でCANVASを全クリアしたボクですが、
 結局なんかあったかな、って降り返ってみると、「別にー」ですね。
 Phase02んところで書いたとおりの感想が覆ることなく、終わったって感じデス。
 というのも、このゲームにはやはり「感情を紡ぐ」感覚が無い。
 主人公とヒロイン(候補)の関係が、「出会い」という点からスタートしてない。
 どういう理由で、二人の恋愛感情が成立した(している)のか見えない。
 そんな点が、ヲレにとっての印象の希薄さに繋がっているんじゃないかな。

 期待していなかったなちゅぜろに対して、ヲレが良い印象を持っているのは、
 そーゆープロセスと結果を、非常に大切にしているゲームだからなんです。
 「二人の感情の成長」を一番に描いているのが、強く感じられるからなんです。
 一方、CANVASからは、全然それが感じ取れなかったんですね。

 結果、ヲレのCANVASに描かれたモチーフは、その名の通り「セピア色」のままで、
 決して色鮮やかに彩られること無く、終わってしまった。
 「とうはとのパクリ」という言葉だけで終わらせるにはもったいないゲームだけど、
 ONEのように、それを弾き返す要素を持っていなかったのも、事実かなぁ、と。

 今回ばかりは、途中でなちゅにも手を出してしまっただけに、
 どうしても純粋な意味で楽しめなかった自分にも否はあるかな、と思います。
 ちょっと反省しつつ、恋・鞠乃という二人の妹達を両手に抱えて、
 今日もウハウハなかわぴーさんでした、ちゃんちゃん。

 つぎは、おまちかねの「デジキャラットファンタジー」ですな(笑
 どんなゲームになっているやら…楽しみです(笑


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