K's Diary


このページは、たわいのない日々のウワゴトを綴るページです。
なんてツマラナソウナページなんだ(笑)

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'05/4/3

■ GentooLinux

マシンの速さを実感するために(笑)、 Gentoo Linuxを入れてみる事にしました。
もちろん、全てコンパイルするstage1で。

インストールガイドにはGentooで提供しているLiveCDを使っての手順が書かれているのだけど、 読んでみるとLiveCDを使わずとも、ある手順を踏んでchrootさえしてしまえば後は同じようだったので、 とりあえず既にインストールしてあるCentOS4からインストールしてみる事にしました。

インストール完了までは何も問題は無かったのだけど、 起動してみると、「Filesystem has unsupported feature(s) (/). e2fsck: Get a newer version of e2fsck!」とエラーが出てしまう。 いや、そのまま立ち上げても一応は動くのだけど、 さすがに起動する度に出られると、困り者なんだけどなぁ…。

何回か設定を変えてインストールし直したりして悩んでましたが、 ようやっと原因が掴めました。
あいや、解決策はメッセージの通り、 「e2fsckのバージョンを上げろ!!」という事だったんですが。
Gentooのe2fsprogsのバージョンもCentOS4の物も同じ1.35だったし、 LiveCDを使ってmke2fsを実行しても動かなかったので、 当初まさかバージョンの違いだとは(^^;

で、解決を見出したのは、 ここ
下の方に、(英語は苦手なのでかなり適当だが) 「FedoraCore3のe2fsprogsは、非公式のパッチが当たっていて、 他のディストリビューションとの互換性が無いよ。 1.36にバージョンアップすべき」と書いてあるじゃないですか。

というわけで、以下の手順を踏めばちゃんと起動できました。

  1. 「emerge --emptytree system」まで実行。
    この時点で、e2fsprogsの1.35がインストールされている。 (もちろん、今後の更新で1.36以降のバージョンであれば、以下の手順は必要無し)
  2. /etc/portage/package.keywordsに「sys-fs/e2fsprogs ~x86」の一行を追加
  3. 「emerge e2fsprogs」を実行
    ここで、1.36以降のバージョンがインストールされなければならない。
  4. 以下、通常のインストール手順

して、GentooLinuxの使い心地なんですが、 こんな感じでインストールに手間取っているので、まだ実用になる環境が整っていないのだけど、 一つ一つ選んで自分の好みで環境を整えていくのは、なかなか面白い。 まぁ趣味でなければやってられませんが(^^;
/usr/portageの下を見ると、意外といろんなアプリがあるし、 このままメインで使ってもいいかな、なんて思ってます。