日記

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2016年7月13日(水) 点滴ライフ

 …点滴して過ごしてました(苦笑

 と、いうのも、2週間前の金曜日、肘が痛いな…と思っていたら…。
 夜中には信じられないほど腫れ上がり、痛みは体験したことがないレベルに!
 寝付けないほどの痛さになって…うぉぉぉ、なんじゃこりゃ!と。

 どうやら、肘に細菌が入り、水が溜まった状態になったらしいんだけど、その炎症状態が、
 尋常じゃないほどで…医者にいったら、即、点滴しましょう、と。血液検査の結果、
 あまりの数値に入院しますかねぇ…という話になるも、いやそりゃちょっと勘弁、
 とりあえず様子見るんじゃだめですか?ってんで、結局、通院で点滴を受けることに。

 …そして、右腕がほとんど使えない状態になった。と…。ひぃぃ。

 なんか、オリエンテーションの前から体がダルく、疲れてんだろうな、と思っていたんだけど、
 それがきわまって、免疫力が落ちてたみたい…。いやはや、スゴい経験でした。
 ってか、今も痛いんだよ!痛み止めのんでるんですよ。2週間も痛みが引かないって、
 ちょっとオカシくないか!?細菌怖い(>-<

2016年7月16日(土) クライスラー イプシロン −車を買いました−

 突然ですが、車を買い替えました。

 アルファ147から次は…なんと、クライスラーイプシロン!
 アメリカバッジの、その実はランチア…そう、またイタ車です。

■経緯

 アルファ147に乗り換えて6年弱。
 5月にはツインスパークのプラグを総交換(8本!)、燃料ポンプの不調から交換、と、
 ずいぶんお金をかけておりました。もちろん、ずっと乗るつもりだったので。
 いつ乗ってもワクワクする、どんなに乗っても飽きない。そんなアルファ147。

 次に乗りたい車が現れもしないので、本当に次の車検も通すつもりでいました。
 2003年製、13年落ちが見えた段階でも…。

 しかし。
 毎年夏に現れる(というか、気温が上がると現れる。たぶん、どっかのセンサーの異常)、
 セレスピード(セミAT)のエラーが今年は頻発するように…。2速から上がらなくなるのですが、
 ギアをいったんニュートラルに入れて、4速でつなぐ…という、非常に危なっかしい運転で、
 ずっと誤魔化してきたももの、やっぱりこれは危険ではないかと思うように。

 セレに手を入れて、そろそろクラッチも交換、足回りもオーバーホール…となると、
 これだけで40万コース(汗)。13年落ちともなると、もはや旧車なのでしょうか。
 いつも預けている、港北のMOSTRO CORSAさんだと、驚くほど安くキチンと対応してくださるのですが、
 そうは言っても…うーん…。車検も入れると、60万…。おおぅ…。
 もちろん、ディーラーでやってもらったら、倍以上かかるでしょう…それこそ…ですね。

 で。ここにきて、現実的な選択として「買い替える」のもあるんじゃないか、と思いはじめ。
 5月中旬頃から、漠然と考え始めていたのです。
 (ちょうど、さくらの空白期で、ほかのこと考える余力があるんですよねw)

■選択

 さて、車を買い替える、ともなると本来はウキウキなのですが、実に消極的な理由だし、
 アルファ147を超える車なんてあるのか?という気持ちが強いので、なかなか…。

 自分の中の最低条件は、以下の通りでした。

1.車体は今より大きくならないこと。
2.ミッションにダイレクト感があること。
3.いろいろな意味で、面白い選択であること。
4.予算は極めて限定的w
5.中古車でいい。

 …非常にわかりやすい感じです。
 特に3.は、ずっと国産派だった自分が偶然アルファに乗って、そこで見つけた世界。
 そういう世界観を手放したくなかったのですね。外車…ラテン、特にイタ車は、
 理論では説明できない情緒的なものが非常に強いと思います(^^

 候補としては、ざっと以下の通りかな…。

・BMW(1、3)
・VW(ゴルフ、ポロ)
・アルファ(147、Mito)
・フィアット(グランデプント、プントエヴォ)
・ルノー(ルーテシア)
・プジョー(208)
・シトロエン(C3)
・フォード(フィエスタ)

 で。
 いろいろ見ていくが…。うーむ…。

 ベンチマークとして、まずはBMWの3、VWのゴルフをさっと見ますが、これらは、
 異様にデカい(汗)。3はまだしも、ゴルフなどCセグメントのはずが、数年前のD以上の大きさに!
 これを肥満と言わずして、なんというか…!この二つはいいや、って感じです。
 BMはE46前期、ゴルフは4が一番バランスよかったよな…と思ったりしましたね。

 そして、ベンチマークを見た後は欲しいもの、ということで、素直にアルファ。
 147の後期型を模索するも、全然認識なかったんですが、生産終了から6年経過してるんですね…。
 最低でも6年落ち…。うーん…これは、悩ましいところです。しかも、後期型は、
 あまりタマが無く、よさげな情報が入ってきません。ならば、ということでMito。
 ただこれは、3ドアしかないのがネックな上に、ダッシュボードのクオリティなどが、
 147より明確に後退しています。日本車やほかの外車に比べれば、ほぅっ…ってなおんですが、
 個人的には、ありゃアルファ、どうしちゃったの、な感じ。TCTと言われる、
 ツインクラッチ(DCT)にはソソられますが、決定打にかけます。

 では、プラットフォームが同じ、フィアットのグランデプント、プントエヴォはどうだ?
 そもそもイタ車に興味を持ったのは、イギリス旅行に行った際、グランデプントの6MTに乗ってから。
 ここは個人的に硬いところです。が。これまたいい出会いがない…。そもそも、
 日本での販売台数が少ないのでしょう。実は2年ほど前から、ディーラーの営業さんに、
 グランデプントorプントエヴォのいい情報があったら教えてください、と頼んでいたのに、
 全然ダメなんですよね…という話しかないのが、それを如実に表していたり…トホホ。

 こうなったら、ということで。
 ルノー、プジョー、シトロエン、VW…そして、マツダまで選択肢を広げディーラー巡り。
 ルノーのルーテシアは悪くないのだが、どうしても「日産車…?」というのが頭をよぎる。
 プジョーはセンスは悪くないんだけど、シトロエンも一緒でミッションが今時4ATが多いのが…。
 最近、AMTやDCTもあるんだけど、ほとんど新車価格で、コストパフォーマンスがよろしくない。
 ふらっと入ってみたマツダでは、最新デミオの出来に驚くも(これは凄い。車格が2つぐらい上昇してる!)、
 デミオでこの金払うのか…しかも、ミッションがなぁ…と、どうにも腑に落ちない(涙
 ミッションは、ドライブフィールに直結するし、燃費に反映されやすいので、どうしても気になるんだよね…。
 コンベンショナルなトルコンATの滑り感が気になる自分としては、どうしてもATは避けたいし、
 CVTの、アクセルコントロールが全然できない感じは、どうにも許容しがたい…。

 しかも、いずれのメーカーにしても、アルファからだと相対的に大衆車メーカーになり、
 細部のお金のかけ方が弱かったりして…どうしても、感情面から納得しきれない…。

 フォードのフィエスタも、いい出物があったんですけど、フォードは撤退直前。
 7月頭には販売を中止するのでそれまでに決めてください、とか堂々というし(汗
 これで、買ってから大丈夫なのか、と。スペックやスタイルは超絶好みも、
 ミッションがよりによってDCT。もし破損したら、ン十万円…どころか、
 どこか修理してくれるところが存在するのか?し続けるのか?と思うと…。

 結果。

 どうしても買うならば…やっと見つけた、プジョー208のAMT版かな…という感じに。
 AMT!?と驚かれるかもしれないけど、自分はセレスピードで慣れているし、
 強化クラッチ組んだMT車に乗ってた身にしてみると、MTの感覚で乗れば、
 これほど便利なものは無く、無理してATやCVTみたいに乗って「ダメだな」とかいう、
 したり顔評論家のレビューに嫌悪感を抱いているほどで、全然問題無かったりするわけで。
 何しろ、構造的にはMTなのだから、燃費もいいし、ダイレクト感あるしね。

 ただ、見つけた車が、次の車検がH28/10と、買ってすぐに車検が来るやつで…。
 うーん…すぐに追い金必要になるのか…と、若干及び腰になっていたんですね。

■出会い

 と、契約するかなぁ…と悩んでいたところ。
 意外な車が脳裏によみがえってきた。それは「イプシロン」。

 この車、フィアット500の4ドアハッチバック版ともいうべき存在で、
 本国では、フィアットGの高級車ラインであるランチアから販売されているもの。
 ランチアは日本に正規輸入されておらず、本当のレア車だっただけど…。

 数年前、とある朝の新聞広告をみて驚いたのを、突然思い出したのだ。
「クライスラー・イプシロン」
 !?!?
 なんと…へ!?
 これには事情があり、経営難になったクライスラーを、フィアット500のセールスで復活したフィアットが買収。
 フィアット傘下になったクライスラーが、イギリス/イタリアで、イプシロンの供給を受けて、
 自らのラインナップに加えることになった、と。つまり、アメ車メーカーから販売されている、
 れっきとしたイタリア車!

 …フィアット500は小さすぎて選外だったんですけど…。

 …でも…こ、これは…と思い出し、調べてみると!
 !!
 凄い、…というか、凄すぎる。
 日本ではあまりに知名度がない不人気車ゆえか、値崩れしまくってる(汗
 実質的に同じフィアット500が全く値崩れしないのと対照的で、そのディスカウントが、
 すべてこっちに吸い寄せられているかのようだ(汗

 早速、在庫がある近所のディーラーへ。
 見せてもらうと、なかなか好印象。イタリア車らしい無駄とまで思えるデザインオリエンティッドな姿!
 少し小さいかな…とは思うも、後部座席の座面が小さいことを除けば、普通に使えそう。
 もっとも、後部座席など使うことは、年に1回あるかないか。そこは割り切ればいい。
 トランクも想像より大きく、しかもフラットなので使いやすそう。確かに147比小さいけど、
 無理して小さいという感じではなく、ニュートラルに使えそうじゃないか…!

 そしてなにより。
 インテリアの高級感といったら、全然Bセグメントとは思えない!なんと優美!
 147もクラスを超えた高級感があったけど、これはその上を行っている!

 さらに、特徴的なツインエアと呼ばれる2気筒900cc弱という、一見軽自動車みたいなエンジンも、
 実にトルクフルでよく走りそう…!こ、これは…いいんじゃないか!

 と、心がこれに決めかかったいたところ。

 その日帰宅し、ネットを見ていたら…なんと、2年落6kしか走っていないタマが、
 新規登録されているじゃないか!これは!!慌てて問い合わせ、翌日朝一でディーラーへ!
 すると、ディーラーの担当者は??という顔。そんな在庫は…??と。
 調べてもらうと、なんと、熊本のディーラーで試乗車になっていた車が、今般の事情により、
 長期在庫になりそうだったので、こちらで引き取ることにしたもの…だったらしいのだ!
 そして、そのとき、まさに陸送の手続き中とのこと!来週には現車を見れます、ということで、
 予約をいれて、その日は帰宅。

 1週間後、関東に到着した、その車を見ると…ほとんど新車のような状態(汗
 い、いいんでしょうか…と畏まってしまいそうな程でしたが…こんなチャンスもめったにない。
 大いに喜びながら、契約させていただきました!


■感想

 …で。
 納車の日が、よりによって、数日前に書いた肘が発症した日で、非常に体調が思わしくなかったんですけど、
 1週間経って、どうにかちゃんと動けるようになったので、祖母の墓参りついでに、山梨まで行ってきました。
 その時の印象を。

 まずはネガから。

 …ハンドルが、軽い!軽すぎる!
 147がしっかり、かつ、インフォーメーションがしっかりしているステアリングだったので、
 この車は実に頼りない、というのが第一印象。電動パワステらしさが全開しちゃってます。
 (が、これは帰宅する前には慣れてしまっていました。怖いね、慣れって…)

 …で。ネガはこれぐらい(汗
 ほかは、なかなか良い点ばかりなんですよ。

 まずは、エンジン!
 2気筒875ccというスペックに「…はぁ?」と思ってしまいがちですが、全然そうじゃない!
 ターボ加給が非常に効果的にチューニングされていて、気持ちいぐらいに老けあがりますし、
 トルクバンドが広いのもあって、街乗りでは実に運転しやすい!

 高速も十分で、エコモードという2割程度(77馬力へ)出力を下げるモードでも、
 100km程度の巡航なら楽にこなせます。中央高速の上りはさすがにきついけど、
 それでも通常モードなら特段踏み込むことなく、安定した走りを見せてくれます。
 スペック以上の実力があるんじゃないのか、と思わせてくれる出来!ちなみに、
 帰路(山下りが多い)では、ほとんどエコモードで押し通せましたw

 次はミッション!
 これセミAT、まぁ、クラッチだけ自動でやってくれるMTで、要するにアルファのセレスピードなんだけど、
 2003年製のセレより、はるかにスムーズになっている!実は、DCTに興味があったんだけど、
 DCTは壊れた時を考えると、どうしても躊躇してしまう…アセンブリ交換でン十万(30〜70万ぐらい?)は、
 どう考えても負えるリスクじゃないよ…別に、信頼性も高くないのにさぁ。
 そう考えると、やっぱりAMTなんだけど、最新型に乗ってみると、これで十分じゃん!
 そう思える出来!素晴らしい!ただ、ツインエアエンジンの場合、そのトルクバンドと燃費対策のため、
 かなりハイギアードになっていて、4速で0.98程度、5速で0.77程度!実質的に6速ですよね。
 これ故、街中では3速メイン、たまーに4速という形で、ギア操作の常識をちょっと変える必要がありましたけどね。
 まぁ、この「3、4速だけ」というのは、要は変速不要なワケで、快適感を倍増させてますね。

 そして、燃費。
 甲府、河口湖で通算330km6割高速で、リッターあたり17km!立派!
 以前のセレが、街で8km、高速で12km程度だったことを考えると大躍進です!

 車体剛性(感)も問題なし。高速でもしっかり走ります。
 サスペンションが、さすがにBセグだな…と思うところはありますが、ここは価格とのトレードオフ。
 十分許容範囲ですし、問題ないでしょう。147の感覚が残っているので、感想も、
 少し前車びいきになりがちかもしれませんしね。

 最後に、インテリア。
 センターメーターなので、違和感ないかなぁ…と心配していましたが、全然ないw
 一部では、スピードメーターが遠くて…という声があったけど、それを含めて、
 全然慣れます。ライティングも、青白い光がキレイで、かなりの高級感!これは、素晴らしい!
 147のシートに比べてホールド性は劣るけど、そこはそこはさすが欧州車、
 2時間程度座っていたのでは、全く疲れません。うーん…立派!
 エアコンの効きがいいのも、10年超の進化を感じます(デンソー製らしいですしね)。

 総論からいうと、147は流石だった、と。でも、イプシロンもナカナカ良いぞ!と。
 なにより、その際立ったキャラクターが日常にいるのが、素敵!いい買い物だったのでは!?

 2009年ぐらいの後期型147を見つけた方は、ぜひおすすめしたい。
 でも、そういうのを差っ引いても、イプシロン、いい。500の実用版と考えると、
 実に美味しさも増すわけで…!!まだまだ、よさげな中古車が市場に出ているので、
 外車を考えている人には、ぜひ、こちらもおすすめしたい!

 (この、メジャー車とコンポーネンツをほとんど共用するマイナー車、というのも、
  判官びいきな俺の性質にマッチしてたりしますw)

 これからしばらくは、このイプシロンとの生活。
 楽しんでいきたいと思っていますよ〜!

2016年7月17日(日) Next Stage

 先週のLoGiRLで、華乃が「百々子が騒がしくなくって…」と言っていた。
 らしくない、といえばらしくないのだが、一方で、とっても「らしい」気がする。

 年齢的にも。
 そして「さくらの経験値的」にも。

 わき目も振らず走ってきた、というか、走らざるを得ないほど目まぐるしい転入年度を超えて、
 己と向き合う時間もできるであろう2年目。初めて最上級生を送り出し、自らに責任というバトンが渡される、
 その現実を経て、突きつけられた現実があったのだろう…。そこで見た風景が、
 彼女の情景を大きく変化させたであろうことは、想像に難しくない。

 そもそも、岡崎百々子というのは明るい女の子、というより、明るさを持った女の子、
 そう言ったほうが正しい存在だ。明るくいることの意味を理解し、そうしている、
 そんな側面があると思う。つまり、状況を読む力に長けた、思慮深い女子なのだと思っている。

 そんな彼女が、先輩から託されたバトン、ノートを手にしたときに抱いた感情。
 それを想像してみると…自ずと、答えは想像できないか。

 きっと、彼女の心には、今いる自分やなりたい自分より、あるべき自分がよく見えているはず。
 ステージ上など、要所要所では、KYGらしさも発揮するであろう。だが、これからは、
 決してそれだけではない。去年、RTGの2か月間で見せた以上の成長を、これからずっと、
 きっと見せ続けてくれるはず。

 そう、次のステージの上に、彼女はきっともう、立っている。
 それに気付けたことが、うれしい。そしてきっと。さみしいといった華乃も、
 その場に立つことはそう遠くないであろうと、密かに確信している。

2016年7月31日(日) Alive 2016

 点滴ライフ、で書いた肘、まだ痛い…。
 発症したのが6月末日だった気がするので、まる一か月継続している…。
 ずっとロキソニン飲んでいるのだが、大丈夫だろうか…(汗

 しかし、まぁ、入院は拒否ってよかった…ああ、ハイハイ、入院ですか了解、みたいなノリで、
 さらっと入院してたら、全然出てこれなかった可能性があるぞ(汗
 少し、仕事、根を詰めすぎたか…(汗

「かわさきさん、そんなに頑張る必要あるんですか?って言われたぞ(汗」
「…ねぇ?出向中の身でねぇ?」
「しかも、うちの業界で、日本一働く狂った集団と言われるあの会社の中で、だ!」
「…俺は、それ以上に狂っていたのか(汗」
「…(苦笑」
「…(苦笑」



 さて。
 そんな環境と状況で半年間突っ走ってきましたが、まぁ、少しは息抜きも必要だろ、ということで。
 確かに、そんなに顔笑らなくてもいいかなぁ、ってのもありましたので、少しセルフコントロール。
 金曜日、意を決して、行きたかった、月猫とリュート…坂本美里さんの歌声を聴きに行ってきましたヨ。
 坂本さんの歌声、ライブは実に8年ぶり!自分の中での感覚が取り戻せるか心配だったけど、
 全然、そんなの心配ご無用。実に美しい歌声でした…。リュートの音も素晴らしく、
 世界観に酔いしれる感覚、よかったですね…。

「行ってよかったでしょ」
「ねー…やっぱり、仕事ばっかりしてちゃいかんわ。頭が動かなくなる」
「ん。どうしても、縛られた感覚の中で仕事しちゃうわよね」
「忙しいと言い訳するんだけどさー、それってホントに言い訳なんだよね」
「だから、これからは、なるべく時間作って行きます。ホントに。」
「さくらだって行けてるんだから、行けるのよw」
「まぁ、以前のように、毎週土日全部イベント、というのは体力的に無理、マジ無理なので」
「『土日は月1回』というルールを守りつつ、行けるところは行きたいと思ってます」

 杏里さんのカバーとか、高校時代を思い出してよかったです…ね。
 で、今は、坂本美里さんのCD「Love Kan」に収録、ALIVE2006を聴きながら…。

「しかし、実に心地よかったわね」
「リュートの音って、すごく優しいのな」
「そこに、高めの坂本さんの声がマッチしてる…こう、夏に訪れる清涼感たるや」
「思ったんだけど、秋〜冬の間といい、季節の間の空気感にマッチした感じだよなぁ」
「移ろいを感じるというか」
「そうね。少し、郷愁を帯びてるからなんだろうなぁ」
「そもそも、そういうところに魅かれたんだしね」
「だねぇ」

 しかし、10年弱ぶりですよ、生歌を聴かせてもらったの。10年!
 そんなに短い時間ではないのに、継続して歌ってくださっているのがうれしいですね。
「…ね」
「うん。とっても、大切なことだ。環境を作り出す、環境に恵まれる、を含めて」
「ありがたいことです。うん!」

 …歌いたい夢を、いったんは心に仕舞って温める選択をした15歳を見た後、
 そのショックを、理解はしつつも、どうしても引きずっている身としては…、
 その姿、希望というか…勇気でした。そういう意味でも、素敵なステージでした…!

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