■製作(続)
引き続き、製作は続いていきます。
なお、完成までは@製作AテストB修正C完成、の4プロセスを経ます、とのこと。
一般的にはPDCAだったり、OODAと言われているやつですな。
※OODA:Observation、Orientation、Decision/Hypothesis、Action/Test。
状況観察、方向性の決定、仮説作成、そして行動試行
学院生達は黙々と続けますが、時間的な制約もあり、ジョイム先生が度々ヘルプに。
麻出ペアには、電動ドリルを持ち出し、さくっとネジ止めをしたり…
森林「って、先生!そんな簡単に!いいんですか!?せっかく山出が必死だったのに!w」
ジョ「時間モ無イカラネー!!」
そして、組立てにうつる愛子様。
森林「麻生、お前、テープを棒につけてるだけじゃねーか!」
麻生「…えへへ」
なんか、ルックスも含めて、ひめたんに似てるよなぁw
森林「組立、山出ばかりじゃないか!得意なのか?そういうの?」
山出「…苦手だよ!でも、先輩だし…やらないと、って…っ!!」
あ、愛子様ー!
もう、言葉になりませぬ。
クレーンなので、モーターで巻き上げる紐を制御します。
このモーター、ならびに制御系は、アルミホイルを使って、ジョイム先生が製作。
…が、ここで苦戦。どうやら上手く動かなかった模様で、若干手惑います。
そんな最中、メグ臭は製作が完了です。
ちなみに、メガネの「目」は、メグの目を拡大コピーしたものとのこと。
岡田「これ、何回も失敗しちゃったんですよ…っ!!」
なお、目の部分は、まぶたを閉じた絵と入れ替わるようになっていて、
紐の上げ下げで瞬きができるようになっています。
試しに行い、客席からウケるメグ臭w
しかし、ここで先生からアドバイスが入り、紐をワイヤーで束ねて、
一本で制御できるようにしたら?とのことで、それに向けて修正が入ります。
ここらへんで、めぐが、先生の派手な衣装の頭部分がシャチホコっぽい、と、
三河姫らしいことを言い出します。ただ、先生はシャチホコを存じてないらしく、
辞書でしらべておきますねー、というやり取りがありました。
一方、麻出ペアはスイッチ制御を諦めた様子。
森林「…大丈夫?」
山出「大丈夫…!」
麻生「電池だから、反対にすればモーターは反対に動くはず!」
ん!
流石です。しかし、このペアは安定感強く、しかも頼もしいな!立派!
18分経過し、もう20分は諦めたけど、しっかり作ろうと森先生。
いい仕切りですね。
麻出ペアは、最後の仕上げの段階でジョイム先生がヘルプ。
ジョ「私ハコッチ(=麻出)やるカラ、先生ハソッチ(=メグ臭)手伝ッテヨ!」
森林「え?こっち?…はいはい!手伝いますよ」
しかし…ジョイムアドバイスを形にするのに一苦労のメグ臭はイライラ。
藤平「そんな状況じゃないんです!」
森林「えぇ?」
岡田「森先生…ヤダ…」
藤平「(森先生)可愛くないよー!!」
森林「可愛いわ!!超可愛いわ!!!」
…なんだこのやり取りはw
しかし、その妙なやり取りを客観的にこなしていた森先生。客席に向かい、
森林「…ってか、俺も可愛いって人がいたら…他のアイドルのファン、どう思うか…」
…苦笑
森林「『さくら学院、だいぶ拗らせてるぞ!』って思われないですかね…」
そりゃ、思われるわw
会場からは久々に拍手が沸きました!
でも、可愛い可愛くは無いはともかく、コア父兄ほど、森先生依存度は高いけどねw
さて、そんなやり取りの横で。
着実に仕上げてきた麻出ペア、トライアル開始。
森林「…しかしどうやって、磁石で消しゴム取るの?消しゴムにしかけ?」
…ここには応えず(最後まで謎のまま)、試しに運転してみる麻出。
すると…ぉぉぉ!!難しそうだったあのメカ、見事に運転できてるじゃないか!
すごいよ!!
湧き上がる拍手!
ニヤリとする愛子様、相当に手ごたえあった様子。
山出「ん!最後の仕上げします!!」
で。すぐにその仕上げも完了!双方の組とも、完成しました!!
■プレゼン・メグ臭
さて、その発明品についてのプレゼンに移ります。
森林「これも重要ですからね」
ん!
しかし、こういうプロセスを経ているから、さくらの娘さんはシッカリしてるんだろうな。
ちなみに、プレゼンにあたっては、ジョイム先生が…
ジョ「コレデスコレデス!」
と、あるものを取り出してきて…って!
ロヂカの白衣と、博士風のハゲヅラ!!w
ここで、めぐ
岡田「ね!今日の髪型は、ロヂカのりのんちゃんの髪型なんですよ!」
おぉぉ!!
…でも、その上からはげヅラを被りましたがねw
(かなり似合ってて、面白かったw)
先攻はメグ臭。
二人は白衣を着ますが、華乃ちゃんがブカブカで非常にウケてました。
しかし、俺は…めぐの白衣が妙にピッタリなのを、見逃さなかったぜ!
まずは、開発コンセプトを再度述べた後、寸劇風に進行します。
自席に座っためぐをモデルに「めがね」をつけて、華乃ちゃんが説明。やるね!
と、これで終わりかと思いきや、続きが!
藤平「これが『5時間目用』ですっ!!」
藤平「お昼の後で眠いのに、パッチリおめめではオカシイでしょう?
なので、目がちゃんと開いてないやつも作りました!!」
これは、ナカナカ面白い、良い着眼点の発明です!
さらに、トドメの一発が。岡田「目が、ずっと開きっぱなしってのも、怪しまれちゃいます…!」
ので、例の目蓋開閉メガネ…を、取り出し、スタンバイ…が手間う…
森林「…これ、先生にバレちゃうんじゃない?(笑」
岡田「いや、ちがうんです!これ、放課中!!」
…!
放課中!東海地方の方言が!!休み時間ってことですね。
で、めがねをつけ、ワイヤー一本で華乃ちゃんが瞬きを制御!
…も、一回で故障しちゃいましたが、いいでしょう!良く出来ました!!
先生からは、総括として、最後ちょっと失敗したけど良かった。
発明自体も、立教大学で授業受けてた時、寝てる人ばかりだったから、
欲しい人いるね!とのお言葉を頂きました。ね。これは別に、失敗でもいいの。
失敗を活かす、というのが大切なことだからね。
■プレゼン・麻出
続いて、麻出。
まずは、最初にやろうとしてやらなかった寸劇から開始です。
山出「学校あるある、みたいなのから始めます!」
あ、今回のハゲヅラ担当は真彩たん。
愛子様が「お団子なので被れない…」というのを受けてでしたが、
プレゼンに差し支える、ということで、すぐに外してしましました(苦笑
さて。
二人並んだ教室風景で、授業中に消しゴムを落とす愛子様、という風景。
しかし、消しゴムを真彩たんではない方、しかも遠くへ吹っ飛ばすミス!w
山出「…あぁっー!!」
森林「ぉぉい!それじゃ、麻生が取れないじゃないかw」
山出「やり直し!やり直し!」
と、今度は真彩たんの足元に落とし、それを真彩たんは拾って愛子様に返します。
山出「ありがと。…でも!この機械があれば!拾ってもらう必要がなくなります!」
と、自信満々にクレーンを取り出し、自席へ!!
森林「…目立つな、それ。先生にバレるだろ」
ジョ「オオキイネー」
しかし、二人は反論せず、笑いながらクレーンを動かします。
伸びる先端…会場は緊張に包まれます…が、見事、床の消しゴムを捕縛!!おお!!
それを受けて、愛子様は電池を反転、モーターを逆に動かし…見事、手元にバック!
会場からは、湧き上がる拍手!!
凄い!
正直、こんな難しそうなの…完成は難しいんじゃないか?と思ったけど…やりましたね!
森先生も驚いたようで、非常に嬉しそう!
森林「さくら建設、凄いな!やったじゃん!!さくら建設で、ドラマとか作れそうだな!」
脚本書きなよ、先生w楽しそうだよw
そんな風にストレートに褒める先生に、愛子様に真彩たんもニコニコ。
にっこにっこにー!!だね!!
最後、先生からは、アイデアも出来もいい、大きさは、最初大きくつくって、
ダウンサイジングしていけばいい、とアドバイスを頂き、
山出「これから、小さくするようにしていきたいと思います!」
いい〆でした!
■総括・ED
さて、そんなんで、少し長めの授業も終了。
メグ臭のプレゼン時に、巻き指示のカンペが出てましたので、駆け足での終わりです。
先生にお礼をいい、先生をステージから送り出し…学院生と森先生が残ります。
そんな中、
岡田「…これ、商品化されたら、著作権ってメグ臭?さくらにいっちゃうの?」
心配そうなめぐw
森林「そんな!二人で独占しようとすんなよ!そこは、みんなに分けてやれよ!w」
…なんだ、君は守銭奴キャラも狙っているのかw
キチンと反応があって嬉しいのか、ニコニコめぐ。
最後は、この発明にかかった費用の開示。
双方とも100円ショップを駆使し、予算内の1000円で納められましたね。
今回は流れもスムーズ、いい感じだった授業もこれで終わり。
満面の笑みで退場する学院生。最後、ありがとうございました、と先生が〆て…。
授業終了!
お疲れ様でした!!