日記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2008年3月1日(土) 「負けないで」

 言わずもがな、坂井泉水・ZARDの代表曲ですね。
 レコーディング時に用いた、坂井泉水直筆の歌詞が、レプリカとなって登場です。

 
 レプリカという事で…経年劣化や、ヨゴレなどまで再現されています。
 適切な表現かどうかは分からないのですが、かなり「生々しい」一品…。

 物凄いものを、手に入れてしまった気がします。

2008年3月1日(土) MISAKI OPEN CAFE

 10月に、まいにゃんお嬢様がゲスト出演した、藤みさき+さんによる、
 LAOX MUSICVOXで行われているインストアライブ「MISAKI OPEN CAFE」に参加してきました。
 自分、10月に参加して以来…このライブがえらく気に入ってしまい、11月も参加、
 今回もわくわくしながら参加してきたのですが…なんと、会場そのものが無くなる為、
 今回が、当面の間は…最終回との事!!なんてこったー!!客席が、パーカッションとして、
 堂々と参加できる楽しいライブだったのにー!!残念だぁ…っ…(T-T

 しかし、今回も良かったデス!
 ストリングス(ヴァイオリン)まで参加する編成で、これぞ藤みさき+でしたね。
 素晴らしい演奏を堪能できました…。やっぱり、生演奏のライブは素晴らしい!
 この素晴らしさを思い出させてくれる、素敵なステージをありがとうございました!
 そしてなにより、おつかれさまでした!!

 隊長は、4/20のColorful Sundayでもお会いできるかな?楽しみにしてますよ〜。

2008年3月2日(日) 花粉!ピンチ!

 今日は春っぽい天気で良かった!…んすけど…か、花粉が!!
 朝起きてから、もう…顔面が地獄で!!ぐじゅぎゅずくっしゅん!!みたいな(T-T
 コンタクトも入れられないし…この季節がまた来ちゃったよぅ!!


 さて、今日は5/2発の航空券の一斉発売日。
 朝早く起きて、全日空の広島行き最終便をチェック…あった!取れる!!
 早速ゲット、5/4の松山行きをキャンセルして…それから、ZARD、
 5/3の広島公演のチケットを入手!こうして…GWの予定が、ここに確定!!
 5/2発の5/5帰着で、広島・松山でZARDのライブに参加です!やったぁ!!

 そして、入社してから最初の2年間を過ごして以来の四国入り!
 実に7年ぶりになります…四国から旅立ってから、7年も経っちゃったんだね。
 歳をとるわけだ(^^;

 初々しい気分で、初めての赴任先である徳島に降り立ったのが昨日の事のようなのですが、
 自分の感覚が何時までも鮮烈な割には、時間というのは容赦なく流れるものらしく、
 新入社員だった自分も、この度昇格することになりまして、管理職の仲間入りです。
 あまりの時間の容赦なさに、驚愕しそうなココ最近です(苦笑

 しかし、入社したてのころは、会社に慣れることに精一杯で、休みなんか、
 物理的にはあっても精神的にはなかったし、それ故、Judy and Maryの解散ライブにいけない等、
 今考えても泣きそうなぐらい悔しい事もあったんですが、ここに来て、そういう事にも、
 時間を割けるようになってきたので、こういう余裕を大切にしていかねばな、なんて、
 ココロから思ったりしています。


 そうそう、昇格したんですが。
 この時の辞令を言い渡される時、同時に異動の発令が出ないか、超ドキドキでした。

 もし異動しちゃったら、5/27、坂井泉水一周忌・追悼ライブ千秋楽参加が危うい!
 もう、出世なんかしなくていいから、異動だけにはしないで!!ぐらいに思ってました。
 でも、これで大丈夫!最後の最後まで、キチンと追悼の意を表することが出来そうです。

 自分としては、これが…今感じられる、最高の喜びだったりします。
 もちろん…悲しくもあるんですけど、ね…。

2008年3月8日(土) 滞った!

 久々に、日記が滞りました(汗

 つーのも、実は先週、健康診断がありまして、それにあわせてムチャなダイエットをしていたら、
 なんか体調壊しちゃって(苦笑 体からエネルギーが抜けまくってて、思うように動けず、
 なんかずっとヘバってました(汗

 …でも、今さっき、10kmを普通に走って完全回復です!
 健康っていいねー♪

 さて、これから音♪劇場です。たのしみ!待ってろまいにゃん!

2008年3月9日(日) 音♪劇場 〜C〜 「君が生まれたこと」

 音♪劇場、三度…行ってきました!

 す、すげー…今回も良かった、凄かった…。
 今回は…満員の客席が、暖かい涙に包まれる…そんな空間が広がりました…!

 出演者の一人、永井真衣さんに「君が生まれたこと」という歌があります。
 今回の朗読劇で展開された世界は、まさにこの曲の世界観そのもの!
 この曲については、彼女のライブColorful Sunday!のレポートに書いたとおりですが、
 こんな世界に接した自分は…涙せずには…居られなかったのです。

 ヒロイン役を務められた、山本さんの演技力も凄かった…!
 毎度の事ながら、進歩していく彼女には驚きを隠せません…!

 それも含めて…伝えたい事は色々あるけど…先ずは…本当に…本当に、音♪劇場は最高です。
 このメンバーが作る世界に身をゆだねることが出来た事を、改めて誇りに想います。

 先ずは、ご出演された方、そして、裏方としてステージを支えた方々に感謝を!
 そして…お疲れ様でした!少し休んで…Dの世界へ!期待しておりますよ!!

2008年3月9日(日) 「翼を広げて」試聴開始!

 ZARDのニューシングル「翼を広げて」の試聴が、オフィシャルHPで開始!

 新しい坂井さんの声を聴けることが、こんなに尊いとは…。

「翼を広げて 旅立つ君に そっとエールを送ろう
 誰のためじゃなく ただ君のため 愛してたよ…」
 −ZARD,"翼を広げて", words by Izumi Sakai, 1993&2008−

 昨日、精一杯の頑張りを見せ、これから新しい道を歩もうとしているもふもふ星人さんに、
 贈りたい曲ですね。きっと、坂井さんからの返答なんじゃないかな…。

2008年3月10日(月) KAN BAND TOUR ”NO IDEA”

■OP.(曲名不明)

 スコットランド民謡風な客入れ音楽から継続してのOP入り。
 白い幕の向こうに、バグパイプを持ったバンドメンバーが整列し、
 相変わらずのニセ演奏を開始した所で、幕が落ちたところでスタート!
 なんと、衣装はスコットランド風民族衣装。つまり、タータンチェック!!

 こ、こいつら何がしたいんだー!?

■01.IDEA
 02.CLOSE TO ME

 と、いきなりの最新ナンバー。驚いた事に、1F客席はイントロから総立ち。
 一体どこのアーティストのライブだ?と思うほどの勢いにニヤリとしてしまうも、
 残念ながら2Fはオールシッティング(笑)。

 CLOSE TO MEは、ライブで聴きたかった楽曲で、鳥肌が立ったどころか、
 思わずうるりと来てしまったり。

■03.サンクト・ペテルブルグ -ダジャレ男の悲しきひとり旅-
 04.Happy Time Happy Song
 05.秋、多摩川にて

 挨拶を経て、いきなり真骨頂ともいえる3曲へ。
 ただ、あんまり声の調子が良くないのか、聞き取りにくい所有り。
 中野さんの泣きのギターは凄かっただけに、ちょっと勿体無かったかな?
 HTHSでは、1999ツアーのような「おこちゃまボイス」なオフザケもなく、
 結構普通に歌ってしまったのは残念。秋多摩はさすがの一言。

 歌い終わった後の曲紹介では
 「えー…聞いていただきましたのは…アルバム『Tiger Song Writer』より、
 『サンクト・ペテルブルグ』…1998年の作品ですね、続いて、1999年、
 『Happy Time Happy Song』、最後は1993年『?(聞き取れず)のペチコート』から、
 『秋、多摩川にて』でした。…ね(笑」

 恒例のニセアルバム紹介、早速登場(笑)。会場は当然大爆笑です。

 そして、
 「ではね…続けますけど…自分の中では比較的最新のアルバムの中から。」
 比較的最近、という表現が彼らしい。
 「作った時はどうかなー…だったんですけど、演ってみたら意外と良かった曲です。
  『彼女はきっとまた』。聞いてください」
 もっと自信もって曲を紹介してください(笑

■06.彼女はきっとまた
 07.まゆみ
 08.世界でいちばん好きな人

 これまた3連続。
 『彼女〜』は、初期のファンが慣れ親しんだサウンドに、最近のシニカルな歌詞が特徴。
 コンセプト的には、有名な『愛は勝つ』と同じ「恋愛応援歌」のはずなんだけど、
 「僕の主観的観測では」等とお茶を濁してみたり、最後には「…と、思うよ」とか、
 他人事を決め込むあたりに、作者の年齢を感じる(笑

 名曲『まゆみ』は、いつ聞いても美しい。
 しかし、会場のワンドリンクで「三ツ矢サイダー」を頼んでいる人が多かったのは、
 この曲が、CMのタイアップ曲だったから?それとも偶然?(笑

 『世界で一番好きな人』は、弾き語りライブでも演奏されるしっとり系ナンバー。
 オールスタンドだった客席も、改めて座りなおして世界観に浸る。
 と、演奏が終わり、改めて挨拶をしたとき…
 「そろそろ、皆様も座ってゆっくりと…って、もう皆様、座ってますね。
  …ね、実に色々分かっているお客様方ですね…。」
 …(笑

■09.何の変哲もないLove Song

 バンドメンバーが一旦ステージから去り、ステージ上はKANさん一人に。
 「えっと…2005年ですね、オフィシャルサイトを立ち上げたんですが、その時、
  記念にですね…もう、みなさんに気づかれないようにこっそりとね、まぁ、
  ハイセンスなみなさんだけは気づいたと思うんですけど、弾き語りアルバムをね、
  作ったんですが、その中に収録されているナンバーを聞いてください」
 と、『何の変哲もないLove Song』へ。彼、ハイセンスという言葉が好きだな。

 しかし、良い曲です。バンドライブの最中でも映えますね。

■10.星屑の帰り道
 11.言えずのI Love You

 ここからは、アコースティックコーナー。
 最前列で、西嶋・清水・KAN・センパイがアコギ、矢代(敬称略)が木琴を担当し、
 先ずは『星屑の帰り道』。中盤は、開幕時の激しさが息を潜めて優しい空間に。
 この歌を生で聴くのは初めてですが、歌詞が歌詞だけに、グッと来ちゃいますね。
 切なすぎです。

 続けては、
 「えっと、次はね…もう、デビューする前からの曲を、ね。…デビュー前の僕はね…
  ね、気持ち悪かったですよね」
 いきなり何をいうかな!?的に客席大爆笑!
 「今も、まぁ…十分気持ち悪いことは気持ち悪いんですけど、あの頃の気持ち悪さは、
  まぁ、サラッとした…ね、そんな気持ち悪さだったんですけれども」
 サラッとした気持ち悪さって、どんなんやねん。
 「今のはね、ドロッっとしてますから…うん。そんなね、ちょっと違う気持ち悪さ、
  そんなのがあった頃の曲を聴いてもらいたいと思います」
 もう…どうツッコんでいいのやら…と思った所で
 「『言えずのI Love You』」
 そう、初期における代表的なナンバーでした。ちょっと歌い方が渋いですが、
 いやいや、いつ聞いても名曲は色褪せませんね。

 …ってかぁ、この曲の紹介でこれはないだろー!(笑
 ん?いやいや、こうやって、オトすのが彼流の「照れ隠し」。このMCが無いと、
 こんな青春国道202なストレートラブソングは歌えないんですよね。分かります。
 ってか、今の自分の思考は、彼の思考そのまんまですからね(笑

■12.Cover Girl
 13.僕のGENUINE KISS
 14.TOKYOMAN
 15.愛は勝つ

 2曲でアコースティックコーナーは終了。
 ここでは、バンドが体制を整えるため、少し長めのMCが入ります。

 「えー…ね。先日、ベストアルバムが発売になりました」
 会場からは拍手!
 「ね…ここに居るハイセンスな皆さんは、もう3枚は買ってくださってると思いますけど。」
 会場からは苦笑!
 「でね、こないだ山野楽器に行ったんですよ。そしたらね…確認するじゃないですか。
  こう…洋楽のコーナー行くフリなんかしながらね、自分のどうかなー…なんてね。
  そしたら、まだね、初回版があるんですよ!これねぇ…ちょっとマズイんじゃないかと…」
 まぁ、確かに…。
 「ね、今日、無理やり友達に連れてこられたとかいう方も居ると思いますので…、是非ね、
  ダレなんだこいつは的なのもあると思いますけど、ベストアルバム、手にとって欲しいですね」
 うむ。ファンとしてはそう願ってますですよ。
 「初回版があるうちは、初回版が良いですよ。ね、初回版は、特典満載ですからね。
  ダレも書いてくれなんて言ってないのに、自分で勝手に書いたライナーノーツ付いてますし」
 会場大爆笑!
 「中央のページにはね、なんと、0歳から今までのね、自分の顔写真がずらーっと並んでます!
  これを見るとね、中学、高校、大学…ね、そして中日ドラゴンズ時代…」
 おい、お前のどこに中日ドラゴンズ時代があんねん(笑
 「ずっとね、ルックスだけでやってきたということが、よーく分かる仕組みになってます」
 いや、それだけは絶対に分からないし、理解できないから(笑

 この、しれっとしたルックスネタは、やっぱり会場にバカ受けしますね。
 みんな、腹が捩れるかのごとく爆笑しまくり。まったく、どういうライブなんだか…(笑
 「じっくり見続けると、あ、ここでプチ整形したな!なんてのも分かりますけども…。
  ね。ルックス勝負ですからね。まぁ、そんなベストアルバム、宜しくお願いします。
  さて、後半戦は、そんなベストアルバムをね…全く無視した選曲でお送りしたいと思います!」
 無視すんなー!!(笑

 すごい雰囲気の中、『Cover Girl』へ。自分的に5指に入る好きな曲で、これを始めて生で。
 んー!凄いいいわぁ…。でも、演奏的には、1999年のライブの方がジャジーで良かったかな?
 最近のライブは、弾き語りとの対照感を出す為か、ちょっとロック寄りなんですよね。これは、
 次の『僕のGENUINE KISS』然り。これも、1997年ツアーの演奏のほうが好みだったかな。

 哀愁炸裂の『TOKYOMAN』を経て、お馴染『愛は勝つ』へ。なんだかんだ言って、
 この曲はやっぱり盛り上がるんですよね。後半、天に昇るかのようなライブアレンジもGJ。
 ここに来て、吹っ切れて演れるようになってきたのかなー、と思います。

■16.テレビの中に

 ここで、一旦休止。
 「さて…この度、私はデビュー20周年…正確には、21周年を迎えました」
 わー!!と、客席から拍手。
 「でね…、最近、色々な本格派アーティストの方々と仕事をすることが増えたのですが、
  彼らは凄いですよね…この、音楽への真摯な取り組み方とか…ホントに凄いです。
  そんな彼らを見てるとね、よく自分なんかが、音楽活動を続けていられるな…と。
  つくづくね、自分はルックスだけで、20年間もやってきたんだナァ…と思いますね」
 会場、再び大爆笑!!あーりーえーねー(笑

 「そんなんでね…節目の年を迎えましたので、ここは一つね、初心に帰って、
  謙虚な気持ちで、デビュー曲を歌いたいと思います」
 と、不自然なほど当たり前のことを言ったと思いきや、彼はいきなりマイクを両手持ち、
 体の正面で構え…そう、まるで80年代のアイドルのようなポーズを取ったかと思うと、
 ブリッコボイスに声を変え、
 「心を込めてうたいますっ!聞いてくださいっ!」

 と、デビュー曲である『テレビの中に』のイントロが始まったかと思いきや…
 歌い始めるは…『センチメンタル17歳』!!ぉーいー!!!!
 会場は割れんばかりの大爆笑!!

 この『センチメンタル17歳』というのは、彼の楽曲の中で伝説となっている、
 『イメージデビューソング』!アイドルとしてデビューした、という意味不明な設定の為、
 それを充足すべく作られた、80年代アイドルポップを連想させる、ニセデビュー曲!
 もちろん、タイトルからして松本伊予の「センチメンタルジャーニー」を意識した曲だと、
 イヤでも理解せざるを得ないのだが、そんな…94年のツアーだけで披露された幻の楽曲が、
 今ここに…!!しかも、ステージ上のオッサンは楽しそうに、踊りながら歌っていて…。

 もう、笑いがとまらねー!!
 と、客席は遠慮なく笑い転げ続け、彼は気持ちよくAメロまで歌った所で
 「ちがーう!!」
 ベース担当の西嶋さんが、演奏をストップ!
 この止めっぷりは、ライブでは恒例だったりして、ここも爆笑ポイント!
 「ちがうでしょ!ちゃんとしようよ!!」
 指摘する西嶋さんに、神妙に頷くボーカルの人(笑
 ドラム、キーボード、ギターの方にも、ごめんなさいと会釈して、再び定位置に。

 さぁ、仕切りなおし!と、再び始まる『テレビの中に』のイントロ。
 と、思いきや…やっぱり!!また『センチメンタル17歳』を歌い始めた!!
 テンドンかよ!!(大爆笑)お、面白すぎる…この人たち、バカだ!!!

 と、「ピーッ!!」と響き渡るホイッスル!!止まる演奏!!
 「ちがーうっ!!」
 叫ぶ西嶋さん。今度は、ボーカルの人(笑)を指差したりして。
 「ちがうでしょ!!初心?無いっ!謙虚!?無いっ!!ちゃんとしようよ!!」
 神妙に頷くボーカルの人(笑
 ドラム、キーボード、ギターの方にも、ごめんなさいと会釈して、三度定位置に。

 で、三度目はちゃんと『テレビの中に』を(笑
 この歌、ライブ形式で聴くのは初めて。おおー、初々しいなー(笑
 しかも、デビュー曲らしくノリが良い楽曲なので、
 「♪もうじき行くよテレビの中にー!!」
 のところで、右手を振り上げたりして…うーん、良いノリだ、最高(笑

■17.West Home Town
 18.ぼくの彼女はおりこうさん

 さて、ここからは盛り上がりを持続し、暴走系の楽曲へ。
 故郷、九州は福岡を歌った『West Home Town』は95年ツアーと同様のノリ。
 そして…こちらは自分、初めてとなる『ぼくの彼女はおりこうさん』。原曲は、
 30にもなるのに枕が彼女です!という、なんか自分が聞いててイヤー…になる曲だが、
 この曲がリリースされて15年、45歳の彼は、自分の30歳時代をあざ笑うかのように、
 この上なく楽しそうに、イヤミったらしく歌い上げる(笑

 と、2番のサビが終わった所で
 「メンバーの名前と年齢を紹介します!」
 なんで年齢やねん(笑
 「ベース!西嶋正巳!!48歳!!」
 「ギター!中野豊!!49歳!!」
 「キーボード!矢代恒彦!!47歳!!」
 矢代さんは、眼前のアクリル板にスプレーで「47」と書いたりして、大ウケ誘ってました。
 そしてー…
 「ドラムス!清水淳!!50歳!!」
 おおーっ(笑)現れた大台突入者に、照明さんがピンクな光で応えたりして(笑)、
 ワケわからんバンド紹介が終了、楽曲に戻ると
 「♪あえて英語で言うなら今年でふぅぉぅてぃふぁぁーいぶっー!!」
 これまたワケわかんない事を楽しそうに歌い上げて、長い事続いたこの曲終了!
 いやぁ、バカだ(笑

■19.すべての悲しみにさよならするために

 で、あのバカさの後に『すべての悲しみにさよならするために』を持ってくる。
 これがKANの凄さの一つだね。

 彼は以前、
 「この曲は、どんな状況で歌っても良い曲。状況に左右されるような曲ではない」
 というニュアンスの事を話していたけど、そういう自信があるからこそ出来る芸当。
 凄すぎる…。まぁ、いわゆる「ギャップ萌え」もあるのかもだけどね。

■アンコール

 いつものように
 「わざとらしくなるので、2段構えの終わりにしますと、前もって言っておきます」
 という「予告アンコール」が無く、バンドがステージから退場。ありゃ、珍しい。

 と、アンコールの拍手に促されて再登場した彼らは…なんと、バグパイプを手に!
 うぉ、すげー…何をする気だこの人たちは…と、思いきや。横一列に整列し会釈すると、
 いきなりバグパイプの一部を引っこ抜いた!!

 と!!なんだよ!リコーダーが仕込んであったのかよ!!
 ってか、なんだその小道具は!どこでどうやって仕込んだんだ!?
 そんなツッコミ満載な小細工に気を奪われる間もなく、始まったリコーダー五重奏。
 これがまた、小学5年生頑張って演奏しています!みたいな出来で…(爆笑
 本当に何がしたいのかさっぱり分からなかったんだけど、演奏が終わると、
 みんなして、これまた「終わった!やりきりました!」みたいな爽やかな顔で会釈し、
 そのまま袖に退去したりして、もう…なにがなんだかワケわからん!面白すぎる!!

■20.適齢期LOVE STORY 2008

 爆笑とともにダブルアンコールを促す拍手。
 そしてー…アンコールといえば、もうこの曲しかないですね!
 『適齢期LOVE STORY』、今度は2008 ver.!!

 ステージ上で暴れまくるKANさん(笑)
 恒例の、2分でライブをまとめるダイジェスト(=各曲を数フレーズずつ纏めて、
 この日演奏された全楽曲を振り返るという、KANさんライブの名物コーナー)も健在!
 この日の彼の暴走は留まる事を知らず、ピアノの上にまで上って歌いだした!!

 と、その時。
 袖からスタッフが…巨大ブロアー(空気を出す機械)を持って登場。
 何をするかと思いきや…下からKANさんに空気を当てだした!!
 そう…今日の彼(ら)の衣装は、タータンチェック…そう、いわばスカート!
 そこに下から空気を当てれば…そうですね、めくれちゃいますよね(笑
 空気に逆らうように、衣装を押さえつけるKANさん(笑)そして…トドメの台詞…
 「Oh!!モーレツゥ!!!」

 会場大爆笑!
 ってか、お前、それが…それこそが、やりたかったことの全てだろ!!
 今までの20曲は、その瞬間の為の前説でしかなかっただろ!!と、心の中で、
 会場全員にツッコまれながら、恍惚とした表情の彼を残しバンドメンバーが退場。

 お疲れ様でした!

■21.50年後も

 最後は恒例の、弾き語りエンディング。
 ピアノに向かう時、客席からの「木村ー!」という掛け声に、ナニ奴!?とばかりに、
 鋭く反応して笑いを誘ったりしつつも、ピアノに向かったら、彼はもうピアニスト。

 名曲中の名曲『50年後も』を歌い切り、この日のライブも終了となりました。

■ED

 いやー、しかし、今回のライブも良かったデス!
 この人のライブは、本当に面白い!というか、まるでミュージカルのような、
 細かな計算に基づいた舞台づくりには、本当に感心してしまいます。

 しかし…面白い!思わず、追加・最終公演のチケット買っちゃったよ!!
 また金曜日…いきますぜぇ!!(笑

2008年3月12日(水) LOCKS!

 GARNET CROW、6thアルバム…「LOCKS」発売!!
 初回版2種、届きましたよー!!

 で、先ずは特典DVDから見ておりますが…イイ!!
 仁和寺のライブは…凄い!ストリングスワークが…この上なくいい味出してる!
 ネオアコ、しかもダークな曲調には…くぅ、これはいい仕事過ぎる!

 楽曲はこれからじっくり聞きたいと思います〜。

 やっぱりGARNET CROWは凄い!♪

2008年3月14日(金) (T-T)

 今日行く予定だった、KANさんのツアー最終公演。

 …いけなかった…(T-T
 開始2時間前に、急遽で仕事が入ってぇ…。最悪…。


 とぼとぼ帰ってきて…今は、3/12にも書いたGARNET CROWの仁和寺ライブDVD鑑賞中。
 うーむ…KANさんは残念だったが、これはこれでいいかもしれん…!!

 この日の女性陣はドレス姿なのだが、こういう格好をするとゆりっぺより七様のほうが映える…!
 寒いだろうに、胸元はだけたドレスを身に纏いながら鍵盤に指を走らせる七様…いいーっ!!

 ゆりっぺも、勿論可愛いですけどね!
 ライブんときはいつも髪をポニテにしてるのが可愛いのよ〜♪

 ただ、彼女はいつもポニテだ…と、不満に思っているファンもいるようで、難しい…

2008年3月15日(土) 薬ヤバイ

 と、書くと…とんでもないことをしているようなのだが。

 花粉症の薬の事です(笑
 今年は花粉がひどいので…2年ぶりに服用しているのですが…これもまた辛くて。
 先ず一つ、眠くなる。…昨日なんて、ホント、一日中寝てたぐらいですから。
 二つ目、体がだるくなる。これは多分、体の代謝を抑えることにより、炎症を防いでる…、
 そんな理由に起因してると思うんだけど、思いっきり弱る。5km走るのが困難、
 こんな状態は近年無くて、昨日は走っていて泣きたくなって来た…(涙

 そんなんで、今日はちょっと、薬の服用を止めてみました。
 でも、朝っぱらから花がとんでもない事になっていて、ホント良し悪しです。
 困るねぇ、この季節は…。


 おまけ。

 春が近づいてきました。

2008年3月16日(日) 薬ヤバイ その2

 昨日、花粉症の薬を飲んでいると、5kmも走るのが困難…と書いたけど。
 本当にそうなのか…比較をして見るために、今日は薬を飲まずに過ごしてみました。

 すると…どうでしょう。
 10km、普通に…なんともなく走れるじゃないですか!し、信じられん…!
 この薬、ココまで体に影響を及ぼすものなのですね…怖い!!

 しかし、ここまで体の代謝を抑える薬があるんだから、逆に代謝を高める薬、
 すなわちドーピングというのも、かなり効果があるもんなんだろうな、と思ったり。
 何れにせよ、薬ってばホント怖いですね。毒の適正利用が薬だというのは、間違って無いなぁ。


 今日は、来年入社の社員のための採用面接で一日中会社。
 本当は…音♪劇場のレポートを書きたいんだけどー!!うーむ…。

 こればかりは、適当にちゃちゃっとあげたくないので、今しばらくお待ちください。


 おまけ。

 一足早い春。ちょっと、早まっちゃった可愛い娘さんです。

2008年3月18日(火) 一段落(ふー

 ここ3ヶ月ほど掛かりきりだった仕事が、やっと今日で一段落(ふぅ…
 あまり生産性もなく、前向きな仕事でもなかったけど、自分しか出来ない事だったので、
 半ばしょうがなく取り組んでいたり…と、あまりポジティブな案件ではなかったけど、
 これはこれでカタが付いたので、また明日からは、前向きに仕事していこう〜!

 しかし、こうして社会人をしていると、たまに…生産性が無くてもしなくちゃいけない、
 そんな風な、あまり関わっても得にもならんような仕事が舞い込んでくる事があるね。
 今後は、こういうのを如何に避けていくかも、試されているのかもしれないなぁ…。

 しかし、大変だった!
 年月にして俺の人生と同じぐらい、金額にして俺の生涯賃金の1000倍以上の話に、
 やっとカタを付けたんだから…。いやはや…まったく。
 言葉にならないなぁ(苦笑

 よくも、こんな事手がけながら、イベントや芝居、ZARDの全ライブに足を運べたものだ!
 自分でも驚いてしまう…!まぁ、その分…ちょっと体調にしわ寄せ来てるんだけどね。


 最近、ZARDの「Get U're Dream」を聴くと、なぜか涙が出てきてしまう。

「例え遠く 離れてても
 I hear your voice 君の声が
 倒れそうになった時 かすかに声が聞こえた
 I wanna be with you, but you're far away
 だけど夢や希望があるから
 今よりもっと強くなれるはず
 I will... Get U're Dream」
 −ZARD, "Get U're Dream", words by Izumi Sakai, 2000−

 このフレーズを聴くたび、涙腺が熱くなっちゃうんだよなぁ…。

 それに。
 Get U're Dream、という表記と音の流れは、非常にリズミカルで絶妙なセンスだ。
 発音としては「げっちゅぁどりーむ」と表記するのが近いのだが、実に美しく、
 まさに「作詞家・坂井泉水」の真骨頂だなぁ、と思うのだ。

 ちなみにこの曲も、ここではおなじみの大野愛果さん作曲。
 追悼ライブツアー、大野さん登場時の紹介MCでは
 「『Get U're Dream』、『瞳閉じて』等の作曲を担当された…」
 と言われる、彼女の代表作の一つですね。彼女自身によるコーラスも良い。
 なお、『負けないで』編曲の葉山さん、『永遠』作曲・編曲の徳永さん、
 それぞれのバージョンが存在もする、気負わずに聞けて、爽やかで優しい曲です。

2008年3月22日(土) ZARD What a beatiful memory 2008 新潟公演

 今回もまた、諸情報から。

■バンドメンバー・フォーメーション(敬称略)

 4列目:C(岡崎)
 3列目:D(山口)・V(坂井)・D/Pa(車谷)・AG/C(大田)
 2列目:M(大藪)・B(麻井)・G(大賀)・G(阿部)・K(大楠)
 1列目:B(徳永)・PF(大野・大楠)・C(大野)

■セットリスト

 横浜公演と同様

■バンド紹介演奏順(敬称略)

 G・大賀→D・山口→G・安部→D(&Pa)・車谷→K・大楠→B・麻井→C・大野
 →M・大藪→C・岡崎→AG&C・大田

■MC担当(敬称略)

 FM−NIGATA ナカムラチカゲさん

 仙台公演から、殆ど変わっていません。
 今後、サプライズがあるとしたら「翼を広げて」リリース後のタイミングになるでしょうか。

 今回も、実に良かったのですが…ただ、良かったのは、普通のライブ比の話で、
 ZARDのライブ…What a beautiful memory tour〜2008の流れの中で考えると、
 ちょっとどうかな…と思ってしまうような、ムラが結構ある公演だったのは否めないかと。
 今回の公演だけ見にきた方はご満足頂いていると思いますが…例えば、仙台公演と比較すると、
 圧倒的に演奏のクオリティが劣っていた今回でした。なんか…間違いが多かった!!
 大賀さんも最初元気が無かったようですし、どうしたんでしょうかね…
 ずっと気になりながら、演奏を聞いていました。

 たまたまみんなの調子が悪かった…ということであれば、まだ救いがあるのですが。
 次回からの西日本シリーズは、万全の体制で挑んで欲しいものです。

 あ、それと。
 今回のスタンディングは「こんなにそばに居るのに」と、記録達成!
 しかも…その一番手は、自分と、1列目中央の方が同時!うひゃー、ついにやっちゃった!
 スタンディング一番乗り!結構、度胸がいりましたが…やって良かったかな!?と、
 今は余韻に浸っているところです。

 では、詳細なレポートはまた明日以降。

2008年3月23日(日) ZARD What a beatiful memory 2008 新潟公演 その2



 仙台以来、実に1ヶ月半ぶりの参加となるWABM2008。
 でも…実感としては、もっと長いんじゃないか…と思うほど、久々感が強い。

 自分が高校生だった頃、ZARDというのは…ある意味「虚無」的な存在だった。
 坂井泉水と出会ってから16年、彼女の存在がリアルに近づいたことにより、
 新たにこんな感覚を抱くように成るとは…ただが1ヶ月半なのに。
 16年の日々と比較すると、まさに一瞬だというのに…。



 東京発10時台の新幹線で新潟入り。新潟は初めてなのだが、随分と近い印象。
 新幹線って本当に凄いな…と思う。実は、節約のために高速バスという手段も、
 考えたことは考えたのだが、時間が読めないことから見送った。
 しかし、自分も贅沢になったものだ…まぁいい。このお金が出せるのも、
 坂井泉水・ZARDに励まされ、背中を押されてきたからこそ。
 自分の収入は、彼女の歌声によって形成されていると言っても過言ではない。
 そんな彼女に、全身全霊を持って還元するのは、人としての礼儀だろう。

 新潟入りしてからは、ホテルにアーリーチェックインの上、会場への経路調べ。
 どうも、公共交通手段はバスしかないらしい…わ、分かりにくい…。



 駅前のバスターミナルで少しばかり困惑しつつ、3時15分に会場へ。
 既にCD関連の物販は開始していたが、ツアーグッズは3時半からとの事なので、
 例によって列に並ぶ。少し押して3時35分物販開始。自分は、実質的に3番目。
 地方は物販が楽でいいなぁ…とつくづく思う。昨年の武道館の修羅場は…(苦笑

 で、物販。 残念ながら、「負けないでオルゴール」が完売しており、
 「えー…」と前の人が困惑した声を出していたのが印象的。まぁ…そうなるよね。
 いくら2007からの継続販売とはいえ、一連の流れなのだから、地方の方々にも、
 ちゃんと買える位の数は用意しておいて欲しかったと思う。
 自分は、恒例の「メモリアルノート+ポスター」を購入して、列を外れると…
 CD販売で、オフィシャルピアノ/バンドスコアが販売されていることを知り、
 慌ててそちらの列に加わる!神戸の時、それらは販売されていたものの、
 持ち合わせが無いため見送ったら、横浜・仙台と「在庫無し」で販売せず。
 涙を飲んだものだったので…無事ゲットできてよかったぁ!

 なお、今回の物販、販売員さんが慣れていないためか、監督者と思しき人に、
 かなりキツイ指導をうけていたりしました。それはまぁいいんだけど、
 指導する人…列を止めて、並んでいる人に聞こえる場所で説教するのは如何かと。
 こっちとしては、販売員さんの一生懸命に万事OK、許そう!と思ってるのに、
 貴女のヒステリックな声による、行列を考慮しない指導にイライラですよ!
 大体、貴女方、仏頂面でポスター取りに行って、投げるように販売員さんに渡すの、
 それこそ指導モンですよ!!その場で説教したろうか、と思ったぐらい。
 一連のWABMで初めて、頂けないなぁ…という感情を抱いたのが、この上なく残念。
 あと、今回の販売員さんは、白い手袋を片手にしかしてなかったですね。
 作業しにくいかもしれませんが、ここは是非両手にしてください。
 (物販開始前、各位が手袋をしながら、各商品の箱を開閉したりして、
  感触を確かめた上で…というのは、見ていたので分かってますが…これはね)



 さて、この時点で4時。開場が5時半なので、例によって時間がある。
 と、いう事で裏手に回ってみて、ツアートラックチェック。
 今回はなんと、4台も止まっていて…!いまだかつて無い台数に驚くと共に、
 再び人数が増えるのか…!?と期待もしたり。さて、ステージはどうなるか…?

 会場内をフラフラしていたら、あっという間に17時。既に入場列は出来ていたが、
 自分はというと、少し疲れていたので2Fロビーの椅子で少し転寝しつつ、
 5時40分を待つ。なぜこの中途半端な時間かというと…実は、
 自分もよく訪問し、お世話になっているZARD系HPの掲示板参加者との、
 初顔合わせを予定していたから。ZARD系の方々とお会いするのは初めてで…
 少し緊張するも、無事(?)数名の方と邂逅でき、良かったデス(^^;
 しかし、開場時間後に、モギリ前での集合にしてしまったので
「あれ、かわさきさん、時間設定、勘違いしてませんでしたか?」
 とか言われちゃった…(苦笑
 ちがうの、会場内部で整列させるとは思ってなかったので、場所設定の間違い(苦笑



 そんなこんなで、入場。
 今回は、e+の先行予約で席を確保したのだが、なんと23列目と、殆ど最後尾。
 しかも、真後ろが入場口で、開演前から相当に喧しく、前途多難を予感させる席。

 …果たしてどうなることやら…。

2008年3月25日(火) Happy birthday! Yayoi Takatsuki!!

♪「君と僕との間に 永遠は見えるのかな」
 どこまでも続く坂道
 迷わずに We've got your love We've got your love
 Just Fallin' Love again
 −ZARD, "永遠〜君と僕との間に〜", 1995−

 やよい、誕生日おめでとう!!

 元気で一途で直向な、そんなキミで出会わなかったら、僕はあさぽんにも、
 音♪の世界にも出会う事は無かったんだよね…!

 だから、心を込めて伝えるよ。精一杯の…ありがとう、を!
 そして…何よりも大切なこと。これからも…永遠に…よろしく!!

2008年3月29日(土) My Best Album...

 最近、ZARDな方々からメールを頂くことが増えました。
 当HPに来てくださっている、それだけで何よりも嬉しいのですが、それ以上に、
 決まってメールに付されている言葉、
「かわさきさんの、ZARD・坂井泉水さんに対する想いが伝わってきます」
 が、本当に嬉しいです。
 そして…自分の、ZARDに対する想いを通じて、当HPを訪れてくれた方々が、
 ZARDへの想いを再確認したり、新しい側面を見つけてくれたりしたら、なお嬉しい。
 そんなことを、考えていたりします。


 さて、そんなZARD。
 おそらくZARD系最高のポータルである、Tandoさんの"About ZARD"の掲示板にて、
 「どのアルバムが、あなたは一番好きですか」
 という話題が振られていました。たった一行で書けてしまいますが、
 その内包する問いの重さといったら、どれだけ悩んでも結論が出せなさそうな勢いです。

 この話題、スレッドを見たときすぐ、自分も色々考えては見たのですが、
 イマイチ「揺れる想い」に決着を付けることが出来ず、レスを付けられず。
 と、思っていたら、ウチのBBSでも話題になりまして…しからば、と。

 自分がZARDと初めて出会ったのは、1992年の9月「眠れない夜を抱いて」でした。
 この曲が自分に与えた衝撃は、言葉で安易に表現しきれるものでは無いのですが、
 先ずは声に、続いてメロディに、そしてさらには歌い手の容姿に惚れた、
 その胸の高鳴りは、今を以って鮮烈に脳裏に焼きついている次第です。
 さらに、その高鳴りが未だ新鮮な時に、手に取ったアルバム「HOLD ME」も、
 自分の人生を左右するには十分な存在だった…というのは、今の自分を見れば、
 ココを読んでいる皆様からしても、十分に納得がいくものだと思います。

 さて、では、そんな「HOLD ME」が自分にとってのZARDベストアルバムかというと、
 実は、そうではないのです。BBSには書きましたが、自分にとってのベストは、
 それから2枚後、ZARD5枚目のアルバムとなる「OH MY LOVE」なのです。

 みなさんは、好きなアーティストのアルバムが出る時、どんな気持ちになりますか?
 待ってました!でしょうか?それとも、楽しみーっ!!でしょうか?では、自分といいますと…、
 「…大丈夫かな…」
 というのが、正直なところ。しかも、これは「(自分が)大丈夫かな…」であり、
 いつもいつも、微妙な感覚に陥るのです。

 というのも、好きな歌手であれば有るほど、新しく出るアルバムの世界観が、
 自分の感性とマッチングしているか心配になってしまうのです。新しいアルバムを、
 好きになれるのか、心配になるのです。もし好きなれなかったら…と、恐ろしささえ、
 時には胸を過ぎるのです…。心配性というか、臆病者というか…。

 当然、ZARDも例外ではなく、初めて出会って以来、ずっとそんな感覚を抱いてきました。
 しかし、「HOLD ME」に続けてリリースされた「揺れる想い」は、そのセールスが表すとおり、
 文句なしの出来栄え!今回の追悼ライブでも演奏される「Season」、「In My Arms tonight」、
 「I want you」、「君がいない」、表題曲である「揺れる想い」、そして代表曲「負けないで」。
 期待以上の完成度に…感嘆の溜息しか出なかったのを覚えています。

 その一方で。
 ココまでの仕事をされると…次のリリースが怖くなるのが、自分なのです。
 もし、次のアルバムに落胆してしまったら…ひょっとしてZARDに興味が無くなってしまうのでは、
 なんて事を、真剣に悩んだものでした。

 しかし…そんな複雑な心境の中、自分の元に届いた次のアルバム「OH MY LOVE」は、
 そんな心配を見事に裏切ってくれたのです…!この時の…感動と言ったら…!!
 立て続けに自分の期待以上の作品をリリースし続ける、そのクオリティの高さは、
 どう言葉で表現をしていいのか分からないのですが、正に「神業」だったと…。

 そして、なにより自分、このアルバムに収録された曲に、疑義が全く無いのです。
 どの曲も、素晴らしい!の一言で片付けられる、そんな作品達なのですよ。
 さらに、収録されるバランスも極めて良好。どんなに聞いても飽きない、
 瑞々しいまでのアルバムなのです…。このアルバムばっかりは、どの曲も、
 文句無くシングルカット出来そうな勢い。10曲中8曲が、ライブで披露されているのにも、
 その支持率の高さが伺えるじゃないですか…!!
 ブックレットの写真さえも、それ単体で売れるのではないかと思える美しさ。

 まさに、自分の歴史の中に残るアルバムです。
 しかし…最後「あなたに帰りたい」で終わる、その切なさといったら…。
 聞くたびに涙が出てきてしまう、そんな複雑なアルバムでもあるのです…。

 さて、そんなZARDベストアルバム。
 ZARD系な皆様、彼方にとってのベストアルバムは、どのアルバムですか?

2008年3月29日(土) IDEA

 この間、KANさんのバンドツアーに参加して、最新曲「IDEA」を聞いたとき、
 不思議と泣けてきたのだが…改めてCDを聞いてみると、やっぱりいい曲だと思う。

 こんな曲が書けるからこそ、彼は厳しいであろうJ−POP界の中で、
 不思議とリスペクトを集めながら、逆にこちらから見れば、驚くほどに飄々に、
 やっていけてるのだと思ねぇ…。

 いやぁ、実に良いYO!(w

2008年3月29日(土) 心を開いて

 今日は、ZARD追悼ライブツアー「What a beautiful memory 2008」大阪3Days、
 チケット発売日でした。この後は、5/27の一周忌の東京代々木体育館での公演を残すのみ。
 所属するBeingの本拠地が大阪ということもあり、実質的には、この大阪3Daysが、
 2008ツアーの千秋楽的な公演となるのは間違いありません。

 と、自分もチケットを取るべく頑張ったのですが…。ぴあもイープラスも、う、動かないっ…!
 久々に、冷や汗をかきながらのチャレンジとなり、どうにか日曜日だけ確保。
 確保できただけでOKなのですが、しかし…スタートの神戸が当日券まであったのに、
 大阪になるとこういう状態と言うのは、どういう差があるんだろう?分からないなぁ。


 しかし、これで…昨年から続く追悼ライブツアーも、いよいよ終わってしまうのだなぁ…
 なんて考えると、かなり切なくなって、昼食をとりながら、ホロリとしてしまった…。
 次はいつ、こんな機会に恵まれるんだろう。……そう遠くない将来だといいな…。


 あと、やっと羽田裕美さんの、ZARDピアノインストCD「心を開いて」をゲット!
 銀座HMV、渋谷HMV、渋谷タワレコ…どこ行っても売切れだったこの作品、
 ヴァージンメガストアでやっと手にとることができました。ってかHMV、
 通販分も確保できてないって、ちょっと許せないぞ、ぷんぷん。

 内容自体は、ZARDのインストといえば!な池田大介さん編曲だけあって、良いですね。
 「負けないで」のアレンジメントは特に、今回のツアーのOPナンバーと似ていて、
 この上なく切ない気分にさせてくれます…。今日はこのCDを、ヘビーローテといきたいところです!

2008年3月30日(日) ZARD What a beatiful memory 2008 新潟公演 その3


■開演・負けないで(Instrumental Ver.)

 開演時間が過ぎると、右隣の方が時計を気にしだす。
 ひょっとして、遠征している方で、終演時間も遅れることを気にしているのかも。
 確かに、今回のツアーは3時間弱の公演のため、少しでも終演時間が遅くなると、
 最終の新幹線を捕まえることが出来なくなる。まぁ、これが理由で、
 自分は一泊することとなったのだが…。

 10分弱を経過したところで、後部中央に位置しているミキサーさん達が頷きあい、
 左端の機械に手を伸ばしたところで、照明が落ちる。おーっ…という低い声と、
 抑え目な拍手の中、始まったのは『負けないで(Inst. Ver.)』。
 例によってサビから始まったメロディがAメロに移るころ、メンバーが袖から登場。
 仙台よりかなり早い段階で全員が定位置に付き、静かに開始時間を待つ。
 2度目のサビが終わり、音がフェードアウトするとと同時に、語りかけるような、
「私はいつもー…本当に…言葉を…詞を、大切にしてきました。
 音楽でそれが伝わればいいな、と思っています」
 が会場に響き渡ったところで…。

■揺れる想い〜遠い日のNostalgia

「1、2、3、4−っ!!」
 の掛け声とともに、不動のOP曲『揺れる想い』!
 1ヶ月半ぶりの『揺れる想い』に胸を熱くしつつ、クラッピングを開始。
 しかし…う、新潟の皆様は、大人しめの鑑賞がお好みのようで、
 会場全体から、あまり拍手が聞こえてこない…というか、全然聞こえてこない。

 でも、これはある意味、正しい風景なのかも…。
 自分などは、これでもう7回目の参加ゆえ、勝手も分かっているし、
 追悼の気持ちの表現の仕方も、回を重ねるたびにアクティブに変化してきている。
 しかし、これが初めての追悼ライブ参加の方々は、やっぱり…坂井泉水さん、
 その世界に身を委ねるかのごとく、音に浸りたいのは当然でしょう。
 それこそ、自分にとってのWABM2007の大阪の時のように。

 と、言うわけで、自分も今回はクラッピングを控えめに。
 しかし、仙台とは大きく会場のノリも雰囲気も違う。良し悪しの問題ではなく、
 「違う」。雰囲気的には、昨年のライブと似たような感じで、あのころの気持ちが、
 自分の中にもよみがえって来た様なOPナンバーでしたね。

 ところで…今回、2曲目の『IN MY ARMS TONIGHT』で感じたのですが、
 明らかに、大賀さんが大人しい感じで演奏されており、どうしたのかな…?と、
 少し心配になったり。愛知では、後ろに反りすぎて転倒しそうになったとのことで、
 若干、パフォーマンスを抑えられているのかも…なんて考えつつも、
 やっぱり大賀さんが元気ないと、ステージの躍動感が乏しい…と思っていたら、
 その分、お隣のベーシスト麻井さんが、大賀さんばりに暴れてる!!(笑
 いつもは、かなりクールに演奏される麻井さんだけに、これにはビックリ。
 麻井さんの新しい一面を見れたような気がして、思わずニヤリ。
 加えて、岡崎さんも情景たっぷりのコーラスを披露していました…が、
 でもやっぱり、今回のバンドは大人しい感じなのでした…。

 で。
 『遠い日のNostalgia』まではいつものとおり進行。
 しかし、この時期に聞く『遠い日のNostalgia』は、心が透き通る想いですね。
 初めて聞いてから16年。あの頃と変わらぬ想いを抱きながら、
 この曲と接することが出来る事に、感謝を…。

 余談ですが、この段階ではパーカッションを担当されている車谷さん…彼、
 右手に持っているマラカスみたいな楽器を、フロアタムに置いたりしてるんですが、
 置くときに全然音がでないのが何か不思議でした。ってか、楽器を机のように…(^^;
 ドラムセットが痛まないのかしら?

■MC1〜素直に言えなくて

 今回のMC(ナビゲーター)担当は、FM-NIIGATAの中村智景さん。
 最初のお話は
「新潟といえば、2度の地震です…」
 と、中越地震関連の話題。担当される番組で、激励ソングを募集したところ、
 決まって上位に来るのが「負けないで」ということで、そんなZARDのライブ、
 参加できてうれしいです、という綺麗な纏め方をされていました。

 さて、今回もメドレーで『Season』からスタート。これまた季節に合った曲で…、
 溢れる切なさが胸に痛い。しかし、自分はこの曲2番の歌詞が好きなので、
 メドレーなのはちと残念。メドレーで曲数を増やすのには賛成だけど、
 季節的にマッチングする曲は、フルで演奏してもらいたかったかなー(贅沢か)。
「♪薄れゆく 君への憧れに 青春の意味を知らされた」
 というフレーズが好きだったんですよ…。もっとも、今は
「♪募りゆく 君への憧れに 永遠の意味を知らされた」
 という想いだけど…。

 『I want you』では、車谷さんが黒瀬さんばりのアクティブドラム!
 心なしか、スクリーンの中の泉水さんも、いつもよりノリノリに見える…。
 この曲では、彼女、腰でリズムを取っているのだが、これが非常に悩ましい…(笑
 ってか、どこまで可愛いのだろうか、この人は!!

 『眠り』PVの、薄いブルーなワンピース姿にウットリしたりしながら、
 4度目のMCへ。坂井泉水…というか、ZARDというと、ジーンズに皮ジャン、
 そんなパブリックイメージですが、本質的には乙女チックな坂井さん故、
 ロングなスカート姿は…もう、ね。見ているだけで溜息が出てきます…。

■MC4→アコースティックコーナー(少女の頃〜・もっと近く〜・瞳閉じて)

 お待ちかね、そして、お馴染みの大野愛果さんが登場。
 「大野さん」の愛称で親しまれる、ユニークな美人さんですね…(笑)。

 さて、そんな彼女がピアノを前にして…その指からメロディが流れ始めると。
 !!こ、これは!!お、驚いた!!イントロが…いつもと違う!!
 サビの後半をアレンジしたような盛り上がりを見せた後、静かなテンポへ…、
 そしていつもどおりの演奏へと。こ、この演奏は…いい!ビックリしたけど、
 さすが、毎回工夫し、新しい坂井泉水さんを見せようとする大野さんだけあります。
 これまでで…一番素晴らしい演奏だった『少女の頃に戻ったみたいに』でした。

 そして、『もっと近くで君の横顔見ていたい』『瞳閉じて』。
 こちらではコーラスに回る大野さんですが、今回は透き通るかのような歌声で、
 磐石のコーラスワークを見せてくれました。前述の演奏も含め、新潟公演は、
 大野さんに殊勲賞を贈りたいですね!!素晴らしいの一言です!

 なお、彼女はコーナー終了とともに上手から退場。
 凛と立ち去る様は美しいのですが、注意して見ていないと、いつ退場したのか、
 全然分からないのは…相変わらずです。

■あなたに帰りたい・I still remenber→(MC6)

 そして…青色のサイリュームが会場を燈す『あなたに帰りたい』へ。

 自分、イントロが流れるとすぐ、サイリュームを点灯させたのですが、
 周囲は「え、ここで…え?」みたいな感じで戸惑っておりました。
 そりゃそうか…自分はもう流れを熟知していますが、普通は違いますものね。
 しかし、相変わらずのガサガサ音は戴けませんなぁ…美しいイントロが台無しです。

 映像の、黒いワンピースな坂井さんに見惚れる『あなたに帰りたい』から、
 同じくアルバム「OH MY LOVE」からのナンバー『I still remember』へ。
 いつも思うのですが、このつなぎ方は反則でしょう…泣くな、というのが無理!
 そんな繋ぎ方ですよ…。…くぅ…。しかし、今回の『I still remember』、
 バスドラによるリズム刻みが、妙に強かった気がします。ドコドコ言ってましたよ…。
 ベースラインが弱かっただけかしら…ちょっと気になりました。

 あ、そういえば…今回のアコギは大田さんだったのですが、ここで用いているのが、
 12弦ギターかどうかは、確認を忘れていました。はぅ。以後気をつけます…。

 MC6は、羽田さん不参加のため録音で。こちらは仙台と一緒で、
 Baby Grandの紹介なども、シナリオどおりの展開でした。仙台と違うのは、
 ここからの曲が、通常通り『止まっていた時計が今動き出した』ということ。
 ゆりっぺ不在の今公演、どうやって繋げるのかと思っていたのですが、
 今回のバンドメンバーが、1999年の船上ライブからのメンバーが多いこと、
 また、そこにはGARNET CROWの古井さん、岡本さんも参加されていたこと、
 そして…GARNET CROWといえば、ボーカルの中村さん提供の曲、というような、
 絶妙なつなぎ方をしていました。

 いつも思うのですが、WABMは構成が絶妙です。同じ事をしてるはずなのに、
 どの会場行っても、それぞれの会場ごとに構成の妙がある…!!

 ※というか、公演別に、これだけ書くことがあるというのは、
  ものすごいですよ…。ネタに困らないのが、驚きです。

■止まっていた時計が今動き出した→サヨナラは今もこの胸に居ます
 →もう少し あと少し…

 ここからは後半戦。『止まっていた時計が今動き出した』では、
 ゆりっぺ不在の分、雪ちゃんがゆりっぺのパートを担います。
 雪ちゃんの声質は「可愛らしい坂井泉水」といった感じで、
 低めのゆりっぺ、高めの大野さんの、丁度中間あたりに位置しているのですが、
 今回は、低めも…かなり迫力のあるコーラスを魅せてくれていました。
 彼女はいつも、安定感のあるいい仕事をするので、大好きです。

 可愛らしい『サヨナラは今もこの胸に居ます』、そして一転、
 重々しい『もう少し あと少し…』と続きます。このときの自分はというと…
 実にソワソワ。と、いうのも、実はTandoさんのZARD系掲示板で、
 この次に来る曲『こんなにそばに居るのに』でスタンディング!という、
 約束をしていたから…。この段階では、誰一人ともスタンディングしておらず、
 このまま行くと…自分が、スタンディング第一号になってしまう…と(汗

 さすがに『もう少し あと少し…』で、スタンディングを開始する人が居るとは思えず…。
 ソワソワ…そして、ドキドキが収まらぬま…。そして…曲が終了を迎えたのです…。

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

multi@din.or.jp
Akiary v.0.51