今井麻美・中村繪里子の
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「イベントのあり方」というものを、久々に考えさせられました。 これが、お互いにとって「Great Oppotunity」になるといいな、と思いつつ…。 |
[Etarnal 02 -総論(Ivent Review)−] 普通に書くと長くなってしまうので、トピックス別に進行します。 <開場まで> 新橋で花束を買い(どっかのラジオで聞いたフレーズだな…?)、S氏と合流の上、 会場に向かう。会場前で、事前に準備して来たアンケートを記入しながら時間を潰し、 いざ入場。入場時に、隣の方に「気合入ってますねぇ」と言われた…ま、まぁね。 そんな気合の入った花束をスタッフに託し、会場入り。 会場は、左側のみにスクリーンがあるステージプランだったため、右側に陣取る。 300人中270番前後の入場だったので、前方視界は望むべくも無いが、 これで少しは溜飲を下げる事ができるかなっと。 <開演> えりりんはメイクが終わって無い(笑)という事で、先ずはミンゴスがステージに登場、 進行を開始するも「一人じゃ間が持たないのー」という事で、コールでえりりん召喚! えりりんは、会場後方からの入場で、ステージが見えない後方の人間の溜飲を下げる。 ナイス配慮です。こういう点はなかなか良いぞー。 <A.I.E.Nを五感で−触っちゃおう編−> 今回のテーマは「A.I.E.Nを五感で」との事で、先ずは触感からスタート。 内容は、事前記入のアンケートに記載された質問に答えていくというもの。 面白可笑しく質問に答えていく二人。ファンキッズスクールの中村先生よろしく、 持ちネタ(?)の「絶対イヤです!」を披露したり、なかなかの盛り上がり。 この二人の自由奔放なトークが好きな自分、おもしろいぞもっともっとー、 なんて風に思っていたのだが、案外さっくり終わってしまい、残念でした! なお、最後にはゲストでえりりんの友クーマと、ミンゴスの友マーメイ登場。 ここら辺は、ファンにはお馴染みのゲストって事で、微笑ましくあったり。 しかし、ブログでは知りえなかったクーマの人格(熊格?)たるや、実に親父くさく、 いやー…いいね、気にいっちゃったよオレ!w <A.I.E.Nを五感で−聴いちゃおう編−> 続いて聴覚。ここでクーマより、カラオケで100点を取れ、取れなくば罰ゲームという、 会社の呑み会で酔っ払った中間管理職が女性職員に対して言いそうな、実にオッサンくさい 提案を口走る。そんなんで、A.I.E.Nで「バレンタインキッス(国生さおり)」を熱唱するも、 残念ながら70点どまりで、罰ゲーム決定。…って、え?これで「聴いちゃおう」終わり!? <抽選会> 罰ゲームは、コスプレ大会。クーマの趣味はナースとの事で、要するに色物コス大会って事かな? と、予想通り、お二人が衣装を取っかえ引っかえながら抽選会を実施する形に。 ミンゴス=ゴスロリ・婦警・チャイナ服 えりりん=メイド・くのいち・チャイナ服 意外と普通?でも、ミンゴスのゴスロリは、なんか妙に似合ってたかも。 「私、人生賭けてるかも…」 とか言ってましたが、なかなかどうして楽しそうではありました。 キャラ設定は大幅に間違ってたけど、ボケっぷりも含めてそれもまた良し(ぉ しかし…このコーナー…長い!ステージ上のお二人の姿を拝めるという点は良かったが、 それにしても、間延びしすぎ…。まぁ、これは、抽選でプレゼントやサインもらうより、 より精神的な繋がりを切望する自分だからだとは思うんだけど…。大切なのは、 物理的なモノよりも、価値観の共有とかという精神的なものだと思ってるんだよねー。 もっとも、この感覚が一般的な感覚ではない事は、ちょっとだけ理解しているし、 これは別にモノが要らないとかではなく、かわぴーさんの為にっ!ってんなら、 もちろんそれは本当に天国に昇っちゃうぐらい嬉しい話なんだけどね。 なお、抽選会には 「なんで、他人が物をもらうのを見せ付けられないといけないんだ」 という辛辣な意見があり、実際この場でこういう事を言っていた人がいることも、 あえてココでは述べておきたいですな。まぁ、自分はココまで言うつもりは無いけど、 抽選会がメインコンテンツというのは?で、(経済学的な)効用を考えると、 時間的にはらじましょ公録の最後に、おまけでやった程度でいいんじゃないか、 とは改めて思いました。 あと、この抽選会の最中、360版を買ったかどうかという質問に対し、 「買ってないなぁ」 と思わず口に出した同伴のS氏に対して 「あんなモンは買わんでいい」 というツッコミが後ろのほうから入ったことには、マヂで驚きました。 驚いた、というか、その言葉からは「とことんアケ版にこだわるんじゃ」という気概、 情熱、熱い想いを感じて、物凄く頼もしく思ったり。こういうファンが要る限り、 iM@sの世界は安く軽い世界に流れる事は無いな、と確信できました…ね! という事で、抽選会における自分の一番の収穫は、この言葉かな。 って、全然抽選会関係ないですな!(爆 <A.I.E.Nフラッシュ> 結局、1時間半近くを抽選会に費やし、スケジュール押せ押せの中、 ライブコーナーに向けての衣装替えを兼ねたインターミッションとして、 A.I.E.Nのフラッシュムービーを上映。これがどういうものかというと… 「結婚式に上映される『二人の馴れ初め』紹介ビデオ風A.I.E.Nの軌跡」 A.I.E.Nの百合疑惑について深く掘り下げ、真実を追究したこのフラッシュは、 もう百合花粉で花粉症になってしまいそうなぐらいな、二人の世界の濃密さを紹介。 見ていて、逃げ出したくなるほど恥ずかしくなっちゃうその内容は、 今回のイベントにおける最大のハイライトだったと言えまいか!(一部脚色有)。 いや、これは良かった…販売されないかな?(無理だろ <ライブコーナー> そして、いよいよ、待ちに待ったライブコーナー。歌った曲は次の通り。 (当HPでは、都合により「セットリスト」という言葉は用いません) ・Happy Prestar(A.I.E.N) ・螺旋回廊(A.I.E.N) ・Shining Star☆彡(えりりん) ・月下祭(ミンゴス) ・永遠の空(A.I.E.N) 他の曲はともかく、ココでのサプライズはやっぱり「Shining Star☆彡」! なんと、今回は初めてのフルバージョンの披露という事で、これはもう感涙モノ。 この曲をこうして聴いて、湧き上がってきた感情を噛み締めて改めて思ったことは、 自分は、もはやiM@s以上にらじましょの世界を愛おしく思ってるのだな…という事。 今回は、えりりんがソロで歌った点もポイントが高く、もしミンゴスとデュエットしてたら、 「なんだよ!ゆりしー除け者かよ!TORICOってそんなモンだったのかよ!」 と言い出しかねない自分がいるわけで、その点を配慮していたのも好印象でした。 いやしかし、正直なところ、そこまでらじましょやTORICOに入れ込んでいる 自分にビックリはしてます…いやー…ね。かけがえの無いユニットです…ホントに。 そして、最後はセルフアンコールで ・The IDOLM@STER(A.I.E.N) を歌いあげ、お二人はダッシュで退場!この退場は、右手通路からだったのですが、 ここを通るときは、プロレスの入場よろしくお客とハイタッチしながら! もっちろん、自分は右手通路横に居ましたので、えりりん&ミンゴスにハイタッチ。 うむ、良い想い出になった…(笑)、いや、ラッキーなのでした(笑 <退場> 最後、退場時は、ミンゴスとえりりんによる、手作りチョコ手渡し。 おお…これぞイベントのクライマックスというやつですな…っ!! 諸注意で、早く撤収せなあかんから、ちょっと急いでおくれやす…というのがあったので、 頑張ってくださいね、の一言だけでその場を去る…。我侭言ってると際限無いしね。 ただ、する事はしっかりしてて、なんとなくミンゴスとは握手を(笑 そしたら、ビックリした事に、えりりんがそこに手を寄せてきて…! …なんでしょう、これは美味しいのか、それとも妨害されたと見るのか…!? いや、俺、えりりん好きだから、全然問題ないんだけどね(てへ まぁ、そんな事があって、サクサク退場したのですよ。 <総評> 今もって思う事は、このイベントはPrestarのイベントだったんだなぁ、というコト。 Prestarを知らない自分にとっては、不完全燃焼気味のイベントだったという印象は、 正直なところ否めないです。 そう言うもんだということを事前に理解せずに参加したのが大間違い? でも、このイベントで、アイドルマスターから二人を知った自分に、 二人の新しい魅力が見つかりましたか?という質問を、もししたとしても、 「…ん?別にぃ?」 って感じで、一生懸命な二人の姿には心打たれたものの、 バックの企画に某番組の姿が垣間見れた割には、工夫の欠片も感じられなかった点は、 言っておかねばならないところかと思います。二人にしても「何かする」ではなく、 もっともっと「自分の想いを伝える」ということを意識したステージを展開して欲しかった、 というのが、ストレートな感想です。大体、五感というコンセプト、途中で霧散してなかったかな? とはいえ、今回はあくまでもスタート地点。 これから、彼女達がどのような軌跡を描いていくのか、また、描けるのか、 楽しみでなりません。今回、彼女達が遭遇したさまざまな壁を、どのように乗り越えて、 どのように輝いていくのか楽しみでなりません。 A.I.E.Nは永遠。 その言葉を真実にすべく、彼女共々、我々も頑張ってゆきたいですね。 まぁ、頑張り方も一つでは無いんだけど、ね! 「このイベントは、二人の将来への試金石でしたな」 とは、一緒にイベントに言ったSさんの台詞。まさに、この言葉が、 このイベントの全てを表現していたと思う。 2人がかつてやっていたインターネットTV番組「Prestar」から発生したユニット、 A.I.E.Nの自主イベントとの事で、要するにこのイベントはその延長線にあった。 ……が、このイベントが、本来そう言うものであるという事実に気付くのに、 結構時間が掛かったのも事実で、気付いた後は、色々な事を考えさせられたイベントだった。 最終的に、このイベントで一番自分が感じたのは、 「iM@sという出世作の色を極力排除し、どれだけ自分達での力(魅力)で勝負できるか」 という命題に挑んでいるな…という事である。これは逆説的に言うと 「iM@sのキャラとしてではなく、中村・今井本人達にどれだけコミットしているか」 という客側のスタンスまで、(ある意味)試されてたような気がするイベントだった。 この思考が、最初の一文に全て凝縮される訳である。 正直に言ってしまうと、iM@sという媒体を介してしか彼女達と接した事が無い自分にとって、 今回のイベントは新鮮で楽しかった反面、どこか付いていけず気後れする側面もあり、 なかなか言葉として、心境を表現するのが難しい状態にあるのだ。 付いていけない、というのは単純な理由で、ネタが全然分からないのである。 Prestar時代から彼女達を見守ってきた人達には、充実した空間であったと想像できるが、 自分には分からない世界が目前に展開していた訳で、それはそれで新鮮で良かったが、 この感想は決して彼女達やあの場の空間が求めていた感想ではあるまい。 要するに、「キミ達は、あまり私達にコミットしていないのですよ」という事実を、 イヤというほど思い知らされて来たわけで、楽しかった反面、自責の念も強い。 しかし、こちらが後悔という話だけではなくて、実際の所、ライブコーナーにおける、 アンコールのアイドルマスターが、他の楽曲と比べ盛り上がりに格段の差があったのは、 お客様は正直です、という事実を表すと共に、最初の台詞への答えとなっていまいか。 少数派ではあろうが、2人一緒に行った人間が同じ事を考えていたわけだから、 他にもこのような感想を持っている人間は、必ずいるはずだと考える。 しかし、今回をスポットで考えるのではなく、フローで考える事が出来れば、 いや、考えるだけではなく、反省点を含めて改善の上、実践する事が出来れば、 将来的には今回のイベントも、マイルストーンとして、A.I.E.Nとファン、 双方にとって長期的にも意味ある物に、変わっていくのではないかと思った次第。 反省点? それを考えるのも、主催者、そして出演者のお仕事の一環。 その成果を、そちら側も、ファンの側も見せるのが、次回のイベントという事になろう。 今回のイベントから、A.I.E.Nがどのように歩んでいくか、非常に楽しみである。 |