ここから先は:「はねまくる」さんの物語です

僕は、マスコミに何故地球所有者になったのか聞いてみた。

「ねぇ、何故僕が地球所有者なの?」

そういうと、マスコミは笑いながら、
「分からないのかい?地球の色は青いからだよ。」

そういい残すと、マスコミたちは帰ってしまった。

「単純だなぁ。」
と思ったけど、周りは宇宙人だらけだし、
変なこと言ったら駄目だなと思って、いいとどまった。

それから1年間くらいは「地球所有者」としてしたわれていたけど、
それからは、みんなもたいしたことないと思い始めたりしていた。
もちろん僕もそうだ。

宇宙スーツの色は何色がいいと宇宙人に聞かれ、
青とこたえたらいきなり「あったり〜」って言って倒れるんだもん。
誰だってびっくりするよな。

僕は、いきなり正気になって、友達と遊びはじめた。
ずっとずっと遊び続けた。

そろそろ夕方だって思って、帰ろうとすると、
まだ日光が照り付けていた。

「あれっ?まだ太陽が出てる。」
「えっ?知らないの?宇宙人が、地球の動きを止めたんだよ。」
「へぇー。」

僕は、そんな情報知らないよと言おうと思ったけど、
友達の言葉を思い出した。

地球の動きを止める?それじゃあ、核を止めたってことになる。
だとしたら僕らはとっくに宇宙へ投げ出されているはずだけど、
何故大丈夫なんだろう。

僕は、それを友達に聞いてみた。

「へ?かなり科学が進んでるんじゃないの?」

僕は、改めて宇宙人のすごさを思い知った。

でも、僕らの知らないうちに、
地球の向こう側では物凄いことが起こっていた。


  1. 地球の向こう側では物凄いことが起こっていた。
    (この分岐より先「ペポペポ」さんの物語です。)


[戻る]


[読む] [説明] [一覧]

[もくじ]